網野学舎

もう一度行きたい、修学旅行

 11月29日から12月2日までの4日間、2年生が四国、そして大阪方面を巡る修学旅行に行きました。そこで、無事に任務を終えた修学旅行実行委員の代表に話を聞きました。

委員長 中川楓空さん(2年2組・網野中)
 修学旅行は高校生にとっての一大イベントだったので、最高に楽しいものにしたいと思い、実行委員、そして委員長になろうと手を挙げました。修学旅行は楽しい反面、うかれてしまうと事故や事件につながりかねないので、実行委員としてみんなに予め注意を促しながら、無事故でいい思い出が残る修学旅行にしたいと最後まで願いました。旅行では特に「オペラ座の怪人」が感動しました。プロの劇団による生の演技や歌声、その迫力に終始圧倒されました。仲間と楽しく手打ち体験をした讃岐うどんの味も忘れられない思い出になりました。解団式での最後の挨拶ではみんなの満足な笑顔が見られ、大成功で終えることができたと実感し、実行委員長として本当に嬉しかったです。


副委員長 西村侑真さん(2年2組・峰山中)
 修学旅行はみんなが一番楽しみにしていた行事でした。私はこれまでクラスや学年で大きな役割や仕事を担った経験がなかったので、ぜひ挑戦してみたいと思いました。旅行では、グループで自由行動をした大阪梅田の自由散策やテーマパークも良かったですし、みんなでへとへとになりながら最上部までの1368段を登り詰めた金刀比羅宮参りも、大きな思い出になりました。今回リーダーの苦労や大変さを経験したと同時に、リーダーとしての心構えを学ぶことができました。そして何より、クラスのみんなが「もう一度行きたい」と心から喜んでくれたことが、私にとって一番嬉しかったです。

...学校の中だけでは味わえない様々な体験ができ、仲間との思い出をさらに紡ぐことができた、2年生にとっては濃密な、あっという間の4日間でした。

(取材・文 安達卓能)



 

ファイル名:進路速報.pdf

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 12月19日(月)、網野高校時代から40年以上に渡り本学舎で軽食の販売をお世話になった山下乳業様の営業が最終日となりました。長年の感謝の気持ちを込めて、生徒会メンバーが中心となり色紙を贈りました。川崎生徒会長が「暑い日も寒い日も毎日、私たちのために購買を開けていただきありがとうございました。」とお礼の言葉を伝えると、大きな拍手に包まれました。山下乳業様、本当にありがとうございました。

 

 12月20日(火)、第2学期終業式を行いました。式辞の中で岡田校長は、過日開催されたサッカーワールドカップで世界を湧かせた「ゴールラインの1ミリの奇跡」を取り上げ、大活躍した日本代表選手について紹介しました。その選手の歩みや生き方・考え方について話し、明確な目標、高い探究心、飽くなき向上心を持って、時には誰かに力を借りながら、自ら考え、工夫し行動することで自分の夢を掴むことができたのではないかと語りかけました。そして全校生徒に、とりわけ現在最終進路に向かって頑張っている3年生に対し、彼の「1ミリの奇跡」のように最後の最後まであきらめずに頑張ってほしいとエールを贈り、式辞を結びました。
 続いて新生徒会役員の承認式が行われました。13名の新役員が登壇し、新生徒会長の緒方厚太さん(2年3組・網野中)が生徒会役員を代表して承認証を受け取りました。


 

 今回は1年普通科a講座の「論理表現Ⅰ」の授業を紹介します。この論理表現は、英語の文法をしっかりと学んだ上で、それを発表などの形で表現することで英語のスピーキング能力を身につけていく科目です。
 本時は「比較」の単元で学んだ「最上級」の表現を用いて、作成したプレゼンテーション資料をもとにグループで英語で発表しました。テーマは「世界で一番......なことをします。」でした。各グループが、未だかつて誰もなしえたことがない架空のイベントや作品を手掛けるという設定でプレゼンテーションをしました。
 生徒達は学んだ文法を駆使しながら、オリジナリティ溢れるアイデアを頑張ってプレゼンしていました。

 

 12月7日(水)のホームルームの時間に、1年生が「差別の構造」というテーマで人権学習を行いました。人は気付かないうちに否定的な思いこみや決めつけなどの「ステレオタイプ」に陥り、それがやがて偏見や差別につながっていく流れを学びました。1年生の皆さん、これからも差別を見抜き、解決していこうとする意識を強く持っていきましょう。

