網野学舎
男子バスケットボール部は現在、12月に開催される新人戦に向けて、通常練習の他に、週2回久美浜学舎と合同で練習をしています。練習はレイアップやスリーメン、2対1や3対3、タバタ式トレーニングなど、毎日豊富なメニューで技術を鍛えています。
ガードのポジションから的確な指示を送っている部長の今井大聖さん(2年1組・丹後中)は、「部長として心掛けていることは、率先して声を出し、率先して行動を起こすことです。練習はオンとオフのメリハリをしっかりとつけて取り組んでいます。現在部員数は多くはありませんが、その分一人一人の技術や個性を生かし、練習でも試合でもみんなの戦う心を互いに盛り上げながら進んでいきたいです。」と、溢れる闘志を覗かせていました。
今回は野球部の紹介です。活気溢れる掛け声をグラウンドに響かせながら、部員達は毎日一生懸命に白球を追いかけています。現在は宮津天橋高校との合同チームを編成し、大変な環境の中でも、今年度の秋季京都府高等学校野球大会では準々決勝進出という快進撃を見せました。
打順は1番、守備ではファーストとしてチームを引っ張るキャプテンの井藤己純さん(2年3組・大宮中)は、「部員全員が互いを支え合いながら、体力や技術のさらなる向上を目指して毎日頑張っています。私も部長として率先して声を出しています。野球部はこれからも、礼儀正しく挨拶もしっかりして、多くの方に応援されるチームを作っていきます。」と爽やかに話してくれました。
11月18日(金)、弥栄中学校3年生を対象に出前授業「面接マナー講座」を行いました。前期選抜の面接試験に向けた対策として、挨拶やおじぎ、椅子の座り方、敬語などの基本的なマナーについて説明し、高校生のロールプレイングを通して面接試験をイメージしてもらいました。前期選抜まであと約3か月となりました。受検生の皆さん、第一志望校合格に向けてがんばってください。そして、来春から一緒に学べることを願っています。
3泊4日の修学旅行もすべての行程を終え、由良川パーキングエリアで解団式を行っています。これから丹後へ向けて出発します。
2年生保護者の皆様へ
行程より30分程度遅れが生じています。送迎時間等御了承ください。
修学旅行3日目が終了しました。体調不良者もなく順調に進んでいます。
午前は大阪梅田周辺の自主研修及び自由昼食を行いました。午後は大阪四季劇場へ向かい、オペラ座の怪人を鑑賞しました。
明日が最終日となります。
修学旅行2日目が終了しました。
午前は中野うどん学校にてうどん作りを体験し、金刀比羅宮の参道散策を行いました。昼食は自分たちで作ったうどんを食べました。午後は大塚国際美術館へ行き、古代から現代までの陶板化された西洋名画を鑑賞しました。
修学旅行1日目が終了しました。
今日の行き先は淡路市です。午前は北淡震災記念公園で震災学習を行いました。午後は地域創生をテーマにした学習を行いました。閉校となった小学校を改装した、のじまスコーラを見学し、グループワークを行なって廃校となった学校の活用方法を発表しました。
11月上旬まで全3回にわたって、3年生普通科が研究発表を行いました。「総合的な探究の時間」の取組として、1・2組の生徒は4月から自ら設定した課題について調査研究をし、プレゼンテーション資料を作成してきました。そして、各グループから選ばれた2名ずつの計12名の代表生徒が全体の前で発表を行いました。発表はどの課題もバラエティに富んでいて、時には笑いあり、時には真剣に考えさせたりと、見る者を引き込む素晴らしいものばかりでした。生徒達にとってはとても有意義な言語活動の取組になったのではないでしょうか。
第95回記念選抜高等学校野球大会・「21世紀枠」の京都府推薦校に本校硬式野球部が選ばれ、11月15日、日本高野連と毎日新聞社から表彰状が贈られました。秋季大会では、宮津天橋高校との連合チームで出場し、ベスト8に進出。地域の方々やOB・OGなど、様々な方々に感謝し、野球で地域を盛り上げるため、より一層はつらつとしたプレーで恩返ししてまいります。
11月10日(木)企画経営科1年生が「茶道体験」を行いました。体験を通して、講師の中江晶子氏他3名の方から、お客様をお迎えする心構えをはじめとする礼儀、作法を教えていただきました。皆で準備した茶室で一堂にお茶をいただく機会はこの場限りであり、その時を大切にしてほしいという「一期一会」のお話しが印象に残りました。
11月9日(水)、1年生の総合的な探究の時間において、京丹後市役所の方に来ていただいて、市が取り組んでいる事業についての説明をしていただきました。
これは、本校網野学舎で取り組んでいる総合的な探究の時間の中の、SIM京丹後という取組の一環として実施されたものです。SIM京丹後とは財政危機を迎えた街の存続のために、事業の廃止・継続を考えるボードゲームであり、取組を通じてまちの未来を「自分ごと」として考え、行動するための「当事者意識」を育むものです。
また、2年次の総合的な探究の時間では、京丹後市のために自分たちで事業を考えていくバーチャル市役所を予定していますが、そのための基礎知識を学習できたと思います。
お世話になった市役所の皆様、ありがとうございました。
11月12日(土)に学校公開を行いました。中学生やその保護者、ならびに在校生の保護者等の皆様に来校していただき、授業や部活動など、網野学舎の普段の学校生活の様子をご覧いただきました。
全体会では在校生代表によるパネルディスカッションや学校紹介動画を視聴していただきました。その後、希望者に対しては、部活動体験ならびに見学、面接マナー講座に参加していただきました。
短い時間でしたが、本学舎の「良さ」を少しでも感じていただけたなら幸いです。
中学生のみなさん、網野学舎で学ぶ姿をイメージできましたか?
