7月22日、ESS部は、京都市立日吉ヶ丘高校にて開催されたパーラメンタリーディベート(即興型英語ディベート)交流会に参加しました。本校3年生にとっては、最後のディベート公式戦となりました。
本校からは3チームが参加し、それぞれ2試合を戦いました。参加した生徒からは、「新しい視点や反論の方法を学べて感動した」「他校の生徒と試合ができ、自分の改善点を知るいい機会になった」「色々な先生からコメントを頂けて、とても勉強になった」との意見が聞かれました。また、見学として参加した生徒からも「とても楽しかった」「次は選手として参加したい」という声がありました。最後は各校代表で編成したチームによるエキシビジョンマッチが行われ、本校からも3年生2名が参加しました。
初めて校外での公式戦に参加した1年生も、昨年から精力的にディベートの練習に取り組んできた2、3年生も、各々が日頃の練習の成果を大いに発揮できました。3年生はこの日の試合で引退となりますが、昨年から人数が増えた嵯峨野高校ESS部、さらなるレベルアップを目指して英語ディベートに取り組んでいきます。
7月15日(土)~17日(月)、京都府立丹後海と星の見える丘公園にて、ジャパンフィールドリサーチ(JFR)in 丹後を実施しました。この取組は、各種学術学会での発表を目標に、参加生徒の発案による森林環境調査であり、サイエンス部と校有林調査ラボの生徒12名が参加しました。生徒たちは、この取組のために約1ヶ月間にわたり、校有林や校内で事前学習を行ってきました。
開会式を行った後、本校卒業生のTA2名の案内により、周辺を探索しました。天橋立や伊根の町並みが見える景色に、生徒たちも期待が高まります。
1日目午後から3日目午前にかけて、「土壌調査・透水性調査」「森林調査」「昆虫採集」の3つのテーマに分かれ、調査を実施しました。
土壌調査をしたり
傾斜30°以上の斜面で森林規模の調査をしたり
公園の様々なエリアに生息する生き物を観察・採集したりしました。
次回は9月15日~18日に、熊本県玉名郡にて、熊本県立第二高等学校、鹿本高等学校とともに調査(JFR in 熊本)を行います。今回の経験を活かして、さらに研究を深めていくことを期待しています!
6月18日(日)に実施された「高校生軽音楽部コンテスト AREA OF YOUTH」において、軽音楽部2年生のバンド「ハロー二世帯住宅」が準グランプリを受賞しました。
「ハロー二世帯住宅」は、自分たちで作ったオリジナル曲「80才でライブしたい」「ハロー二世帯住宅のテーマ」の2曲を披露し、審査員の先生方から高い評価をいただきました。
3人はまだ2年生。これからもっと練習してうまくなりたいと話していました。
5月14日に行われた、第59回全国高校将棋京都府選手権大会男子団体で優勝し、8月に鹿児島県指宿市で開かれる、第47回全国高等学校総合文化祭(第59回全国高等学校将棋選手権大会)に出場することが決定しました。
1年生3人で臨んだ本校チームは、予選リーグを3戦全勝で1位通過しました。決勝トーナメントでも2・3年生相手に健闘し、2015年以来5回目の優勝を果たしました。
2002年には先輩が全国優勝を成し遂げているこの大会ですが、「先輩たちのように、優勝を目指して頑張りたい。」と意気込みを語ってくれていました。
6月3日・4日に行われた第70回NHK杯全国高校放送コンテスト京都大会に於いて、放送部の1年生が朗読部門で2位を獲得し、7月24日から東京で行われるNHK杯全国高校放送コンテストの出場を決めました。
本校としては初、京都府としても7年振りとなる準決勝進出を目指し、全国大会へ向けて練習に励んで参ります。
