9月16日(土)~18日(月)、熊本県玉名郡にて、ジャパンフィールドリサーチ(JFR)in 熊本を実施しました。
この取組は、各種学術学会での発表を目標にした、参加生徒の発案による森林環境調査です。
本校教諭の親族にご協力いただき、玉名郡和水町にある「ゆるっと!ひふみ亭」を拠点として、サイエンス部と校有林調査ラボの2年生12名が研究活動に参加しました。
また、熊本県立第二高校と熊本県立鹿本高校の生徒・教職員の皆さんと合同実施となりました。
初日は開会式の後にまず、前和水町教育長 岡本貞三 先生から、和水町の自然と歴史についての御講義をいただきました。
そして、熊本県の高校生と共に、ひふみ亭近隣の山林にて調査・研究活動を実施しました。
森林調査の際には、九州大学大学院農学研究院教授 平舘俊太郎 先生と、東海大学農学部教授 井上弦 先生からも指導・助言をいただきながらの活動となりました。
地面に穴を掘って土壌の観察をしたり、土の硬さ等を調べたりしました。
また竹林では、竹の太さや高さ、本数などを調べました。
調査地の測量をして、地形の調査も行いました。
当初は悪天候も想定されており、どのような活動ができるか不安もありましたが、幸いにも、ときどき小雨が降った程度で3日間の活動を無事に終えることができました!
本校の生徒たちも、現地で採取した竹や土のサンプルを持ち帰って、さらに探究活動を進め、11月に実施予定のみやびサイエンスガーデンにおいて「熊本県和水町の放置竹林における土壌断面と土壌物理性」「熊本県における放置竹林問題~竹材利用に向けた全バイオマス量の測定~」「陶土の種類によるオカリナの音色比較」という研究主題で中間発表を行う予定にしています。
最後になりましたが、この活動の拠点としてお世話になったひふみ亭の方々には、参加生徒の調査研究活動に際して安心・安全の確保の観点からも全面的にご協力いただき、本当にお世話になりました。
特に、用意していただいたお昼ご飯は絶品でした!
お世話になった皆様、本当にありがとうございました。