令和6年1月12日(金)6限、2年生を対象に進路分野別ガイダンスを行いました。
各自の進路希望に応じて、4年制大学・短期大学・専門学校・看護専門学校・就職の各分野に分かれて、進路指導部の教員や外部講師からガイダンスを受けました。
3年生は受験のラストスパートを、2年生は次年度での進路実現に向けて学習に取り組んでほしいと思います。
2学期が終わり、冬季休業に入りました。加悦谷学舎では、1・2年生を対象として、12月21日(木)、22日(金)、25日(月)の3日間冬季講習を行っています。
講習では、各教科の学習や進路ガイダンスを行っています。進路ガイダンス(2年生)では、株式会社Prima Pinguino 松見 敬彦様をお招きして進路選択のポイントについての講義やグループワークを行っていただきました。
また、2年生就職希望者は与謝野町内の事業所様にお世話になり、12月下旬から1月初旬にかけてインターンシップ(職業体験)に取り組んでいます。
3年生は1月の大学入学共通テストに向けて演習に取り組んでいます。
2年生服飾手芸選択者(13名)を対象にきもの着付け教室を行いました。1学期は浴衣でしたが、今回は袷きもので難易度がぐっと上がりました。
3回に渡り着物の着方、帯の結び方、着物のたたみ方等を学びました。また、PTA行事としてPTA役員の方にも着付け体験をしていただきました。
最後には今年度きもの着付け教室の閉講式を行い、記念撮影をしました。
12月19日(火)3・4限目、3年生フードデザインの授業でダンデライオンカフェ店主の岸本穣様を講師にお招きして、日本料理技術講習会を行いました。
生徒たちは、玉子豆腐を茶巾絞りの形で作りました。空気を含まないように絞ることや、さらにお湯の温度を沸騰させない程度に保つことが難しく、試行錯誤しながらも楽しそうに取り組んでいました。鯛のお刺身、ふろふき大根、胡麻豆腐、玉子豆腐、とろろご飯というお品書きで、美しい盛り付けのために意識すべきことも岸本様から教えていただきました。
試食の際には、胡麻豆腐や玉子豆腐は今まであまり好きではなかったり、食べたことがなかったりする生徒が、「今日食べてみたら美味しかった」「家で作ってみたいと思った」と話しており、とても良い経験になったと思います。
岸本様、素晴らしい技術と料理の心を教えていただき、ありがとうございました。
12月7日(木)5・6限目に、3年生総合的な探究の時間の最終発表会を行いました。3年生は約1年半の期間「地域への恩返しプロジェクト」として、地域課題を見つけ、企画・実行するプロジェクトを行ってきました。
郷土料理であるバラ寿司を地域の高齢者から学び小学生に教えたチームや、20回以上も保育園にボランティア活動に行ったチーム、栄養教諭の協力のもと給食メニューを考え、与謝野町内すべての小中学校で同時に提供したチームなど、さまざまな興味関心を深め、それを地域の方々と形にすることができました。
発表の中では、探究活動を振り返って、その学びを今後の進路実現に活かしていきたい、後輩に繋いでいきたいという声も聴かれました。加悦谷学舎ではこの3年生が初めて地域に出てプロジェクトを行った学年であり、今後の探究活動の素地となる活動になりました。
お世話になりました地域の皆さま、ありがとうございました。
12月20日(水)、令和5年度2学期終業式を行いました。
校長式辞では、第22回全日本モノクロ写真展高校生部門入選の田中愛乃さん(宮津学舎3年)の作品「尖る」を紹介され、「この鉛筆のように自分自身を削り尖らせて、それぞれの分野で輝ける人になってほしい」と話されました。
その後、伝達表彰と部長訓話を行いました。
終業式後のLHRでは通知票が配付され、二学期の学習成果を振り返りました。
表彰生徒は以下のとおりです。
<ウエイトリフティング部>