5月20日(土)・21日(日)の2日間にわたって、鞍馬・百井・花背周辺で行われた全国高等学校登山大会京都府予選で、本校ワンダーフォーゲル部が男子の部・女子の部でそれぞれ優勝し、今夏に北海道の十勝岳・黒岳・旭岳で行われる令和5年全国高等学校総合体育大会(インターハイ)登山大会に男女アベック出場することが決定しました。
競技登山の大会は、体力だけでなく、読図・装備・知識・天気図・炊事・幕営なども審査されます。今回は、コロナ禍でしばらくできなかったフルバージョンの審査が4年ぶりに行われました。一日目は、鞍馬を出発し、天ヶ岳山頂経由で百井の集落を抜け、安曇川支流の「陸地谷」を遡行し、大見尾根から花背別所をゴールとするコースで、旧別所小中学校グラウンドが幕営会場になりました。二日目のコースは花背別所から百井キャンプ場経由で翠黛山を登り、江文峠がゴールでした。二日目は朝4時に起床し朝6時の出発でした。一日目の「陸地谷」は4年ぶりに復活した伝統のルートです。道があるかないかのルートを何度も徒渉を繰り返し、泥まみれになりながら何とか登り切りました。
大会に出場した選手たちは、「山登りは総合力が問われます。皆で役割分担して協力できたのがよかったです。」「昨年先輩たちと悔しい思いをしたので、今年こそと思って大会に臨みました。信頼できる仲間たちと最後まで歩ききれてよかったです。」「久しぶりにフルバージョンの審査と聞きました。大会に向けて準備いただいた先生方、地元の方々に感謝したいです。」と語ってくれました。
いつも応援いただき、ありがとうございます。先日行われました第76回京都府高等学校総合体育大会(剣道)の男子上級の部において準優勝しました。メンバーは以下の部員です。
堀内 悠登さん(3年),森 路長さん(3年),荒金 俊明さん(3年)
田村 優樹さん(2年),西沢 知剛さん(2年)
1回戦の洛星戦,2回戦の莵道戦,3回戦の洛北戦と順当に勝ち上がり、準々決勝は、1月の全国選抜予選で京都府第3位の強豪日吉ヶ丘との対戦になりました。先鋒・田村選手や中堅・森選手の活躍もあり見事勝利し、準決勝に駒を進めました。
準決勝は、京都府第2位の強豪北嵯峨との対戦になりました。ここでも先鋒・田村選手や大将・荒金選手の活躍もあり、接戦をものにしました。
決勝は京都成章との対戦でしたが、先鋒・田村選手の活躍で序盤からリードするなど互角に戦いましたが惜しくも僅差で敗れ準優勝でした。
しかし、京都府の並み居る強豪を次々に下したことで着実にレベルアップしていることを実感したと思います。今回のことを自信にしつつ、次に向けて課題を1つずつ克服していき、インターハイ予選でも活躍してくれることと思います。引き続き応援よろしくお願いします。
5月13日(土)、常磐野小学校の4~6年生51名を迎えて、実験教室を実施しました。
4年生は「チリメンモンスターを探せ」、5・6年生は「クロマトグラフィー・浮沈子」の実験に取り組みました。実験方法や原理の説明、実習の補助については、サイエンス部の生徒を含む、本校ボランティア生徒13名が分担して行いました。
また、当日は「化石の話」として、嵯峨野高校にある化石標本を触ってもらいました。
この化石は栃木県那須塩原市で出土する、今から数十万年前の生物の化石です。これら化石の生物は、現在でも生息し、図鑑などでどの種類が化石になっているのか調べることができます。
子どもたちが初めて見たり触れたりするものに驚き、感動する様子を見ながら、高校生ボランティアも楽しめたプログラムでした。
常磐野小学校の皆さん、また来年もお待ちしています!