「地元」のために私達ができること
10月22日・23日に石川県で開催された第12回ジオパーク全国大会白山手取川大会に参加した企画経営科2年生の4名から代表の2人に、大会に向けた取組や大会の感想、今後に向けての決意を伺いました。
河井天真さん(2年3組・網野中)
リフレッシュリサーチという商業科目の授業で、私達のグループは地元の山陰海岸ジオパークについて9月頃から本格的に調べていきました。地元小学生と一緒に海岸清掃を兼ねて漂着物調査をした「ICCキャンペーン」では、プラスチックごみの多さに環境問題への意識を強くしました。また、海洋プラスチックごみを再利用する「プレシャスプラスチック」の地元再処理工場に視察に行かせていただいたときには、ゴミを資源にしてそれを商品化するという企業の発想や取組に感銘を受けました。これらの調査研究の結果を元にポスターを作り、それを全国大会で展示し説明をさせていただきました。大会では、一生懸命に地元ジオパークの魅力をアピールする他校の生徒の発表を見て、私自身大きな刺激を受けました。これからもジオパークの保全活動や有効活用のために地域の魅力を発信し、地元活性化のために貢献していきたいです。
服部汐里さん(2年3組・大宮中)
私達の住む山陰海岸はジオパークには認定されているものの、有効活用ができなければ認定を取り消されてしまうと知り、観光需要の取り込みや地域活性化のためにも、ジオパークの維持に危機感を持って取り組まなければいけないと感じました。自然観光名所の紹介はもちろん、プレシャスプラスチックやジオガイドの取組、食品ロスを減らすために規格外の地元食材を利用して商品化した缶詰の紹介、アンケートから見えた現状と課題、それを踏まえた打開策の提案や将来への展望など、グループ4人で分担してA0サイズのポスターにめいっぱいの内容を盛り込んでいきました。大会では日本各地のジオパークに住む高校生が集い、会場周辺の地域を一緒に回ったり、それぞれのプレゼンを見学して質問や説明を受けるなどして交流をしました。来年度はこの取組をさらに進化させ、丹後に訪れる観光客に魅力を案内するジオツアーの取組につなげていき、ジオパークの保全活動や活用のアイデアを私達高校生が先頭になって提案していきたいです。
...企画経営科には問題意識を持たせ、それらの課題を解決するための能力を育む「実践的な学び」が無数にあります。一人一人は微力でも、知恵と力が合わされば、地元地域を、そして日本を元気にする「大きなうねり」を巻き起こす...、そんな可能性を感じました。
(取材・文 安達卓能)
下記日程で進学相談会を実施します。御希望の方は、前日までに網野学舎までお電話ください。
11/19(土)、26(土)
12/3(土)、10(土)、17(土)
※午前中の予定(時間帯は要相談)です。
ソクラテスミーティングとは、古代ギリシャの哲学者ソクラテスが、たくさんの青年たちと対話を重ねたことで青年たちが多くを学び、時代を切り拓いていった事に由来する、少人数・対話型の講話会のことです。
今回は、3年生が1年生に対して、進路決定までの様々な話をする機会を設けました。1年生の進路希望別にグループを作り、各グループに2,3名の3年生が来て話をしました。3年生は自身の経験を話したり、1年生の時にしていればよかった後悔を交えた話をしたりしていました。今なお推薦試験や一般試験に向かう先輩の生の話を聞いて、1年生には刺激的な時間になりました。また、3年生にとっても人に話すことによって自分の考えを整理できたり、1年生の真剣なまなざしに先輩としての誇りを感じたりと有意義な時間になりました。
先輩よ、心も体もますます強くあれ!
