11月10日(火)
10月31日に引き続いて冷泉流の先生にお出でいただきました。
今回は今までに作った和歌を学んだ所作とともに発表する、まとめの授業です。
会場に清凉寺の大方丈をお借りし、ご住職に清凉寺や大方丈についてのお話をお伺いしました。
その後、前回学んだ所作とともに着席し、墨をすって和歌を短冊に写しました。
そして選ばれた一首をもとにみんなで披講を体験しました。
披講とは、できあがった和歌に節をつけて詠い、歌会などで披露することを言います。
節の調子が書かれた譜面の「乙之博士」を手元に、先生の披講を参考にみんなで声に出して、和歌を楽しみました。
和歌を作るだけではなく、所作とともに披講を体験できることはあまりないことです。
本物に触れることができる京都ならではの体験を大人になっても忘れないでいてください。
令和5年10月31日(火)から2年生が嵯峨嵐山地域の自然探究として、嵐山にある亀山公園で木本植物調査・観察を行っています。
学校から徒歩で行ける距離にある亀山公園には、照葉樹林と落葉広葉樹林(夏緑樹林)が隣接し、座学では非常に分かりにくい生態分野「植物群落と遷移」の内容が効率的に学習できます。また、秋のこの時期は実が成熟し、構成樹種が同定しやすくなっています。
生徒たちは、コナラやクヌギ、シイなど代表的な木本植物を観察しながら、里山と極相林の違いを肌で感じていました。そして、葉や樹皮、ドングリなどをiPadで撮影し、後日内容をプリントにまとめていきます。
秋晴れのなか、色づく木々を実際に観察しながら植生の理解を深める良い現地実習となりました。
11月6日(月)家庭科3年文科科学コース選択科目「子どもの発達と保育」の授業において、うぐいす保育園を訪問して園児たちと交流をしました。
今年度2回目ということもあり、生徒たちは1回目よりも慣れた雰囲気で、にこやかに笑顔で対応していました。
生徒たちが手作りしたシルエットクイズやなぞなぞ、ビンゴゲームをして園児たちと楽しいひとときを過ごすことができました。特にビンゴゲームは、ビンゴゲームのカードから準備をして、園児たちが思い思いのカードを作ることができるよう考えて作りました。また、折り紙で作ったプレゼントをとても喜んでくれた様子を目の当たりにして、生徒たちも満足そうでした。このような交流の体験を今後に活かしていきたいです。
うぐいす保育園の皆様、ありがとうございました。
10月30日~11月2日は北嵯峨高校の人権週間です。各学年毎に、それぞれのテーマで人権学習に取り組みました。
1年生は体育館で「出会いから友情を育てようーひとりの在日朝鮮人としてー」という演題で康玲子さんの講演を聴き国際化社会における人権について考えました。講演後は教室へ移動して感想文を書きました。
2年生は部落問題に関するDVDをHR教室で鑑賞し、担任の講義ののち、ワークシートおよび感想を記入しました。
3年生は、3年間の人権学習のまとめとして『人権』について描かれた映画「あん」を鑑賞し、感想文を記入しました。
人権問題に意識を向けて知識を深める機会になりました。今回の学習で学んだことをひとりひとりの生き方や行動に生かしてほしいです。
10月20日(金)家庭科3年文科科学コース選択科目「子どもの発達と保育」の授業において、嵯峨児童館を利用されている乳幼児とその保護者の方々と交流をしました。
今年度2回目ということもあり、生徒たちは1回目よりも慣れた雰囲気で、にこやかに笑顔で対応していました。児童館の職員の方による進行のもと、挨拶をして生徒たちがグループで考えた交流遊びをし、最後にはふれあいの時間で一緒に遊び、保護者の方から子育ての体験談を聴くことができました。
生後5ヶ月の乳児さんの様子や、交流遊びに積極的に参加してくれた幼児さんの姿を見て「かわいい」と目を細めていました。
最後は正門までお見送りしました。生徒たちは子どもの成長発達について、ふれあい体験を通じて学習させていただきました。
参加していただいた皆様、職員の皆様、ありがとうございました。