加悦谷学舎

 加悦谷学舎では、様々な進路目標を持った生徒一人ひとりに寄り添った進路指導を行っています。
 9月からスタートした就職採用試験では、地元、中丹、府内の希望企業から内定をいただいています。

内定先一覧(10月31日現在)
 企業名        業種 地域
 タンゴ技研      製造 地元
 京セラ綾部工場    製造 中丹
 京都薬品工業     製造 中丹
 日東薬品工業     製造 中丹
 ケンコーマヨネーズ  製造 中丹
 日東精工       製造 中丹
 ダイハツ工業(3名) 製造 府内
 サンコール      製造 府内
 あわしま堂      製造 府内
 富士高分子      製造 府内

 なお、日東精工様の内定者は、「日東精工次世代若手技術者養成プログラム」に選ばれ、給与を補償されながら、学費全額免除のうえで舞鶴市の「近畿職業能力開発大学校京都校(京都職業能力開発短期大学校)」へ技術力向上のため2年間通学させていただけることとなりました。
 加悦谷学舎での学びが、将来の可能性を広げていきます。

 

 11月1日(火)、1年生「総合的な探究の時間」で、地域をより深く知るために与謝野町役場職員17名に来校いただき、生徒がインタビューする時間を設けました。

 加悦谷学舎の総探のテーマは「地域へ恩返し(貢献)する」

 1年次では、自分たちがどの分野や業種、地域へ貢献したいか、自分の興味、関心がどこに向いているのかを探ります。そのヒントとして、与謝野町総合計画を用いており、インターネットや本からでは収集できない生きた情報を得るために各分野の業務を担当しておられる役場職員の方々にお越しいただきました。

 事前に質問を考えてはいながらも、慣れない状況に少し緊張した様子でしたが、職員の方々がリードしてくださったおかげもあり、知らなかった情報を得る機会となっていました。

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 与謝野町役場職員の皆様、業務があるにもかかわらずお越しいただき、生徒たちの質問にも丁寧に御対応いただきありがとうございました!

 

 10月28日(金)、2年生は「総合的な探究の時間」(以下、総探)の中間発表会を実施しました。

 加悦谷学舎の総探のテーマは「地域への恩返し(貢献)」

 3年かけてプロジェクトを立ち上げて実施していきます。今回の中間発表では、自分たちのプロジェクトでは誰に恩返し(貢献)していきたいか、を決めるまでのプロセスを発表しました。

 講評には、

 福知山公立大学 地域経営学部 准教授 杉岡 秀紀 様、2回生(杉岡ゼミ生)で加悦谷高等学校卒業生 小谷 優衣 様

 与謝野町役場 子育て応援課 参事 浪江 昭人 様

 与謝野町観光協会 事務局長 中野 和文 様

 与謝野町教育委員会 社会教育課 係長 井﨑 洋之 様

 与謝野町役場 商工振興課 係長 井上 公章 様

 与謝野町役場 農林課 主査 細見 将吾 様

 の7名にお越しいただき、各グループの発表を御覧いただき、それぞれのチームに対して御講評いただきました。

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 中間発表を行うことで自分たちの取組を理解してもらうためには何をどのように伝えたらいいか、自分たちに足りないことは何か、これから先必要なことは何か、などに気付く時間となりました。

 杉岡准教授、小谷様、浪江様、中野様、井﨑様、井上様そして細見様、この度は御来校ならびに御講評誠にありがとうございました!

 

 10月27日(木)、今年度第2回のKayadani仕事図鑑を実施しました。

 今回は、

 【医療】京都府立医科大学附属北部医療センター 理学療法士 石田 貴恵 様、作業療法士 角 美夏子 様

 【消防】宮津与謝消防署 上田 浩司 様

 【デザイン】京近淳デザイン事務所 京近 淳 様

 の3分野、4名の方にお越しいただきました。

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 それぞれの講師に対して、生徒たちは仕事に関すること、資格の取得方法やどのようにその仕事に就いたか、など様々な質問をしていました。

 上田様には、防火服一式をお持ちいただいて、実際に着用もさせていただきました。

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 どの分野に参加した生徒も充実感に満ちた顔をしており、

 「今のうちに身につけておくべき力が何か分かった。また、高校ではとにかく部活とかに真剣に取り組むことが大事ということを教えてくださった。」

 「自分で調べるだけではわからなかったことを知ることができた。」

 「一つの選択肢として入っていた仕事だったが、自分の中で少し違うなという決断ができた。」

 「進路の方向性を固めることができた。」

 など、各自が進路や普段の生活で必要なことが何かを得ることができたようでした。


 石田様、角様、上田様そして京近様、お越しくださりありがとうございました!

