網野学舎

 吹奏楽部も、近年はコロナの影響を大きく受けた部活動の一つです。現在も新型コロナウイルス感染症対策を講じる中、今夏からは徐々に発表会やコンクール(今年度、小編成部門銀賞)が再開され、部員達は演奏を披露できる喜びを胸に、毎日個人練習や合奏の練習に取り組んでいます。
 ホルンを担当している部長の養父佑衣子さん(2年1組・大宮中)は、「演奏すらできない苦しい期間もありましたが、それでも部員はただ目の前のできることをこつこつと取り組んできました。そういう期間を一緒に過ごしてきた仲間だからこそ、演奏を披露できる今、みんないい雰囲気で生き生きと活動しています。これからも、聴いていただいた人達に心から楽しんでもらえる、そんな楽しい音色を届けていきたいです。」と教えてくれました。ちなみに今後の目標は、来年度の京都府のコンクールで金賞を獲ることだそうです。

 

 2年生総合的な探究の時間では「バーチャル市役所」に取り組んでいます。普通科12組の一人一人が市役所員となり、5つの部署(教育委員会事務局、市民環境部、商工観光部、農林水産部、健康長寿福祉部)に分かれ、京丹後市の活性化に向けたアイデアを考え、発表します。

 今回は各部署でアイデアとテーマ決めを行いました。

 

 1月18日(水)の6時間目に、2年生を対象に分野別進路説明会を行いました。生徒はそれぞれ、四年制大学、短期大学、専門・各種学校、就職の中から希望する進路分野に分かれて、進路指導部の各担当者による説明を聞きました。希望進路の実現に必要な心構えや進路実現への道のり、具体的な対策などを確認し、「3年生0学期」のスタートを本格的に切りました。

 

 1月18日(水)の1年生普通科5・6時間目は、先週に続きSIM京丹後本プレイ②を実施しました。

 本時間は、事業の削減を行うチャプター3、残った事業からどのような街作りをしていきたいか考えるチャプター4に取り組みました。

 チャプター3までは事業を削減するというマイナスの作業を続けてきましたが、チャプター4では自分たちで新たな事業を考えるというプラスの作業が加わることで、皆真剣に討論していました。

 次回はSIM京丹後も最終回。各グループで考えた街作り案の発表になります。

 


 1月13日(金)、企画経営科が「令和4年度丹後活性化プレゼンテーション大会」を開催しました。お世話になった地域の方々をお招きし、またオンラインでの配信も活用して、多くの方々に参観をしていただきました。3年生は、地域活性化のために今できることを考え、これまで取り組んできた内容とその成果について発表をしました。今回発表した3年生の先輩達の思いを引き継いだ1・2年生が、来年度以降も地元の活性化のために地域貢献・地域創生の取組をさらに進めてまいります。

【発表内容】
 2年生 学科説明
 3年生 缶詰でSDGs
     30年後の未来は俺たちが創る
     お弁当で地域をハッピーに!
     障がい者と作るエコキャンドル作り
     『企画経営科とは何ぞや!?』~全国から地元へ~
     久美浜学舎と網野学舎で共同プロジェクト


 

 1月12日(木)、大学入学共通テスト壮行会を実施しました。志願者である13名の生徒が集い、『必勝』を誓いました。同世代は全国におよそ110万人おり大学入学共通テストはその中で全国43万人の志願者がいる大変大きな試験です。3回目の実施となる今回の「令和5年度大学入学共通テスト」から、京都府立峰山高等学校においての受験が可能となります。壮行会では学舎長より、体調管理の大切さ,1点へのこだわりの大切さ,最後までやりきり、あきらめないことの大切さについてお話しがありました。

 

 1月11日(水)の5・6時間目、1年生普通科の総合的な探究の時間にて、SIM京丹後本プレイ①を実施しました。

 本時間は、事業の削減を行うチャプター1、チャプター2に取り組みました。市民の生活を考えながら、どの事業を削減していけばよいか、皆真剣に討論していました。

 来週はSIM京丹後本プレイ②として、チャプター3でさらなる事業削減を、チャプター4で残った事業からどのようなコンセプトの街作りをしていきたいかを考えます。

 

