SAGANO BLOG

サイエンス部中心に校有林でお茶を育てようという新しいプロジェクトが発進しました。
5/8(日)サイエンス部の活動に茶道部も参加。茶道部は今年もお茶碗を制作するための陶土を採取するのと並行して苗木の植え付けにも参加させていただきました。
春らしい爽やかな気候の中、いつの日か自分たちが植えたお茶をいただくことができる日を楽しみにしています。


サイエンス部 微地形の測量 

サイエンス部が掘ってくれていた穴を見習って茶道部も掘ってみました
  

初めて見ました!複式ショベルというそうです。
これがあると、掘り進むのがとても楽でした。

苗木を植えていくために、土を細かくほぐしています。
根っこを痛めないためです。

苗木を植えていきます。谷口先生の指導を受けながら
お茶が育ちやすいようにpHの調整をしました。

今年もお茶碗を焼くための陶土の採取も行いました。
昨年より穴がどーんと大きくなっています。

プロジェクトのスタートです。最後にみんなで集合写真を撮りました。

 

嵯峨野高校ラグビー部の活動報告です。
3月27日(日)に滋賀県野洲市の希望ヶ丘文化公園で近畿の少人数校による選抜チームの交流大会が実施されました。春の晴天にめぐまれる中で、真新しい人工芝のグラウンドを使わせていただき、京都府代表としてラグビーをプレーできるという貴重な機会を得ることができました。
本校生徒は、奈良県選抜との交流試合に、ロックのポジション(背番号5)で先発しました。残念ながら、試合は敗戦しましたが、前日までに実施していた代表選手による合同練習を含めた日ごろの練習の成果を存分に発揮してくれました。中学校までの競技経験が無くても、一生懸命練習を積み重ねれば、このような最高の舞台に臨むことができるということを、身をもって示してくれています。
直前までまん延防止等重点措置が出されている状況でしたが、主催していただいた滋賀県の運営役員の方々をはじめ、多くの方々の御尽力により、彼らの貴重な試合の機会が失われずに済みました。この場をお借りして感謝申し上げます。
さて、新年度が始まります。嵯峨野高校ラグビー部として、新たなスタートを切り、2年連続で開催できていない春の総体や秋の全国大会予選など、多くの公式戦に臨んでいく予定です。
新入部員のみなさんの入部をお待ちしています。

↑写真中央、相手防御の突破を図ります!
↑試合後のミーティング
 

12月25日、26日の2日間に渡って開催された第7回PDA高校生即興型英語ディベート全国大会2021(主催:一般社団法人パーラメンタリーディベート人財育成協会)に、本校ESS部の2年生2名、1年生1名が参加しました。同大会はコロナ禍の影響により、昨年に引き続きオンラインでの開催となりました。応募校が年々増えており、今年は例年より約20校多い85校が選抜されました。本校は6年連続出場しています。


即興型英語ディベートは、論題と各チームの立場(賛成または反対)がその場で提示され、準備時間も15分と限られています。ESS部のメンバーはこの日のために練習を重ね、他校との練習試合も繰り返し行ってきました。今回は「2022年北京オリンピックは延期すべきである」「新型コロナウイルスワクチン接種を義務化すべきである」「米国はアフガニスタンから撤退すべきではなかった」といった時事に関する内容が論題となりました。即興型英語ディベートでは、賛成・反対どちらの立場でも対応できるように、社会情勢への高い関心と幅広い知識を持つこと、そしてもちろん英語で自在に表現する力が求められます。また、3人チームでの対戦となるため、チームメンバーとの信頼関係と連携力も不可欠です。

 

本校ESS部の3名は残念ながら予選敗退となりましたが、論題に関する専門家(キーノートスピーカー)によるレクチャーや、強豪校による決勝トーナメント戦の見学を通じて、多くのことを学ぶと共に、次回の公式戦に向けたモチベーションを高めることが出来ました。また、本校は英語の授業等でもディベートに取り組んでおり、「授業導入賞」を受賞しました。

 