 

 卓球部は現在部員5名で活動。ラリーやサーブなどの基礎練習やゲームを通して、みんなで切磋琢磨しながら技術を磨いています。
 昨年度からチームのキャプテンとして部を引っ張っている片岡玄さん(2年1組・峰山中)は、「これまであった大会を通して、1年生を含めた部員全員が自分自身の目標をもう一度立て直し、個人個人が練習に意欲的に取り組むようになったと感じ、とても嬉しいく思っています。部長としては、みんながもっと意見が出し合える『風通し』の良い雰囲気や環境を作ることに努めています。今後は個人戦も団体戦でも、部員それぞれが掲げる目標が達成できるように、部長として最大限サポートをしていきます。」と、熱い思いを打ち明けてくれました。

 

 12月13日(火)、企画経営科2年生10名がNPO法人まちづくりサポートセンターの中江様より「ジオガイド」について学びました。丹後町にある立岩・大成古墳群のガイドを実際にしていただいた後、丹後庁舎にて講義をいただきました。中江様には生徒からの質問にも丁寧にお答えいただき、参加した生徒達にとっては本当に有意義な時間となりました。今回頂いたアドバイスを活かして、次年度の課題研究のテーマである、「若い世代の方々にも丹後に来てもらえる仕掛けづくり」につなげていきたいと考えています。

 

 12月14日(水)の5・6時間目、2年生を対象に人権講演会を行いました。木津川市役所加茂支所より丸田光昭氏を講師にお招きし、「私の生い立ち-差別のない社会をつくるために-」というテーマで同和問題に関する講演をしていただきました。丸田氏の実体験を交えた内容に、生徒は真剣な表情で聞き入っていました。差別のない社会をつくるためにどう生きるべきかを真剣に考える良い機会になったのではないでしょうか。

 

 今回はESSの紹介です。ESSとはEnglish Speaking Societyのことで、ネイティブ・スピーカーであるAETのローラ先生を中心に、部員達は英語でコミュニケーションを取りながら様々なゲームをしています。また、季節のイベントでは、以前はコスチュームを着たり、クッキングをしたりしてみんなで楽しく英会話を学んだこともありました。
 コロナ禍でできなかったハロウィンパーティーを久しぶりに開催することができた部長の河井天真さん(2年3組・網野中)は、「普段は静かな環境であるLL教室で、私達10名の部員とローラさん、そして顧問の先生といつも楽しく英語に触れています。今後はクリスマスパーティーも開催する予定です。部長として、これからもみんなが気軽に英語を楽しめるアットホームな雰囲気を作っていきたいです。」と話してくれました。

 

 2年1組の数学Ⅱの授業の紹介です。本時は「図形と方程式・不等式とその領域」の最後の内容である「線形計画法」について学びました。複数の1次不等式をもとに、それらを同時に満たす領域を図示し、関係式の最大値・最小値を調べる問題に取り組みました。不等式やグラフの性質など、様々な知識が絡んだ複雑な内容でしたが、生徒達は一生懸命考えて理解しようと取り組んでいました。


 

 今回は3年生普通科の「国語表現Ⅰ」です。この科目は、様々な課題について自ら研究し発表するなどの「言語活動」に重点をおき、生徒の主体性や表現力を育むものです。この2学期は、生徒自身が「これは!」と思う一曲の歌詞を取り上げ、その表現について研究して発表するという課題研究「NO MUSIC,NO LIFE」に取り組みました。生徒達は作成したプレゼンテーション資料をもとに、調べたり考察したことを自分の言葉で堂々と発表していました。

 

 不撓不屈の心で前人未踏の新たな歴史を

 宮津天橋高校と丹後緑風高校の野球部連合チームが、2023年春の第95回記念選抜高等学校野球大会の21世紀枠で府推薦校に選ばれ、11月14日に表彰を受けました。そこで、本校野球部で主将を務める井藤さんに喜びの声と今後への抱負を聞きました。

井藤己純さん(2年3組・大宮中)
 連合チームを組むとはじめて聞いたときには不安や戸惑いもありました。しかし、連合だから力が劣ると言われたくない、どうせやるなら本気でやろうと覚悟を決めて臨みました。秋季大会では守備から流れを作り、攻撃ではパワーがなくても単打で後ろにつなぐ意識をみんなで持って強豪校に必死に食らいついていきました。連合という互いに難しい状況の中、ベスト8に食い込めたことは本当に誇りに思います。この度、21世紀枠の京都府推薦校に選んでいただきました。丹後緑風の主将として身が引き締まる思いでいっぱいです。これまで支えてくださった方々に恩返しができるよう、勉強も部活動も今まで以上に頑張って、部員全員で模範となる姿や行動を示して参ります。

...連合チームの皆さん。たとえ環境や状況が困難であったとしても、「不撓不屈」の心をますます燃やして、「前人未踏」の新たな歴史を、力を合わせて創っていってください!

