網野学舎
11月13日(水)の5・6時間目に1年生が茶道体験を行いました。茶道裏千家淡交会より中江晶子先生を講師にお招きし、はじめに茶道の歴史やお点前の作法、礼儀、細かな所作について学びました。後半は招待される側(客)、お招きした側(主人)、お茶を点てる側(水屋)の3つに分かれて実践し、実際のお茶会の流れをそれぞれ体験しました。
初めて茶道を体験する生徒もいましたが、どのグループもおもてなしの心が溢れるお茶席になっていたようです。中江先生は最後に、千利休の言葉である"和敬清寂"と"一期一会"の心を大切にして、これからの人生を過ごしていってほしいと締めくくられました。
11月9日(土)、"令和6年度オープンスクール・緑風祭"を開催しました。
これまでのオープンスクールは、中学生に本学舎の教育活動を参観し体験してもらうとともに、地域の方に本学舎の教育内容を理解していただくことを目的としていました。
今年度はさらに、本校生徒が現在取り組んでいる"総合的な探究の時間"や"課題研究"などの研究成果を発表や披露する場として、午後の半日を"緑風祭"と銘打ち、様々なコンテンツを催しました。
この緑風祭は今回初めての催しでしたが、晴天にも恵まれ、老若男女を問わず、想定を越える約300名のたくさんの方々が足を運んでくださいました。また、在校生については、これまでの成果を多くの人に見ていただく絶好の機会となり、大成功で終えることができました。
参加していただいた中学生ならびに地域の皆様、本当にありがとうございました。そして在校生の皆さん、お疲れ様でした。
11月6日(水)の6時間目、3年生を対象に性に関する講演会を行いました。
今回の講演は本校の二人の教員が講師を担当しました。女性教員からは自身の妊娠、出産、そして現在の子育てについて、男性教員からは男親でも夫婦対等に子育てに取り組む意義や思いについて、それぞれ実体験を通して話をしました。
生徒にとってはいつも身近に接している教員が、夫婦で分担をしながら子供の成長のために全力を注いで子育てに取り組んでいるという知られざる姿や思いを直接知ることができました。生徒達はこの二人の体験談を通して、子供をつくること、子供を育てることの意味や心構え、そしてそのためには大きな覚悟が必要だということを学ぶことができたのではないでしょうか。
10月28日(月)から2学期の読書週間が始まりました。読書週間は昼休み後の15分間に全校一斉に行う読書の時間のことです。教室を回っていると、しんと静かな教室にページをめくる音だけが聞こえてきて、皆集中して読書をしている様子でした。
本には著者や登場人物たちの人生が詰まっています。読書を通して様々な人たちの人生に触れて、「自分は将来どんな大人になりたいだろう?」と生き方を考えるきっかけにして欲しいと思います。
11/9(土) 本校網野学舎で「緑風祭」を開催します。緑風祭とは、丹後緑風高等学校網野学舎普通科の「総合的な探究の時間」や企画経営科の「課題研究」の調査・実践をする場、またその成果の発表をする場として、今年度から行う本校の「学び」をコンテンツとしたイベントです。
老若男女、どんな人でもウェルカムです!緑風生たちがソウゾウした丹後の未来をぜひ見て、聴いて、体験してください。企画経営科の販売実習やお化け屋敷、また体操部の演技や音楽選択者のオーケストラ演奏など盛りだくさんです!
京丹後市内の高校生が企画・運営するSDGsの祭典「丹後万博2024」が10月27日(日)に丹後王国「食のみやこ」にて開催されました。
3回目となる今回のテーマは「丹後万博で丹後わんぱく -語り継がせる魅力の街-」。
自然、人、文化、食、産業など、さまざまな丹後の魅力を未来に語り継ぐために、今できることは何なのか。世界共通の目標であるSDGsの視点をもとに、丹後緑風高校生たちは地元食材を使った商品の販売・提供、体験コーナーなど、世代を問わず楽しくSDGsが学べるコンテンツを提供しました。御協力いただいた事業者の皆様、誠にありがとうございました。
【出店一覧】
■ステージプログラム(場所:芝生広場 ステージ)
■展示・体験ゾーン(場所:芝生広場)
■販売・提供ゾーン(場所:間人広場)
2学期は、1年生はリーダーを中心として集団で動きをそろえること、2年生は創造性の高い運動を行うことを目標に取り組んでいます!
