6月5日(木)5・6時間目、摘んだ茶葉を使って4年生が「手もみ製茶体験」をしました。講師として「21お茶のふるさと塾」のみなさんに来ていただき、家庭用ホットプレートを使った手軽な製茶法を教えていただきました。


4人1組の班ごとで体験開始です。高温にしたホットプレートに茶葉を入れ、その上に湯飲み一杯分くらいの水をかけて蓋をします。2分前後待つと葉っぱが「しな~」と蒸された感じになり、蓋の穴からもお茶のよい香りがしてきます。蓋をあげ、茶葉をキッチンペーパーの上にのせ、水分をとります。 茶葉をさまして手でさわれるくらいになったら、軍手をはめて両方の手のひらで葉をもみます。こうして葉の中の水分と成分をもみ出していきます。





ホットプレートを囲んで班で一斉に葉をもんだり、交代しながら何度ももんだりしながら、プレートの上で葉を乾かしていきます。初めての作業です、楽しく根気のいる作業です。この「繰り返しもむ」そして「乾かす」を続けていきます。そして、乾燥がすすむと、普段よく目にするお茶っ葉のように細長くなってきました。

できたお茶を急須に入れてお湯を注ぐと、煎茶のできあがりです。


自分たちが手もみで作ったお茶の味は「おいしい」「苦いけど後味がとっても甘い」「お茶のいい香りがする」と。販売される手もみのお茶は、5時間近くもんで作られるそうですが、短時間でもとってもおいしいお茶ができました。「蒸す」→「もむ」→「乾かす」こうして煎茶がつくられることを体感しました。お茶のふるさと塾のみなさん、本当にありがとうございました。お茶の町、宇治田原町ならではの貴重な体験が実現しました。