5月13日、カナダBishop's Universityから訪日中の教員、学生の皆さんが、ESS部員と校有林ラボの生徒と一緒に嵯峨野高校の校有林とその近くにある愛宕念仏寺、嵐山周辺のフィールドワークに参加しました。この取組は、SSHの取組であるジャパンフィールドリサーチの一環として行われました。
当日朝に奥嵯峨にある校有林の入り口で集合し、グループ毎に自己紹介を行った後、一緒に校有林に入りました。お互い英語でコミュニケーションをとりながら、険しい山道を頑張って登りました。山の中腹では、ティーチングアシスタントとして参加した本校の卒業生と現役の校有林ラボ所属生徒が自身の研究内容について英語でプレゼンテーションを行いました。
続いて、隣接する愛宕念仏寺を参拝しました。ここではESS部員が愛宕念仏寺について英語で説明しました。Bishop's Universityの学生さんもこの寺についてリサーチしてきており、その内容を話してくれました。互いに日本の伝統文化への理解を深める機会となりました。
その後嵐山までゆっくり歩いて、渡月橋のたもとで解散となりました。道中では時折足を止めながら、解散の直前まで、Bishop's Universityの学生さん達と楽しそうに英語で会話する姿が見られました。
3月13日(月曜日)卒業生を招いて卒業茶会を催しました。新型コロナウイルス感染防止の影響を受けて、2年前からは茶室「里仁軒」ではなく教室での開催となっています。全く元通りとはいきませんでしたが現大学4回生以降の先輩たちも招いての会となりました。この日のために2年生は自分で着物の着付けができるよう練習してきました。通常なら文化祭で浴衣を着付けるのですが、それもできなかったので、これが初めての披露となります。
道具の取り合わせを考えること、お客様への招待状を出すこと、お菓子のデザインを考えること、記念品を作成すること、前日準備、当日の運営等々、茶道講師の先生のご指導を受けながらですが、自分たちで協力して取り組みました。今までのお稽古の成果が見えました。
お茶会の後は、3年生を送る会です。2年生から3年生に、今までの思い出の詰まったフォトアルバムを記念品として贈りました。既卒の先輩方からもお言葉をいただき、和やかな雰囲気の中終了しました。
2023年3月27日
3月11日、12日の2日間に渡って開催された日本高校生パーラメンタリーディベート連盟四国九州オープン 2023に、本校ESS部の代表として1年生6名が参加しました。本大会には四国、九州の高校を始め、全国から即興型英語ディベートの実践を行う高校が参加しました。
今回の大会では「告白するなら対面よりオンラインメッセージの方が良い」といった身近なものから、「教師が神聖な職業であるという認識は利益より害をもたらす」「社会的に好ましくない行為を描写する映画や音楽を禁止すべきである」「すべての民主主義国は、ロシアとの全ての経済関係を停止すべきである」といった教育、文化、時事に関するものまで、現代社会における様々なテーマが扱われました。
本校は今回初めて本格的な英語による競技ディベートに参加し、大変有意義な経験となりました。今後も部内での練習や他校との練習試合、公式戦を通じて、英語ディベートの腕を磨いていきます。
2023年3月27日
去る2月19日に福知山で行われた第46回公立高等学校卓球大会第34回個人の部において、酒井さんが1年生ながら優勝しました。初戦から決勝まで1セットも落とさない堂々たる優勝でした。なお、試合結果については京都府高体連卓球部のホームページに掲載されています。
2月4日(土)甘春堂嵯峨野店において、茶道部の1・2年生が和菓子作り体験に参加しました。新型コロナウイルス感染症による活動の制約を受けるまでは毎年1回開催していましたが、2年ぶりの開催となり、全員が初めての体験でした。
茶道部では毎年文化祭や卒業茶会で出すお菓子のデザインを自分たちで考え、鶴屋長生さんに作っていただいています。茶会の趣旨や季節に合うように、お菓子の銘も考えます。
今回体験して実際に作ったことで、改めて職人さんの技のすごさを知ることができました。
とても貴重な機会になりました。
軽音楽部の2年生バンド「東京ジヘンジャーズ」が、NHKの番組「高校生バンドグランプリ」に出演します。この番組は、事前に行われた動画審査を通過した府内の5つのバンドがKBSホールで演奏する様子を撮影したものです。
嵯峨野高校の「東京ジヘンジャーズ」は東京事変の「秘密」を演奏しました。KBSホールのステンドグラスにぴったりの大人っぽい雰囲気の楽曲です。難しい曲ですが、日々練習を重ね、頑張りました。
放映は2月24日(金)22:45~23:30です。その後もNHKプラスで2週間配信されます。ぜひご覧ください!
