SAGANO BLOG

今朝までの雨が嘘のような、清々しい秋晴れの空です。
文化祭2日目もスタートしました。


生徒会が作ったメッセージツリーにも葉っぱが増えていました。

朝早くから集まり、最終ミーティングをするクラスも見られました。いいものを作りたいという気持ちがクラスを団結させていました。


今年も感染症対策で、体育館やコモンホールを全席指定にしているので、「このクラスが見たい!」という要望は、youtubeの生配信で対応します。
撮影等はプロの業者に依頼しているため、非常に見やすく、教職員・生徒から好評でした。


クラブの発表も午前から行っています。サイエンス部では、昨日から生き物の餌やり体験、今日はサイエンスショーと、盛りだくさんの内容です。

お昼休みを挟んで、午後からは閉会式を行いました。
各学年の優秀賞、最優秀賞を発表されました。

閉会式準備の様子です。配信準備も生徒が関わっています。


1年生の表彰結果です。
審査員特別賞 1年4組
優秀賞 1年1組、1年6組
最優秀賞1年5組


▲1年5組の発表直後の喜びの様子です。おめでとう!

2年生表彰結果
審査員特別賞 2年8組
優秀賞 2年4組、2年6組
最優秀賞 2年2組


▲発表直後の2組です。担任の先生も感激されておりました!

3年生表彰結果
優秀賞 3年4組、3年5組
最優秀賞 3年6組

▲発表直後の6組では、涙する生徒も。おめでとう!

閉会の言葉にもありましたが、ここまでの過程が何よりも大切。惜しくも賞を逃したクラスも、この文化祭で、仲間と意見が食い違ったり、1つの目標に向かって時間を共有したことが何よりの勲章です。


後片付け後、文化祭を名残惜しむ生徒たち。

今日は余韻に浸って、明日から切り替えて頑張りましょう!

 

文化祭1日目午後の様子です。
14時頃までクラス発表を行い、その後はクラブの発表を行っています。

3年生の発表は、クラスそれぞれのカラーがあります。

発表前の裏方(照明担当)。キャストももちろん重要ですが、照明や音響も重要な役割ですね。

3年生は15分間の発表ですが、短い時間にも濃密な内容で観客を沸かせます。

クラブ発表の様子です。

軽音楽部は、2日間多くのバンドが音楽室でライブを行っています。

茶道部はお茶会、呈茶を。参加者は本格的なお手前に少し緊張気味?

狂言部は、演目「附子」を見事に演じています。

体育館に向かう生徒たち。
今年度、クラス発表は各クラスごとに指定席、クラブ発表は事前配布のチケット制で、感染症対策を取っております。

発表がはじまるまでのワクワク感。生徒たちも楽しんでいる様子が伝わります。

吹奏楽部は体育館で大迫力の演奏をしてくれました。

ダンス同好会は、観客にペンライトやサイリウムの準備をしてもらっていました。
アンコールでは、全員でBTSのDynamiteをダンス!

 

演劇部は、3人劇「ひかりのこ」を上映。さすがの演劇部。発声が美しく、聞きやすい、素晴らしい演技でした。

バトントワリング部は飛行機の中にいるという設定で、様々な国の音楽で可憐に演戯をしてくれました。

体育館の発表では照明を使うので暗転させます。
ですが感染症対策も忘れてはいません。各クラス、クラブが責任をもって換気を徹底しています。


番外編

教職員も文化祭を楽しみます!
情報科の教員は有志企画に出演しました。1人で歌って踊って、観客を魅了!

ダンス同好会顧問の教員も、アンコールで登場!10代に負けないキレキレなダンスでした。

明日が文化祭最終日です。

この風景も残りわずか。今日、明日は思い切り楽しみましょう。

 

それぞれの時間

文化祭は心にゆとりができる時間でもあります。
いつもは素通りしていたパズルにじっくり向き合ったり
友人の作品をスケッチしたり(美術部員ではありません)
それぞれの過ごし方があります。ゆっくりと良い時間が流れています。

 

台風の影響が心配されましたが、文化祭1日目を無事に迎えることができました。
前日には、生徒会の生徒たちが文化祭のために校舎内を飾り付けてくれていました。

開会式はyoutube配信で行いました。

開会式中、生徒会作成の映像では、校長先生と生徒の漫才や各クラスの発表のアピール動画が流されました。

開会式後、トップバッターの発表クラスは即準備。
コモンホールでは1年生の発表が行われています。20分間の発表です。
 

本格的な照明器具を使います。また、劇の演出の1つとしてプロジェクターに映像を映し出してみたり、各クラス工夫が見られます。

クライマックスは演者総出でダンス!

