3年生自然科学コース「生物」の授業では、先日行ったカイコ幼虫の実験後、残ったカイコの繭を使い、生糸を繰る実験をチーム対抗で行いました。
4チームが、いかに長く生糸を繰り出せるのか方法や根拠を探り、計画を組み立て、導き出した操作手順で1つの繭から生糸を繰り出しました。繭を茹でる際に酢を加えるチームや重曹を加えるチーム、茹で時間や差し水の仕方など、チームそれぞれに知恵を絞りながら生徒たちは黙々と繭から糸を紡ぎました。
結果、チーム「スタディマイシルク(スタシル)」が14m30cmで優勝しました。細く長く同じ太さで撚り続けることは思っていた以上に大変なようでしたが、全員で方法を考え、協力して行った実験結果にどのチームも満足そうでした。