12月12日(日)、今年で11回目となった「嵯峨野高校狂言の会」を開催しました。会場は、毎年お世話になっている冬青庵(とうせいあん)能舞台(京都市中京区)です。
 


年によっては100人近いお客様が会場をぎっしり埋めつくされることもありましたが、昨年度に引き続き新型コロナウイルス感染対策から、定員を40名とし事前予約制をとったところ、早々に満席の申込みを頂戴しました。お子様が卒業されてからも毎年来てくださる保護者の方がいらっしゃることは、とても嬉しいことです。また、狂言部の卒業生が何人も来てくれて、受付の仕事などを手伝ってくれました。
 


当日は、消毒、検温など感染対策に留意して実施することになりました。とはいえ、役者がマスクをしていては表情が見えませんので、お客様にお願いしてフェイスシールドを着けていただきました。
 


(1)「土筆(つくづくし)」:1年生1名、2年生1名
野遊びに出かけた2人の男、土筆(つくし)を摘んでいるうちに、歌をよみ始めたことから思わぬ事態に発展します。

(2)「棒縛(ぼうしばり)」:1年生1名、2年生2名
酒の盗み飲みができないように縛り上げられた太郎冠者と次郎冠者。でもそうなるといよいよ飲みたくなって......。

今年は4・5月の行事や9月の文化祭での公演を開催できなかったので、今回の発表会が部員にとって貴重な舞台になりました。その分、いつも以上にしっかり声を出して、気持ちのこもった演技ができたと思います。ポイントポイントで客席から賑やかな笑いをいただきましたので、皆さんに狂言の楽しさ、面白さを伝えることができたのではないでしょうか。
 
今年も茂山千五郎先生はじめ茂山狂言会の先生方から懇切丁寧に御指導をいただいた成果です。あらためて心から感謝を申し上げます。
 
休憩をはさんで、茂山狂言会の網谷正美先生と山下守之先生に「寝音曲(ねおんぎょく)」を演じていただきました。主人と太郎冠者のやりとりに笑わされ、網谷先生(太郎冠者)の朗々とした謡に圧倒され、伝統芸能の素晴らしさを堪能させていただきました。
 
これに先立ち11日(土)には「令和3年度全国高校生伝統文化フェスティバル―茶道フェスティバル―」(京都学・歴彩館)の開会行事に歓迎公演として参加し、2年生3名が狂言「口真似(くちまね)」を演じました。

 

芸術の秋です。
美術部・デザイン工芸部も秋は1年で一番忙しく、充実した時間を送っています。


● 京総文に参加
10月30,31日にみやこめっせ地下1階の日図デザイン博物館で「京都府高等学校総合文化祭美術・工芸部門」の作品展が実施されました。
本校美術部・デザイン工芸部からは13名ずつ、計26名の生徒が作品を出展しました。
1学期からコツコツと制作した作品です。今年は緊急事態宣言の発令もあり、十分な制作期間を確保できませんでしたが、なんとか作品を完成させることができました。

美術部員の絵画作品。高校生らしい瑞々しい感性です。

デザイン工芸部では、ステンドグラスや漆芸、陶芸、染色の作品を出展しました。
根気強く1つ1つの工程を進めてきました。

京総文出展作品の審査が行われ、本校からは次年度の近畿高等学校総合文化祭に京都府代表7名のうち、3名(美術部1名、デザイン工芸部2名)が選出されました!
年が明けたら近畿総文に向けて作品制作を行います。また素敵な作品を作ってくれることを期待しています!


● 令和3年度第41回近畿高等学校総合文化祭滋賀大会出場!
11月13日14日に滋賀県近江八幡で行われた近畿総文美術・工芸部門にデザイン工芸部の3年生が出場しました。
13日に関連行事が行われ、午前は建築家 藤森照信氏設計のラ・コリーナ近江八幡の施設見学に参加しました。
ラ・コリーナのスタッフの方の解説をイヤホンで聴きながら建築を隅々まで鑑賞。一般公開されていない社屋も見学させていただきました。
 

午後からは場所を移し、ヴォーリス学園近江兄弟社高等学校で開会式と建築家 藤森照信さんのオンライン講演会を聴講しました。

その後、近江八幡市街に移動し、近畿代表として各府県から集まった作品をグループで鑑賞しました。
自分の作品を各府県の代表生徒の皆さんに説明したり、感想を頂いたり交流しました。

秋晴れの気持ちの良い日に建築と美術をじっくり堪能できました。

 

