網野学舎

 1月31日(水)、1・2年生の希望者を対象に職業別ガイダンスを行いました。医療・看護・福祉・保育・栄養に関する大学や短大、専門学校から講師の方をお招きし、それぞれの専門分野に関する職業や必要な資格、その仕事に就くためにどんな道に進み、何を学ばなければならないのかなどを直接伺いました。参加した生徒達は自分の興味のある分野について詳しく知る機会となり、大きな刺激を受けている様子でした。

 

例えばこんな「サクセス・ストーリー」

 第1回全国商業高校 Web アプリコンテストにおいて見事グランプリ(最優秀賞)に輝いた企画経営科3年3組の代表3名に喜びの声を聞きました。

 【グランプリ】
 「恐丹後お化けマップ」 恐丹後お化けマップ制作チーム

中垣俊介さん(3年3組・網野中)
 私はプログラミングとアプリ紹介動画の撮影を担当しました。プログラミングでは1文字ずつ確認しながらバグの原因を探すところが大変でした。また、どうすれば使いやすいアプリにできるかというところにこだわりました。私は卒業後、プログラミングを本格的に学びます。先生方が私の将来の夢を後押ししてくれ、私にプログラミングをする機会を多く与えてくださり、こうして成長することができました。本当に感謝しています。

入江 蓮さん(3年3組・網野中)
 私は撮影した動画を加工したり、音声や文字を動画に載せるなどの編集を担当しました。見やすくなるようにみんなで連携しながら作業を進めていきました。グランプリを頂いたと聞いてとてもびっくりしました。高校入学前は人前で話すことがとても苦手でしたが、企画経営科では全国高等学校生徒商業研究発表大会など人前で話す機会を多く頂き、大きく成長をすることができました。建築の道に進学しますが、ここで得た経験を誇りに、さらに頑張っていきます。

河井天真さん(3年3組・網野中)
 私はイラストをデザインしたり、紹介動画に出演してアプリの説明をしました。高校最後で、丹後緑風高校が初代グランプリという栄誉に輝き本当に良かったです。私は中学までは勉強が苦手でしたが、高校に入って簿記などの専門科目に出会い、自分の得意を見つけることができました。将来は税理士を目指してさらに勉強を頑張っていきます。迷惑ばかりかけてきましたが、ここまで成長することができたのも先生方のおかげです。本当にありがとうございました。

...入学前は勉強が苦手だった生徒達が、この3年で成長をし、最後は日本一を掴んだというサクセス・ストーリー。企画経営科にはこんな物語がまだまだたくさんあります。
             

 (取材・文 安達卓能)

 

 3年1・2組の選択国語表現Ⅰ、及び3組の国語表現の最後の授業で、卒業課題である「生活体験発表」を行いました。生徒達はこれまで歩んできた人生をそれぞれ振り返りながら、様々な経験を通して感じた自身の成長や挫折、心の葛藤、そして将来への決意や感謝の気持ちなど、溢れる思いを自ら文章にまとめて堂々と発表しました。時には自分の弱い部分や触れられたくない部分にも真正面から向き合って、正直な思いを赤裸々に発表していました。それぞれの発表に対し、参観者からは惜しみない拍手が送られていました。


 

 毎週水曜日に情報処理室に集まり、パソコンに向かって作業をしている経営実習部。イベントがあれば、皆で商品を企画・開発し、ポップ作りから販売実習まですべてを手掛けています。さらには、様々な場所で研究発表をしたり、中学生に対してマナー講座に出向いたりと、忙しい中にも充実感を持って毎回の活動に励んでいます。
 タイピング作業のかたわら、10名を超える部員一人一人に温かく目を配っている部長の安田和奏さん(3年3組・丹後中)は、「ここではみんな集中して活動に取り組んでくれています。今はみんなで、2月に開催される美書展に向けて、これまでの活動を紹介するプレゼンテーションの練習に取り組んでいます。私はもうすぐ卒業しますが、部員にはこれからも活発に活動して部を発展させていってほしいです。」と、優しくエールを贈っていました。

 

ファイル名:日本教育公務員弘済会.pdf

※PDFを開くには下記「2024年度 京都教弘貸与奨学金事業 募...」をクリックして下さい。

 
 

 ESSの活動は基本「オール・イングリッシュ」で行われています。ALTの先生を囲んでカードゲームやボードゲームを楽しんだり、部員が持ち寄った洋楽を実際に聴いて歌詞の言葉を言い当てるゲームをしたりと、とても賑やかです。また四季のイベントでは、調理室でお菓子を作ったり、海外の生徒とネットを通じてプレゼント交換するイベントを行うなど、普段の授業ではなかなか味わえない体験も盛りだくさんです。
 ESSでは部長を務めながら、華道部も兼務している田中菜々美さん(1年2組・網野中)は、「活動は毎回とても楽しいです。会話も質問も答えるのもすべて英語なので、いつも心地よい緊張感を持ちながら部員と協力してチャレンジしています。私には将来海外に住みたいという夢があり、そこで働くのはもちろん、日本の文化も伝えることができればいいなという思いでESSも華道部もどちらも大切にしています。今後はもっと部員さんを集めて、たくさんの人と英語を楽しんで学べる部活動にしていきたいです。」と、生き生きと話してくれました。