(取材・文 安達卓能)

 

 11月23日(水・祝)、企画経営科3年生が四つ葉ハウスで「エコキャンドルのワークショップ」を開催しました。授業「課題研究」でSDGsと地域における福祉施設の可能性について研究するグループ(3年高尾 望心・高尾 望月)が企画したもので、あみの福祉会の皆様には会場の提供をはじめ、ワークショップのスタッフもお世話になりました。また、材料の廃油は、エコネット丹後の協力を得ました。当日は小雨の中、事前予約の小学生から当日申し込んでいただいた社会人まで予想以上の来場があり、大盛況でした。体験していただいた皆様、ありがとうございました。

 

 11月18日(金)の2時間目に大体育館において、3年生がAMIKO体操発表会を行いました。この「AMIKO体操」は、元は網高体操として昭和58年創作以来39年もの間、体育授業の準備運動として代々引き継がれてきました。同時に、学年の進行にあわせて、リーダーの下、協調性、主体性、正確性、創造性、指導性を育成し、現在は最終的にクラス全員で、クラス独自のAMIKO体操を作り上げることが卒業課題にもなっています。
 発表会では2年1・3組のデモンストレーションに続き、3年生が各クラスごとにアレンジを加えた独自のAMIKO体操をそれぞれ行い、3年間の「集大成」となる演技を元気いっぱいに披露していました。

 


 男子バスケットボール部は現在、12月に開催される新人戦に向けて、通常練習の他に、週2回久美浜学舎と合同で練習をしています。練習はレイアップやスリーメン、2対1や3対3、タバタ式トレーニングなど、毎日豊富なメニューで技術を鍛えています。
 ガードのポジションから的確な指示を送っている部長の今井大聖さん(2年1組・丹後中)は、「部長として心掛けていることは、率先して声を出し、率先して行動を起こすことです。練習はオンとオフのメリハリをしっかりとつけて取り組んでいます。現在部員数は多くはありませんが、その分一人一人の技術や個性を生かし、練習でも試合でもみんなの戦う心を互いに盛り上げながら進んでいきたいです。」と、溢れる闘志を覗かせていました。


 

 今回は野球部の紹介です。活気溢れる掛け声をグラウンドに響かせながら、部員達は毎日一生懸命に白球を追いかけています。現在は宮津天橋高校との合同チームを編成し、大変な環境の中でも、今年度の秋季京都府高等学校野球大会では準々決勝進出という快進撃を見せました。
 打順は1番、守備ではファーストとしてチームを引っ張るキャプテンの井藤己純さん(2年3組・大宮中)は、「部員全員が互いを支え合いながら、体力や技術のさらなる向上を目指して毎日頑張っています。私も部長として率先して声を出しています。野球部はこれからも、礼儀正しく挨拶もしっかりして、多くの方に応援されるチームを作っていきます。」と爽やかに話してくれました。

 

ファイル名:12月行事予定(生徒用).pdf

※PDFを開くには下記「12月行事予定」をクリックして下さい。

 
 

 1118日(金)、弥栄中学校3年生を対象に出前授業「面接マナー講座」を行いました。前期選抜の面接試験に向けた対策として、挨拶やおじぎ、椅子の座り方、敬語などの基本的なマナーについて説明し、高校生のロールプレイングを通して面接試験をイメージしてもらいました。前期選抜まであと約3か月となりました。受検生の皆さん、第一志望校合格に向けてがんばってください。そして、来春から一緒に学べることを願っています。

 

 3泊4日の修学旅行もすべての行程を終え、由良川パーキングエリアで解団式を行っています。これから丹後へ向けて出発します。


2年生保護者の皆様へ

 行程より30分程度遅れが生じています。送迎時間等御了承ください。

 
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