1月27日(土)に自然科学科2年生がGS探究Ⅱの授業で取り組んだ成果を発表する「令和5年度自然科学科SSH課題研究発表会」を京都府総合教育センターで実施しました。
GS探究Ⅱは桃山高校のスーパーサイエンスハイスクール事業において中核となる探究型授業です。生徒は自分達で研究テーマを設定し、先生方と共に1年かけて探究活動を行いました。
近年、このSSH課題研究発表会で奨励賞を受賞した研究が、全国規模のコンクール等で素晴らしい発表を行っています。今年度も本発表会から大きく飛躍する研究が現れることを期待しています。
今回の発表会では、生徒は17班に分かれてパワーポイントによる口頭発表を行いました。いずれの発表も生徒達の一生懸命さが伝わる素晴らしい発表でした。
発表会には自然科学科の1年生も参加し、活発な質疑応答を行いました。先輩達の発表を目の当たりにすることで、来年度のGS探究Ⅱに向けた気持ちが大いに高まったと思います。今後、生徒達は課題研究の内容を全員が研究論文にまとめます。高校生時代に熱心に取り組んだ研究論文は一生の宝物になるでしょう。
今年度の発表タイトルと奨励賞は下記の通りです。
1 グラスハープの仕組み【奨励賞】
2 カリウムによる気孔と蒸散の変化
3 被災に備える~携帯用ホイッスルの作成~
4 桃山高校に適したストームグラス
5 プラナリアを増殖させるには ~Growth in planarian~
6 四つ葉のクローバーの発見と栽培方法
7 しわに潜む物理法則【奨励賞】
8 紙飛行機と上反角の関係性【奨励賞】
9 鳥の羽の撥水性
10 サリチル酸に似た物質をアセチル化できるのか【奨励賞】
11 酸化タングステン(Ⅵ)のフォトクロミズム特性の制御
12 振り子の制震
13 虹の色ってどんな色?【奨励賞】
14 SSDSEからみる市区町村の様態と投票率の関係性
15 虫に学習能力はあるのか
16 カイワレ大根と塩の熱き闘い
17 酸素の常磁性について考える