 1月10日(火)、第3学期始業式を行いました。今年度はじめて、吹奏楽部による演奏のもと、全校生徒で校歌を斉唱しました。
 式辞で岡田校長は、人生の優先順位について「岩石と壺」の例えを話しました。壺に岩石を詰め、その後砂利、砂、そして水を順に詰めていけば壺は満たされる。しかし、はじめに岩石を入れず、順番を違えてしまえば、後から岩石を入れることはできない...。この話を通して、人生ははじめに一番重要なこと(大きな岩石)から取り組むことが大切で、他愛のないこと(砂利や水など)で先に満たしてしまえば、人生の「大きなこと」は成し遂げることはできない、と話しました。その上で、全生徒に共通して大切にしてほしいこと(大きな岩)として、高校生活でしか得られない経験、習慣や力をつけることだと生徒に呼びかけ、式辞を結びました。
 その後、生徒会執行部による伝達表彰・壮行会を行いました。壮行会ではレスリング部を代表してキャプテンの三浦紘輝さん(2-1網野中)が選抜大会近畿ブロック予選会に向けた決意を力強く述べました。



 

 「縦にも横にも強くつながる」楽しい学校に

 承認式を経て、新たに着任した新生徒会役員を代表して、緒方生徒会長と葉賀副会長に、新任の抱負と全校生徒へのメッセージを聞きました。

【生徒会長】
緒方厚太さん(2年3組・網野中)
 一生徒としてだけでなく、自らが積極的に学校行事や運営に携わって、全校生徒のため、学校のために貢献したいと思い生徒会長に立候補しました。今日の承認式で生徒会長を名実ともに引き継ぐことになり、この学校を引っ張っていこうと決意を新たにすることができました。コロナがまだまだ収まらない中、なかなか大きく動くことは難しい状況かもしれませんが、来年度はクラスや学年を「横断する取組」や環境を作り、みんなが「明日も学校へ行きたい」と強く思ってもらえる楽しい学校を作っていきたいです。
 生徒の皆さん、これからは私達生徒会執行部が率先して学校生活を盛り上げていきますので、ぜひご協力をお願いします。

【生徒会副会長】
葉賀康輔さん(2年2組・網野中)
 これまで学校生活を送ってきた中で、コロナ禍でやむを得ない面もありますが、他クラスや他学年との交流がもっとあってもいいのではと感じていました。そういう現状を破るためにも、私自身が中心となって取組を考えたり、運営に携わって、「縦のつながり」の強い賑やかな学校を作っていきたいと思いました。本日私達は正式に生徒会役員として承認をしていただきました。皆さんの期待に応え、リーダーらしく行動し、目の前の仕事に全力で取り組んでいこうと決意をしています。
 生徒の皆さん、楽しむところは全力で楽しみ、やるときは全力でやるという、メリハリを大切にして、活気ある学校をともに築いていきましょう。

...新執行部の舵取りのもと、「絆」という、縦にも横にも大きく広がる帆を張った「丹後緑風網野号」が、次なるステージを目指して今ここに出航しました!

 (取材・文 安達卓能)

 

ファイル名:2月行事予定(生徒用).pdf

※PDFを開くには下記「2月行事予定」をクリックして下さい。

 
 

ファイル名:1月行事予定(生徒用).pdf

※PDFを開くには下記「1月行事予定」をクリックして下さい。

 
 

 知りたいし知ってもらいたい「税」のこと

 「税に関する高校生の作文」で各賞に入選した1年生の4名に話を聞きました。

【京都府租税教育推進連絡協議会賞】
大野イチカさん(1年2組・網野中) 「税を知ること」
 私はこの作文を書くまで、税を身近に感じる出来事はそこまで多くありませんでした。そこで私を含め、私と同じように感じている人達にも税のことをもっと知ってほしいという思いで自分なりに調べて書きました。今回の作文を通して、将来大人になったら税をただ「受動的に支払う」のではなく、税のことをよく知った上できちんと納めていきたいです。