 

 芸術棟にある書道教室。自身の作品と向き合う部員達が、半紙に向かって真剣勝負を挑んでいます。集中した活動終了後は部員みんなで共有するあたたかいブレイクタイムの時です。教室窓から春夏秋冬に移り行く景色を眺めたり、笑顔で談笑したりと、素に戻るこのひとときも、部員にとっては大切な時間です。
 そんな4人の女子部員を束ねるのは部長の中江恋歌さん(1年2組・丹後中)です。「部員はみんな同級生なので、『やるときはやる』というメリハリを大切にしながら、とても楽しく活動しています。今は美書展に向けてそれぞれがこの一年の集大成となる作品を、という思いで作品に向かっています。今後は男子部員も増やしていき、夏の文化祭ではこれまで以上にしなやかで力強い書道パフォーマンスをお見せしたいです。」と、明るく答えてくれました。

 

 1月19日(金) 京丹後警察署長が来校され「サイバーかるた」制作に対して感謝状を贈呈して頂きました。

 「サイバーかるた」は情報モラルの単元とリンクさせて、商業デザインの授業の一環として取り組んでいたものです。この「サイバーかるた」は京丹後市内の各小中学校や公共施設に配布されました。

 

 第1回全国商業高校 Web アプリコンテストが開催されました。このコンテストは、「商業科目」を設置する全国の高等学校を対象にして、高校生が社会や身の回りの課題解決につながる Web アプリケーションを制作し発表を行うコンテストです。

 本校企画経営科3年3組もコンテストに出場し、全国大会を制覇し「グランプリ」を受賞することができました。

 

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 ・賞名:グランプリ

・作品名:恐丹後お化けマップ

 ・チーム名:恐丹後お化けマップ制作チーム

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◆全国商業高校Webアプリコンテスト実行委員長からのコメント

 本作品はWebAR技術を活用しつつ、地図と連携したUIデザインを備え、アイディアとして学校が行っている観光向けの施策である「恐丹後お化け屋敷」のアプリ化という点に着目し、プレゼンも課題設定と解決のストーリーが分かりやすくまとまっておりました。評価ポイントの全てがバランス良く備わっている作品としてグランプリを贈ります。

【結果発表】

https://showebcon.com/result2023



 

 

 2年生は「総合的な探究の時間」に課題研究に取り組んでいます。個別にテーマを設定し、仮説を立てることからはじめましたが、なかなか良いテーマが見つからず苦労する生徒もいました。現在は論文を検索したり、図書館の本を調べたり、アンケートやインタビューを実施したりとそれぞれに工夫しながら探究活動を進めています。

 

 1年生の総合的な探究の時間では、海岸に漂着したプラスチックごみからアートをつくるために、11月22日にビーチクリーンに行ってきました。その後、海ゴミアートの作制に向けて、ゴミの洗浄に取り組んでいます。大量のプラスチックごみについた砂を落とすために、水洗い→洗浄→乾燥をしながら、さまざまな海ゴミについて学んでいます。

 

ファイル名:R5 2月行事予定(生徒向け).pdf

※PDFを開くには下記「2月学校行事」をクリックして下さい。

 
 

ファイル名:R5 1月行事予定(生徒向け).pdf

※PDFを開くには下記「1月学校行事」をクリックして下さい。

 
 

 1月11日(木)の7限目に、大学入学共通テスト壮行会・直前説明会を行いました。
 後藤校長は受験生に対し、「体調管理に最後まで十分気をつけること」、「解答に際しては時間配分に気をつけること」、そして「終わったことは引きずらずすぱっと切り替えること」の3つが大切だと直前のアドバイスを送りました。そして、最後は自分のこれまでやってきたことに自信を持って試験に臨んでほしい、と激励しました。
 続いて、今西進路指導部長から受験上の注意点の最終確認がありました。
 共通テストを受験する皆さん、最後まで自分を信じて、実力を最大限に発揮してください!