● 校有林に陶土サンプリング、材木探しへ
11月6日土曜日には、美術部、デザイン工芸部で校有林へ出向き、3学期の活動で使用する陶土や材木を採取しに行きました。

理科の谷口先生から、校有林の土壌や陶土についてレクチャーを受けています。

交代で土を掘ります。

木工に使えそうな木材を切っています。


今回持ち帰った材料は、陶芸でスープカップ、木工でスプーンを制作する予定です。
ものづくりは素材の恵みがあるからこそできることです。校有林での素材を大切に使っていきたいと思います。

 

嵯峨野高校狂言部では、来る12月12日(日)に、今年の「嵯峨野高校狂言の会」を開催します。


日時:令和3年12月12日(日) 午後2時開演
会場:冬青庵能舞台(京都市中京区両替町通夷川下ル、地下鉄「丸太町」「烏丸御池」駅から徒歩5分)
(リンク:冬青庵能舞台)
曲目:『土筆(つくづくし)』、『棒縛(ぼうしばり)』(以上嵯峨野高校生)、『寝音曲(ねおんぎょく)』(茂山狂言会 網谷正美先生、山下守之先生)
入場無料
 


公演の詳細は、下のリンク先のチラシをご覧ください。
2021狂言の会(チラシ)_カラー.pdf
 


感染対策を十分に実施しながら開催します。
・舞台と客席の間隔をとるため入場者数を40名に限ります。
・検温、換気、消毒、マスク・フェイスシールド着用などの対策を励行します。
 


感染対策のため、事前予約制とします。
 


おかげさまで満席となりましたので、参加申込を締め切らせていただきました。
  


嵯峨野高校生・御家族は、配布した参加申込書をホームルーム担任へお渡しください。


学校外の方は、メールアドレス [email protected] へ、次の要領でお申し込みください。
・メールの題名は「狂言の会申込み」としてください。
・メールの本文には、次の内容を記載してください。(個人情報は十分注意して管理いたします。)
(1) 参加を希望される人数
(2) 各自のお名前と万一の際の御連絡先(メールアドレスあるいは電話番号など)
(3) 返信先のメールアドレス


定員まで先着順により、整理券をお渡しします。メールで申し込まれた方には、メールで整理番号を返信します。当日、受付で整理券(整理番号)と座席指定券と引き換えます。
 


なお、当日、発熱や風邪症状がある場合は、恐れ入りますが入場を御遠慮ください。
 


現在、茂山千五郎先生の指導のもと、部員5人が張り切って稽古中です。ぜひご来場ください。
下の写真は昨年の嵯峨野高校狂言の会です。

ファイル名:http___www.kyoto-be.ne.pdf

※PDFを開くには下記「嵯峨野高校狂言の会 開催のお知らせ」をクリックして下さい。

 
 

 8月6日、7日の2日間に渡って開催された全国高校即興型英語ディベート合宿・大会2021(主催:一般社団法人パーラメンタリーディベート人財育成協会)に、本校ESS部の2年生生徒4名が参加しました。同会はコロナ禍の影響により、昨年に引き続きオンラインでの開催となりました。
 即興型英語ディベートでは、論題、および各チームの立場(賛成または反対)がその場ではじめて提示され、準備時間も15分と限られています。論題は「美容整形を禁止すべきである」「家族を持つより、生涯独身を遂げた方がよい」といった一般的なものから、「新型コロナウイルスのワクチン接種は、強制すべきである」といった時事に関するものまで様々で、英語での発信力や思考力のみならず、幅広い教養やチームワークも問われます。

 本校ESS部の4名は課外活動初心者の部で参加し、3つの予選ラウンドに3勝し、38校中7位という結果となりました。2年生の山本愛彩花さんが各回で最も評価された参加者に贈られるベストディベータ賞を、同じく2年生の野中杏純さんが相手チームへの質問を積極的に行った参加者に贈られるPOI(Point of Information)賞をそれぞれ受賞するなど、日ごろの練習の成果を発揮できました。

 

軽音楽部3年生のバンド millit が数々の大会・コンテストで賞をいただきました。様々な面で活動を支えてくださった方々、ありがとうございました。

全国高等学校軽音楽フェスティバル2021
オリジナル部門最優秀賞

第3回近畿北陸高等学校軽音楽コンテスト
準グランプリ・ベストキーボーディスト賞

第5回京都府高等学校軽音楽コンテスト
グランプリ
この結果により、
第8回全国高等学校軽音楽コンテストへ出場

第1回 TEENAGE KICKS 映像コンテスト 全国大会
準グランプリ・ベストキーボーディスト賞・ベストドラマー賞

 

