網野学舎
今回は学芸委員会の活動を紹介します。
学芸委員会は主に生徒の図書館の利用を促すために、図書館内のポップの作成や文化祭におけるイベントの実施など、様々な活動を行っています。
本日は、11月の読書週間に向けて、教職員のおすすめ本の紹介原稿の回収に各委員が回りました。岡田校長から原稿を受け取った委員長の尾谷咲良さん(3年1組・網野中)は、「教職員の方々がおすすめする本をきっかけに、普段はあまり読んだことのないジャンルの本にもたくさん触れてほしいです。これからも全校生徒の皆さんに本の楽しさを伝えていきたいです。」と笑顔で話してくれました。
私達にとっても「初めて」の文化祭
文化祭で参加型展示を行った2年生の学校祭実行委員に話を聞きました。
安井遥香さん(2年1組・丹後中)
1組の展示のテーマは台湾と日本でした。私は日本の祭を担当しました。楽しんでもらえたらと、射的やスーパーボールすくいなどの体験や文化的な展示物を作りました。国別に教室が分かれたものの、互いの国の展示についてアドバイスを送り合ったりして交流できて良かったです。各個人が作成した展示物を前日に初めて教室に配置したときには、個性溢れる作品がずらりと並んでわくわくしました。当日はみんな楽しんでくれました。取組を通して、クラスの仲がさらに良くなり、互いへの思いやりの心も芽生えたように思います。これからもこの関わりや思いやりの心をもっと深めていきたいです。
伊東愛奏さん(2年2組・網野中)
2組はタイとスウェーデンの2つの国の文化を、なるべく予算をかけずに段ボールなどの廃材を利用して質感を出しながら展示していきました。普段は積極的に交流しない男子と女子が、取組を通して話す機会が増えてとても良かったです。日が迫ってはじめて危機感を感じたり、もっと多くの意見を聞いて構成を考えるべきだったなど反省点もありましたが、みんなの協力で完成に漕ぎ着けることが出来ました。当日は作品に迫力があるとか、印象深いなど高評価をいただきました。今回をきっかけに、この後の体育祭も修学旅行も、誰とペアやグループになってもみんなが楽しめる仲のいいクラスにしていきたいです。
前川凌万さん(2年3組・網野中)
3組は韓国とアメリカをテーマに展示作品に取り組みました。どちらの国もそれぞれこだわりを持って作業しました。私はアメリカ担当で、ナイトパーティーをイメージした装飾を手掛けました。昨年は中止になったため、私達2年生にとってもはじめての文化祭だったのでわからないことだらけでした。そんな中でも3組らしく、楽しむときは楽しんで、やるときは一生懸命に取り組むというメリハリを大切にしていきました。当日は体験アトラクションだけでなく、一つ一つの展示物もみなさんに評価されて嬉しかったです。これからも互いに協力し合って、検定試験や進路実現につなげていきたいです。
...1年遅れの「初めての文化祭」は、2年生にとっては わからないことだらけ の出発でした。しかし、彼らの展示にかけた情熱と、仲間と協力して取り組んだかけがえのない時間は、紛れもなく高校生活の思い出の1ページにしっかりと刻まれたことでしょう。
(取材・文 安達卓能)
一人一人がクラスを支える...そんな理想のクラスに。
初めての文化祭で、参加型展示に取り組んだ1年生の各クラスの実行委員に、出来映えや感想を聞きました。
横嶋謙心さん(1年1組・網野中)
コロナ禍で地域の祭がなかなかできない状況だったので、展示のコンセプトは「祭を楽しもう」に決めました。協力して調べ物をしたりアンケートを取ったりする中で、普段なかなか話さないメンバーともコミュニケーションをとりながらみんなで協力して準備や作業にあたることができました。私はリーダーとして、このいい雰囲気の中でいい作品ができればいいなと思いながらみんなの姿を見ていました。展示では特に「鳥居」の出来映えが良く、全体的に好評でした。次の体育祭でもさらに協力し合って、みんなで何でも話し合える仲のいいクラスを作っていきたいです。
今西樹奈さん(1年2組・弥栄中)
私達の展示はクイズラリーとお化け屋敷を組み合わせた体験型の作品で、昼の部屋と夜の部屋とに分けて作りました。取組中はいいものを作ろうとするあまり、言い合いになったり意見がまとまらなかったこともありましたが、最後はクラスが一丸となって完成させることができました。2組の一人一人がこのクラスを支えようとしていて、とてもいいクラスだと感じました。思っていた以上の出来映えで、参加者からも面白かったと言っていただき本当に嬉しかったです。リーダーとして、みんなの意見をまとめる大変さや計画を立てる難しさを学びました。この経験を今後に活かしていきたいです。
大垣柚斗さん(1年3組・弥栄中)