9月12日から30日までの3週間、教育実習で母校に帰ってきた元レスリング部の二人に、実習を終えた感想や将来の目標などを伺いました。
清水美海さん(日本大学文理学部体育学科4年生)
レスリングを始めて以来、指導者の方から様々なことを学んできました。もし指導する立場になったらしっかりと教えられるようになりたいと思い教職課程を取りました。
科目は保健と体育でしたが、特に保健では、必死に伝えたいと思うあまり、自分ばかり喋ってしまい、理想にしていた「生徒と一緒に作り上げていく授業」がなかなかできずに苦労しました。他の先生方の授業を見学し、発問の仕方や工夫を含め、自分に足りないところを発見し、多くのことを学ぶことができました。学級経営についても、生徒とのコミュニケーションの取り方や距離の取り方も担任の先生の姿から学ぶことができました。
生徒の皆さんからは、私の高校時代以上の元気な挨拶でこちらも元気をもらいました。一方、授業は本当に落ち着いた環境でできているなと感心しました。
まだ将来の進路は決まっていませんが、私はレスリングに作ってもらったと言っても過言ではありませんので、これからも人のために何かできる強い自分でありたいです。
未熟で不慣れな私でしたが、皆さんが私の授業をしっかり聞いてくれて本当に嬉しかったです。皆さん、何事も他の誰かがいることでできていることなので、周りへの感謝を忘れずに、これからも毎日を悔いなく送ってください。頑張ってください。
田村生吹さん(日本体育大学体育学部体育学科4年生)
私もレスリングを通して、恩師である顧問の先生方の姿を間近で見てかっこいいなと憧れを抱いていたこともあり、大学では教職課程を取りました。
教育実習では、生徒だった時とは違い、生徒を指導する立場や目線で先生方の仕事の姿を見ることができました。教科指導でも学級経営でも、生徒に何を気付かせ何を考えさせたいか、その「引き出し」を先生方はいくつももっていることに驚きました。私も知識や経験をたくさん積んで、多くの引き出しを持つ人間になりたいと思いました。
現役生は、私達の高校時代に比べてとても素直で笑顔がカワイイと感じました。授業ではこちらを向いて話を聞き、しっかりと応えてくれるのでとてもやりやすかったです。
私は今後もレスリングを続けていきます。辛いことも多いですが、それ以上に楽しいし大好きです。続けていく限り、目標はもちろん「オリンピック出場」です。
実習中はうまくいかないこともたくさんありましたが、先生方に支えていただき、何より生徒の皆さんの「わかった!」や「できた!」の喜ぶ笑顔に、たくさん助けられました。私も自分の笑顔で周りの人を笑顔にする、そんな人間に成長していきたいです。3週間の短い間でしたが、本当にありがとうございました。
...二人はそれぞれの夢に向かってここからまた新たな歩みを開始しました。清水さん、田村さん。全校生徒、そして教職員一同、お二人の前途をこれからも応援しています!
(取材・文 安達卓能)
10月26日(水)1年生を対象に「性教育講演会」を実施しました。講師は、京丹後市立弥栄病院助産師の今田寿江様。「いのちの授業」と題した講演では、妊娠から出産までの胎児の成長の様子や新しい命を迎える家族の様子などを、たくさんの画像を通してわかりやすく紹介してくださいました。
また、事前に実施した意識調査(アンケート)の結果にもふれながら、避妊、中絶、性感染症など妊娠・出産と性に関する様々なトラブルや、トラブルを避けるための方法など、助産師としての経験を通して高校生のみんなに知っておいてもらいたいことを話してくださいました。
45分という短い時間でしたが、自分達の誕生は多くの人に感動や喜びを与えていたこと、性に関するトラブルを避けるために正しい知識を今から身に付けておくことが大切である、ということに気付くことができました。
10月30日(日)丹後王国「食のみやこ」にて、「丹後万博2022-伝統×革新-」が開催され、企画経営科の生徒30名が参加しました。
「丹後万博」とは、丹後の魅力をたくさんの人に知ってもらい、丹後の知名度を上げ、経済効果を高めることを目的とし、将来世を担う高校生が中心となって企画・運営するSDGsの祭典です。
本校企画経営科では、4店舗出店し、授業の一環で企業とコラボして開発した商品を実際に販売しました。生徒たちは、実際に購入してもらうことの難しさを学びながらも、当日は、天候にも恵まれて多くの店舗で完売することができました。
コラボしていただきました企業の皆様、ありがとうございました。
また、来場者の皆様、お越しいただきありがとうございました。
企画経営科は、今後も地域に目を向けて、地域に密着した授業展開で実学を通じて学んでいきます。