教育内容

グリーンカーテンで使用される「ゴウヤ(ニガウリ)」の出荷が始まりました。

地域の団体などからの委託を受けて草花班が播種、育苗したものです。

トップを切って木津川市緑化協会に納められました。夏の日射しを和らげる緑のカーテンとして地元を彩ります。

また、1年生の総合実習も本格的に稼働しています。連休明けには茶摘み実習、夏野菜の植え付けが本番を迎えます。

 

◎5月8日から新茶の摘み取り作業が始まります。

GLOBALG.A.P.認証を受けたときに決めた手順に沿い加工場の始業前点検と清掃を実施しました。チェックリストと清掃手順の確認をした後、それぞれ受け持ち機械の清掃と保守点検を実施。その様子を写真と映像で記録しました。新茶に異物等の混入がおきないように念入りに清掃を行いました。

◎施設野菜班で管理しているトマト、キュウリが順調に大きくなっています。

土日を除くほぼ毎日トマトの受粉作業、キュウリの誘引整枝作業に取り組んでいます。

とくにトマトの整枝はトマトから出る樹液が手につくと手の先は「真っ黒くろすけ」状態に。そして、この汚れがただの石鹸では落ちてくれません。若者や女性に「快適な作業環境」をつくることはこれからの大きなテーマです。この問題に取り組みたいと思います。


 

◎1年生の作付実習が始まりました。

説明を聞いた後、それぞれ準備された個人の区画へ移動。土を改良する肥料と牛糞堆肥を入れて耕しました。初めてのクワでの作業で大汗をかきながらも全く思うように進まず悔しい思いを感じつつそれなりに仕上げました。

これからしばらくは何度もこの繰り返し作業を行いやがて使い方を会得します。

来週に肥料を入れ連休明けにトウモロコシを植え付ける予定です。

◎3年選択教科「地球環境」鹿背山放置竹林で野外実習

今年も始まりました。鹿背山北地区での野外実習。放置竹林の実態を知るため道なき道を歩きます。ここがほんの40年前まで人々の生活と共にあった美林だったとは想像もできません。現場へ入りその実態を見つめ何ができるのか考える授業が続きます。


 

新茶の季節がまもなく到来。質のよい茶葉を収穫するため GLOVALG.A.P.認証茶畑では作業手順を確認した後「茶樹」に「覆い」をかぶせる作業を行いました。いよいよ5月第2週あたりから新茶の摘み取り作業が始まります。

また、施設野菜部門は3月に定植したキュウリ、トマトの整枝、誘引作業に大忙し。

露地野菜部門は芽を出した野菜をポリポットに移植し育苗開始。

草花部門は、ゴーヤカーテン用の苗作りに大忙しの日々が続いています。

5月の声を聞く頃には、野菜の定植準備、水稲の播種そして施設野菜キュウリの収穫作業が始まります。

 

1年生が最初に栽培する「トウモロコシ」

17日 種まきをしました。

説明を聞いてから種をまきます。同じ土、同じ種子そして同じ場所で育てるのですが不思議なことに発芽率が違うことがあります。

違いはどこから?人?水?置いた場所?覆土の違い?

わからない世界がここにあります。

今年はどんな具合になるのかドキドキハラハラの日が発芽まで続きます。

収穫は7月中旬頃の予定です。

 

4月15日 南山城村にある「道の駅」1周年記念イベントに参加しました。

朝方からの豪雨で一時はどうなるかと心配しましたがイベントが進むにつれてみるみる天気が回復し予定通り振興できました。

本校からは、システム園芸科園芸部「茶業クラブ」と吹奏楽部が参加しました。

茶業クラブは、本校オリジナルハーブティーの試飲販売と、草花苗の販売、ドライトマトの販売実習を行いました。急須のかぶり物をつけて来場者を喜ばせました。

地元を元気にする活動にこれからも力を入れて行きたいと思います。

 

平成最後の30年度がスタートしました。

農場では、3月23日に定植したキュウリ、トマトがすくすく育っています。また、今年入学した新入生が新しい作業着を身につけ、農作業にあたって、安全と衛生に関するガイダンスを受けました。後半からはトウモロコシの栽培実習が始まります。露地では夏野菜の植え付け準備が進んでいます。茶園では茶摘みに備えて準備が始まりました。草花は、地元のグリーンカーテン用ゴーヤの播種と育苗に大忙しです。農場では、いよいよ本格的な栽培シーズンが幕を開けました。

