6月4日(日)、フィールド探究部1年生は高山にあるブナハウス内山に集合しました。
今回のフィールドワークは高山登頂と巨樹探し、畑仕事。度々お世話になっている安田潤さんにも同行して頂きました。
1.山登り
まず私たちは丹後半島で一番標高の高い高山の山頂を目指して登山を始めました。高山には広大なブナ林があり、安田さんによると丹後では最大の広さだそうです。
山頂からの景色を拝んだ後は、高山内のブナの巨樹を見にいきました。日光を求めて大きく枝を広げたそのブナは幹周りが3.65mもあり、府下最大のブナなのだとか。その木以外にも高山には大きなブナがたくさんありました。安田さんによると用心木といい、上世屋の人たちが冠婚葬祭などの費用にする為に伐採せずに残されていた木だったようです。
2.巨樹探し
次は、予定していた場所で巨樹の計測をする予定だったのですが、道中で停車。巨樹がありそうと言う安田さんの言葉に従い森の中に入ると、なんと三本も巨樹がありました。一番大きかったのはイタヤカエデで、幹周りなんと5m。予想以上の成果でした。その後目的地の山に向かい、大きなトチノキを発見。無事に計測できました。
3.畑仕事
最後に私たちが向かったのは矢野農園。
前回同様畑を手入れし、挿し木用の枝を採集しました。また、作業が終わった後に矢野さんから飲み物をいただきました。
〈全体を通して〉
今回は丸一日のフィールドワークを通して丹後の自然に触れ、それらの重要性について考えることができました。これからも地域の自然と関わり、守っていきたいです。
1年生男子