網野学舎
9月24日(土)、25日(日)に第27回丹後高等学校文化祭典が開催されました。本学舎からは書道部、美術部、茶道・華道部が参加しました。3年ぶりとなる今回は、すべての部員にとって初めての参加でしたが、皆で協力して無事に開催することができました。茶道部の呈茶も予定通り実施され、多くの参加者にお茶を楽しんでいただきました。
部員にとっては他校のレベルの高い作品や取組からたくさんの刺激を受けるとともに、自分の取組を見つめなおす機会となりました。また、書道部門では3年2組 坪坂美波さん(久美浜中)が見事、特別賞を受賞しました。
9月22日(木)峰山中学校2年生を対象に、職場体験前マナー講座を実施しました。今回講師を務めたのは、企画経営科2年生5名です。卒業生として、体験談も交え後輩に熱心に伝えてくれました。中学生の皆さんは、挨拶やおじぎ、電話応対等の実習に熱心に取り組んでくれました。これからの職場体験や、今後の学校生活で活かせる機会があればうれしいです。
9月24日(土)、わかさスタジアム京都にて龍谷大学付属平安高校と対戦し、0対10で敗戦しました。応援に駆けつけていただいた多くの皆様、ありがとうございました。この経験を生かして、春・夏の大会に向けて切磋琢磨しながら取り組んでいきます。
本日は、たった今体育祭を終えたばかりの体育委員会の活動を紹介します。
体育委員会は、体育祭や球技大会などの行事における準備物の用意や片付け、競技における招集や審判などを行っています。活躍の場は決して多くはありませんが、大きな体育行事におけるスムーズな進行や無事故の運営にとっては欠かせない委員会です。
本日の体育祭を成功に導いた体育委員長の平林智隼さん(3年2組・弥栄中)は、「雨天の中、準備では体育委員会だけでなく部活動や生徒会役員、先生方のご協力もあって早く終えることが出来ました。最後は雨も上がって、みんな笑顔で体育祭を終えることができたのでほっとしています。何より3年生にとっては最後の体育祭を、コロナに負けることなく実施することができて本当に良かったです。」と、清々しい様子で話してくれました。
9月26日(月)、衣替えの移行期間に合わせ、身だしなみ・元気なあいさつ強化期間が始まりました。「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、朝と昼との寒暖差を強く感じる季節となりました。生徒の皆さん、体調を崩さぬように、うまく調整しながら正しく制服を着こなしていきましょう。移行期間は10月7日(金)までです。
9月21日(水)、2年生を対象に進路別ガイダンスが実施されました。
21の上級学校の先生方が丹後緑風高校網野学舎に集結し、各専門分野別の学校や仕事の内容、必要な資格や学習内容、その職業へのアプローチ方法などを教えてくださいました。
また、就職を希望する生徒には、就職対策の講話や面接・マナー講座が開催され、その道のプロの先生から教えを賜りました。
生徒は自分の興味・関心が深い分野を選択し、受講することで、各学問・職業分野の専門的知見に富んだ先生方から高校時代に学んでおくべきこと、卒業後の進路について説明をいただき、それぞれが今後の進路について見つめ、考える貴重なひとときとなりました。
ガイダンス終了後、遠隔地からのリモート講習に参加した生徒は「わかりやすく看護の道に進むメリットがリモートでも十分伝わった」と目を輝かせていました。
就職ガイダンスに参加した生徒達は「企業目線でどんな人材を採用したのかというお話しをしていただき、視野を拡げて自分の就職活動について考えることができた」と語っていました。
3年生が引退し、新部長、新副部長のもと新体制での初めての活動となりました。丹後100㎞ウルトラマラソンへの参加も新型コロナウイルスの関係で2年ぶりとなり、全員が初めての活動でした。ゴールまで2.5㎞という最終給水所で、部員たちは拍手と声援で精一杯ランナーのみなさんの背中を押していました。
今回は学芸委員会の活動を紹介します。
学芸委員会は主に生徒の図書館の利用を促すために、図書館内のポップの作成や文化祭におけるイベントの実施など、様々な活動を行っています。
本日は、11月の読書週間に向けて、教職員のおすすめ本の紹介原稿の回収に各委員が回りました。岡田校長から原稿を受け取った委員長の尾谷咲良さん(3年1組・網野中)は、「教職員の方々がおすすめする本をきっかけに、普段はあまり読んだことのないジャンルの本にもたくさん触れてほしいです。これからも全校生徒の皆さんに本の楽しさを伝えていきたいです。」と笑顔で話してくれました。