 

発表後はクラスの集合写真を撮影しています。

2年生の演劇は体育館で30分間行っています。

様々な工夫がされています。それぞれの役を演じきっています。

校舎の様々な場所では、文化系クラブ、委員会の発表や展示が行われています。

図書委員の企画展示

文芸部の部誌の展示

美術部の看板は屋外に展示しています。

JRC(青少年赤十字)部の展示

放送部と写真部の展示

華道部の展示

デザイン工芸部の展示

 

ワンダーフォーゲル部の展示

ESS部はEnglish corner!

将棋部のストリート将棋は大盛況!


午後からも3年生の発表、有志企画、クラブの発表と盛りだくさんです。

 

準備期間も残すところ今日が最後となりました。
大道具や背景、衣装などは大方できたようで、今日はクラスでの最終ミーティングや、ダンスや演劇練習を中心に活動しているようです。


4限後には、男女バスケットボール部、バトントワリング部、女子バレー部、野球部、放送部、文化系クラブの生徒たちが体育館とコモンホールの客席の準備をしてくれました。

明日からの文化祭では、感染症対策で座席を指定した鑑賞になります。
客席があると、リハーサルにも緊張感が生まれます。

3年生は校舎の至る所でダンス練習です。
練習の様子から全員がより良いものにしたいという気持ちが伝わってきます。
声を掛け合い、何度も何度も繰り返し練習しています。

美術部の看板も完成し、中庭に吊り下げました!

放課後はクラブの発表の準備に取り掛かっています。
写真部は職員室横談話スペースに作品展示をするようです。

2年ぶりの文化祭。頑張り屋さんが多い嵯峨野の生徒たち。授業や勉強に真剣に取り組む顔はもちろん素敵ですが、仲間と文化祭を楽しむ笑顔もとっても素敵です。
準備期間中、意見の食い違いや気持ちのズレ、思うように進まない焦りもあったかもしれませんが、そのすべてがよい思い出になるよう、最後まで何事も全力で楽しんで欲しいと思います。

 

8月4日に京都市立芸術大学にて芸術科のサマーセミナーを実施しました。
このサマーセミナーには、嵯峨野高校生のほかに、府立福知山高校、立命館宇治高校、立命館守山高校の生徒も参加し、制作や意見交流を行いました。


今回は、「素材から思考する」というテーマで、工芸科陶磁器専攻の森野彰人教授らによる授業を受けました。


午前中は、「素材とは?」というレクチャーと制作ワークショップを行いました。
講義では、陶磁器の粘土がどのような場所で、どのような状態で採集されるのか、それをどのように精製するのか、また、私たち人類がどのように素材と関わり、文明や文化を発展させてきたのか、そして現代では、陶磁器は器だけでなく、化粧品やスマートフォンの部品、白紙にも陶磁器の原料が使われていることを話されました。

素材についてレクチャーを受けた後は、「水をいれる」をテーマに与えられた粘土で制作するという課題です。

 「水をいれる」といってもただ単に「器物」を作るだけでは素材を思考することになりません。どのように使うのか、どこの水を入れるのか、与えられた土を触り、手を動かし、思考しながら制作します。
40分ほどの制作の後はグループで意見交流です。作者以外の生徒が、作品の良いところやどのような意図で制作したのかを考え、発言します。最後に作者が制作意図や工夫点を述べ、答え合わせをする鑑賞方法を取りました。
初対面の生徒たちでしたが、活発な交流ができました。


午後からは、「木」「石」「粘土」を与えられ、何かに使う道具を制作する課題です。

それぞれの素材の良さや特徴をどのように扱いながら、「道具」にしていくかを思考しながら制作します。
長い木の使用方法は色々とアイディアが生まれますが、石が難しかったようです。

