日誌(2024年12月)

 長かった2学期も本日をもちまして終了となりました。風邪や感染症などの症状をもつ人が少しずつ増えてきましたので、各教室でのリモート終業式となりました。校長先生からは、「努力を積み上げてきた2学期の自分をほめてあげてね。」「たくさんの行事の中で御牧という地域の良さを発見できたね。」と2学期を振り返るお話がありました。これまでの学習を3学期につなげていきましょう。
 その後、「愛鳥週間ポスターコンクール」「緑化運動ポスターコンクール」「明るい選挙啓発ポスター・標語」「元気がでる大作戦」の表彰を行い、2学期の頑張りを讃えました。

 5年生では、年間を通してお米についての学習をしています。6月に田植え、10月に稲刈りを実施し、収穫したお米で調理実習も行いました。
 授業で残りのお米の使い道を考える中で、「地域の皆さまへの寄付をしてはどうか」という話になり、「和音くみやま作業所」さんへ伺いました。お米をイメージした絵とともに、手渡しすると皆さん大変喜んでくださいました。そんな様子を見て、5年生も満足げな表情を浮かべていました。

 4・5年生合同の学習交流会を開きました。
 5年生からは、「林間学習で学んできたことを4年生に伝えたい」というねらいのもと、タブレットを駆使してプレゼンテーションをしました。バスレクや野外炊飯、キャンプファイヤーなど様々な行程の話や楽しかったエピソードを聞き、4年生はワクワクが止まらない様子でした。
 4年生からは、「巨椋池や久御山町の特徴を紹介したい」というねらいのもと、学習劇を披露しました。絵や工作などの具体物を使いながら巨椋池の歴史や当時の暮らしについて発表しました。劇の内容だけでなく、4年生の声のハリや堂々とした態度から、5年生より「声の大きさも全部すごかったな!」と感想が出ていました。

 弁護士の先生をお招きし、「いじめと人権」というテーマで過去に起こったいじめ事件の事例を法律の観点から考える授業をしていただきました。SNSやメッセージアプリでのトラブルやインターネット上での書き込み・誹謗中傷など、安易な考え・行動によってどのような事態を引き起こすのか考える良い機会となりました。今後も相手のことを考えたコミュニケーションのとり方を意識してくれると願っています。

 久御山町役場の産業・環境政策課の皆さんにお越しいただき、カードゲームを通して環境について学習しました。二酸化炭素の排出量がこのまま何もしないでいると100年で6.4℃上がってしまうかもしれない・・・という問いかけに危機感を感じながら、環境を大切にするためにCO2の排出量をおさえたり、削減したりすると同時に、しっかり経済を回し、国や地域を豊かにしていくことが大事だということをゲームを通して知りました。学習の最後には、「環境問題とお金のゲームで世の中の動きがわかった」「テレビとかでしているニュースに興味をもった」と感想をもつなど、環境問題を解決していくための手立てについて考える姿が見られました。

 5・6年生の児童会活動では、学校をより良くするため月に1回委員会活動を行っています。各委員会では、みんなに楽しみながら学校生活を送って欲しいと考え、様々なイベントが開かれました。本を守る委員会の「紅白図書合戦」で読書活動の推進を図ったり、命を守る委員会で目をつぶって片足で立つ「バランス大会」を開いたり、食を守る委員会で食べ物に関するクイズ募集ポストを設置し、給食の時間に「たべものクイズ・なぞなぞ」を放送したりするなど、子どもたちの意見で活動をつくりあげました。

 高校生となった御牧小学校の卒業生が6年生に人権学習をしてくれました。「傷つくことを言わない」「特別扱いしない」「違いについて知る」「当たり前にとらわれない」など、まず理解を深めていくことが大切だと教えていただきました。最後に高校生から授業を受けて考え方が変わりましたか?と問いかけられた6年生は、思いの丈をワークシートにびっしりと書き表していました。考えを深める大変貴重な時間となりました。

 12月のはじめは、人権週間でした。6月に立てた人権目標がどうだったか振り返り、改めて人権について各クラスで話し合いました。話し合ったことを交流するため、人権集会を開きました。「あたたかい言葉をかけたい」「みんなのいいところが見つけられた」「自分がされて嫌なことはしない」「やっていいか、悪いか考える」「相手の気持ちを考える」「相手のことを考え、助け合える社会に」など、どのクラスでもしっかり考えられた様子がうかがえる発表会でした。こうして話し合ったことをこれからも継続して意識してほしいと願っています。

 体が不自由な人や車イスに乗っている人の気持ちに寄り添うため、久御山町社会福祉協議会の皆さんを講師として車イス体験学習を実施しました。街中にある段差や坂道そ通るとき、乗っている人が怖くならないようにするにはどうすれば良いか体験しました。相手の気持ちに立って行動することが大切だと改めて感じる時間となりました。

 PTA本部・地域安全部の皆さまにお花を植えていただきました。正門や体育館付近にある花壇が様々な色のお花に彩られました。休み時間や下校時にお花を見かけた子どもたちが「きれいな花がいっぱいになってる!」と喜んでいました。早朝より寒い中、作業をしていただいた皆さま、ありがとうございました。

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