私達にとっても「初めて」の文化祭
文化祭で参加型展示を行った2年生の学校祭実行委員に話を聞きました。
安井遥香さん(2年1組・丹後中)
1組の展示のテーマは台湾と日本でした。私は日本の祭を担当しました。楽しんでもらえたらと、射的やスーパーボールすくいなどの体験や文化的な展示物を作りました。国別に教室が分かれたものの、互いの国の展示についてアドバイスを送り合ったりして交流できて良かったです。各個人が作成した展示物を前日に初めて教室に配置したときには、個性溢れる作品がずらりと並んでわくわくしました。当日はみんな楽しんでくれました。取組を通して、クラスの仲がさらに良くなり、互いへの思いやりの心も芽生えたように思います。これからもこの関わりや思いやりの心をもっと深めていきたいです。
伊東愛奏さん(2年2組・網野中)
2組はタイとスウェーデンの2つの国の文化を、なるべく予算をかけずに段ボールなどの廃材を利用して質感を出しながら展示していきました。普段は積極的に交流しない男子と女子が、取組を通して話す機会が増えてとても良かったです。日が迫ってはじめて危機感を感じたり、もっと多くの意見を聞いて構成を考えるべきだったなど反省点もありましたが、みんなの協力で完成に漕ぎ着けることが出来ました。当日は作品に迫力があるとか、印象深いなど高評価をいただきました。今回をきっかけに、この後の体育祭も修学旅行も、誰とペアやグループになってもみんなが楽しめる仲のいいクラスにしていきたいです。
前川凌万さん(2年3組・網野中)
3組は韓国とアメリカをテーマに展示作品に取り組みました。どちらの国もそれぞれこだわりを持って作業しました。私はアメリカ担当で、ナイトパーティーをイメージした装飾を手掛けました。昨年は中止になったため、私達2年生にとってもはじめての文化祭だったのでわからないことだらけでした。そんな中でも3組らしく、楽しむときは楽しんで、やるときは一生懸命に取り組むというメリハリを大切にしていきました。当日は体験アトラクションだけでなく、一つ一つの展示物もみなさんに評価されて嬉しかったです。これからも互いに協力し合って、検定試験や進路実現につなげていきたいです。
...1年遅れの「初めての文化祭」は、2年生にとっては わからないことだらけ の出発でした。しかし、彼らの展示にかけた情熱と、仲間と協力して取り組んだかけがえのない時間は、紛れもなく高校生活の思い出の1ページにしっかりと刻まれたことでしょう。
(取材・文 安達卓能)
一人一人がクラスを支える...そんな理想のクラスに。
初めての文化祭で、参加型展示に取り組んだ1年生の各クラスの実行委員に、出来映えや感想を聞きました。
横嶋謙心さん(1年1組・網野中)
コロナ禍で地域の祭がなかなかできない状況だったので、展示のコンセプトは「祭を楽しもう」に決めました。協力して調べ物をしたりアンケートを取ったりする中で、普段なかなか話さないメンバーともコミュニケーションをとりながらみんなで協力して準備や作業にあたることができました。私はリーダーとして、このいい雰囲気の中でいい作品ができればいいなと思いながらみんなの姿を見ていました。展示では特に「鳥居」の出来映えが良く、全体的に好評でした。次の体育祭でもさらに協力し合って、みんなで何でも話し合える仲のいいクラスを作っていきたいです。
今西樹奈さん(1年2組・弥栄中)
私達の展示はクイズラリーとお化け屋敷を組み合わせた体験型の作品で、昼の部屋と夜の部屋とに分けて作りました。取組中はいいものを作ろうとするあまり、言い合いになったり意見がまとまらなかったこともありましたが、最後はクラスが一丸となって完成させることができました。2組の一人一人がこのクラスを支えようとしていて、とてもいいクラスだと感じました。思っていた以上の出来映えで、参加者からも面白かったと言っていただき本当に嬉しかったです。リーダーとして、みんなの意見をまとめる大変さや計画を立てる難しさを学びました。この経験を今後に活かしていきたいです。
大垣柚斗さん(1年3組・弥栄中)