 

 3月19日(月)に慶應義塾大学SFC研究所アグリプラットフォームコンソーシアム主催の第2回全国農業高校・農業大学校ホームページコンテストの表彰式が、慶應義塾大学三田キャンパスで開催され、本校システム園芸科1年生2名が代表として表彰式に参加しました。
 本校の様々な取組や活躍などが評価され、全国400校近くの農業高校・農業大学校の中から優秀賞を受賞することができました。また、副賞として(株)クボタ様より耕耘機をいただきました。
 これからも本校の様々な魅力ある取組を発信していきたいと思います。

 

3月17日(土)日本農芸化学会名古屋大会ジュニア農芸化学会で園芸部環境班がポスター発表を行いました。(会場、名城大学農学部)

テーマは本校水田(無化学肥料無農薬実験田)でお米が収穫できているメカニズムを探る内容です。私たちは水田内の微生物に注目をあて人間が水田内で作業することがその活性に大きく関係しているという推定のもと調査をしています。人間と微生物とイネの協働が収量に関係しているその機構を解明したいと大きな夢を抱いています。

今回の大会は全国から80校余りの高校が参加、ノーベル賞受賞者の大隅先生も駆けつけて激励をして頂くなどたいへん有意義な大会となりました。

今後ますます精度を高め研究内容に磨きをかけていきたいと考えています。



 

3月10日、昨年4月から一年間、山城12市町村を舞台に開催されてきた「お茶の京都博」のファイナルイベント木津川市「アスピアやましろ」で行われました。

茶業クラブは「にぎわいブース」にて恒例のハーブティブレンド体験を出店し来場者の方々に体験をしてもらいました。大会式典では、様々なイベント開催・運営に尽力したことに関して京都府知事より感謝状をいただきました。その後、システム園芸科生徒による「テイクオフ宣言」を行いました。

今後とも地域の方々とのつながりを大切にした取組を行っていきます。

 

2月19日(月)京都府庁でGLOBALG.A.P.認証取組を報告しました。

京都府初認証ということで、その取組を茶業専攻生代表3名が2番目に取得した農芸高校と合同で訪問しました。

報告は、橋本教育長へ取得の取組についてプレゼンテーションを実施。質疑応答の後、教育長より激励を頂きました。

そのあと、本庁1号館記者会見室へ移動。山下副知事にタブレット型PCで取組概要を説明、その後、副知事より激励を頂きました。

両者のお話の中でとりわけ、GAPで用いられる「リスク管理」や「危機管理」の考え方、作業の「改善」に関する手法が社会で非常に求められていること、それを高校時代に学ぶことの意味を熱く語って頂けたことが印象に残ります。

結果に甘んじることなく、今後ますます努力してよりよい生産システムを目指して行きます。

 

2月14日、京都府で初認証を受けたGLOBALG.A.P.の取組報告を「アスピアやましろ」で行われた「山城地域農業振興協議会」研修会で行いました。

山城地域で農業を営んでいる生産者、農協関係者、普及センター、一般の方々を前に30分の報告と質疑応答を行いました。生産者の方々には、本校卒業生も多数参加。母校の取組に耳を傾けて下さいました。

引き続き認証を継続していくためますます努力をしていきます。

 

12月22日 2年生野菜専攻生が 卸売市場の見学実習を行いました。

市場見学は初めての取組です。生産した野菜などがどのような流通経路で販売されていくのか。どのように値段は決められるのか。どんな野菜が注目をされているのか。これらを総合的に学ぶためです。市場の規模にびっくり。そして、「せり」の現場にびっくり。その取扱量にびっくり。山積みの野菜量にびっくり。そして、何より,社員食堂の安さにびっくり。とびっくりの連続でした。説明は、卸売り会社「東果大阪」吉岡さんをはじめ果樹、野菜の担当者の方々にお世話になりました。本校卒業生の社員さんが後輩たちに熱き思いを語って実地研修は終わりました。

 

12月6日、18日に京都大学農学部2年生が学生実習の一環として「茶香服競技」を体験しました。

この取組は、今年で2年目となります。京大附属農場が木津川市に移転、ただ、茶園がないため本校が茶業関連の実習を行うことになったのです。

茶香服は、お茶の産地や銘柄をあてる競技で「闘茶」とも呼ばれています。

3年茶業専攻の生徒がこの実習を運営しました。結果のよい上位者3名に本校のお茶をプレゼントしました。

 

