クラブ活動

生物部 活動発表会
生物部では、現在、嵯峨・嵐山地域におけるこれまでの活動展示を、佛教大学宗教文化ミュージアムで開催していますが、そのミュージアムのホールをお借りして、30日(日)に、1・2年生がこの一年間の活動の報告を発表すると共に、この3月に卒業した3年生が3年間の活動をまとめた発表をおこないました。 この発表会は、生徒のご家族をはじめ、生物部のOG・OBなどを多数お招きし、参加者をまきこんだ工夫を凝らした活動発表会となりました。生物部としては初めての試みでしたが、40名を超える盛大な会となり、ご家族には生物部の活動内容や生徒の様子を知ってもらうよい機会となりました。26年という長い歴史の中で生物部を支えてきたOG・OBからは、当時の活動の思い出などを聞くことができ、世代を超えてつながれるよい機会となりました。 また、顧問である木戸先生が3月に定年を迎えられた節目をお祝いする機会ともなり、生徒たちが作成したスペシャルムービーの上映が行われ、感謝の寄せ書きが手渡されました。今後も北嵯峨高校生物部は創部30周年に向けてさまざまな活動を行い、地域に発信していきたいと思います。 最後に開催にあたり、佛教大学宗教文化ミュージアム様にはリハーサルをはじめ、大変お世話になりありがとうございました。
 
 
 
 

生物部は、1221日(土)に国立京都国際会館で行われた「京都探究エキスポ2024」に参加し、2年生が『地域の自然環境を取り入れたフィールドワーク~ニホンザル嵐山E群について~』、1年生が『地域連携と次世代につなぐ豊かな自然環境~カッパ流域ネットワーク拡大に向けたカッピーの挑戦~』と題したポスター発表を行いました。

京都府立・京都市立高校51校が一堂に会し、学びの成果を発表する今回のイベントでは、同じ高校生をはじめ、中学生、教育・経済関係者、講評者に向けて堂々と発表・質疑応答を行いました。また、他校の多彩な取り組みに刺激を受け、交流を図るよい機会となりました。

 
 
 
 
全国ユース発表

生物部は、121日(日)にAP大阪駅前で行われた「第10回全国ユース環境活動発表大会近畿地方大会」に出場し、『カッパ流域ネットワーク~豊かな自然環境を守り育てる地域との連携・情報発信を目指して~』と題した発表を行いました。

1年生3名が発表のメインとなり、2年生がカッピーに扮してサポートを行いました。1年生は期末考査直前、2年生は期末考査中という中での出場となりましたが、部員それぞれが個別練習を重ね、本番に挑みました。残念ながら全国大会への切符は掴むことができませんでしたが、堂々とした発表で優秀賞をいただきました。

今回、同じ高校生が行っている他校の様々な活動発表を聞くことができ、また、交流ワークショップでは取り組みの裏話や直接質問をする機会を得たことにより、今後の自分たちの活動の方向性や課題を考える良いきっかけとなりました。今後も生物部ではネットワークを広げながら、地域に情報を発信し活動していきたいと思います。

 
 
 
 
「科学の祭典」出展

生物部では、11月9日(土)・10日(日)に、京都市青少年科学センターで開催された「第29回 青少年のための科学の祭典」で、『さがしてみよう微小貝~小さな小さな貝の世界~』を出展しました。

小さな子どもたちの対応に最初戸惑っていた生徒たちも、微小貝探しの楽しさをわかりやすく丁寧に説明してくれました。また、今年は交流広場にて各ブースの宣伝を兼ねた発表があり、生物部のマスコットキャラクターであるカッピーに扮した生徒がPRを行いました。その甲斐もあり、ブースが常に満員になるほどの大盛況のなか、2日間で約250組の親子に体験していただきました。

 
 
 
 
生物部26年の歩み展

生物部では、嵯峨・嵐山地域におけるこれまでの活動を、佛教大学宗教文化ミュージアム様に取材していただき、令和6年1026日(土)より「北嵯峨高校生物部の歩み展~豊かな自然環境を守り育てる地域との連携・情報発信を目指して~」と題した展示を開催していただくことになりました。

今回、貴重な機会をいただき26年間の活動を振り返ることがで、創部以来、毎年様々なテーマと向き合い、仲間と協力しながら研究発表や調査を行ってきた生物部の1つ1つの取り組みが、しっかり次世代に受け継がれてきたことを改めて実感しました。

今後も生物部では、先輩から引き継いできた伝統を守りながら新たなことにも挑戦しつつ、地域の豊かな自然環境を守り育て、情報発信を行っていきたいと考えています。

皆さま、この機会にぜひ佛教大学宗教文化ミュージアムに足を運んでいただき、嵯峨・嵐山地域における生物部の取り組みを知っていただけたら幸いです。また、開催にあたり、佛教大学宗教文化ミュージアム様には大変お世話になり、ありがとうございました。

 
 
 
 

生物部は、928日(土)・29日(日)に京都府立植物園で行われた『きょうと☆いきものフェス!2024』で初のブース出展と活動発表を行いました。

ブース出展では、有栖川流域における地域連携や情報発信の基となる「カッパ流域ネットワーク」の活動紹介を、生物部のマスコットキャラクター『カッピー』に扮しながら行いました。また、川のいきものについて小さな子どもたちにもかわりやすく伝えるため、水質階級や在来種・外来種などの分類をまとめた「いきものカード」を作成・配布したり、特定外来生物のアメリカザリガニを隔離する体験を行いました。いきものカードは500枚以上作成したにもかかわらず、日曜日のお昼には配布を終えてしまうほど大盛況でした。