テーマは呪いの館を脱出するというゲーム性のあるもので、教室を暗くして不気味な雰囲気を演出しました。はじめは女子が率先して頑張ってくれていたのに、男子がなかなか動かずに迷惑をかけていました。それでも少しずつ協力的になり、最後はみんな仲良く取り組んでいました。私はリーダーとして、班やメンバーに目標を持ってもらいながら役割を振り分けていきました。飾り付けにもこだわり、完成したときにはいいものができたと感じました。当日の反応は上々で、3組のメンバーは満足そうな表情でした。次の体育祭でもクラスのために動き、みんなでいい思い出を作っていきたいです。
...昨年度は中止、初めての文化祭、新たな取組である参加型展示。手本も伝聞もない、まったくの0から作品を作り上げた1年生は見事に文化祭を成功させました。これからも様々な取組を通して、皆さんの手で「理想のクラス」を作っていってほしいと願っています。
(取材・文 安達卓能)
3年間の思いを詰めた「笑顔の5分間」
文化祭でダンスパフォーマンスを披露した3年生各クラスの文化祭実行委員に話を聞きました。
奥村心南さん(3年1組・網野中)
1組は一言で言えば「個性の塊」です。ダンスの統一感を保ちながらも、随所にあるポージングやTシャツのデザインなどはあえて統一感をなくして、バラバラの個性を表現し、観る人に楽しんでもらうことを意識しました。
取組中は心配していたクラスの「課題」が次々と出てしまいました。なぜみんな私達の思いをわかってくれないのかと悩むこともありました。それでも、後半に進むにつれて「自分達の手で文化祭を作るんだ」と、みんなの気持ちがまとまっていくのを感じました。
本番は私達が最後の演技でした。他のクラスのパフォーマンスを目にして少し自信を失ってしまいました。でも演技が始まるとみんな笑顔がはじけて、最後の本番がこれまでで一番輝いていました。ミスも含めて1組らしい最高の演技だったと思います。
文化祭が出来たこと、そしてずっとやりたいと願っていたダンスパフォーマンスができたのは私達の思いと、叶えてくれた先生方のおかげです。本当に感謝しています。
小塚凌雅さん(3年2組・網野中)
私の苦手な部分である「人前に出て話したり引っ張っていくこと」がもっと出来るようになりたいという思いから、1年生に続き今年も実行委員に挑戦しようと思いました。
文化祭ではダンスを通して、私達2組が過ごしてきた3年間を「航海日誌を刻む海賊」というテーマで表現しました。皆で揃えるところとか、逆に対立するところとかをメリハリを付けて表現するところにこだわりました。
本番は失敗した場面もありましたが、思っていた以上に楽しくダンスをすることが出来ました。最優秀賞を逃して悔しがっていたみんなの姿を見て、私は逆にクラスの「絆」の強さを感じることができました。
この文化祭で協力して一つのことを作り上げる中で、私自身が当初掲げていた苦手な部分を克服でき、またクラスのメンバーもそれぞれに成長できたように思います。それぞれ次の進路に進んでも、みんなさらに成長していってほしいと願っています。
麻田和花さん(3年3組・網野中)
3組は男子が圧倒的に多く面白いメンバーが多いことから、ダンスの方向性は始めからお笑い路線でいくことに決まりました。衣装にもこだわり、男子もスカートをはくことに快く賛同してくれました。しかしいざ取組が始まると、取組に対するクラスのメンバーの温度差が大きく、本当に一つにまとまるのかと不安だらけでした。それでも最後はみんなの心が一つになっていくのを感じました。
本番は音響機器のトラブルで曲が途中で止まってしまうハプニングがありましたが、もう一度チャンスを頂いた二度目の演技も、力強く楽しく最後まで踊りきることが出来ました。なかなかできない経験でしたが、終わった後の疲れはとても心地よかったです。最優秀賞は最高に嬉しかったし最高の思い出になりました。
企画経営科は卒業まで様々な取組がまだたくさんありますが、これからもみんなで協力し合って頑張っていきたいです。
...様々な制限の中で高校生活を過ごさざるをえなかった3年生でしたが、5分間で見せた渾身のパフォーマンスは、コロナをも吹き飛ばす、充実感と笑顔が溢れるものでした。
(取材・文 安達卓能)
9月17日(土)、京丹後夢球場にて福知山成美高校と対戦し、3対2で勝利しました。次戦、ベスト4をかけて9月24日(土)わかさスタジアムにて、12時30分より龍谷大学付属平安高等学校と対戦します。応援よろしくお願いします。
本日は保健委員会の活動を紹介します。
