12月20日(水)、令和5年度2学期終業式を行いました。
校長式辞では、第22回全日本モノクロ写真展高校生部門入選の田中愛乃さん(宮津学舎3年)の作品「尖る」を紹介され、「この鉛筆のように自分自身を削り尖らせて、それぞれの分野で輝ける人になってほしい」と話されました。
その後、伝達表彰と部長訓話を行いました。
終業式後のLHRでは通知票が配付され、二学期の学習成果を振り返りました。
表彰生徒は以下のとおりです。
<ウエイトリフティング部>
○レディースカップ第15回全日本女子選抜大会
下村愛里さん 女子71kg級 スナッチ75kg(1位)、クリーン&ジャーク95kg(1位)、トータル170kg(1位)
○2023 IWF World Championship
長島和奏さん 女子81kg級 スナッチ100kg、クリーン&ジャーク130kg、トータル230kg(9位)
○第19回アジア競技大会
長島和奏さん 女子87kg級 スナッチ100kg、クリーン&ジャーク120kg、トータル220kg(7位)
○2023 IWF グランプリ
長島和奏さん 女子81kg級 スナッチ105kg、クリーン&ジャーク131kg、トータル236kg(6位)
<陸上競技部>
○第58回京都府高等学校ジュニア陸上競技対校選手権大会
西原日万璃さん 女子棒高跳 2m90(2位)
○第18回京都府国立・公立高等学校陸上競技対校選手権大会
丸山洸星さん 男子走高跳 1m85(3位)
小林帆夏さん 女子棒高跳 3m30(1位)
西原日万璃さん 女子棒高跳 3m00(3位)
<卓球部>
○令和5年度両丹高等学校新人卓球大会
野村ののかさん 女子シングルス(3位)
岡田ゆなさん、野村ののかさん 女子ダブルス(3位)
<ソフトテニス部>
○京都府高等学校ダブルス大会北部ブロック予選女子の部
今井真歩さん、和田穂花さん(3位)
<ほか>
○税に関する高校生の作文
安田ちひろさん 京都府租税教育推進連絡協議会賞
令和5年12月13日(水)放課後、両学舎で共通した探究テーマ(地域の小学校再利用・地域活性化)に取り組んでいる2年生が探究活動を推進するため、学舎間バスを活用して宮津学舎2年生3名が加悦谷学舎へ移動し加悦谷学舎2年生5名との打ち合わせを行いました。
現在、与謝野町の旧与謝小学校の校舎を用いて、今年度末の3月下旬に地域活性化イベントを開催しようと計画しています。校内で取り組んできた探究活動の発表や、キッチンカーをお呼びできないかと相談しています。冬季休業を活用して校舎内を見学したり、各所にお願いをしたりするなど動いていきます。
今後も両学舎で協働しながら探究活動を進め、両学舎を通した探究活動のパイオニア、両学舎の懸け橋になることを願っています。
高校教育を専門的に取り上げておられる「月刊高校教育」(学事出版)2024年1月号(令和5年12月13日発行)において、本校の総合的な探究の時間における探究活動に関する記事を掲載いただきました。これまでの探究活動の経緯を含め、10月4日(水)宮津学舎で開催した2年Safari(中間報告会)の様子などを掲載いただきました。内容の一部を紹介させていただきます。下記のリンクからPDFを御覧ください。
令和5年12月12日(火)、「子どもの知的好奇心をくすぐる体験授業(京都府教育委員会)」として、京都工芸繊維大学 岡久 陽子 准教授(木質材料科学)をお招きして、2年3組化学選択者を対象に出前授業を行っていただきました。
「絹フィブロインを用いた新規材料開発」と題して、加悦谷学舎がある丹後地域において身近な素材である絹やセルロースに関して講義していただきました。さらには、セルロースの分解などの最先端の研究内容を紹介していただき、大学での学びについて理解を深めることができました。
生徒からは「ちりめんなどの身近な素材について詳しく学ぶことができた」「絹やセルロースの詳細を知ることができた」といった感想が聞かれ、大学での学業についてもお尋ねすることができました。
令和5年12月6日(水)から8日(金)まで朝読書を行いました。
日頃、学習や部活動で忙しい生徒にとって読書の時間を確保している大切な機会です。また、朝に集中して読書をすることでその後の授業も集中して行うことができます。
普段はあまり本を読まない生徒も、よく読む生徒もこの機会を通して本を好きになってもらえると嬉しいです。
令和5年12月6日(水)、昼休みに図書館でボードゲーム大会を行いました。
この企画は夏に実施して好評だったボードゲーム大会の2回目です。図書委員会イベント班の生徒が考え、当日の司会進行も行いました。3種類のボードゲームを用意し、参加した生徒たちは大いに盛り上がっていました。
図書館では司書に「ボードゲームがしたいです」と声をかけてもらえたら、いつでもボードゲームができるので、またぜひ図書館に足を運んでください!
11月13日(月)、防災訓練を行いました。
今回の防災訓練は、事前連絡なしの抜き打ちで、休み時間中に災害が発生したという想定で行いましたが、生徒たちは慌てず速やかに避難行動を取ることができました。
避難が完了した後、宮津与謝消防署加悦谷分署消防士の方からは、訓練は良好であったが、実際の災害時には、まずは自分の身を守り、余裕があれば周り人を助けてほしいと講評をいただきました。
令和5年11月10日(金)5・6限、NPO法人QWRC(Queer & Women's Resource Center)の近藤由香様(コジ様)を講師としてお招きし、1年生対象「性に関する教育講演会」を行いました。
「性的マイノリティについて学ぶ」という演題で、セクシュアリティの基礎知識やコジ様自身の御経験、カミングアウトやアウティングなどについて講演を聴きました。
セクシュアリティの捉え方について、図解を用い分かりやすく説明を受け、性の在り方は一人一人違うこと、分かち合うためには正しい知識が必要であることなどを学びました。
生徒の感想からは「普通とそれ以外ではなく、一人一人が違うという認識をもつことでより良い社会になったらいいなと思いました。カミングアウトされたら、アウティングは絶対にせず何かその人の力になることができればいいなと思いました。」「みんな一人一人違って当たり前だから、なるべく人と比べずストレスをためないよう頑張りたいです。それと、自分がどんな性をもっていても誇りに思ってほしいです。私は誰がどんな性であろうともそんなの全く気にしていません。コジさん今日は大事なお話をしていただきありがとうございました。多様な価値観は大切です。」などの声がありました。
10月28日(土)、第35回丹後府立高校・与謝の海支援学校交流会が行われました。
加悦谷学舎からは6名が参加し、担当した分科会「うたごえ」では、手話歌をレクチャーすることを通して他校生との交流を深めました。
また、交流会後には、加悦谷学舎の多くの生徒が参加して作成したビデオレターを加悦谷学舎の生徒会長からお渡しして、支援学校の皆さんに観ていただくようお願いしました。
服飾手芸の授業で9月26日(火)、10月3日(火)、10月24日(火)、10月31日(火)の4回(グループ)に分けて、「与謝野町織物技能訓練センター」にて手機で生地を織る体験を行いました。
蚕の様子を見せていただいたり、自分の好きな裂き織りの布を選び、50㎝程の生地を織ったりしました。手機の使い方を丁寧に教えていただき、だんだんと生地が織られていくと楽しさが分かってきたのか、もくもくと織り進めていました。
今後の授業では、織った生地を使って加工品を作る予定です。