7月31日から8月1日に実施された和歌山県立美術館等で行われた全国高等学校総合文化祭和歌山大会美術・工芸部門に美術部の3年生の生徒1名が京都府代表として出場しました。

↑特別講演会、講評会の様子


感染症対策を万全にしていただきながらの大会実施でした。
楽しみにしていた対面での作品交流会は感染症対策でなくなってしまいましたが、全国からの力作揃いの作品展の鑑賞は大きな刺激になりました。
本校生徒は陶磁器によるオブジェ作品。人と人との繋がりの大切さを表現した作品です。

翌日は短い時間ですが、制作交流会で和歌山県特産の備長炭で箸置きを制作しました。感染症対策のため基本は私語は禁止でしたが、準備や後片付けの時間に他県の生徒と交流できました。
受験勉強で大変な時期ですが、全国、和歌山の皆さんからたくさんエネルギーを頂いた2日間でした。

 

剣道部の活躍   (祝)

 2021年6月5日(土)に横大路運動公園体育館で行われました
 令和3年度全国高等学校総合体育大会剣道大会兼近畿高等学校剣道大会京都府予選会において
 男子団体の部で京都府第5位に入賞し、
 近畿大会出場が決定しました。
  メンバーは以下の部員です。
男子団体
  山本 祥太さん(3年),岡 健生さん(3年),中村 康二さん(2年)
  堀内 悠登さん(1年),荒金 俊明さん(1年),森 路長さん(1年)
  堤  才為さん(1年)


 男子団体の試合は、5名で1チームなのですが、昨年秋の新人大会の時点では3名しか部員がいなかったこともあり、それまで保持していたシード権をなくしていました。
 今年度4名の1年生が入部し、1年生も含めた新しいチームができ、大いに盛り上がり1回戦から試合をしました。1回戦の京都文教高校、続く2回戦の乙訓高校に勝利し、3回戦はシード校の洛星高校でした。洛星高校には、何名も強い選手がいたのですが、1本取るべきところは取り、守るべきところは守ることでシード校をやぶり、準々決勝に駒を進めました。
 準々決勝の東山高校は、京都府でも指折りの強豪校で全国大会の常連校ですが、一歩も引くことなく、堂々と試合しました。残念ながら惜敗しましたが、中には勝った選手もいて、大いなる自信と次への課題、その両方をもらったように感じています。
 残念ながら女子団体は1本差で負け、近畿大会への出場はならず、悔しい思いをしましたが、翌日の個人戦で4回戦まで進出し、京都府ベスト16になった女子選手もいました。
3年生の女子は、この試合をもって引退になりますが、近畿大会に出場する男子を変わらず支援していってくれることと思います。
 男子団体の部で近畿大会に出場するのは、4年前から4大会連続になります(昨年度は、新型コロナウイルス感染防止のため、未実施)。近畿大会に出場する男子は、京都府の代表にふさわしい戦いができるよう、さらに力を尽くしていってもらえたらと思います。

  応援いただき本当にありがとうございました。
  これからもどうぞよろしくお願いします。

 

6月6日(日)に実施された「京都府高等学校ソフトテニス選手権大会 団体戦」において
京都府上位10校に入り、7月18日(日)から和歌山県で実施される「近畿高等学校ソフトテニス選手権大会 団体戦」に出場することが決定しました。

 

 卓球部男子は6月5日に行われた府下二次予選学校対抗において
府ベスト8となり、7月27~29日に丸善インテックアリーナ大阪で
行われる第75回近畿高等学校選手権大会への出場を決めました。

 学校対抗での近畿大会への出場は、昨冬の新人大会に続いての
出場となります。また、今回は3年生の高野旭紘・藤堂祥太朗ペアが
男子ダブルスにも出場します。なお、試合結果については
京都府高体連卓球部のホームページに掲載されています。

 

部活動報告
ワンダーフォーゲル部


 男子優勝(秋季大会)

 10月10日・11日,京都西山天王山山系等で行われた京都府高体連登山部主催「令和2年度第40回京都府高等学校登山選手権大会兼第66回近畿高等学校登山大会京都府予選」(秋季大会)で嵯峨野高校男子チームが見事優勝し,11月,奈良県で実施の近畿高等学校登山大会の出場権を得ました。

