SSH事業の一環で、令和4年度より台湾の『国立台南第二高級中学(高級中学は日本の高校に相当します)』と交流しています。
今年度も月に1回のオンラインミーティングと並行して、SNSを通じて生徒同士で情報を発信し合いながら、交流を深めてきました。
そして、3月13日(木)~15日(土)の日程で1年生7名、2年生4名の合計11名が台南市を訪問し、台南第二高級中学での交流と台南市内でのフィールドワークを実施しました。
国立台南第二高級中学では、ウェルカムセレモニーの後、キャンパスツアーや両国のお茶に関する文化の交流会を行い、「これからの社会で目指すべき豊かさとは?」というテーマでディスカッションを行いました。
学校の食堂の出来立てのランチをいただき、午後からは台湾の高校生徒一緒に台南市内のフィールドワークへ。
台南市政府安平水資源回収中心では台南市内における水のリサイクル過程の様子を見学しました。台南では乾季には水不足により一般家庭にも影響が出るため、下水をリサイクルして再利用する施設が整備されていました。
また、観夕平台では、砂浜に落ちているゴミを回収しながら落ちている場所とゴミの種類について調査を行いました。
9月から月に1回オンラインで交流してきた生徒たちは最後まで話したいことが尽きず、別れ際もとても名残惜しそうでした。
この交流が今回だけのものではなく、末永く続く両校にとって大切な取組になってほしいと思います。
なお、1年間の交流や研修旅行の成果は6月の校内報告会で発表する予定です。