【峰山税務署長賞】
福尾美空さん(1年2組・網野中) 「税のある世界」
 そもそもなぜ私達は税を納めなければならないのかという疑問から「税のない世界」をイメージするところから始めました。みんなで税を納めなければ、私達の暮らしそのものが不自由になってしまうことに気づき、税の大切さを改めて知ることができました。今は消費税しか納税の実感はありませんが、これからもっと広く税のことを知っていきたいです。

【公益社団法人峰山納税協会長賞】
竹元紫凛さん(1年1組・広島市立翠町中) 「高校生になって考えたこと」
 私は税に対する小さい頃にあったイメージと、高校生になった今の向き合い方の違いを比べて書きました。税を「払わなければならない」のではなくて「自ら納めていく」という意識が大切なんだと気付きました。いまはまだそこまで税は身近なものではありませんが、将来納める税の種類も増えると思うので、今後も税のことをもっと学んでいきたいです。

【京丹後地区租税教育推進協議会長賞】
松浦侑愛さん(1年2組・網野中) 「税金の未来」
 私は「税金の未来」というタイトルで、福祉と負担の関係を視点に作文を書きました。どちらかに偏ってしまうと様々な問題が起きることを知り、バランスの取れた「中福祉・中負担」が理想であると気付きました。将来自分で働いて、住民税や所得税を自分で納めていかなければならないので、これからもっと積極的に税のことを知っていきたいと思いました。

...今はまだ実感が薄くても、将来より身近になるであろう「税」のことを調べ、真剣に考える良い機会になったようです。

(取材・文 安達卓能)


 

 12月16日(金)、本校応接室において、令和4年度「税に関する高校生の作文」入選者の表彰式が行われました。入賞した本校4名の生徒は、峰山税務署長様ならびに峰山納税協会専務様から、賞状と副賞の記念品をそれぞれ受け取りました。拍手の中、4名は緊張しながらも嬉しそうな表情で賞状を受け取っていました。受賞した皆さん、本当におめでとう!

<受賞者>
京都府租税教育推進連絡協議会賞    大野イチカさん(1年2組・網野中)
峰山税務署長賞            福尾美空さん (1年2組・網野中)
京丹後地区租税教育推進協議会長賞   松浦侑愛さん (1年2組・網野中)
公益社団法人峰山納税協会長賞     竹元紫凛さん (1年1組・広島市立翠町中)

 

もう一度行きたい、修学旅行

 11月29日から12月2日までの4日間、2年生が四国、そして大阪方面を巡る修学旅行に行きました。そこで、無事に任務を終えた修学旅行実行委員の代表に話を聞きました。

委員長 中川楓空さん(2年2組・網野中)
 修学旅行は高校生にとっての一大イベントだったので、最高に楽しいものにしたいと思い、実行委員、そして委員長になろうと手を挙げました。修学旅行は楽しい反面、うかれてしまうと事故や事件につながりかねないので、実行委員としてみんなに予め注意を促しながら、無事故でいい思い出が残る修学旅行にしたいと最後まで願いました。旅行では特に「オペラ座の怪人」が感動しました。プロの劇団による生の演技や歌声、その迫力に終始圧倒されました。仲間と楽しく手打ち体験をした讃岐うどんの味も忘れられない思い出になりました。解団式での最後の挨拶ではみんなの満足な笑顔が見られ、大成功で終えることができたと実感し、実行委員長として本当に嬉しかったです。


副委員長 西村侑真さん(2年2組・峰山中)
 修学旅行はみんなが一番楽しみにしていた行事でした。私はこれまでクラスや学年で大きな役割や仕事を担った経験がなかったので、ぜひ挑戦してみたいと思いました。旅行では、グループで自由行動をした大阪梅田の自由散策やテーマパークも良かったですし、みんなでへとへとになりながら最上部までの1368段を登り詰めた金刀比羅宮参りも、大きな思い出になりました。今回リーダーの苦労や大変さを経験したと同時に、リーダーとしての心構えを学ぶことができました。そして何より、クラスのみんなが「もう一度行きたい」と心から喜んでくれたことが、私にとって一番嬉しかったです。