 近畿大会出場

 11月8日(日),奈良県矢田丘陵で実施の近畿高等学校登山大会に嵯峨野高校男子チームが出場しました。コロナ禍の中で準備・運営していただいた奈良県の大会関係者に感謝いたします。


スポーツクライミング 優勝(京都府予選)
            2年 奥本遥琉

1本目(12a TOP), 2本目(12c TOP), 3本目(13b 28+)


11月15日,亀岡スタジアムで行われた「2020年全国選抜高等学校スポーツクライミング大会 京都府予選」で嵯峨野高校2年奥本遥琉さんが見事優勝(2年連続)し,12月に埼玉県で行われる第11回全国高等学校選抜スポーツクライミング選手権大会の出場権を獲得しました(その後,コロナ禍のため今年度中止が決定されました)。


クライミングウォールを設置

ボルダリング用クライミングウォールを校内に設置しました。これでクライミングの校内練習ができるようになりました。

 

12月12日(土)、今年で10回目となった「嵯峨野高校狂言の会」を開催しました。会場は、毎年お世話になっている冬青庵(とうせいあん)能舞台(京都市中京区)です。

 

年によっては100人近いお客様が会場をぎっしり埋めつくされることもありましたが、今年は、新型コロナウイルス感染対策から、定員を40名とし事前予約制をとったところ、早々に満席の申込みを頂戴しました。
「子供はもう卒業したんですけど、見に行っていいですか?」と、昨年度までの保護者の方々が予約してくださったのは、とても嬉しいできごとでした。
 


当日は、消毒、検温など感染対策に留意して実施することになりました。とはいえ、役者がマスクをしていては表情が見えませんし、演目によっては面をつけるのでマウスシールドもできないことから、お客様に御協力をいただき、フェイスシールドを着けていただきました。
 


(1)「清水(しみず)」:2年生2名
水汲みに行ったのに「鬼が出た!」と嘘をついて帰ってきた太郎冠者。主人が「自分で行く」と言い出したので大慌て......。

(2)「呼声(よびごえ)」:1年生3名
無断欠勤している太郎冠者を、主人と次郎冠者が謡で呼び出しますが、太郎冠者も謡で居留守をつかいます。とうとう3人は......。

生徒にとっては、素顔で狂言を演じるのは久しぶりのところ、表情豊かに気持ちのこもった演技や、タイミングの良い台詞のやりとりをすることができました。ポイントポイントで客席から賑やかな笑いをいただき、皆さんに狂言の楽しさ、面白さを伝えることができたと思います。
 


今年も茂山千五郎先生はじめ茂山狂言会の先生方から懇切に御指導をいただいた成果です。あらためて心から感謝を申し上げます。
 


休憩をはさんで、茂山狂言会の山下守之先生と網谷正美先生に「仏師(ぶっし)」を演じていただきました。都のすっぱ(詐欺師)が、田舎から仏像を買いに来た男を騙そうとする演目です。お二人の丁々発止のやりとりに加えて「鬼滅」のポーズまで出現し、爆笑させていただきました
 


翌13日(日)には、「令和2年度全国高校生伝統文化フェスティバル」(京都コンサートホール)に参加し、2年生と1年生のペアで狂言「花争(はなあらそい)」を演じました。主人と太郎冠者が「花」か「桜」かを和歌で争う曲目で、フェスティバルのプロローグにふさわしい雅びな雰囲気がつくれたと思います。
 


なお、全国高校生伝統文化フェスティバルの公式ホームページに、過去に出演した際の動画が掲載されています。現在、「舟船(ふねふな)」(平成30年度)、「舎弟(しゃてい)」(平成28年度)、「土筆(つくづくし)」(平成27年度)が見られます。
 


全国高校生伝統文化フェスティバル(公式ホームページ)

 

嵯峨野高校狂言部では、来る12月12日(土)に、今年の「嵯峨野高校狂言の会」を開催します。


日時:令和2年12月12日(土) 午後2時開演
会場:冬青庵能舞台(京都市中京区両替町通夷川下ル、地下鉄「丸太町」「烏丸御池」駅から徒歩5分)
冬青庵能舞台
曲目:『清水(しみず)』、『呼声(よびごえ)』(以上嵯峨野高校生)、『仏師(ぶっし)』(山下守之先生、網谷正美先生)
入場無料
 


