あっという間に夏休みも終わりに近づきました。8月後半から学校祭に向けて、クラスで準備が始まっています。文化祭では、1年生は合唱を、2・3年生は演劇を発表します。演劇の背景や大道具の製作や、合唱のパート練習に熱を帯びてきています。
7月25日(火)2年生夏季講習において、就職・専門学校進学希望者による地元企業見学を実施しました。地元企業の方々から話を聞き、働く意義を考える場とすること、製造・販売・サービスなど、様々な分野の企業の方から職業・業種・職種について学び、仕事や職業に対する視野を広げ、「働く場所がない」のではなく、「働く場所があることを知らない」ことに気づくことを目的としています。
ゴダイドラッグ加悦店様、株式会社大栄製作所様、株式会社シオノ鋳工様にお世話になりました。各企業の説明を直接社長様や店長様、社員様からしていただいたり、店舗や工場など現場を見学させていただいたりする中で、丹後に若者が戻ってきてほしいという想いを持って様々なチャレンジをされている企業が地元にあることを生徒たちは実感することができました。また本校の卒業生で、就職して働いている方のお話を聞かせていただけたことも、進路選択を考える上でたいへん参考となりました。
生徒の感想の中には、「地元地域での仕事について理解が深まった」、「働きやすい環境があると分かった」、「仕事をするイメージができた」というものがあり、今回の経験を今後の進路選択に活かしていきたいと思います。
お世話になりました企業の皆様、本当に貴重な機会をありがとうございました。
7月26日(水)、アスリートスポーツコース2年生が登山チャレンジ実習を行いました。今回の実習で登った山は、標高697mの高竜寺ヶ岳です。登山の経験がない生徒たちはとても疲れていましたが、登頂した際に仲間たちと「頑張って良かった」と笑顔で話していました。
7月25日(火)、アスリートスポーツコース2・3年生と1年生のアスリートスポーツコース希望者がマリンスポーツチャレンジ実習を行いました。久美浜湾カヌーセンターで、丹後緑風高校カヌー部顧問の小西鉄也先生に講師として指導していただきました。
マリンスポーツの特性を理解すること、また自然の変化に対応する力など、普段の生活では味わえないので、とても貴重な体験ができました。
7月25日(火)、加悦谷学舎2年生の23名が天橋立周辺で外国人観光客に英語を使って観光案内を行いました。事前に天橋立ガイド2名に来校していただき、天橋立の歴史等を学びました。自分たちで学んだことや調べたことを英語にするなど、前日まで準備をしました。
当日は、ビューランド・廻旋橋・籠神社など6カ所に分かれて、外国人の到着を待っていました。最初は話しかけることにためらいもあり、恥ずかしさもありましたが、徐々に慣れて多くの外国人観光客と交流することができました。この取組をとおして、英語でコミュニケーションする面白さだけでなく、地域の魅力も再発見したようです。
生徒の感想
・自分達の町をより知ったり、魅力に気付いたりできる機会になってよかったです。外国の方と話す中で自分の英語力を知り、どのように改善していけばよいかなど、課題点が見つかってとてもよかったです。今後海外の方から話しかけられた時に、少しでもうまく返せるよう頑張りたいと思いました。
・ツアーとして来ている中国の方などはインタビューに行けなかったけど、インタビューできたオランダとイギリスの方は気さくに話してくれたおかげで楽しく会話ができたのでよかった。用意していた内容とは別のことも質問できて、充実することができた。
・事前に作ったボードを使わずに外国人に自分達から話しかけることができた。外国の方も親切な方でフェリーに乗られる前だったのにたくさん話してくだっさて楽しかったです。またこのような活動をしたい。
・外国の人たちに話しかけるのに緊張して少し時間がかかってしまったけど、みんなで勇気を振り絞って話しかけた外国の人たちがすごく優しい人たちで英語をゆっくりはなしてくれたり、楽しく話すとができてすごくうれしかったです。私たちがインタビューした人は日本に来るのは5回目だと言っていたので、日本に興味を持っておられてとてもうれしかったです。
・最初はあまり外国の方がいなくて英語で会話できなかったけれど、日本の方に話しを聞くのも勉強になった。自分達が考えた英語でも思いのほか、通じていて嬉しかった。自分達からインタビューをする機会が今までなく、もちろん緊張したけど良い経験になったと思う。
・カナダやフランスから来ている人がいて、天橋立はとても有名なんだなと思いました。最初は緊張したけれど、話しかけてみると意外と楽しかったです。英語は苦手だけれども、伝えようと頑張ればしっかり伝わることがわかりました。単語だけでも良いから並べて話したらなんとか伝わることが学べました。
・普段私たちが生活していて海外の人と話す機会はALTの先生との会話くらいしかないので、色々な国の人と関われたのがすごく新鮮で楽しかったです。最初はすごく緊張したけど、話しかけてみると親切な人が多くてとても楽しかったです。
・はじめは正直海外の方と話すことに抵抗があったけれども、実際に話してみて優しい方がたくさんいるんだなと感じました。また日本人の方も海外の方もインターネットを通じて天橋立を知ったという方で、改めてインターネットというのは便利なんだなと感じました。
・どの人がどれくらい英語が話せるのか判断が難しかったし、話しかけるのが一番緊張しました。でも、日本の方よりも外国の方の方が心がオープンな感じがして嬉しかったです。また、自分の英語でも理解してくれて優しかったと感じました。結局自分は1組としか話せなかったのでまたティモシー先生とも話していこうと思います
