部活動

 9月18日(月・祝)、宮津市にある京都府立丹後海と星の見える丘公園(以下うみほし公園)にて「丹ガキになろう!デイキャンプ」が開催され、私たちはボランティアとして参加しました。

 このイベントは小学生を対象に火を起こしたり料理をしたり川で遊んだりするものです。今回は小学1~5年生の20名が参加しました。

 最初に火おこしのための落ち葉を拾いにいきました。はじめは緊張して静かだった小学生たちでしたが、「この木の葉っぱ燃えやすそうだよ」と、次第に打ち解け、会話をしながら落ち葉を拾っていました。

 落ち葉が拾えたら次は火おこしです。いくつかのチームに別れて火おこしを行いました。どうすれば火が燃えるかを考えながら、かまどの中に拾ってきた落ち葉や木の枝を入れていきました。初めてのマッチに苦戦しながらも無事、着火。火が薪に燃え移ってもなお、さらによく燃えるようにせっせと落ち葉を投入し続ける小学生達の姿が印象的できた。

 お次は昼食のカレー作りです。米は自分たちで研いだものを飯ごうに入れ、先ほどみんなで起こした火にくべ、じっくりと炊きました。炊き上がった米を皿に盛り付け、高校生が真心込めて作ったカレーをかけていただきました。お米は粒の一つ一つが際立っており、付け合わせのサラダとの食べ合わせも最高でした。

 午後からは公園近くを流れる川に行き、川遊びや魚取りをしました。水中で体を浮かばせながら素早く移動したり、夢中で魚を取ったりと楽しいひと時を過ごしました。公園職員の方が前日に設置しておいた仕掛けを引き揚げるとモクズガニがたくさん入っており、小学生たちはその大きさに驚いていました。

 今回の活動では、小学生の参加者とたくさん触れ合うことができました。夢中になって自然と戯れる子どもたちの姿を見て、私たちは忘れかけていた大切な何かをもらったような気がします。これからも地域の子どもたちと交流しながら、丹後の自然の豊かさや魅力を伝えていければと思います。

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