 

 10月19日(水)・21日(金)、1年生「家庭基礎」の授業において、NPO法人まるっと丹育の皆様に御協力をいただき「赤ちゃんふれあい体験授業」を実施しました。

 当日は、それぞれ12組前後の地域のお母さんやお父さんと赤ちゃんが来校してくださいました。

 本物の赤ちゃんを目の前に、その可愛さに癒されつつ、最初はお互い様子見。どのように接したら赤ちゃんたちは喜んでくれるのか、泣かないのか、泣いたらどうやってあやしたらいいのか、分からないことにたくさんぶつかりながらも、まるっと丹育のスタッフの方々にフォローいただき、お母さんや赤ちゃんたちと楽しく交流をしました。

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 赤ちゃんとふれあう交流するだけでなく、お母さんたちから赤ちゃんがお腹にいる時のエコー写真を見せてもらったり、妊婦さんの時や出産時の体験、育児に対するリアルな話などたくさん聞かせてもらいました。

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 授業をとおして、生徒たちの感想には、

 「普段小さいお子さんとふれあう機会はあまりないので、貴重な体験ができた」、「始めは不安だったけど、小さい子の笑っている姿や楽しそうに遊んでいる姿を見て今日の実習ができて良かったと思った」、「エコー写真や産まれたときから今までの写真など見せていただき成長の早さとお母さん方の愛情を感じられた」、「お母さん方ともお話をさせていただいて、初めて知ることがたくさんあり、とても勉強になった」

 などがあり、普段なかなか触れ合えない赤ちゃんやお母さんたちとの交流から、多くのことを学び取っていました。


 来校してくださったお母さん、赤ちゃん、そして、協力してくださったまるっと丹育の皆様、この度は貴重な機会をいただきありがとうございました!

 

 10月19日(水)、与謝野町立加悦小学校4年生とアスリートスポーツコース3年生とのスポーツ交流会を実施しました。

 毎年恒例の取組ですが、加悦小学校とのスポーツ交流は2年目となります。昨年度はアスリートスポーツコースの生徒が加悦小学校へ伺いましたが、今年度は加悦小学生が加悦谷学舎へ来校!


 挨拶、ランニング、準備体操、レクリエーションの氷鬼に始まり、その後は身体を鍛えるサーキットトレーニング。それらが終わり、ストレッチをして交流を終えました。

 児童の皆さんは元気いっぱい。どのメニューにおいても懸命に取り組んでいました。

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 スポーツ交流のプログラムを組む上で、「こんな反応をするだろうな」、「こんな風になるだろうな」と予想をしながらメニューを作っていくわけですが、当然、当日は自分たちが予期しないことがたくさん発生します。それに対して、その場その場で判断して対応をしており、小学校の先生方からも、「児童たちのいい部分を引き出すような呼びかけや声掛けをしてくれて、また、この日のためにたくさんの時間をかけて準備をしてくださって本当にありがとうございました。」と、労いと感謝の言葉をいただきました。

 初めてスポーツ交流を実施した、今年度の3年生たちは反省会の中で

 「声掛けなど、いい感じでできた。」

 「急遽対応しないといけないことが発生してしまったけど、他のメンバーがフォローしてくれたこともあって、何とか対応することができた。」

 など、良かったことを良かったと感じるとともに

 「もっと時間配分を考えた方が良かった。」

 「考えたメニューが児童たちにとっては難しかったかもしれない。」

 「「もっとやりたかった!」と言ってくれたことから、もっとたくさんのメニューを考えた方が良いかもしれない。」

 「説明の順番を工夫すれば、時間も稼げたし、「なんでそれをするのか」も伝えられたかもしれない。」

 など、たくさんの反省点も洗い出していました。

 加悦小学校の皆さん、この度は成長する機会をいただきありがとうございました!