・初めは人に声をかけることがすごく恥ずかしかったけれども、外国の方を見つけて勇気を出して声かけてみたらすごく優しく答えていただき、一緒に写真も撮らせてもらえてすごく楽しかったです。自分の口から話す英語で相手に伝えることができたということが改めてすごいことだなと思い、嬉しい気持ちになりました。また、一緒にインタビューするメンバーとも仲良くなることができて、すごく楽しい時間を過ごすことができました。
・話せた外国人の数は少なかったがチームのみんなと協力しながら相手の方に伝わるよう話すことができたと思います。読み方やイントネーションが曖昧なところもあったので、新しい単語を調べてその意味などを知ることができたので、今後の英語の授業に活かしていければ良いと思いました。
8月2日(水)、加悦谷学舎体験セミナーを実施しました。
全体会ではオープニングに合唱部のアカペラパフォーマンス、その後校長挨拶、学校概要説明、代表生徒による部活動や学校生活の様子を発表しました。先輩の生の声を聞いて、中学生のみなさんは具体的な学校生活を想像できたのではないでしょうか。
体験授業では、希望の教科の授業を体験していただきました。それぞれ特色のある授業で、加悦谷学舎の授業の一部を理解していただけたと思います。
最後に部活動体験にも多くの中学生が参加しました。高校生がどのような練習や活動をしているのか体感してもらえたと思います。
今回体験セミナーに参加した中学生のみなさん、来年4月からぜひ加悦谷学舎の一員となってくれると嬉しいです。たいへん暑い中でしたが、多数の中学生や保護者の皆様に御参加いただきました。ありがとうございました。
今後、9月26日(火)夜に学校説明会(加悦谷学舎会議室)、10月29日(日)に学校公開、11月~12月に個別相談会を実施します。中学校を通じて御案内しますので、ぜひ御参加ください。
7月24日(月)、2年生アスリートスポーツコースの生徒を対象に、「防災キャンプ講座」を行いました。
1 プライベートスペースを確保しよう。
2 マッチやライターを使わずに火をおこそう。
3 家にある食材で調理しよう。
の3部構成で、校内で防災キャンプを行いました。
7月21日(金)から学校は夏季休業に入りました。午前は講習を実施していますが、この期間の午後等に三者面談を行います。生徒・保護者と一学期を振り返るとともに、今後の進路についてもしっかりと話し合います。
7月20日(木)、1学期終業式を行いました。
校長式辞では「一人一人がそれぞれの場面・場所で輝いてほしい」との話がありました。また、永六輔さんの「鉛筆のような人になりなさい。芯が一本通った、周りに木(気)を使える人になりなさい」という言葉を紹介しました。
その後、伝達表彰と全国大会等の壮行会を行いました。
壮行会では、全国高等学校総合体育大会へ出場する、今井鼓太郞さん、鹿田心愛さん、下村愛里さん、長島和奏さん。全国高等学校女子ウエイトリフティング競技会へ出場する、三宅萌愛さん、鹿田心愛さん、下村愛里さん、長島和奏さん。2023世界選手権大会に出場する長島和奏さんへの激励を行いました。
自分の力を発揮し、良い成績に繋がることを期待します。
最後に部長訓話を行い、教務部長・進路指導部長・生徒指導部長が夏休み中に気をつけてほしいこと等について話しました。
表彰生徒は以下のとおりです。
<ウエイトリフティング部>
○第37回全日本ウエイトリフティング選手権大会
下村愛里さん 女子71kg級 スナッチ81kg クリーン&ジャーク111kg トータル192kg 5位
長島和奏さん 女子81kg級 スナッチ100kg クリーン&ジャーク131kg* トータル231kg* 優勝(*日本新記録)
○2023アジアチャンピオンシップアジア選手権大会
長島和奏さん 女子81kg級 スナッチ100kg クリーン&ジャーク135kg* トータル235kg* 6位(*アジアユース新記録、日本新記録)
○第56回近畿高等学校ウエイトリフティング競技選手権大会
今井鼓太郞さん 男子89kg級 スナッチ120kg クリーン&ジャーク145kg トータル265kg 優勝
鹿田心愛さん 女子71kg級 スナッチ68kg クリーン&ジャーク80kg トータル148kg 優勝
下村愛里さん 女子76kg級 スナッチ80kg クリーン&ジャーク103kg トータル183kg 優勝
長島和奏さん 女子+76kg級 スナッチ105kg* クリーン&ジャーク125kg トータル230kg 優勝(*日本新記録)
女子学校対抗団体 64点 2位
<陸上競技部>
○第76回京都府高等学校陸上競技対校選手権大会
丸山洸星さん 男子8種競技 4761点 4位
小林帆夏さん 女子棒高跳 3m30 3位
田中友梨さん 女子棒高跳 3m20 4位
<両丹総体>
○第75回両丹総合体育大会
女子総合 2位
終業式後のLHRでは通知票が配付されました。一学期を振り返り、充実した夏休みにして、二学期に向かってほしいと思います。
2年生服飾手芸選択者(13名)を対象にきもの着付け教室を行いました。きもの着付け教室は加悦谷高校時代から続く伝統ある取組であり、PTA協力のもと実施しています。1学期は浴衣の着付け方を3回に分けて学びました。
1回目は浴衣の着方、2回目は帯の結び方、3回目は前回の復習をしながら自分たちで浴衣を着ました。3回目は着付け講師の先生に手直ししていただきながらも、上手に浴衣を着ることができていました。また、PTA行事としてPTA役員の方にも着付け体験をしていただきました。
着付けが終わった後は、記念撮影を行いました。今回の経験をもとに、ぜひ自分で着た浴衣でお祭り等に出かけてほしいと思います。