9月17、18日の2日間に文化祭が、9月24日に体育祭がそれぞれ実施されました。
文化祭・体育祭ともに新型コロナウイルス感染症対策に配慮した形で、生徒会や文化委員会、体育委員会を中心に生徒主体で内容を一から考えて素晴らしいものをつくり上げることができました。
文化祭では、1年生は舞台発表、2年生は展示や映像による教室発表、3年生は演劇を行いました。例年よりも限られた時間の中、各クラスで工夫を凝らし、各学年とも例年に勝るとも劣らない仕上がりの発表となりました。また、発表会場への入場制限が必要だったため、武道場や特別教室などでのリモート上映も行いました。
体育祭では、黄緑、橙、水色、赤、桃、紫、黄、黒、緑の9色に分かれて各競技を行いました。今年度はクラスTシャツを着用したため、より華やかで非常に盛り上がったものとなりました。また、昼休み中には書道部、吹奏楽部がパフォーマンスを行い、体育祭に華を添えてくれました。
10月28日(水)LHRの時間に、「性と生き方を考える講演会ーあなたのみんなの生と性、もっと大切に、もっと幸せにー」を行いました。
京都教育大学非常勤講師の関口久志先生による60分間の講演では、LGBTなど性の多様性を尊重する大切さや、男女による性衝動の違い、異性に求める理想像(性役割)などを様々な事例をもとにわかりやすくお話していただきました。
その上で、自身の心身・性を大切にし、他者の心身・性をも大切にできることが、性の自立と幸せにつながると述べられました。また今年のトピックとして、コロナによる休校で全国的に10代の妊娠相談が急増していることなど、社会の課題としてのお話もしていただき、生徒たちは熱心に聞いていました。
様々な情報があふれる中で正確な情報を選択し、自分も他者も大切にできる、時に困ったときにはヘルプを出せることが真の自立と言えるというメッセージを、しっかり受け止めてくれたでしょうか。