8月7日(木)
第62回京都府吹奏楽コンクール(会場:京都コンサートホール)に出場し、5年連続の金賞を受賞することができました。
今年は、活動スケジュールの関係で夏休みに入るまで本格的な練習が始められず、また、夏期補習や校舎改築工事の影響など、多くの困難がありましたが、これまでの練習の成果をお届けできたことを感じる12分間でした。
ステージで演奏した55名のメンバーとともにサポートに回った部員も含め、110名全員でいただいた金賞だったと思います。これまで多くの方にご支援いただき、ありがとうございました。
学校に戻ってからのミーティングでは、Webサイトでの発表となった審査結果を皆で確認し、受賞を分かち合いました。コンクールで引退となる3年生は各自の進路に向けた取り組みを、また、1、2年生は9月のマーチングコンテストに向け、新チームでの活動を翌日から始めました。
これからも先輩方が築いてこられた伝統を大きな力に、これまで以上の演奏を皆様にお届けできるよう努力しますので、応援していただきますようお願いします。
以下、審査員の先生方の講評を一部紹介します。
第62回京都府吹奏楽コンクール 高等学校Aの部
プログラム18番 京都府立桃山高等学校
〇課題曲 Ⅲ マーチ「メモリーズ・リフレイン」 伊藤士恩 作曲
〇自由曲 バレエ音楽「ガイーヌ」より
序奏、バラの乙女たちの踊り、アイシェの孤独、剣の舞、収穫祭 A・ハチャトゥリアン 作曲 林 紀人 編曲
(課題曲)
・骨太サウンドでの輝かしい表現、のびやかなトリオの歌心が印象的な演奏でした。ポジティブなパワーが伝わり爽快でした。多少、抜きどころや一息つけるところがあってもよさそうでした。
・輝かしく明るいサウンド、速めのテンポで大変いきいきとした若さあふれるマーチでした。少々、テンポに乗り切れないパートがあり、縦のラインが怪しくなったところは惜しかったです。
・明るく力のあるサウンドです。音に密度がありとても良いと思いました。若干テンポ感に対比して細かいフレーズのリズムが不安定になる印象がありました。メロディーやオブリガードは、打楽器やベースラインの軸になるセクションをしっかり感じながら演奏できると一層映えた演奏になると思いました。
(自由曲)
・大変華やかで積極的な表現がしっかり押し出された演奏でした。フォルテシモでも荒くならないアンサンブルも見事でした。欲を言えば、ピアノの部分の音色にバリエーションがもっとあると良いと思いました。基本的に皆さんの音がとてもいいので細かいニュアンスを追求されるとより深みのある演奏ができると感じました。
・実力のあるバンドが名曲を取り上げるのを聴くのは楽しいものです。このような組曲を提供するときは、その曲の間合いもはかるとより緊張感のある表現になると思います。圧倒的な快演で素晴らしかったです。
・ダイナミックな演奏で大変迫力がありました。打楽器セクションも大活躍でした。バレエ音楽ですのでフレージングを意識し、何よりも躍動感を持って表現してください。
〇吹奏楽部 部活動体験のご案内
※吹奏楽を愛する私たちと、桃山高校吹奏楽部「Lovers」で充実した高校生活をともに過ごしませんか?
【文武両道! 「目指せ 関西大会! 目指せ 国公立・ 難関私立大学!」 】
(日時)
・9月13日(土) 10:45~12:00 (第2回学校説明会の午前中)
・9月27日(土) 9:30~12:00 (学校説明会の日ではありませんのでご注意ください)
(場所)
本校コモンホール
(持ち物)
※上履き、楽器 (大型楽器は用意します)
ご希望の方は本校ホームページよりお申し込みください。多数のご参加をお待ちしています。
なお、吹奏楽部活動体験に関するお問い合わせは以下のアドレスへメールにてお願いします。
〇桃山高校吹奏楽部アドレス