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 次回は11月に与謝野町立石川小学校と与謝野町立三河内小学校の児童の皆さんとのスポーツ交流を実施する予定です!

 

 10月18日(火)与謝野町立山田小学校にて、6年生児童19名を対象に理科の出前授業「飛行機をとばそう」を行いました。

 飛行機が飛ぶ仕組みについて学び、ゴム動力の飛行機を組み立て、体育館で実際に飛ばして飛距離を競いました。児童は飛行機の翼の角度を変えるなど、飛距離を伸ばすため様々な試行錯誤をする様子が見られました。

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 10月18日(火)、「高校生伝統文化事業」の一環で、1年生は俳句教室を受講しました。

 俳句を読むだけの俳句教室ではなく、俳句を詠むために名所旧跡に出かけ、与謝野を見渡しながらの吟行を実施!一字観公園(大内峠)へ出かけました。

 大内峠は俳人 与謝野鉄幹・晶子がこの地で句を詠んだとされ、句碑もあります。

 このような大内峠で与謝野町立江山文庫を管理している与謝野町教育委員会社会教育課 主任学芸員 竹下 浩二 様をお招きし、俳句を詠む上で大切なこと等を教えていただき、各自赴くままに一字観公園を巡り、俳句を詠みました。

 雨が降り、肌寒さもある中ではありましたが、天橋立の一字観の景色も見ることができ、股のぞきも行いつつ、風情ある景色の中で俳句を詠むことができました。

 できた俳句は全員で品評。竹下様からは1年生が詠んだ俳句全てに句評をしてくださいました。

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 学校に帰ってから、改めていいなと思った句の選出。そしてそれに対して句評を伝える句会を行い、学年での共通体験をより味わう時間となりました。

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 ここで、生徒が作成した句を一句御紹介

 【紅葉と ビニール傘に 色染める】

 雨で紅葉が見られたからこその句。まさに、「俳句に生憎はなし」な体験をした半日でした。

 

 与謝野町の魅力を高校生目線で発信する「よさの高校生広報室@みらい」、第3弾の取材を行った記事が与謝野町のHPとFacebookに掲載されました!(取材の様子はこちら)

 ぜひ御覧ください。

 与謝野町HPの記事はこちら


 

 10月7日(金)、与謝野町の山添藤真町長にお越しいただき、生徒会メンバーとの「町長対話授業」を実施しました。加悦谷学舎での町長対話授業は企画や運営などすべて生徒が行います。

 今年度の町長対話授業のテーマは、「与謝野町とSDGs」

 前半は、山添町長からSDGsに対して与謝野町がどのように取り組んでいるかお話しいただきました。SDGsの17の目標のうち、「8.働きがいも経済成長も」と「13.気候変動に具体的な対策を」に焦点を当て、具体的にどのような取組をしているのかを紹介いただきました。

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 後半は、前半の話を受けた質問に加え、町長に聞いてみたいことを生徒たちが質問するフリートークを行いました。

 二酸化炭素の削減量はどのように計測しているのか、阿蘇海の牡蠣殻は回収したらどう処分されているのか。また、なぜ町長になろうと思ったのか、町長から見て与謝野町の良い所はどういうところか、高校生に求めることは何か、若者が遊べる場所を作って欲しいなど様々な質問が出ました。

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 企画、運営から参加まですべて行った生徒たちは、終わってから、

 「与謝野町がやっている取組について、まだまだ知らないことがあることがわかった。自分たちの理想の町を作るために、まずは私たちがアクションを起こす必要があると思った。」

 「町についてあまり何もしてないイメージだったけど、知らない所で沢山動いていて凄いと思った。」

 「遠いと感じていた町長との距離が近くなった気がして、より与謝野町民という自覚が高まった。」

 「他の人にも、町長の仕事や町でやっている取組を知って欲しいから、後輩にはぜひ来年も取り組んで欲しい。」

 など、色々な感想を述べていました。

 山添様、御来校いただき、生徒たちの要望に応えた貴重な時間をありがとうございました!

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