3年生は、AMIKO体操の集大成としての発表会(11/15実施)に向けて、創造性高く美しくキレのある運動を行うことにクラスごとに取り組んでいます。
10月19日(土)、京都府立京都すばる高等学校において『第73回全国高等学校ワープロ競技大会京都府予選(兼第43回近畿地区高等学校ワープロ競技大会予選)』が開催されました。
本校企画経営科の生徒が4名出場し、団体競技で見事、準優勝に輝きました。この成績により来年度開催される近畿地区高等学校ワープロ競技大会への出場が決定いたしました。
【表彰】
◆団体競技の部 準優勝
2年3組 清水 琢磨(網野中)
2年3組 藤村 愛人(峰山中)
1年3組 田茂井 龍樹(網野中)
1年3組 松本 和希(網野中)
◆佳良賞
2年3組 藤村 愛人(峰山中)
◆新人賞
1年3組 松本 和希(網野中)
10月17日(木)に久美浜学舎と合同で、落語や色物等の寄席を鑑賞しました。
面白い話や難しい技を楽しく見せたり聞かせたりしてくれる場所を寄席と言います。
扇子や手ぬぐいを使って声や仕草で人物を演じ分ける落語家さんを、生徒たちは楽しそうな様子で見ていました。
傘や皿を回す曲芸では刃物を使って皿を回すシーンがあり、あちこちから驚きの声が聞こえてきました。
落語家の体験コーナーでは生徒と先生の3名がステージの上で落語家の体験を行いました。ネズミを捕まえる短い落語や、お酒を注いで飲む酔っ払いの真似、どんぶりを持ってうどんを啜る仕草等を落語家さんから教わり、時に笑いを起こしながら堂々とした様子で体験していました。
生徒たちからは「想像力をフル回転させてみるのはとても楽しかった。トーク力や表情、擬音など何もなくても表現できるのは凄いなと思った。また落語を聞いてみたいと思った。」「大神楽曲芸は見ててすごくヒヤヒヤしたけどおもしろかったし、楽しかった。」「体験してみて落語って面白いけどとてもやる方は難しいくて大変でした。しかしとてもやりがいがあるモノだと気づきました。」といった感想がありました。
10月16日(水)の6時間目に大体育館において、令和6年度生徒会役員選挙立会演説会を行いました。各役職に対して立候補者が自分自身の決意を、応援演説者が推薦理由をそれぞれ述べて全校生徒に投票を呼びかけました。生徒達は真剣に各候補者の演説を聞いて、大切な一票を投じました。
開票は即日行われ、来年度の新しいリーダーが選出されました。2学期終業式後の承認式を経て、正式に決定となります。
10月11日(金)、高谷大地選手が本校においてパリオリンピック報告会を行いました。
今夏のパリ五輪、レスリング男子フリースタイル74kg級で見事"銀メダル"に輝いた網野高校卒業生の高谷大地選手が母校に凱旋し、全校生徒を前に勝利の報告をしました。
高谷選手はまず、日本から大きな声援や支援を送ってくれた全校生徒や学校関係者に対し、感謝の言葉を述べられました。その上で、次のような話をしてくださいました。
「私は一番大事な最後の最後で"天井を仰ぐ状態"で終わってしまいましたが、それでも銀メダルという結果を掴むことができました。手ぶらで帰るどころか、お釣りをもらうほどの大きな結果を頂くことができ、『これまでやってきたことは自分を裏切らない』ということを改めて感じました。」
「初めて経験したオリンピックの雰囲気は声援がものすごくて、時間がゆっくり流れたかと思えば急に早く進むと感じたり、声援を力にできたり、逆に相手の声援で自分が動けなくなったりと、まるでアニメの世界に飛び込んだような不思議な感覚で、最後までわくわくしながら楽しく戦うことができました。」