完成した作品です。
それぞれの素材と道具について思考できおり、午前の作品よりも発展したのがわかります。

最後の意見交流会でも、活発な意見交流ができました。
自分以外の人のアイディアに触れることで、視野が広がります。


今回の講義では、文明や文化がどのように発展させてきたのかということを疑似体験できるものでした。
この経験をきっかけに参加者には今後、素材やものづくりにより興味をもって学んでほしいと思います。

 

7月28日に国語サマーセミナーを行いました。
会場は、宇治市源氏物語ミュージアムです。
まずは館長の家塚様のお話を聞いてから、ミュージアムの見学をしました。

あらすじをたどります。

そして、『源氏物語』の世界を実際に体験しました。

こちらは、垣間見(かいまみ)が体験できます。

暗い外からは部屋の中が見えるのに、明るい部屋の中からは外の様子が見えません。これを利用して、男君は、家の中にいる女君を垣間見るのです。

二人の女君を見ている光源氏の様子です。

女君からは見えません。

そして、宇治十帖の世界へ

 

源氏香の体験コーナー

香道の世界で、源氏物語を主題として数種類の香木をかぎ、香りの異同を判じる「組香」と呼ばれる競技形式の鑑賞方法があります。「源氏香」は代表的な組香のひとつです。


『源氏物語』に出てくる香り

仏前で香をたいて清浄な空間にととのえたり、衣に香りをたきしめたりしました。
植物性の香料や、動物性の香料が展示されていました。


そして、特別講義です。
京都先端科学大学人文学部 山本淳子教授です。
平安文学の第一人者です。
「はじめての源氏物語」というテーマで、講義をしていただきました。

『源氏物語』はどのような世界から生まれたのか。
絵画作品から、平安時代の暮らしや生活について学びました。
そして、『源氏物語』までの作品は男性の作者であったが、『源氏物語』は女性である紫式部が自発的に、自分の苦悩(家族や親友、伴侶の死)と向き合うために創作されたものだと学びました。
主人公の光源氏をはじめ、登場人物すべてが苦悩を背負っています。
現代に生きる私たちも、たくさんの苦悩の中にいます。
だからこそ、時空や世界を超えて愛される作品になった、というお話をうかがいました。
これから『源氏物語』や古典文学を読む上で、生かしていくことができる貴重な講義でした。
『源氏物語』の最後の十帖の舞台となった宇治で、有意義な体験をすることができました。

 

 7月29日(金)、サマーセミナーの一環として、社会科学フィールドワークを実施しました。京都地方裁判所・京都弁護士会のご協力により、1・2年生12名が裁判や法律について学びました。


 午前は、京都地方裁判所にて、職員の方から裁判についての説明を受けた後、裁判員裁判を含めた刑事裁判を傍聴しました。法廷見学では、参加者は法服を着て、裁判官席に座るという貴重な体験をしました。

 午後は、京都弁護士会館にて、弁護士の先生方から、刑事裁判の原則について講義を受けた後、その指導の下、模擬裁判に取り組みました。模擬裁判では、班ごとに参加者が裁判官・検察官・弁護人・被告人・証人の役割を演じた後、裁判員の立場で、証拠を吟味しながら、被告人が有罪か無罪かの判決を出し、判決理由を発表しました。最後に班ごとに、法律事務所を見学し、弁護士の仕事のやり甲斐やご苦労などについて、お話を伺いました。

 参加者からは、「初めて裁判を傍聴したが、厳粛であり、緊張感に満ちていた」「裁判が関係者の人生に大きな影響を及ぼすことがよく分かった」「模擬裁判では、憶測を入れずに、証拠のみに基づき判決を出す難しさを体感した」「弁護士のお仕事について、その幅広さを知り、困っている方への法的な支援に加えて、心の支援も大切であることを学んだ」という趣旨の多くの感想が寄せられました。

 

1学期の終業式を実施しました。今回も、感染症対策として、各HR教室に動画配信という形で行いました。

校長式辞では、橋長校長先生からこれから夏休みを迎える生徒たちに、夏休みの過ごし方として「今できることを無限大に」「もう無理だと思った時こそ成長のチャンス」を心がけてほしいと話されました。

橋長校長先生ご自身でも、この1学期中に「今できることを無限大に」という点で、できるだけたくさんの本を読むことに挑戦され、50冊読まれたそうです。読書から、新しい世界を見ることができたという経験を紹介されました。