テーマは呪いの館を脱出するというゲーム性のあるもので、教室を暗くして不気味な雰囲気を演出しました。はじめは女子が率先して頑張ってくれていたのに、男子がなかなか動かずに迷惑をかけていました。それでも少しずつ協力的になり、最後はみんな仲良く取り組んでいました。私はリーダーとして、班やメンバーに目標を持ってもらいながら役割を振り分けていきました。飾り付けにもこだわり、完成したときにはいいものができたと感じました。当日の反応は上々で、3組のメンバーは満足そうな表情でした。次の体育祭でもクラスのために動き、みんなでいい思い出を作っていきたいです。
...昨年度は中止、初めての文化祭、新たな取組である参加型展示。手本も伝聞もない、まったくの0から作品を作り上げた1年生は見事に文化祭を成功させました。これからも様々な取組を通して、皆さんの手で「理想のクラス」を作っていってほしいと願っています。
(取材・文 安達卓能)
3年間の思いを詰めた「笑顔の5分間」
文化祭でダンスパフォーマンスを披露した3年生各クラスの文化祭実行委員に話を聞きました。
奥村心南さん(3年1組・網野中)
1組は一言で言えば「個性の塊」です。ダンスの統一感を保ちながらも、随所にあるポージングやTシャツのデザインなどはあえて統一感をなくして、バラバラの個性を表現し、観る人に楽しんでもらうことを意識しました。
取組中は心配していたクラスの「課題」が次々と出てしまいました。なぜみんな私達の思いをわかってくれないのかと悩むこともありました。それでも、後半に進むにつれて「自分達の手で文化祭を作るんだ」と、みんなの気持ちがまとまっていくのを感じました。
本番は私達が最後の演技でした。他のクラスのパフォーマンスを目にして少し自信を失ってしまいました。でも演技が始まるとみんな笑顔がはじけて、最後の本番がこれまでで一番輝いていました。ミスも含めて1組らしい最高の演技だったと思います。
文化祭が出来たこと、そしてずっとやりたいと願っていたダンスパフォーマンスができたのは私達の思いと、叶えてくれた先生方のおかげです。本当に感謝しています。
小塚凌雅さん(3年2組・網野中)
私の苦手な部分である「人前に出て話したり引っ張っていくこと」がもっと出来るようになりたいという思いから、1年生に続き今年も実行委員に挑戦しようと思いました。
文化祭ではダンスを通して、私達2組が過ごしてきた3年間を「航海日誌を刻む海賊」というテーマで表現しました。皆で揃えるところとか、逆に対立するところとかをメリハリを付けて表現するところにこだわりました。
本番は失敗した場面もありましたが、思っていた以上に楽しくダンスをすることが出来ました。最優秀賞を逃して悔しがっていたみんなの姿を見て、私は逆にクラスの「絆」の強さを感じることができました。
この文化祭で協力して一つのことを作り上げる中で、私自身が当初掲げていた苦手な部分を克服でき、またクラスのメンバーもそれぞれに成長できたように思います。それぞれ次の進路に進んでも、みんなさらに成長していってほしいと願っています。
麻田和花さん(3年3組・網野中)
3組は男子が圧倒的に多く面白いメンバーが多いことから、ダンスの方向性は始めからお笑い路線でいくことに決まりました。衣装にもこだわり、男子もスカートをはくことに快く賛同してくれました。しかしいざ取組が始まると、取組に対するクラスのメンバーの温度差が大きく、本当に一つにまとまるのかと不安だらけでした。それでも最後はみんなの心が一つになっていくのを感じました。
本番は音響機器のトラブルで曲が途中で止まってしまうハプニングがありましたが、もう一度チャンスを頂いた二度目の演技も、力強く楽しく最後まで踊りきることが出来ました。なかなかできない経験でしたが、終わった後の疲れはとても心地よかったです。最優秀賞は最高に嬉しかったし最高の思い出になりました。
企画経営科は卒業まで様々な取組がまだたくさんありますが、これからもみんなで協力し合って頑張っていきたいです。
...様々な制限の中で高校生活を過ごさざるをえなかった3年生でしたが、5分間で見せた渾身のパフォーマンスは、コロナをも吹き飛ばす、充実感と笑顔が溢れるものでした。
(取材・文 安達卓能)
9月17日(土)、京丹後夢球場にて福知山成美高校と対戦し、3対2で勝利しました。次戦、ベスト4をかけて9月24日(土)わかさスタジアムにて、12時30分より龍谷大学付属平安高等学校と対戦します。応援よろしくお願いします。
本日は保健委員会の活動を紹介します。
保健委員会は生徒が毎日の生活を心身共に健康に送れるようにと、普段から様々な取組を行っています。委員長の松本和也さん(3年1組・網野中)は、今日も昼食時にユーモアある放送で全校生徒に黙食を呼びかけていました。「放送は毎日大変ですが、このような小さな取組であってもそれで感染が少しでも収まれば嬉しいです。」と、松本さんはやりがいを口にしていました。