12月12日(火)オーストラリアのクイーンズランド州政府代表の留学生が、木津高校やってきました。

本校生徒と茶香服体験・子育て体験授業・伝統文化体験の授業を行いました。

午後からは情報企画科のスピーチコンテストで活躍した生徒10名と木津川市の文化遺産見学「国宝・浄瑠璃寺」を一緒に見学しました。


 

12月9〜10日に行われた京都環境フェスティバル(京都パルスプラザで開催)に今年も参加しました。

システム園芸科で取り組んでいる環境に関する研究活動と京都府初の認証となったGLOBALG.A.P.の取組を展示しました。

また、総合地球環境学研究所のセミナーへも参加し授業では学べないことを体験しました。

木津高校のOB、OGが訪れて来てくれたり、他の出展ブースを訪問したりと盛りだくさんの取組となりました。

 

12月3日(日)に国道163号線「木津東バイパス」の起工式において本校システム園芸科の生徒が、司会進行の大役を果たしました。来賓の御出席の緊張する雰囲気のなかで、堂々と司会進行の大役を果たしました。

 

11月17日付けで国際認証のGLOBALG.A.P.(農業生産工程管理)を「荒茶工程」で取得しました。

この規準は、世界的な農業の規準で、本校農場内で使用している肥料・農薬はもとより、環境への配慮や労働福祉条件が「国際基準に適合している」というお墨付きを頂いたということになります。

認証を受けるため3月より準備を進め、3年の茶業専攻生を中心に取り組んできました。先陣を切った「青森県立五所川原農林高等学校」の先生や生徒のみなさん,京都府農林部をはじめとした多くの協力や助言のもと取り組んだ成果が実ったと言えます。改めて感謝いたします。

ただ、認証は1年更新で、これから継承し続けていけるかが大きな鍵になります。認証の余韻に浸ることなく、認証に恥じないような農場運営に教職員、生徒ともども頑張っていきます。よろしくお願いいたします。


 

 この日は『花嫁フェア』と題して、ポインセチアにスポットを当てたフェアを行いました。システム園芸科草花班が丹精込めて育てたポインセチアが、お客様のもとへ旅立っていく様子を例えて、この名前を付けました。

 そのポインセチアを購入したくださったお客様には、ポインセチアの花言葉入りポストカードが入ったフォトフレームをプレゼントし、パンジーやビオラを購入してくださったお客様には、お花の写真のポストカードをプレゼントしました。

 草花が旅立つ日までに、育てることはもちろん、お客様という新しい家族に喜んでもらうため、多くの時間を準備に割きました。そのおかげもあり、たくさんの花嫁がお客様のもとに旅立つことができました。

 今年度の城山台ABCマーケットは、この日で終了です。高校生たちが様々な工夫を凝らした活動を、今後の校内発表に向けてまとめる作業に入ります。

 来年度のABCマーケットは、京都大学大学院農学研究科附属農場(京都府木津川市城山台4-2-1)にて、販売させていただく予定です。詳しい日程が決まればホームページ上でお知らせいたしますので、これからも城山台ABCマーケットをどうぞよろしくお願いいたします!


 

 この日は『想いを伝えようフェア』と題して、日ごろ身近な方々への感謝を伝えるため、メッセージカードを添えて販売するという企画です。

 城山台小学校の6年生と前週からコラボし、情報企画科で"付加価値"を付けるために、紙粘土で動物のかわいい飾りづくりを、システム園芸科でパンジーとビオラの調整作業を行いました。

実際に販売に向かったのですが、この日はあいにくの雨模様...。雨の日はお客さまが少ない傾向にあるので、無事にマーケットが開催できるのか、始まる前から私たちは非常に心配をしていました。

しかし、実際には初めてABCマーケットに来てくださった方や、以前に木曜日に開催していたころから久しぶりに来てくださったお客さまなど、多くの方にお越しいただき、小学生も一緒に販売したこともあり、大変マーケットが賑やかになりました。

 小学生も、働くことの大変さや商品を販売するために様々な工夫をしていることを学び、充実感ある顔で帰ってくれました。高校生も、自分だけでなく、周囲をよく見て行動することを改めて体験し、お互いにとって良い時間を過ごすことができました。

 
 
Copyright (C) 京都府立木津高等学校 All Rights Reserved.