...学校の中だけでは味わえない様々な体験ができ、仲間との思い出をさらに紡ぐことができた、2年生にとっては濃密な、あっという間の4日間でした。

(取材・文 安達卓能)



 

ファイル名:進路速報.pdf

※PDFを開くには下記「令和4年度 進路合格速報(令和4年12月...」をクリックして下さい。

 
 

 12月19日(月)、網野高校時代から40年以上に渡り本学舎で軽食の販売をお世話になった山下乳業様の営業が最終日となりました。長年の感謝の気持ちを込めて、生徒会メンバーが中心となり色紙を贈りました。川崎生徒会長が「暑い日も寒い日も毎日、私たちのために購買を開けていただきありがとうございました。」とお礼の言葉を伝えると、大きな拍手に包まれました。山下乳業様、本当にありがとうございました。

 

 12月20日(火)、第2学期終業式を行いました。式辞の中で岡田校長は、過日開催されたサッカーワールドカップで世界を湧かせた「ゴールラインの1ミリの奇跡」を取り上げ、大活躍した日本代表選手について紹介しました。その選手の歩みや生き方・考え方について話し、明確な目標、高い探究心、飽くなき向上心を持って、時には誰かに力を借りながら、自ら考え、工夫し行動することで自分の夢を掴むことができたのではないかと語りかけました。そして全校生徒に、とりわけ現在最終進路に向かって頑張っている3年生に対し、彼の「1ミリの奇跡」のように最後の最後まであきらめずに頑張ってほしいとエールを贈り、式辞を結びました。
 続いて新生徒会役員の承認式が行われました。13名の新役員が登壇し、新生徒会長の緒方厚太さん(2年3組・網野中)が生徒会役員を代表して承認証を受け取りました。


 

 今回は1年普通科a講座の「論理表現Ⅰ」の授業を紹介します。この論理表現は、英語の文法をしっかりと学んだ上で、それを発表などの形で表現することで英語のスピーキング能力を身につけていく科目です。
 本時は「比較」の単元で学んだ「最上級」の表現を用いて、作成したプレゼンテーション資料をもとにグループで英語で発表しました。テーマは「世界で一番......なことをします。」でした。各グループが、未だかつて誰もなしえたことがない架空のイベントや作品を手掛けるという設定でプレゼンテーションをしました。
 生徒達は学んだ文法を駆使しながら、オリジナリティ溢れるアイデアを頑張ってプレゼンしていました。

 

 12月7日(水)のホームルームの時間に、1年生が「差別の構造」というテーマで人権学習を行いました。人は気付かないうちに否定的な思いこみや決めつけなどの「ステレオタイプ」に陥り、それがやがて偏見や差別につながっていく流れを学びました。1年生の皆さん、これからも差別を見抜き、解決していこうとする意識を強く持っていきましょう。

 

 卓球部は現在部員5名で活動。ラリーやサーブなどの基礎練習やゲームを通して、みんなで切磋琢磨しながら技術を磨いています。
 昨年度からチームのキャプテンとして部を引っ張っている片岡玄さん(2年1組・峰山中)は、「これまであった大会を通して、1年生を含めた部員全員が自分自身の目標をもう一度立て直し、個人個人が練習に意欲的に取り組むようになったと感じ、とても嬉しいく思っています。部長としては、みんながもっと意見が出し合える『風通し』の良い雰囲気や環境を作ることに努めています。今後は個人戦も団体戦でも、部員それぞれが掲げる目標が達成できるように、部長として最大限サポートをしていきます。」と、熱い思いを打ち明けてくれました。

 
Copyright (C) 京都府立丹後緑風高等学校 All Rights Reserved.