9月10日(土)、京丹後夢球場にて京都外大西高校と対戦し、3対1で勝利しました。今大会は宮津天橋高校と連合で試合に出場しています。次戦、ベスト8をかけて9月17日(土)京丹後夢球場にて、12時30分より福知山成美高等学校と対戦します。応援よろしくお願いします。
9月28日(水)に体育祭を開催します。プログラムを以下に掲載しますので、是非ご覧ください。新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、参観は本学舎生徒の保護者等、各家庭2名以内に限定し、一般の方の参観は御遠慮いただいております。御理解と御協力をお願いします。
文化祭では学年の取組の他に、一部の部活動や委員会もそれぞれ催しをしました。全校生徒や保護者の方々に普段の活動の様子や練習の成果を見てもらう最高の機会になりました。
<催し>
美術部 作品展示「巨匠は誰でしょう??」
書道部 作品展示
華道部 作品展示「涼夏」
茶道部 お茶席「一期一会」
体操部 演技「体操魂」
吹奏楽部 演奏「スタッカート」
学芸委員会 催し「古本雑誌市,和歌つなげ」
そして9月8日(木)の午後、2日間にわたって行われた文化祭も閉会式を迎えました。まず、各学年の演技と展示について審査を務めた部長の先生からそれぞれ講評がありました。閉会の挨拶では川﨑生徒会長が文化祭を無事大成功で終えられたことと、28日の体育祭でも皆で助け合い支え合って楽しい体育祭にしていこうと挨拶しました。最後に後藤学舎長が、手本がなくまた例年と違う形式で開催された中、一からの手探りで、それでもこのような立派な素晴らしい文化祭になったことを称え、生徒それぞれにとって大きな財産になったのではないかと話しました。そして、この経験をこれからの実社会でもぜひ活かしていってほしいと挨拶しました。
生徒の皆さん、取組から本番まで本当にお疲れ様でした。大変素晴らしい文化祭だったのではないでしょうか。
今年度の文化祭では、1年生も2年生と同様、各クラスごとに参加型展示をしました。また、文化祭での先輩達の躍動する姿や取り組む姿勢を見て大きな刺激を受けていました。調べ学習をもとにしたパネル展示と体験型ゲームを組み合わせたり、大掛かりな謎解き脱出ゲームを作ったりと、各クラス工夫を凝らした内容になっていました。
<テーマ>
1組 「稲one祭」
2組 「知恵、ひらめきを生かし、心を一つにゴールを目指せ!!」
3組 「迷いの館を脱出せよ!」
今年度の文化祭では、2年生は「万博」をテーマに、参加型展示をしました。どの会場も各国の文化や特徴について調べ、工夫を凝らした展示となっていて、参加者は作品の前で足を止めて興味深く見入ったりミニゲームなどを楽しんでいました。昨年度は中止となり、2年生にとっては初の文化祭でしたが、皆の顔は達成感に溢れている様子でした。
9月7日(水)、台風一過の青空の下、2日間にわたる令和4年度丹後緑風高等学校網野学舎文化祭が開幕しました。
リモート配信で行われた開会式では、川﨑生徒会長の開会宣言に始まり、山口生徒会副会長は文化祭を無事に開催できる喜びと皆で全力で楽しめる文化祭になることを、岡田校長は網野学舎らしい爽やかで真面目で意外性や面白さ、そして感動に溢れた文化祭になることをそれぞれ期待する挨拶をしました。
文化祭のスタートを切る最初の演目は3年生によるダンスパフォーマンスでした。この晴れの舞台を目指して、クラス一丸となって準備と練習を重ねてきた3年生達は、熱視線と手拍子を送る全校生徒や多くの保護者を前に、魂のこもった演技、3年間の思いの詰まった最高のパフォーマンスを全身で披露しました。そして終了後は3年生達が集まって互いの健闘を称え合ったり写真撮影をして思い出の瞬間を心に焼き付けていました。
9月9日(金)、就職試験壮行会を行いました。岡田校長からは、面接では「やる気」と「元気」が最も重要であり、質問に対して一生懸命答えるようにと、激励の言葉がありました。第3学年部長の勝山先生は、自身の失敗談から、「熱意」を持ち、粘り強く最後まで頑張ることの重要性を生徒に語りました。最後に、生徒一人一人が自分の言葉で決意表明をしました。
みなさんの健闘をお祈りしています。
9月19日(月・祝)久美浜公園でのイベントにて、商品開発実習を行います。久美浜学舎のアグリサイエンス科の生徒とともに、クッキーやチーズケーキを販売します。久美浜学舎では、商品化に向けて試作を繰り返しながら取り組んでおり、網野学舎ではPOPやパッケージデザインなどを担当しています。限定販売となっていますので、ぜひ会場までお越しください。
安達教諭の突撃リポート №92
You don't need to be perfect as long as you try your best.