○レディースカップ第15回全日本女子選抜大会
下村愛里さん 女子71kg級 スナッチ75kg(1位)、クリーン&ジャーク95kg(1位)、トータル170kg(1位)
○2023 IWF World Championship
長島和奏さん 女子81kg級 スナッチ100kg、クリーン&ジャーク130kg、トータル230kg(9位)
○第19回アジア競技大会
長島和奏さん 女子87kg級 スナッチ100kg、クリーン&ジャーク120kg、トータル220kg(7位)
○2023 IWF グランプリ
長島和奏さん 女子81kg級 スナッチ105kg、クリーン&ジャーク131kg、トータル236kg(6位)
<陸上競技部>
○第58回京都府高等学校ジュニア陸上競技対校選手権大会
西原日万璃さん 女子棒高跳 2m90(2位)
○第18回京都府国立・公立高等学校陸上競技対校選手権大会
丸山洸星さん 男子走高跳 1m85(3位)
小林帆夏さん 女子棒高跳 3m30(1位)
西原日万璃さん 女子棒高跳 3m00(3位)
<卓球部>
○令和5年度両丹高等学校新人卓球大会
野村ののかさん 女子シングルス(3位)
岡田ゆなさん、野村ののかさん 女子ダブルス(3位)
<ソフトテニス部>
○京都府高等学校ダブルス大会北部ブロック予選女子の部
今井真歩さん、和田穂花さん(3位)
<ほか>
○税に関する高校生の作文
安田ちひろさん 京都府租税教育推進連絡協議会賞
令和5年12月13日(水)放課後、両学舎で共通した探究テーマ(地域の小学校再利用・地域活性化)に取り組んでいる2年生が探究活動を推進するため、学舎間バスを活用して宮津学舎2年生3名が加悦谷学舎へ移動し加悦谷学舎2年生5名との打ち合わせを行いました。
現在、与謝野町の旧与謝小学校の校舎を用いて、今年度末の3月下旬に地域活性化イベントを開催しようと計画しています。校内で取り組んできた探究活動の発表や、キッチンカーをお呼びできないかと相談しています。冬季休業を活用して校舎内を見学したり、各所にお願いをしたりするなど動いていきます。
今後も両学舎で協働しながら探究活動を進め、両学舎を通した探究活動のパイオニア、両学舎の懸け橋になることを願っています。
高校教育を専門的に取り上げておられる「月刊高校教育」(学事出版)2024年1月号(令和5年12月13日発行)において、本校の総合的な探究の時間における探究活動に関する記事を掲載いただきました。これまでの探究活動の経緯を含め、10月4日(水)宮津学舎で開催した2年Safari(中間報告会)の様子などを掲載いただきました。内容の一部を紹介させていただきます。下記のリンクからPDFを御覧ください。
令和5年12月12日(火)、「子どもの知的好奇心をくすぐる体験授業(京都府教育委員会)」として、京都工芸繊維大学 岡久 陽子 准教授(木質材料科学)をお招きして、2年3組化学選択者を対象に出前授業を行っていただきました。
「絹フィブロインを用いた新規材料開発」と題して、加悦谷学舎がある丹後地域において身近な素材である絹やセルロースに関して講義していただきました。さらには、セルロースの分解などの最先端の研究内容を紹介していただき、大学での学びについて理解を深めることができました。
生徒からは「ちりめんなどの身近な素材について詳しく学ぶことができた」「絹やセルロースの詳細を知ることができた」といった感想が聞かれ、大学での学業についてもお尋ねすることができました。
令和5年12月6日(水)から8日(金)まで朝読書を行いました。
日頃、学習や部活動で忙しい生徒にとって読書の時間を確保している大切な機会です。また、朝に集中して読書をすることでその後の授業も集中して行うことができます。
普段はあまり本を読まない生徒も、よく読む生徒もこの機会を通して本を好きになってもらえると嬉しいです。