公演の詳細は、下のリンク先のチラシをご覧ください。
2020狂言の会(チラシ)_カラー.pdf
 


感染対策を十分に実施しながら開催します。
・舞台と客席の間隔をとるため入場者数を40名に限ります。
・検温、換気、消毒、マスク・フェイスシールド着用などの対策を励行します。
 


感染対策のため、事前予約制とします。


定員に達したため、申込みを締め切りました。多数のお申込み、ありがとうございました! (11月30日(月))
 


嵯峨野高校生・御家族は、配布した参加申込書をホームルーム担任へお渡しください。


学校外の方は、メールアドレス [email protected] へ、次の要領でお申し込みください。
・メールの題名は「狂言の会申込み」としてください。
・メールの本文には、次の内容を記載してください。(個人情報は十分注意して管理いたします。)
(1) 参加を希望される人数
(2) 各自のお名前と万一の際の御連絡先(メールアドレスあるいは電話番号など)
(3) 返信先のメールアドレス


定員まで先着順により、整理券をお渡しします。メールで申し込まれた方には、メールで整理番号を返信します。当日、受付で整理券(整理番号)を座席指定券と引き換えます。
 


なお、当日、発熱や風邪症状がある場合は、恐れ入りますが入場を御遠慮ください。
 


現在、茂山千五郎先生の指導のもと、部員5人が張り切って稽古中です。ぜひご来場ください。
下の写真は昨年の嵯峨野高校狂言の会のようすです。

ファイル名:201119.pdf

※PDFを開くには下記「嵯峨野高校狂言の会 開催のお知らせ」をクリックして下さい。

 
 

☆第11回京都府デッサンコンクール佳作(協力大学賞)受賞!

 美術部3年生1名が7月末に参加した第11回京都府デッサンコンクールで佳作を受賞しました。この結果を励みに、これからもデッサンの上達を目指して欲しいです。


☆次年度の全総文・近総文の京都府代表に選出されました!

 10月24,25日に行われた第37回京都府高等学校総合文化祭美術・工芸部門に美術部11名、デザイン工芸部6名が作品を出品しました。コロナ渦において例年よりも制作期間が短い中、大きな立体作品や、初めての技法に挑戦するなど、部員たちは意欲的に作品制作に取り組みました。京総文での審査の結果、次年度の全総文・近総文の京都府代表に2年生2名が選出されました。
 全総文に選出されたのは、陶芸で制作したハシビロコウのオブジェ、近畿総文に選出されたのはステンドグラスのランプシェードです。どちらの作品も技術的に難易度が高く、作者の熱意が感じられます。それぞれ次年度に向けて新作の制作します。
  

 

卓球部、男女で5年ぶりに近畿新人大会へ!


10月31日、11月1日に行われた府下二次予選学校対抗において、男女とも府ベスト8となり、12月22~24日に島津アリーナ京都で行われる第35回近畿高等学校新人卓球大会への出場を決めました。近畿新人大会への出場は平成27年度以来、5年ぶりになります。なお、試合結果については京都府高体連卓球部のホームページに掲載されています。

 

 今年は新型コロナウイルス感染防止の観点から、様々な場所でのお茶会の機会がなくなっていますが、茶道部はこの間に自分たちの知識や経験を積もうと、感染防止に注意しながら様々な活動をおこなっています。


 
 10月17日(土)きもの着付け講習会・校有林陶土による粘土作り


 服部和子きもの学院から講師の先生に来ていただき、着付け講習会を行いました。
 1年生にとっては初めて着付け講習会です。小物の名称もわからないところからのスタートですが丁寧に指導を受け、
 先生方 の手を借りながらもなんとか着付けることができました。この後更に2回の講習会を経て、3月の卒業茶会に向けて練習していきます。

また午後には、先日校有林で採取してきた土からお茶碗を製作するための粘土作りを行いました。校有林に足を踏み入れるのも初めてでしたが、谷口先生・山脇先生の御指導の下、無事陶土を採取できました。
今回は小池先生に御指導いただいての粘土作りです。自分たちで一から作り上げたお茶碗ができあがるのを楽しみにしています。

 
 
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