去る1月21日、全国高等学校選抜卓球大会男女シングルスの部の京都府代表1名を決める選考会が行われ、酒井さんが1年生ながらトーナメントを勝ち上がり、見事京都府代表となりました。第50回全国高等学校選抜卓球大会は3月24~27日に愛知県のスカイホール豊田で開催されます。なお、試合結果については京都府高体連卓球部のホームーページに掲載されています。
12月24日、25日の2日間に渡って開催された第8回PDA高校生即興型英語ディベート全国大会2022(主催:一般社団法人パーラメンタリーディベート人財育成協会)に、本校ESS部の代表として2年生2名、1年生1名が参加しました。同大会はコロナ禍の影響により、昨年に引き続きオンラインでの開催となりました。今年は日本全国から78校が出場し、本校は7年連続出場しています。
今年のESS部は部員数も増え、出場者を中心に一丸となってディベートの練習を重ねてきました。今回の大会では「結婚するよりも独身の方が良い」「日本は防衛費を増額すべきだ」「中高ではオンライン教育を導入し、学区を撤廃すべきである」「生徒は、教員よりもAIにディベートを指導された方が良い」など、近い将来を想定して高校生が当事者として考えるべき内容が論題となりました。
本校ESS部の3名は予選ラウンド四戦中三勝という好成績を収め、78校中22位と健闘しました。また、二年生の空閑悠真さんがベストディベータ賞を、榊野紗也さんがPOI(Point of Information)賞を受賞するとともに、本校として授業導入賞を受賞しました。
加えて、論題に関する専門家(キーノートスピーカー)によるレクチャーや、強豪校による決勝トーナメント戦の見学を通じて、多くのことを学ぶと共に、次回の公式戦に向けたモチベーションを高めることが出来ました。
毎年着実にレベルアップしている嵯峨野高校ESS部、今後も一層の躍進を目指します。
12月24日(土)に実施された京都府高等学校軽音楽連盟主催第1回 Kyoto Winter Contest において、2年生のバンド「リナリア」が準グランプリ(京都府2位)を受賞しました。
このコンテストに向けて、オリジナル曲を作り、日々練習を重ねてきた成果を発揮することができました。
今後さらに磨きをかけ、かっこいい演奏を聴いていただけるよう頑張ります!
全国高校駅伝閉会式の司会を担当しました!
師走の都大路を全国の高校生ランナーが駆け抜ける京都の冬の風物詩、全国高校駅伝の閉会式の司会を放送部2年生が担当しました。
これは、10月に行われた京都府高等学校総合文化祭放送部門アナウンス小部門上位4名が2人ずつで開閉会式を担当するもので、平成24年度から京都の放送部員が司会を担当しています。本校放送部員が司会を担当するのは今回で7人目となります。
今年は3年ぶりに閉会式での結果発表も行われ、担当する分量も多くなりました無事に大役を果たすことができました。
来年以降も司会を担当できるよう、日頃の活動を頑張って参ります。
ワンダーフォーゲル部 登山大会 男女アベック優勝
2学期終業式後に行われた伝達表彰で、本校ワンダーフォーゲル部員男女8名が、校長先生から秋季登山大会(第42回京都府高等学校登山選手権大会)の優勝カップと表彰状を授与されました。
大会は、令和4年10月29日(土)・30日(日)の二日間にわたり、京都府北部、大江山トレイル・天橋立トレイルで行われました。
コースは、眼下に日本海や景勝地天橋立を見下ろす素晴らしいコースでした。審査は3年振りにテント泊を伴う審査となりました。登山競技は体力だけでなく、読図力や幕営、計画書、天気図、山の知識、記録などが総合的に審査されます。
この大会で本校ワンダーフォーゲル部は男子・女子ともに第1位となりました。
この場を借りて、大会でお世話になった大会関係の方々や地元の方々にお礼申し上げます。
将棋部の活動を紹介します。
本校の将棋部は、校舎4階の和室で週4日(月~木)活動しています。
初心者から有段者まで実戦を繰り返しながら棋力の向上を目指しています。
また、年に10回程度外部指導者の大学生から指導を受ける機会もあり、初心者で入部しながらも大会で入賞できるようになる生徒もいます。
近畿大会・全国大会へも多数出場しており、過去には全国大会で優勝したこともあります。
(昇降口ホールに展示された全国優勝時の賞状・トロフィー)
3年生の引退後は部員が5人になってしまいましたが、現在5月にある大会に向けて日々頑張っています。
嵯峨野高校の将棋部では、囲碁に取り組むこともできます。
今年は、2年生の上本さんが、第42回近畿高等学校総合文化祭和歌山大会に出場し、女子団体(他校生徒と合同のチーム)で第2位となりました。
また、12月17日に行われた、第11回近畿高校囲碁選手権大会女子9路盤戦で第3位となり、3月に行われる第17回全国高等学校囲碁選抜大会へ出場することになりました。
将棋も囲碁も常に部員募集中です。中学生の皆さん、嵯峨野高校で将棋や囲碁を楽しんでみませんか。