また、本校生徒の1学期の頑張りを紹介され、生徒の活躍から様々なメッセージを受けたとお話しされました。

夏休みも、試合や発表、課題研究発表会などに挑戦する生徒に、日頃の成果を発揮してきてほしいとの激励の言葉もありました。

最後に長く続く感染症対策において、お互いのために協力して行動することを継続していこうと話されました。

進路指導部長の野口先生からは、4月から新しいことに挑戦してきた生徒へ労いの言葉が掛けられました。

新しいことへの挑戦は、新たな刺激を受けるとともに、主体的に動くことが求められたと思います。それは楽しいことばかりではなく、しんどい思いも伴います。

「しんどい時こそ成長のチャンス」「もう少しやってみようを繰り返す」「挑戦を積み重ねる」

そうすることで、確実に力になり、夢や目標が明確になるので自信をもって取り組んでほしいと語られました。

We don't grow when things are easy.

We grow when we face challenges.

「WE HAVE A DREAM 201か国202人の夢?SDGs」という本を紹介され、内容の紹介とともに、この夏休みは「大人の人と話をしたり、本を読み、多くの人生と出会ってみよう」と提案されました。

終業式後は、AETのオルトハウスケーシー先生の離任式を行いました。ケーシー先生は、日本での思い出や嵯峨野高校への感謝と、各学年の生徒へのメッセージ、先生ご自身が海外で働くという経験をされたことから得たこと、嵯峨野高校の生徒たちにも学び続けることとともに人生を楽しむことを大切にして欲しいという思いを話されました。

明日から夏休みです。補習や部活動、文化祭の取組などがありますが、校長先生、野口先 生、ケーシー先生からのメッセージを受け、それぞれが成長できる夏休みにしてほしいと思います。

 

7月16・17日に本校にて学校説明会を開催しました。
検温、飛沫シート設置、消毒、換気等の感染対策を行った上での開催です。
沢山の中学生とその保護者の方々に来校していただきました。誠にありがとうございました。

説明会運営には、広報委員の生徒達が協力し、熱心に取り組む姿が見られました。
全体会では校長先生からのあいさつ、学科長から教育内容について、在校生によるラボや学校生活についてのプレゼンテーションを行いました。
その後、施設見学と個別相談等も行いました。

次回は9月17日・18日と10月22日に進学説明会を開催予定です。

受付係
誘導係
施設見学係
全体会
広報委員
在校生によるプレゼン
司会係
 

先日、令和4年度生徒会本部役員の認証式が行われ、新生徒会本部役員のメンバー11名が校長先生から生徒会役員証を受け取りました。
認証式のあとは例年、校長先生と生徒会役員の意見交換会が行われています。新生徒会のメンバーからは嵯峨野高校を良くするためのアイデアや、学校に対して思っていることなど、たくさんの意見が出、校長先生はそれらの意見に対して、学校の現状やご自分の経験談などもまじえて、一つずつ丁寧に答えて下さいました。
嵯峨野高校を今よりもっと魅力ある学校にしていくためにはどうすればよいか?について校長先生と生徒の代表が一緒に話し合うことができた、とても有意義な時間となりました。

役員証を受け取る生徒会長
生徒からの質問に答える校長先生とそれを聞く新生徒会役員
 

6月3日(金)、長岡京記念文化会館にて、1・2年生を対象に演劇団体鑑賞を行いました。昨年度、一昨年度と2年連続の中止を乗り越えて、念願の開催です。劇団芸優座様の「ベニスの商人」を鑑賞しました。迫力ある演技の中にも、思わず声を出して笑ってしまうようなコミカルな要素もたっぷりあり、生徒たちの夢中になって鑑賞している姿が印象的でした。生で観た「ホンモノ」の演劇から学んだことを、9月に迎える「とこのは祭」(文化祭)でのクラスの取組に生かしてほしいと思います。

3時間の授業を終えて、出発です。
Liveの迫力に圧倒されました。
 

5月19日(木)に令和4年度の生徒総会が行われました。以前は体育館に全校生徒が集まって行っていましたが、新型コロナウィルス感染対策のため、2年前から校内のスタジオから各教室に配信するという形をとっています。

