学校生活

7月16日(水)3・4限、2年生自然科学コースの生徒を対象に、龍谷大学から講師の深尾武史教授をお招きし、授業担当の川端教諭と共同で高大連携数学講座を開講しました。

講座では「2次関数」を用いて、スロープを転がした鉄球が床に設置したペットボトルの中に入るように、班で実験や計算など試行錯誤を繰り返しました。

普段の座学で学ぶ数学とは一味違う、実験と考察を行き来する「生きた数学」に触れ、生徒たちは楽しみながらも真剣に問題に取り組んでいました。あまり使い慣れていない「関数電卓」の使用方法も学びながら、複雑な方程式や厳密な値の計算にもチャレンジしました。
最後は多くの班がペットボトルに鉄球を入れることに成功し、大きな歓声と達成感で溢れていました。

講座の最後には深尾先生から、現在世界を取り巻く様々な問題と数学とのつながりや、数学を学ぶ意義についてもお話していただきました。今回の貴重な経験を、今後の学習の糧としてほしいと思います。