(あなたが「最善」を尽くす限り「完璧」である必要はない)
9月1日より新しく本校に赴任したALTの Lavelle Laura さんに自己紹介をしていただきました!
Hello Everyone!
My name is Laura. I'm from England, UK.
I love cooking. In my free time I like to try making new recipes.
What foods do you like?
I also enjoy gardening and reading. I like non fiction books the best.
At university I studied International Business.
My dream is to have a food business, maybe an English cooking school because I love cooking and teaching.
I met my Canadian husband when I was an exchange student at Kumamoto Gakuen University, so Japan is a special place for us. We wanted to come back to Japan and show our children where we met.
I'm still studying Japanese, please help me to learn Japanese.
My teaching philosophy is that you don't need to be perfect as long as you try your best.
Nice to meet you.
皆さんこんにちは! 私はローラといいます。イギリスのイングランドの出身です。
私は料理が大好きで、時間があれば新しいレシピ作りに挑戦することが好きです。あなたはどんな食べ物が好きですか?
また、庭造りや読書を楽しんでいます。本の中ではノンフィクションが一番好きです。
私は大学で国際ビジネスを学んでいました。私自身が料理と教えることが大好きなので、英語を使った料理学校の経営のような食に関するビジネスに携わることが私の夢です。
私は熊本学園大学で交換留学の学生だったときにカナダ人の今の夫に出逢いました。ですから、日本は私たち夫婦にとって特別な場所です。私たちは日本にまた戻ってきたい、そして私達夫婦の出逢った場所を子供たちに見せたいと思っていました。
私はまだ日本語を勉強している最中ですので、皆さんどうか私の日本語の勉強を手伝ってください。
私の教育理念、それは「あなたが最善を尽くす限り完璧である必要はない」ということです。
これからもどうぞよろしくお願いします!
...日本の文化、特に日本食が大好きだと話してくれたローラさんでした。こちらこそどうぞよろしくお願いします!
(取材・文 安達卓能)
この夏に行われた大会・活動を紹介します。
7月28日 両丹高等学校ユース陸上競技対校選手権大会(京丹後はごろも競技場)
1年男子総合2位 1年女子総合3位 2年女子総合3位
8月22日~24日 京都府高等学校ユース陸上競技対校選手権大会(たけびしスタジアム京都) 8位までの結果
男子1年800m 6位 小松海斗
男子1年1500m 5位 小松海斗
男子1年5000m 8位 石崎奨
男子2年棒高跳 6位 岡野優也
女子1年棒高跳 6位 和田祐夏
女子1年やり投 6位 嶋田樹梨菜
その他 7月23日summer GAME
7月24日三丹陸上競技選手権大会
7月29日SUMMER GHALLENGE
8月28日宮津陸上競技選手権大会 に出場しました。
鉢伏高原での中長距離パートの合宿短・跳・投パートのはごろも競技場での合同練習等を重ねて夏休み期間中に、大きく成長できました。
9月1日(木)に本学舎は3回目となる開校記念日を迎えました。
本学舎は、丹後地域の高校再編に伴い、網野高校と久美浜高校の教育活動を継承し、令和元年9月1日に設置されました。これまで先輩方が築いてこられた良き伝統を引き継ぎ、地域に学び、地域の課題について考え、地域創生に貢献する人材を育てる、明るくさわやかで活気にあふれる学校づくりを、これからも全校生徒と全教職員で進めてまいります。
8月31日(水)久美浜中学校2年生(71名)を対象に、職場体験前マナー講座を実施しました。今回講師を務めたのは、企画経営科2年生4名です。中学生の皆さんは高校生の説明をしっかり聞いて、挨拶やおじぎ、電話応対等の実習に熱心に取り組んでくれました。これからの職場体験や、今後の学校生活で活かせる機会があればうれしいです。