4月中下旬、農場は花盛りになります。この花は、ハクサイなどの秋冬野菜たち。収穫後、すぐに耕耘整地をせず春に花を咲かせるため残しています。
今世界中でミツバチやハナアブの訪花昆虫(蜜や花粉を集める虫たち)が減少しています。彼らの働きは「花粉媒介昆虫:ポリネーター」として農業には欠かすことができない働きをしています。彼らを守り育てていくため花を咲かせます。
平常の授業がスタートしました。
1年生は栽培課題となる「トウモロコシ」の種まき作業を行いました。
この栽培を通じて基本的な作業を身につけていきます。今年度は、課題作物をもう一つ増やし「枝豆」も栽培します。
3年は「地域資源活用」で地元の里山再生を行っている「鹿背山北地区」に新メンバーで行きました。
現地は、学校より徒歩で30分かかります。最初は現場に行くだけで「クタクタ」。毎週通い続けることでなれてきます。
今年の課題は、メンマつくり、竹粉のマルチ利用、北地区の魅力発信に力を入れます。
3月末から4月にかけて春から夏に栽培する野菜の植付けシーズンとなります。
木津高の施設でもメインとなる「キュウリ」「トマト」の植付けを行いました。
草花では連日 夏草花の「鉢あげ」作業に追われています。
4月末になれば、いよいよ「お茶」の新芽が動き出し忙しい季節を迎えます。
3月20日(春分の日)、木津川市役所周辺で行われた「木津川アート2025」プレイベントで販売(紅茶、オリジナルハーブティ、煎茶、オリジナルパックごはん)実習と来場者参加によるハーブティブレンド体験を行いました。
木津川アートは2010年より木津川市を舞台に企画されてきた「日常空間と現代アートの融合による芸術祭」としておこなわれています。2025年は9月27日〜10月13日の期間に「とびら」と言うテーマで木津川市役所周辺、けいはんな西木津・精華地区エリアで行われます。
3月15日城山台自主防災会主催「防災イベント(協力:木津川市 会場:PLANT木津川店)」に参加しました。
寒の戻りとなり寒い1日となりましたが各種イベント運営に協力をしました。
デザセン(探究型学習の成果全国大会)で京都初の「優秀賞(2024年度1位)文部科学大臣賞」の受賞報告を「教育長」に行いました。
代表3名が教育委員会を訪問し優勝した内容をプレゼンテーションしました。カードゲームを使ったアイデアに「わかりやすく興味を持った」とコメントを頂きたいへん励みになりました。
農林水産省が打ち出した「みどりの食料システム戦略(環境負荷を低減し持続可能な農業をに取り組む)」に基づいた活動実践で本校の取組が「優秀チャレンジ賞」を受賞しました。
20年来取り組んでいる「環境稲作(無農薬・無化学肥料の栽培)」の取組、木津川市学校給食残渣を利用した「食品廃棄物堆肥」を活用した「野菜作り」の実践が高く評価されました。
表彰式の後、近畿農政局の方々と意見交流や今後の活動に関しての意気込みなど意見交換を行いました。
本校の取組は「環境負荷低減の取組」としての「見える化」を示すラベル(みえるらべる)に登録を行う予定です。
「デザセン」東北芸術工科大学が主催する、高校生を対象にした問題解決・提案型の全国大会で、全国から1000を超える応募がある大会です。
2月22日に行われた最終公開プレゼンテーションにおいて「全国一」となりました。
その様子は「デザセン」公式サイトよりアーカイブにてご覧頂けます。ぜひご覧下さい。
○デザセン公式ページ
https://dezasen.jp/
○決勝ライブ
youtube → https://youtube.com/live/3HvetENfhgM
年始の「お雑煮」用として使われる小型のダイコン。「祝ダイコン(雑煮ダイコン)」の収穫と出荷を行いました。
小ぶりなダイコンに育てるため、10月半ばに種を蒔き育ててきました。12月末、出荷のための収穫調整実習を行いました。
収穫後、冷たい水で洗浄し大きさごとに分け出荷しました。
○12月13日(金)2年茶業専攻生が手揉み製茶実習を行いました。
京都府茶業会議所にご協力頂き「宇治茶手揉み保存会」の指導のもと伝統的な手揉み製茶を行いました。
かなり力がいる作業の連続でしたが無事煎茶が完成しました。
○今年も農場廃棄野菜を「奈良鹿愛護会」へ提供しました。
昨年に引き続き調整後出てくる野菜残渣等の廃棄野菜を「奈良鹿愛護会」へ提供しています。
何らかの理由で「奈良鹿苑」で保護されている鹿達の食料として利用されます。
(注意:公園で愛想を振りまいている鹿達のエサには利用されません)
11月28日(木) 農林水産省近畿農政局で開催された「みどり戦略学生チャレンジ近畿大会」で本校が取り組んできた「無農薬・む化学肥料で栽培を続けて24年間めの稲作」と「木津川市給食残渣利用の堆肥を活用した野菜作り」の2本を報告しました。