代表委員長・副委員長がスタジオで議事を進行し、生徒会本部役員が議案を提出。各クラスで代表委員が議案の承認の採決を行いました。集計はクラウド上のデータを同時編集することで、スムーズに議事が進行できるよう工夫されています。

かつての先輩たちが行ってきた生徒総会をそのままの形では実施できない状況の中で、ICT機器を活用した新しい生徒総会の形がこの3年間で新たに生まれ、受け継がれはじめています。

※スタジオの様子
※教室で生徒総会に参加する生徒たち
※各クラスの採決の結果を入力&集計する新生徒会役員
 

去る4/22(金)、2年生は奈良で野外活動を行いました。
東大寺南大門や春日大社、浮見堂などのチェックポイントを回りながら奈良を観光し、新しいクラスで親睦を深めました。

また今回は、活動の中で撮った写真を使い、奈良の見どころを紹介するためのポスターを制作しました。
投票の結果、選ばれた1~5位のポスターを先日展示しました。
センスにあふれる作品をご覧ください。

 

先日、令和4年度の生徒会長・副会長の選挙が行われました。
今年度は生徒会長に2名の立候補があり選挙に、副会長に1名の立候補があり信任投票となりました。
立候補者は5日間の選挙活動ののち、選挙当日に立候補者演説を放送で行い、その後全校生徒による投票によって、令和4年度の生徒会長・副会長が決定しました。

※立候補者演説の様子
 

1年生のステップアッププログラムⅢが実施されました。
1限目は校歌についての講義を受講しました。嵯峨野高校の校歌に込められた意味を知り、毎朝流れている校歌について深く味わうことができました。今は声を出して歌うことはできませんが、全員で心の中で合唱しました。その後、防災学習として火災発生時の行動についてのビデオを見ました。災害はいつ発生するかわからないので、咄嗟の対応を考え、各自が自分の命を守れるようになってほしいと思います。
2限目は、デジタルシティズンシップに関わる講義を受講し、スマートフォンやタブレットを安全かつ有意義に使うためのルールについて自分たちで考え、クラスで発表するという活動を行いました。次の時間の講演会でWebサービスのSlidoを使用したこともあり、ルールの必要性を実感できたのではないでしょうか。
3・4限に実施された京都大学総合博物館准教授の塩瀬隆之先生による「探究学習と問い、に関する講演会」では、WebサービスのSlidoを活用し、リアルタイムでの活発な意見交流が行われました。京都大学の「自由な学風」を引き合いに出しながら、簡単には答えが出ない問いに向き合う覚悟を持つことが説かれました。
また、ノーベル平和賞受賞者のムハマド=ユヌス博士が来日された際に、博士との座談会に出席することになった京都の高校生が取り組んだ「30days Challenge」が紹介されました。これは「貧困とは○○である」の○○に当てはまる表現を30日で30通り考えるという課題であり、この取組を通して多様な視点を持つことの難しさと重要性を意識することができます。1年生もこの場で実際に体験し、さらにその成果を他の生徒と共有することで、自分だけでは思いつかない物事の見方・捉え方が、他者との対話と交流を通してさらに深まるのだということを実感しました。
午後からは、「問いづくりワークショップ」に取り組みました。先週2年生も取り組んだ嵯峨野高校版のワークショップです。クラスに分かれて、担当教員のファシリテーションのもと、SDGsにもとづく問いを考えていきました。グループで出し合った問いを、分析したり書き換えたりする活動を通して、探究活動に必要な「問い」を使いこなす力を培いました。「このワークショップで学んだことを活かして充実した探究に取り組みたい」という意欲を感想に記している生徒がたくさんいました。
今日1日を通して、1年生は、嵯峨野高校の生徒としての誇りと自覚を持ち、仲間と協力しながら難しい課題に挑戦していくという志を新たにしました。先輩たちの姿を追いかけ、さらに充実した嵯峨野高校の歴史を切り拓いていってくれることを確信しています。

教室での遠隔配信を利用した校歌指導 /避難の仕方と避難経路を確認した防災学習
遠隔配信と教室でのグループワークをハイブリッドで実施したデジタルシティズンシップ学習
体育館に学年全員が集合し、塩瀬先生の巧みな仕掛けによって促される活発な意見交流をした講演会
アイスブレーキングで盛り上がった後、SDGsのロゴと向き合った問いづくりワークショップ
 
 
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