 

 前身の網野高校時代から数々の輝かしい成績を収め、今年度もインターハイ個人の部で優勝、世代別の世界選手権やアジア選手権にも出場し入賞も果たしてきたレスリング部。代が替わった今、目下3月に開催される全国選抜大会を目指して毎日トレーニングを積んでいます。
 新しく部を率いるのは北島魂さん(2年1組・四日市市立内部中)です。「男女問わずみんなで切磋琢磨して練習に励んでいます。これまでの歴代キャプテンの姿を見習って、私も部員に積極的に声を掛けたりアドバイスを送るだけでなく、率先して行動で示すことを心掛けています。夏のインターハイの団体戦で表彰台に登ることを目標に、これからも限界を決めずいけるところまでいきます。」と力強く話してくれました。

 

  「行きたい」と心から思える学校に

 承認式を経て、新たな生徒会役員が任命を受けました。新生徒会長・副会長の二人にそれぞれ抱負を語ってもらいました。

【生徒会長】 中山惠太さん(2年1組・峰山中)
 一人の生徒としてだけでなく生徒会役員の一員として、生徒のため、学校のために何か貢献したい、さらにはその活動の中で自分自身がもっと成長していきたいと強く思い、生徒会長に立候補しました。
 昨年はコロナによる規制が緩和され、コロナ前に近い学校行事を開催することができた一方、他学年との直接の交流が少なかったと感じました。そういう課題を含めて生徒会執行部のメンバーとも相談しながら、これまでとは違う「変化」を起こして、生徒みんなが心から「学校に行きたい」と思ってもらえるような取組を提案し実現させたいです。
 私は執行部のメンバーはもちろん、生徒の皆さんや先生方と積極的に話したり、交流を深めていきたいと考えています。互いをよく知り良好な関係を築いていく中で、新しいアイデアが生まれたり、進むべき方向が見えてくるものだと思っています。
 生徒の皆さん、生徒会長は初めての経験であり、私自身非力ではありますが、託された任務は必ず全うします。新しい生徒会役員で学校生活をよりよいものにしていきますので、皆さんの御協力をお願いします。

【副会長】 上羽柚夕さん(2年3組・丹後中)
 私はこれまで、学校生活が今よりもっと楽しいものだったらいいなと思っていました。それを実現するためには自分自身が生徒会役員になって、私達自身が中心となって変えていくのが一番の近道だと思い、副会長に手を挙げました。
 私は年間の全校行事を、クラス単位だけでなく、学年を超えたいくつかの連合チームを組んで競い合うやり方があってもいいと思っています。例えば、連合ごとにTシャツやはちまき、旗などのカラーを統一して作成し、「縦のつながり」をこれまで以上に強く築いていくことで、上下の交流が増えて学校がもっと明るくなるのではと考えています。もちろん、網高からの良き伝統もしっかりと引き継いでいくつもりです。
 私はこれまで人を引っ張ったり、人をつなぐ役割を率先して行動してきました。それをこの生徒会活動にさらに生かしていきたいと考えています。また、生徒会執行部だけが一人歩きをするのではなく、全校生徒や先生方とコミュニケーションを活発にとって意見を出し合ってさらにいい学校を作っていきたいです。皆さんが楽しく学校生活を送ることができるように私達も頑張りますので、これからも一緒に盛り上げていきましょう。

...いつの日も学校の「主役」は生徒の皆さんです。生徒会新執行部とともに、皆さん自身の手で新しい網野学舎の1ページを綴ってください。
             

 (取材・文 安達卓能)


 

 放課後、クレーコートを縦横無尽に駆け回り、ラリーやボレー、サーブやレシーブの練習と、毎日爽やかに汗を流しているのはソフトテニス部のメンバーです。中学時代にも部長を務め、現在もメンバーが興味を持って参加してくれるようにと練習メニューを自ら考えて取り組んでいるのはキャプテンの今井喬大さん(2年3組・網野中)です。
 「メンバーは皆、今よりもっと上手くなりたいと練習に励んでいてとても良い雰囲気です。昨年11月の大会は悔しい思いをしました。まだ先ですが、次に行われる5月の大会に向けて、私自身ももっと上達できるようにひたすら練習に打ち込むつもりです。今後もペアを組む仲間とコミュニケーションをよくとって、互いの長所を磨きあう中で、部員一人一人がより成長したいと思え、最後はみんなが共に成長しあえる部活にしていきたいです。」と意気込みを話してくれました。

 

ファイル名:アカシヤの丘⑨.pdf

※PDFを開くには下記「令和5年度 アカシヤの丘 第9号」をクリックして下さい。

 
 

ファイル名:本庄国際奨学財団.pdf

※PDFを開くには下記「公益財団法人 本庄国際奨学財団 2024...」をクリックして下さい。

 
 

 1月9日(火)に第3学期始業式を行いました。
 式辞で後藤校長は、年始に起きた災害や事故のニュースに触れ、被災地の一日も早い復興を願うと同時に、「準備や訓練の大切さ」と「人を思う想像力」の大切さについて話をしました。その上で、豊かな人間性の根本は「想像力」であり、生徒にはその力を磨いてほしいと願いました。最後に、各学年それぞれにエールを贈り、この令和6年が素晴らしい一年になることを祈念し、式辞を結びました。
 引き続き、生徒会執行部による伝達表彰・壮行会を行いました。壮行会ではレスリング部と体操部のメンバーが登壇し、代表してレスリング部キャプテンの北島魂さんが大会への決意を力強く述べました。


 
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