「人生なかなかうまくいかず悩んでしまうことがあるかもしれません。そんな時はすぐに誰かを頼るのではなく、まずはその原因が何なのかを自分自身で見つける努力をしてみてください。弱い自分に目を背けるのでなく、自分に真剣に目を向けて解決法を自分で探る努力をしてください。そこまでできれば、あとは小さなきっかけや人からのアドバイスで簡単に解決することがあります。ぜひ試してみてください。」
「生徒だったときは講演で人の話を聞く立場でしたが、今こうして生徒の皆さんに話をする側へと成長できたことは大変光栄なことです。今度は皆さんの中から"偉大な結果"を掴んで、将来後輩たちに話をする人が現れてくれたら嬉しいです。」
と、数々のメッセージを残してくれました。
最後は全員で記念撮影をし、中央突破で会場を去る高谷選手を、大きな拍手で見送りました。
高谷選手、本当にありがとうございました。これからのますますの御活躍を心から祈っています。
10月9日(水)、2年生を対象に進路別ガイダンスを実施しました。
四年制大学・短期大学・専門学校の講師が来校され、学問・職業の分野別に仕事の内容、必要な資格や学習内容、その職業へのアプローチ方法などを教えていただきました。
また、就職を希望する生徒には、就職対策の講話や面接・マナー講座が開催され、先生から教えていただきました。
生徒は自分の興味・関心が深い分野を選択し、講師の先生方から高校時代に学んでおくべきこと、卒業後の進路について説明をいただき、それぞれが今後の進路について見つめ、考える貴重な時間となりました。
芸術デザインに関するテーマのガイダンスに参加した生徒は、「興味のあるアニメ・ゲーム分野についてさらに興味がわいてきました。今日のガイダンスに参加したことで自分の進路についてみつめることができました。」と語っていました。
10月2日(水)に1年生が、10月8日(火)に2年生がそれぞれビブリオバトル決勝戦を行いました。ビブリオバトルとは、発表者が1人5分ずつそれぞれの「おすすめ本」について発表した後、「最も読みたいと思える本」である「チャンプ本」を皆で投票して決める読書活動です。
それぞれの学年決勝戦では各クラスでの予選を勝ち上がったファイナリストが順番に、5分間で自分の選んだ本の魅力を伝えました。観客は一生懸命に発表する発表者の姿に温かい拍手を送っていました。
<優勝者とチャンプ本>
1年生の部 大塚裕太さん(2組) 川崎美羽 著 「聲の形」
2年生の部 野村純太郎さん(1組) 額賀澪 著 「光が死んだ夏」
10月1日(火)、網野中学校2年生を対象に「職場体験マナー講座」を実施しました。今回、講師を務めたのは、企画経営科2年生5名です。中学生の皆さんは高校生の説明をしっかり聞いて、挨拶やおじぎ、電話応対等の実習に熱心に取り組んでくれました。網野中学校2年生の皆さん、職場体験はいかがでしたか。出前授業の内容が一つでもお役に立てれば嬉しいです。
9月25日(水)、令和6年度体育祭を開催しました。
時折爽やかな秋風が吹き抜けるもののまだ暑さが残るグラウンドで、生徒達は学年の垣根を越えた3つの連合チームに分かれて熱い熱い戦いを繰り広げました。
準備や運営に当たった部活動部員や生徒会役員・体育委員の皆さん、そして御多忙の中 給水業務に携わっていただいたPTA役員の皆様、保護者等、そして何よりそれぞれの種目に一生懸命頑張って取り組み、一つ一つの競技に全力で声援を送り続けた全校生徒皆さんのおかげで、体育祭を大成功で終えることが出来ました!