大会は、オンライン参加と対面参加の併用で行われ、近畿の高校から16チームが参加しました。
「みどりの食料システム戦略」は令和3年5月に策定されたこれからの農業政策方針で、「環境負荷を軽減させ持続可能な食料システムを構築する」ことを目標に定めています。
木津高校では、これに先立ち「生き物たちと共存する農業」を20年あまり前より実践し様々な取組を行ってきました。これからも未来を見すえた活動に取り組んで行きたいと考えています。
発表で紹介した「お米」は、本年度は「販売受付を終了」しています。
夏から栽培管理を行ってきた秋野菜の収穫がピークを迎えました。
11月はこれらの野菜を各地のイベントで販売する「販売実習」を行います。
これらの経験を通じよりよいものを作り販売する力を養います。
例年になく気温が高く、害虫等の発生も多く栽培管理に気を使う日々が続いています。
露地野菜収穫の第一弾として、1年生が栽培をしていた「ダイコン」の収穫を行いました。
品評会をした後、校内で販売会を実施しました。
また、各地でのイベントにも参加し販売実習を実施していきます。
本校で栽培した野菜などはABCマーケット(11月の火曜日14時過ぎからPLANTで実施)で販売実習を実施します。
10月22日から24日に岩手県で開催された「日本学校農業クラブ連盟全国大会」農業鑑定競技会に2名が出場しました。
2年生の生徒1名が成績優秀賞を獲得し表彰状を受け取りました。
会場は、花巻農業高校で、あの、宮沢賢治先生が教鞭を執っていたことで知られています。
校舎内は宮沢賢治先生が住んでいた住宅が移設展示されており公開されていました。
10月19日(土)木津川市・南丹市ホームタウンデーに参加しました。
京都サンガF.Cとサガン鳥栖戦 あいにくの雨でしたがたくさんの方が訪れて下さいました。
秋作野菜、ここ数年暑さの影響で今までの経験ではうまくいかないことが多くなってきましたが何とか順調に育っています。
○お米の収穫が始まりました。
品種が変わったためその特徴を活かしきれずうまく育てることができませんでした。例年並みとはいえませんが何とか収穫にこぎ着けることができました。今年もカヤネズミの営巣も確認できました。
○雑煮ダイコンの種まきを行いました。
お雑煮に使用するダイコンの播種を行いました。12月26日前後に収穫し新年を彩ります。
○秋野菜大きく育ってきました。害虫の動向に注意をしながら育てていきます。
10月12日(土)京都府立山城郷土資料館主催「山城生活文化セミナー」抹茶体験で講師を務めました。
第一部は裏千家同門会によるお点前披露がありました。
続く第二部で本校「園芸部茶業クラブ生徒」による「抹茶の点て方講習とてん茶試飲」を行いました。
各テーブルごとに生徒たちが講習を行い参加者めいめいお茶を楽しみました。
10月8日(火)「荒茶」で認証取得しているGLOBALGAPの更新審査が行われました。
審査当日、延期された「体育祭」と重なり更新審査を担当する生徒が更新審査に参加できない事態となりましたが、出場をやりくりしたメンバーで審査員の質問や説明を行いました。
GAPにとり組むことで、よりよい栽培現場にするためにどうするればよいのか「考えることができる」生徒に育てることにつなげたいと思います。
「京都の自然を話そう!京都の自然でつながろう!」をテーマに、9月28日・29日、京都府立植物園できょうと☆いきものフェス!2024」(きょうと生物多様性センター、自然環境保全京都府ネットワーク、京都府、京都市 主催)で本校の取組を報告しました。京都で活動をしている70あまりの団体が参加する一大イベントです。
本校が発表を行った内容は、木津川市鹿背山地区において10年来実施している「里山を取り戻す活動」です。
現在この取組は、3年生の選択科目「地域資源活用」で「かせやまの森創造社」の協力のもとで毎週月曜日午後に行っています。
このような取組を通じ、生徒たちが地域の環境を守り育てる役割を担う大切さを身につけてほしいと思っています。
〇畑の様子
10月末から1月にかけて収穫する野菜たちの作付が順調に進んでいます。
記録的猛暑の中、苗を育ててきましたが何とか無事に定植まで持ち込めました。キャベツをはじめとしたアブラナ科の野菜が栽培の中心となります。
温室では抑制トマトの栽培がはじまりました。
〇やまぶき支援学校の生徒が農業実習に来校
9月24日、やまぶき支援学校高等部2年生が農業実習に来られました。
システム園芸科3年植物バイオ選択生と共に「ハボタン」の定植作業を行いました。