今週は、読書月間のお楽しみ企画のひとつとして、「部活動対抗ビブリオバトル」が昼休みの図書館で開催されています。
初日の対戦は、女子バレーボール部・バドミントン部・美術部。
それぞれの部員が、自分のおすすめの本を熱くプレゼンし、観覧していた生徒や先生方からもたくさんの質問が飛び交いました。
会場は本への興味と熱気に包まれ、大いに盛り上がりました。
バトル終了後には、観覧者が「読んでみたい!」と思った本に投票しました。
気になる初日の結果は、図書委員会通信「ぷちぶらりぃ」で明日発表されます!
今後の発表スケジュールは以下のとおりです。
11日(火):陸上競技部・男子ハンドボール部・男子バレーボール部・ソフトボール部
12日(水):卓球部・ソフトテニス部・地学部・女子ハンドボール部
14日(金):剣道部・女子バスケットボール部・文芸部・硬式野球部
どの部が優勝するのか?
お昼の図書館で繰り広げられる"本のバトル"に、ぜひご注目ください!
11月5日(水)
本校では、京都にゆかりの深い活動を取り上げ、伝統文化への関心を高めることや豊かに生きる力を育むことを目的として、2年生人文科学コースを対象に、伝統文化事業を実施しています。
今年度も冷泉流の先生をお招きして、計3回にわたり和歌の詠み方、披露(披講)に至るまでの所作を学びました。
最後の第3回が実施され、清凉寺(大方丈)で披講を行いました。京都に住んでいてもなかなか伝統文化に触れる機会が少ない生徒たちも、和歌を墨書したり膝行で進んだりと、初めてのことに悪戦苦闘しながらもとても楽しそうでした。先生がおっしゃっていたように、将来何かの機会に触れることがあった時に、是非今回の楽しかったことを思い出してほしいです。
10月29日(水)、10月30日(木)
2年人文科学、文科科学コースの総合的な探究の時間「嵯峨に生きる」では2学期に『現代の嵯峨嵐山を知る』というテーマに基づいて、校外にフィールドワークに出かけました。事前に実施された嵐山商店街の石川会長からの講演を受け、「環境問題、観光・景観、祭り・イベント、商店街の取組、伝統工芸(京扇子)」について、「京みやげ洛楽、嵐山大市、カフェ・ド・えむ、自家製麺新渡月、京扇子伊藤常」(敬称略)のみなさんに詳しくお話を聞きました。「伝統芸能」についても「清凉寺」で嵯峨大念仏狂言保存会の方に実演を交えてお話を聞くことができました。
お聞きした内容をまとめて、生徒は12月に発表活動を行います。
御協力いただいた皆さま、ありがとうございました。
その取り組みの1つ「朝読書」が本日から始まりました!SHR後から1限開始前の10分間を使ってクラスのみんなと先生方も含めて読書を楽しみます。初日から、朝の静かな落ち着いた雰囲気の中でそれぞれが読書を楽しんでいる様子が感じられました。
朝読書は14日(金)まで実施されます。読書の秋。この取り組みをきっかけに皆さんの生活の一部に読書習慣を定着させていきましょう。
その他の「読書月間」の取り組みも紹介します♪
◎朝読書におすすめの本の紹介・展示
◎朝読書特別貸出
◎部活動対抗ビブリオバトル
◎ワークショップ
◎漫画総選挙
11月4日(火)、3年生の球技大会を実施しました。種目はバレーボール・ソフトテニス・バドミントンの3種目で、クラスごとに色とりどりのクラスTシャツを身にまとい、熱戦が繰り広げられました。どの競技も白熱した試合が続き、仲間とともに全力でプレーする姿が印象的でした。
この球技大会は、3年生にとって高校生活最後の大きな行事となりました。仲間との絆を深めたこの経験を胸に、それぞれの志望校合格に向けて、最後まで全力で頑張ってほしいと思います。
各競技の結果は以下の通りです。
<バレーボール>
優 勝:3年7組
準優勝:3年1組
第3位:3年2組
<バドミントン>
優 勝:3年6A組
準優勝:3年7A組
第3位:3年3A組
<ソフトテニス>
優 勝:3年7A組
準優勝:3年6B組
第3位:3年7B組
<総合結果>
総合優勝:3年7組
準優勝 :3年6組
第3位 :3年1組
今週は「人権週間」として、全学年で人権について考える学習を行いました。
それぞれの学年がテーマに沿って映像を視聴し、自分の感じたことや考えをまとめる時間を持ちました。
1年生
1年生はホームルームで「外国人と人権 ~違いを認め、共に生きる~」という動画を視聴しました。
映像を通して、文化や国籍の違いを超えてお互いを尊重することの大切さを学び、その後の感想文では「多様性を認め合うことの意味」について一人ひとりが自分の言葉で振り返りました。
2年生
2年生は、会議室・視聴覚室・多目的教室・DIルームの4会場に分かれて学習を行いました。
視聴したのは、
「そのとき歴史は動いた」~『人間は尊厳すべきものだ』 全国水平社 差別との闘い~
「ハイビジョンふるさと発」~『ルーツを見つめる』 大阪 若者たちの肖像写真~
の2本の映像です。
生徒たちは、過去の差別と向き合いながら、人が互いの尊厳を守り合う社会のあり方について考え、感想文に自分の思いをまとめました。