【総合優勝】 白連合 (3年3組、2年2組、1年1組)
9月13日(金) 網野学舎にて、3年生就職希望生徒を対象に、就職試験壮行会が行われました。後藤校長・近本学舎長・今田学年部長より熱い激励をいただき、就職試験に向けて心地よい緊張感を新たにしました。
生徒は一人一人、就職に向けての決意表明や仲間へのエールを壇上で語りました。
壮行会後、生徒は学級担任の先生や学年部長からもあたたかい励ましの言葉を受け、就職試験に向けての意欲を高めました。
丹後緑風高校生徒全員が試験で実力を発揮してきてくれることを期待しています。
9月11日(水)、文化祭は2日目を迎えました。
本日は、はじめに1年生による「合唱」が行われました。初めての文化祭にも関わらず、1年生は皆堂々と素晴らしい歌声を会場に響かせていました。
次に、音楽選択者による独唱と管楽器の演奏が、さらに演劇部によるオリジナルの演劇が披露され、それぞれに温かい拍手が送られていました。
続いて3年生による「ダンスパフォーマンス」が行われました。掛け声やラップで観客を熱狂の渦に巻き込みながら、各クラスが3年間の集大成をダンスで見事に表現しました。
その後、昨日に続いて2年生の1クラスの「演劇」が行われました。ユーモアたっぷりの演技に、会場は笑いの渦に包まれました。
昨日に続いて、教室棟では各部活動、各委員会による展示や催しが、小体育館では体操部による演技がそれぞれ行われました。
また、本日もPTA会員様に御協力を頂き「極うまうどん屋さん」がオープンしました。生徒達はおいしいうどんを仲間と一緒に食べながら楽しいひと時を分かち合っていました。
午後はいよいよ最後の演目である吹奏楽部による演奏が行われました。楽しく、思い出深い夢のような二日間は元気な演奏と観客の手拍子でフィナーレを迎えました。
生徒の皆さん、楽しい思い出をたくさん作ることができましたか?今夜はしっかり体を休めて、明日からの学校生活をさらに頑張りましょう。
【審査結果】
1年生展示部門 最優秀クラス 1年2組「第一歩」
2年生演劇部門 最優秀クラス 2年1組
最優秀主演賞 2年3組 和田龍之丞(大宮中)
舞台装置特別賞 2年2組
審査員特別賞 2年1組 西田博一(峰山中)
3年生ダンスパフォーマンス部門 最優秀クラス 3年2組
9月10日(火)に、網野学舎最大の学校行事である文化祭が開幕しました。
初日となる本日ははじめに開会式を行い、中山生徒会長の開会宣言の後、上羽副会長と後藤校長がそれぞれ開会の挨拶をし、2日間にわたる文化祭がスタートしました。
演目はまず、音楽選択者による雄壮なオーケストラ演奏、そして書道部による華麗な書道パフォーマンスが披露されました。
続いて2年生による「演劇」が行われました。本日は2つのクラスが登場し、それぞれのクラスの良さが出た個性的な演技と、細部にまでこだわった演出に対し、会場からは大きな拍手がわき起こりました。
今年度は特に昼休みの時間を拡充して展示鑑賞の時間を設けました。1年生は各クラスによる「体験展示」を開催しました。どの会場も大きな賑わいを見せるなど大盛況でした。
他の教室では企画経営科、経営実習部、、華道部、茶道部、美術部、書道部、保健委員会、学芸委員会、3年生総合的な探究が展示や催しを行いました。
一方小体育館では、体操部が見事な集団演技を披露しました。
本日はPTA会員様の御協力のもと「極うまカレー屋さん」が開店しました。生徒達は長い列を作って並び、受け取ったカレーを美味しそうにたいらげていました。
8月28日(水)に第2学期始業式を行いました。
式辞で後藤校長は、はじめに夏季休業中の生徒の活躍を称えました。その後、今夏のパリオリンピックのレスリングで銀メダルを獲得した卒業生の高谷大地さんを紹介し、そこに至るまでの苦難の道のりについて話しました。そして、彼の姿を通して「やると決めたことを粘り強く継続すること」、「壁を乗り越えるために工夫をすること」の大切さを話しました。最後に全校生徒に対し、「目的」や、それに取り組む「理由」を見つけたら、その目的に向かって粘り強くコツコツと進み、たとえ壁にぶつかったとしても様々な人にアドバイスをいただきながら克服をする工夫をしてほしいと願い、式辞を結びました。
大谷大学の社会学部コミュニティデザイン学科のプロジェクトチームからの依頼を受けて、SOU-TANのコミュニティゼミの2年生6名が参加しました。
このプロジェクトは、路線バスの廃線や減便が進む京丹後地域で、新たな公共交通として「mobi」がどのように活用できるかの実証実験をして、京丹後市などに提言を行うというもので、同学科の野村実先生と学生さんで行っているものです。
今回は、大学生5名と本学舎生徒が2チームに分かれて、実際にアプリから「mobi」を呼んで京丹後市内を散策しようというものです。半日という短い時間でしたが、「mobi」の利便性を体験するとともに、大学生と一緒に丹後の公共交通を考える貴重な学びの時間になりました。「mobi」は今年の秋以降に網野町内でも運行する計画になっています。