網野学舎

 今回紹介するのはソフトテニス部です。
 男女合わせて総勢23名のソフトテニス部は毎日元気に楽しくボレーの練習や乱打練習、前衛と後衛に別れての練習、そしてサーブレシーブの練習と、コートを縦横無尽に駆け回っています。現在は、11月に開催される新人戦の個人戦と団体戦に向けて、ギアをさらに一段上げて練習に取り組んでいます。
 部長の畑中伯斗さん(2年1組・丹後中)は、「部員一人一人が自ら考えて行動できるようにと心掛けて、部長としていつもみんなに指示を送っています。今後は府大会に出場できるペアや新しい1年生のペアを1つでも多く作っていき、私を含めみんなでサポートをしていきたいです。」と頼もしく話してくれました。

 

 10月26日(水)の午後の時間を使って、3年生の学年行事として球技大会「スポフェス2022」を行いました。男子はグラウンドでソフトボール、女子は体育館でバレーボールをしました。体育祭とは一味違う、同学年だけの賑やかな雰囲気の中、それぞれの競技でめいっぱい楽しんでいました。

 

 本日は企画経営科2年生の「マーケティング」の授業を紹介します。
 商業科目であるこのマーケティングは、生産者から消費者まで商品が流通する仕組み、すなわち商品が「売れる」仕組みを学んでいく科目です。
 生徒達はこれまで、「市場調査」など、企業側の目線に立ってマーケティングを学んできました。本日の授業では「購入してくれる消費者」の立場に立って、消費者の心情や購買意欲、購買行動に視点を移した「AIDMA理論」を用いてワークシートで事例を学びながら、自分自身の具体的な購買経験について考察して発表しました。

 

 10月19日(水)の6時間目に大体育館において、令和4年度生徒会役員選挙立会演説会が行われました。各役職に対して立候補者が自分自身の決意を、応援演説者が推薦理由をそれぞれ述べて全校生徒に投票を呼びかけました。生徒達は真剣に各候補者の演説を聞いて考え、大切な一票を投じました。
 翌20日(木)に選挙の結果が発表され、来年度の新しいリーダーが選出されました。2学期終業式後の承認式を経て、正式に就任となります。

【令和4年度生徒会役員選挙・当選結果】
生徒会長   緒方厚太 (2年3組・網野中)
 副会長  葉賀康輔 (2年2組・網野中)
 議 長  永砂寛大 (2年2組・網野中)
 副議長  滝上妃  (2年2組・峰山中)
学芸委員長 足達愛茄 (2年2組・網野中)
体育委員長 亀井萌  (2年3組・大宮中)
美化委員長 伊東愛奏 (2年2組・網野中)
保健委員長 上羽伴玖 (2年2組・丹後中)
放送委員長 上林柚月 (2年2組・大宮中)
 会 計  梅田恵来 (1年3組・弥栄中)
 会 計  増田雨音 (1年3組・峰山中)
(なお、書記については生徒会規約により議長が後日指名をします。)

 

 10月22日(土)、京都府高等学校総合文化祭美術・工芸部門に参加しました。京都府下の美術部の作品が一堂に会し、レベルの高い作品を鑑賞する機会となりました。講評会では講師の先生に自分の作品についてアドバイスをもらい、また他の作者の作品に対する想いや考えを聞いて、とても学ぶことの多い時間を過ごしました。京総文での学びを、次の作品に活かしていきたいと思います。

 

 10月22日(土)・23日(日)の2日間、第12回ジオパーク全国大会白山手取川大会(石川県)ユースセッションとポスター発表に企画経営科2年生の緒方厚太くん(網野中)、河井天真くん(網野中)、服部汐里さん(大宮中)、森戸璃央さん(峰山中)の4名が参加しました。

 1日目は、各地域でジオパーク活動を行っている中学生や高校生、次世代ユネスコ国内委員会の方々などとグループに分かれてお題をもとに鶴来地域を探索し、石川県立鶴来高等学校にて意見交換を行いました。これらの活動を通じて、ジオパークの持続可能な活用の在り方について考える機会になりました。

 2日目は、小中高生の口頭発表を聞いたのち、ポスター発表に挑みました。他のジオパーク関係者や他校の先生、小中高生がポスターを見に来てくれました。生徒たちは、自分たちのポスターを見に来てくれた方々にプレシャスプラスチック商品を実際に見せながら説明していました。この2日間で学んだことを次は自分の学校・地域で共有し、今後の活動に活かしていきたいと思います。

 

 10月23日(日)、『桃山の里ふれあいフェスタ2022』にスタッフとして参加しました。

 新型コロナウイルスの影響で3年ぶりに開催され、全員が初めての経験でした。気持ちの良い秋晴れのもと、様々な方々とふれあい充実した活動となりました。生徒は桃山の里利用者様に付き添い、会場内の移動をサポートしました。

 