3年生
3年生は体育館に集まり、河瀬直美監督による映画『あん』を鑑賞しました。
映画を通して、「人間の尊厳」や「偏見に向き合う勇気」、そして「生きることの意味」について静かに考える時間となりました。
上映後はホームルームで感想を共有し、3年間の人権学習を振り返る活動を行いました。
それぞれの生徒が、これまでの学びを自分の生き方にどのように生かしていくかを真剣に考えていました。
今回の人権学習を通して、生徒たちは「互いを尊重し、思いやりの心をもって生きること」の大切さを改めて感じ取ることができました。
これからの日々の学校生活の中でも、人権を大切にする姿勢を実践していけるよう、学びを続けていきます。
10月25日(土)
第3回学校説明会を実施し、約300名の方にご参加いただきました。
全体会は吹奏楽部のオープニングパフォーマンスからはじまり、学校長の挨拶や教務部長から本校カリキュラムの説明がありました。最後には、在校生の体験に基づいた学校生活の紹介がありました。本日は、全体会の他に授業体験、部活動体験、個別相談会、校内見学などがおこなわれ、どの会場も沢山の方にご参加いただきました。
ご来校いただいた方には、本校の雰囲気を少しでも感じていただけたならば幸いです。
次の学校説明会は11月22日(土)に実施します。本校生徒が参加する説明会としては最後になります。是非ご参加ください。(個別相談会は12月7日(日)に実施します)
各回の申込みは中学校にお送りします「北嵯峨高校通信」および本校HPでお知らせ致します。
10月20日(月)に家庭科3年文科科学コース選択科目「保育基礎」の授業において、五感で学ぶ料理教室・ククラボから、五十川喜子先生と松尾美知枝先生をお招きして、調理実習を実施しました。この後、2講座もお世話になります。
新米ごはん、具だくさんのみそ汁、つくね、みず菜のごま和えの一汁二菜のメニューを作りました。京都産の新米を炊き、地産地消の食材として京野菜のみず菜を使い、すり鉢とすりこぎを使ってごまをあたり、音や香りを感じながらの実習となりました。日本の食文化である和食の良さを感じるとともに、子どもと一緒に調理をする際の調理器具の扱い方の注意点や、絵本を通して食の大切さを伝える食育についても学びました。
御指導いただいた五十川先生、松尾先生、誠にありがとうございました。
2年人文科学・文科科学コースが学ぶ「総合的な探究の時間」では、学習内容も後半に入りました。対象とする時代が過去から現代に移り、「現代の嵯峨嵐山地域について学ぶ」と題し、生徒たちは観光・景観、環境問題、祭り・イベント、商店街、伝統工芸、伝統芸能などの6つのテーマに取り組みます。
本日は嵐山商店街会 会長 石川恵介さんにお越しいただき、「嵐山の観光課題への取り組み」についてご講演いただきました。嵐山には現在年間約800万人の観光客が訪れるそうです。その中でこれまで嵐山保勝会が取り組んできた嵐山の魅力を維持するための方策、そしてインバウンド客が回復した現状の課題や対策、今後の計画などをお話いただきました。内容はゴミ箱の設置を巡る問題から観光客を分散化させること、1980年代にあった松並木を復活させることなど多岐にわたり、また将来のことも視野に入れて街作りをしなければならないなど、人気商店街が中心となり考えるべき問題の多さに気づかされました。
お世話になっている地域に、高校生がどんなことを還元できるのかを考えながら探究学習のテーマに取り組みたいと思います。
10月10日(金)、中間テスト終了後に本校体育館にて、第1学年を対象とした俳句創作活動の講演会を開催しました。講師には俳句作家の木村和也先生をお招きし、「俳句は楽しい」をテーマにご指導いただきました。
まず、「秋の果物」という題材で各自が俳句を詠み、その後、班ごとに優秀な一句を選出。代表作による「句相撲」を行い、勝ち残った1句に拍手が送られました。
木村先生からは、優勝した俳句への丁寧な講評とともに、先生が選んだ他の秀句も紹介していただき、参加した生徒たちは俳句の奥深さと楽しさを実感しました。
次回は大覚寺への校外学習で感じたことを題材に俳句を詠みます。どんな作品が生まれるのか、今から楽しみです。
10月1日(水)
「総合的な探究の時間」において、2年生を対象に京都先端科学大学国際学術研究院の山本淳子先生をお招きし、「源氏物語はどこがおもしろいのか」と題したご講演をいただきました。
恋多き男性として描かれる光源氏が、なぜ恋を繰り返すのかといった物語の本質的な部分や、栄光の陰に人間の持つ罪や寂しさを味わい尽くした光源氏の人生、関わった女性たちの幸せや悲しみといったことなど、様々な視点から源氏物語という作品の味わい深い魅力を十分に伝えていただきました。
物語の中で、光源氏が晩年を過ごしたのがこの嵯峨の地であるということも話され、実はゆかりが深いということも生徒たちの興味を引き付けていました。
生徒たちは「恋とは」「愛とは」といった難しいテーマについて考えさせられる講演となりました。山本先生ありがとうございました。