加悦谷学舎

1年生 総合的な探究の時間における「吊るし柿づくり」の続報です。

 干し柿の表面に見られる白い粉は、柿から染み出た糖分が結晶化したもので、「柿霜(しそう)」と呼ばれます。今回の吊るし柿にはまだ柿霜は現れていませんが、終業式の日に、生徒たちは探究活動でお世話になった方々へお礼に伺いました。 「熊対策」でお世話になった技術職員の方をはじめ、校長先生、学舎長、事務室を訪問しました。生徒にとっては初めて入る校長室で、少し緊張した様子も見られました。

 「農業の喜び」とは、種をまいて芽が出ること、農作物を収穫すること、加工して食品にすること、そして家族や周囲の人に喜んでもらえることです。これらはすべて、農業ならではの喜びといえます。今回、生徒たちは吊るし柿を持参してお礼に伺うことで、「家族や他人に喜んでもらえる」という学びと喜びを実感することができました。

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