 10月14日(金)午後、企画経営科2年生が国際的な海洋環境保護活動として八丁浜海岸で漂着物調査を行いました。今回で4回目となる同調査は、京丹後市立網野北小学校6年生と一緒に秋の「ICC:国際海岸クリーンアップ(JEAN主催)」に参加している取組です。実は前日も他クラスが海岸清掃ボランティアを行っていましたが、まだまだ多くのゴミが落ちていました。中には危険な注射針もあり、軍手をしながら慎重に分別を行いました。調査を終えて、参加した高校生は「ゴミ拾いを続けるだけではなく、私たち一人ひとりが普段の生活を見直さなければなりません。」と話していました。12月には、昨年に引き続き、台湾基隆市の高校生と調査結果についてZoom交流し、情報共有をしたいと思います。

 

 9月26日(月)宮津中学校2年生を対象に、職場体験前マナー講座を実施しました。この出前授業も人気ある講座の一つで中学校からのオファーが増えています。今回も企画経営科2年生4名が講師を務め、挨拶やおじぎ、電話応対等、実習を交えながら中学生にビジネスマナーの一部を伝えました。宮津中学校2年生の皆さん、職場体験はいかがでしたか。出前授業の内容が一つでもお役に立てることがあれば嬉しいです。

 

純粋にこの本を読んでもらいたい一心

 9月から10月にかけて行われた1・2年生各学年のビブリオバトルで、優勝をした二人にそれぞれインタビューをしました。

1年生の部 優勝 大垣柚斗さん(1年3組・弥栄中)
「キャラクター」 長崎尚志 著
 ある漫画家と殺人鬼の物語を描いたこの本は、面白いだけでなく、いろいろと考えさせられる内容だったので、みんなにもぜひ読んでもらいたいと思い選びました。決勝戦での発表は、ほとんどの人が初めての経験だったビブリオバトルにも関わらず、どれもレベルが高く、私はプレッシャーを感じながら見ていました。私は、喋りたい内容をすべて言い切ること、観ている人に伝わりやすいようにゆっくり明確に伝えることを意識してプレゼンをしました。アクションや手振りは、どうすれば観ている人の心を引きつけられるかという思いから本番で自然に出たものでした。優勝者に選ばれて最高に嬉しかったです。私はこのビブリオバトルがあったおかげで本を読み、その面白さを知ることができました。これからも本から知識をたくさん得て、企画経営科生として必要なプレゼン力を磨いていきたいです。

2年生の部 優勝 井上明日香さん(2年1組・網野中)
「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」 汐見夏衛 著
 私は表紙にあったタイトル文字の色使いと帯の添え書きにひきつけられて、この本を読もうと決めました。読み進めていくと「戦争」という重い内容だったので、ビブリオバトルにふさわしいのかどうか少し悩むところもありましたが、最後まで読んだ後は、純粋にこの本をたくさんの人に読んでほしいという思いに変わっていました。決勝での発表順は最後でした。他のプレゼンは本のジャンルも発表の仕方も私と全く違って面白いものばかりだったので、私は自分の発表を忘れてしまうほど引き込まれてしまいました。私の番が来たときには緊張のあまり、自分でもわかるくらい手が震えていました。ですがいざ始まると自分の伝えたかった思いを一気に最後まで発表することが出来ました。淡々と喋ってしまった予選の反省を踏まえ、決勝では私が本の中で一番印象に残った部分である、出征を前にした男の、愛する人への本心を記した手紙の一文を最後に抜粋して読みました。優勝で名前が呼ばれると、たくさんの拍手の中、友達や担任の先生が祝福してくれて本当に嬉しかったです。これを機に、自分から進んで本を読むことで多くの知識や考え方を吸収して、たくさんの選択肢や引き出しを私の中でどんどん増やしていきたいです。

...読書は人を「深く」してくれます。多くの人に深みを与えるきっかけを作ってくれたビブリオバトル出場者全員に、大きな拍手を送りましょう。

              (取材・文 安達卓能)

 

 10月14日(木)4時間目のLHRにて、2年生のビブリオバトルを行いました。

 前回行われた1年生のビブリオバトルと同様、プレゼンターは身振り手振りや質問、問いかけを交えながら、各自5分間の発表を行います。いじめについての本、自分で読む順番を決められる本、アッと驚くような裁判の判決が書かれた本などなど・・・。それぞれのおすすめ本が紹介されました。

 発表終了後、参加した2年生全員で「自分が読みたいと思った本」(=チャンプ本)に投票を行いました。チャンプ本には、2年1組井上明日香さんが紹介した、汐見夏衛著『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら』が選ばれました。

 

10月2日(日)~5日(水):FUKAI SQUARE GARDEN足利(足利市民体育館)

少年男子フリースタイル

65kg級 細川周 優勝(選抜大会・インターハイ・国体の3冠達成)

71kg級 本橋知大 5位

80kg級 伊藤大輝 3位


女子フリースタイル

53㎏級 坂根海琉子 5位


少年男子グレコローマンスタイル

55㎏級 伊藤優隼

60㎏級 松田來大 3位


【卒業生の活躍】

成年男子フリースタイル

65㎏級 土井璃音 5位

86㎏級 高橋夢大 5位

 