保健委員会は生徒が毎日の生活を心身共に健康に送れるようにと、普段から様々な取組を行っています。委員長の松本和也さん(3年1組・網野中)は、今日も昼食時にユーモアある放送で全校生徒に黙食を呼びかけていました。「放送は毎日大変ですが、このような小さな取組であってもそれで感染が少しでも収まれば嬉しいです。」と、松本さんはやりがいを口にしていました。
9月10日(土)、京丹後夢球場にて京都外大西高校と対戦し、3対1で勝利しました。今大会は宮津天橋高校と連合で試合に出場しています。次戦、ベスト8をかけて9月17日(土)京丹後夢球場にて、12時30分より福知山成美高等学校と対戦します。応援よろしくお願いします。
9月28日(水)に体育祭を開催します。プログラムを以下に掲載しますので、是非ご覧ください。新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、参観は本学舎生徒の保護者等、各家庭2名以内に限定し、一般の方の参観は御遠慮いただいております。御理解と御協力をお願いします。
文化祭では学年の取組の他に、一部の部活動や委員会もそれぞれ催しをしました。全校生徒や保護者の方々に普段の活動の様子や練習の成果を見てもらう最高の機会になりました。
<催し>
美術部 作品展示「巨匠は誰でしょう??」
書道部 作品展示
華道部 作品展示「涼夏」
茶道部 お茶席「一期一会」
体操部 演技「体操魂」
吹奏楽部 演奏「スタッカート」
学芸委員会 催し「古本雑誌市,和歌つなげ」
そして9月8日(木)の午後、2日間にわたって行われた文化祭も閉会式を迎えました。まず、各学年の演技と展示について審査を務めた部長の先生からそれぞれ講評がありました。閉会の挨拶では川﨑生徒会長が文化祭を無事大成功で終えられたことと、28日の体育祭でも皆で助け合い支え合って楽しい体育祭にしていこうと挨拶しました。最後に後藤学舎長が、手本がなくまた例年と違う形式で開催された中、一からの手探りで、それでもこのような立派な素晴らしい文化祭になったことを称え、生徒それぞれにとって大きな財産になったのではないかと話しました。そして、この経験をこれからの実社会でもぜひ活かしていってほしいと挨拶しました。
生徒の皆さん、取組から本番まで本当にお疲れ様でした。大変素晴らしい文化祭だったのではないでしょうか。
今年度の文化祭では、1年生も2年生と同様、各クラスごとに参加型展示をしました。また、文化祭での先輩達の躍動する姿や取り組む姿勢を見て大きな刺激を受けていました。調べ学習をもとにしたパネル展示と体験型ゲームを組み合わせたり、大掛かりな謎解き脱出ゲームを作ったりと、各クラス工夫を凝らした内容になっていました。
<テーマ>
1組 「稲one祭」
2組 「知恵、ひらめきを生かし、心を一つにゴールを目指せ!!」
3組 「迷いの館を脱出せよ!」
今年度の文化祭では、2年生は「万博」をテーマに、参加型展示をしました。どの会場も各国の文化や特徴について調べ、工夫を凝らした展示となっていて、参加者は作品の前で足を止めて興味深く見入ったりミニゲームなどを楽しんでいました。昨年度は中止となり、2年生にとっては初の文化祭でしたが、皆の顔は達成感に溢れている様子でした。
9月7日(水)、台風一過の青空の下、2日間にわたる令和4年度丹後緑風高等学校網野学舎文化祭が開幕しました。
リモート配信で行われた開会式では、川﨑生徒会長の開会宣言に始まり、山口生徒会副会長は文化祭を無事に開催できる喜びと皆で全力で楽しめる文化祭になることを、岡田校長は網野学舎らしい爽やかで真面目で意外性や面白さ、そして感動に溢れた文化祭になることをそれぞれ期待する挨拶をしました。
文化祭のスタートを切る最初の演目は3年生によるダンスパフォーマンスでした。この晴れの舞台を目指して、クラス一丸となって準備と練習を重ねてきた3年生達は、熱視線と手拍子を送る全校生徒や多くの保護者を前に、魂のこもった演技、3年間の思いの詰まった最高のパフォーマンスを全身で披露しました。そして終了後は3年生達が集まって互いの健闘を称え合ったり写真撮影をして思い出の瞬間を心に焼き付けていました。
9月9日(金)、就職試験壮行会を行いました。岡田校長からは、面接では「やる気」と「元気」が最も重要であり、質問に対して一生懸命答えるようにと、激励の言葉がありました。第3学年部長の勝山先生は、自身の失敗談から、「熱意」を持ち、粘り強く最後まで頑張ることの重要性を生徒に語りました。最後に、生徒一人一人が自分の言葉で決意表明をしました。
みなさんの健闘をお祈りしています。