令和4年度京都府高校生レスリング・グレコローマン選手権大会

第9回京都府高校生女子レスリング選手権大会


9月10日(土):海洋高等学校


グレコローマンスタイルの部

51kg級 北島魂 2位

55kg級 芹沢敬士 優勝

60kg級 松田來大 優勝 ・ 上武春輝 3位

65kg級 三浦紘輝 優勝

71kg級 細川周 優勝 ・ 本橋知大 2位

80kg級 伊藤大輝 優勝 ・ 水崎竣介 2位


女子の部

軽量級 坂根海琉子 優勝

重量級 竹元紫凛 優勝

 

 本日はサッカー部の活動を紹介します。
 部員はマネージャーを含めて総勢21名で活動しています。毎日筋トレや走り込みなどの基礎練習を入念にした後、シュート練習、そして最後は実践形式のミニゲームをして、明るく活気溢れる掛け声をグラウンドに響かせています。
 現在、勝ち上がっている選手権大会でさらなる上位を目指してグラウンドで部員達に指示を送っている部長の芦田幸祐さん(3年3組・網野中)は、「個性豊かなメンバーといつも明るく楽しく、ときには厳しく毎日練習をしています。メンバーが充実している今年は上位に食い込めるチャンスの年だと捉えているので、しっかり戦いきって次の世代にいい形でバトンをつなげていきたいです。」と意気込みを語ってくれました。

 

ファイル名:丹後中央病院.pdf

※PDFを開くには下記「令和5年度 丹後中央病院 奨学育英資金貸...」をクリックして下さい。

 
 

ファイル名:11月行事予定(生徒用).pdf

※PDFを開くには下記「11月行事予定」をクリックして下さい。

 
 

 今回は書道部の活動の様子を紹介します。
 三階の書道室。部員達はそれぞれ自身の作品を仕上げるために、毎日半紙に向かって真剣に筆を走らせています。集中した時間が一旦終われば部員みんなで少しブレイクタイム。窓から景色を眺めては笑顔で談笑したりと、普段の高校生の素顔に戻る瞬間です。
 先月、無事に丹後文化祭典を終えた部長の田茂井涼々さん(3年1組・網野中)は、「書くときは集中して、リラックスするときは楽しくおしゃべりする。みんなとても仲がいいのが書道部です。これからも、書道パフォーマンスや展示される私達の作品などを通して、生徒だけでなく地域の方々とのつながりも大切にしていきたいです。」とにこやかに話してくれました。新しい部員さんも募集中だそうです!

 

 10月5日(水)6時間目のLHRにて、1年生のビブリオバトルを行いました。

 各クラスでの予選を勝ち残った計6名が、自分のおすすめする本を全体に紹介しました。

 プレゼンターは身振り手振りや質問、問いかけを交えながら、各自5分間の発表を行います。それぞれのプレゼンターが行う様々な発表の工夫に、会場の空気も惹きこまれていきました。

 発表終了後、参加した1年生全員で「自分が読みたいと思った本」(=チャンプ本)に投票を行いました。チャンプ本には、1年3組大垣柚斗さんが紹介した、長崎尚志著『キャラクター』が選ばれました。

 

 「2分の壁」を破れたのは、「1秒」にこだわってきた結果

 10月8日から9日にかけて、たけびしスタジアム京都にて開催された 第57回京都府高等学校ジュニア陸上競技対抗選手権大会において、陸上競技部の小森さんが800m走の部で見事優勝し、京都府1位に輝きました!

800m 第1位
小森知己さん(2年3組・網野中)
 私は高校に入学してから、それまで専門としてきた短距離から中距離に転向しました。スピード感も費やす体力もまるで違うので、はじめは少し苦労をしたものの、今ではこの中距離がしっくりと合っています。
 この大会にエントリーをしたのは中長距離パートからは私だけだったこともあり、練習は一人で別メニューに取り組みました。スタートダッシュの練習の他、ハードルやボールを使った筋力や体幹を鍛える練習を一人で黙々とこなす自分との闘いでした。それでも、隣で走る長距離メンバーの頑張っている姿を見て、「私も負けていられない」と勇気をもらいました。
 大会当日は肌寒かったので、アップを入念にしてレースに臨みました。「1秒にこだわれ」の言葉を胸に、私は得意の800mのスタートラインに立ちました。体の調子が良く、予選では自己ベストを1秒更新することができました。いい流れのまま迎えた決勝では、最終コーナーで先頭に出て一気にゴールを目指しました。終盤、大型スクリーンに映った自分と後ろとの距離を見て勝利を確信しました。結果は予選よりもさらに3秒もタイムを縮めて、自分自身が掲げていた「800mで1分台に乗せる」という今年の目標を達成することができました。本当に嬉しかったですし大きな自信になりました。
 これからも企画経営科や陸上競技部で培った気持ちの良い挨拶や礼儀正しい振る舞いを大切にし、勉強や走ることだけでなく、人間性もさらに磨いていきたいです。

...時には孤独なルーティーンであっても、目標を見据えて、焦らずひたむきに取り組んでいけば、自分史上最高の「壁」でさえも打破できることを、小森さんはこの大会で見事に示してみせました。
             

 (取材・文 安達卓能)

 
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