活動発表では、『有栖川のカッパ流域ネットワークが育む地域活性と豊かな自然環境』と題し、1年生3名が堂々と落ち着いて発表し、質疑応答にもわかりやすく答えることができました。

2日間を通して生物部では多くの方々と接し、自分たちの活動を知ってもらうよい機会を得ることができました。ブースを訪れていただいた皆さま、また今回のフェスをきっかけに本校生物部の活動に興味をもっていただき、応援いただいた皆さま、ありがとうございました。

今後も生物部は「カッパ流域ネットワーク」を広げ、地域の川から次世代へつながる活動を目指していきたいと思います。

 
 
 
 
いきもの調査・採集

生物部では、今月28日(土)・29日(日)に京都府立植物園で行われる「きょうと☆いきものフェス2024」出展にあたり、ブースで展示する里のいきものを採集するために音羽山周辺で調査を行いました。

初参加となるこのフェスに向けて現在試行錯誤をしながら準備を進めています。研修室では有栖川のカッパ流域ネットワークにおける活動についても発表します。ぜひ北嵯峨高校生物部のブースにお立ち寄りください。

 
 
 
 

生物部では、令和6年7月27日(土)に構口親水公園において、梅津まちづくり委員会と『有栖川の川開き・生き物調査』を行いました。

 2006年より続くこの取り組みですが、当初6月に開催を予定していましたが悪天候のため延期となり、暑い中での開催となりました。そんな中、地域の小学生や幼児、保護者、地元調査補助員の方々など、総勢35名が参加するイベントとなりました。

 生物部部員がカッパに扮し、子どもたちに川の魅力とその怖さを伝えたあと、2班に分かれ、川掃除合戦と称した清掃活動を行いました。そして、メインプログラムである生き物採集を行い、水生生物を採取することで水質調査を行いました。今年は、水質と相関にある指標水生生物による水質判定では、水質段階Ⅱ(ややきれいな水)という調査結果となりました。参加した子どもたちは初めてみる水生生物に興奮しながら、川と生き物に親しんでいました。

 今後も、生物部では「カッパ流域ネットワーク」を基盤に、有栖川の流域にある学校や地域住民の方々と協力しながら 有栖川の水質調査を継続し、さまざまな取り組みを外部に発信していきたいと考えています。

 
 
 
 
生物部ホタル観察会

生物部では、毎年行っている学校横を流れる有栖川の源流域でホタルの観察会を行いました。今年は観察の時期がよかったのか、昨年よりたくさんのホタルが飛び交っている幻想的な光景を目にすることができました。有栖川では近年、下流域までホタルの生息定着が確認されていて、水質が良くなっていると考えられます。

 
 
 
 
 
 

■ 部活動紹介動画はこちらをクリック 

■ 部員数

1年生:5人

2年生:6人

3年生:1人

合 計:12人

 

■ 活動の魅力

ドンコ、メダカ、イモリ、カメなど多くの生き物の飼育や、学校周辺のフィールドで生物環境調査を主に活動しています。活動は校内だけでなく、梅津地域の子どもたちや立命館大学乾ゼミの皆さんとの水質・生き物環境調査や、「青少年科学の祭典」における「微小貝ブース」の出展など、校外でも幅広く活動しています。 現在特に力を入れているのが、有栖川での「カッパ流域ネットワーク 水質・生き物環境調査」です。この調査結果については、「みやびサイエンスガーデン」においてポスター発表しました。また、活動概要や調査結果は、「京都環境フェスティバル」の動画で配信されており、京都府環境管理課が出す、環境白書内にも掲載されます。

取り組みの概要については、「瀬戸内海環境保全特別措置法制定50周年記念式典ポスターセッション」においてポスター発表し、奨励賞を受賞しました。さらに、この活動を紹介する動画『地域連携と次世代につなぐ豊かな自然環境~カッパ流域ネットワークの拡大を目指して~』は、環境省より優良事例として「環境教育・ESD実践動画100選」に認定されました。

■ 実績

・令和5年度

 

有栖川カッパ流域ネットワーク水質調査(梅津まち作り委員会・京都市立嵯峨中学校などとの共同調査)

「瀬戸内海環境保全特別措置法制定50周年記念式典ポスターセッション」発表

琵琶湖のプランクトン分析による水質・環境調査

環境省より優良事例として「環境教育・ESD実践動画100選」に認定            第28回青少年のための科学の祭典京都大会「微少貝ブース」出展・運営

ESD推進ネットワーク国際フォーラム2023」参加

・令和4年度 

 令和4年度 琵琶湖・淀川こども水質保全活動助成事業(有栖川カッパ流域ネットワーク水質調査)京都市立嵯峨中学校との共同調査

 令和4年みやびサイエンスガーデンポスター発表

 琵琶湖のプランクトン分析による水質・環境 調査

 京都環境フェスティバル2022「有栖川からの大切なメッセージ」 オンライン出演               

 第27回青少年のための科学の祭典京都大会「微少貝ブース」出展・運営

 令和4年度(第20回)京都環境賞 特別賞(生物多様性保全賞)受賞

 

・令和3年度

 有栖川カッパ流域ネットワーク水質調査参加

 みやびサイエンスフェスタポスター発表

 琵琶湖のプランクトン分析による水質・環境調査

 令和3年度水・土壌環境保全活動功労者表彰(環境省)」受賞

・令和2年度

 有栖川における水生生物・環境調査・京都府環境管理課にデータ提出

 第37回京都府総合文化祭自然科学部門プレゼンテーション発表

 第9回エコワングランプリ 二次審査通過  全国グランプリ大会出場 エコの輪賞受賞

 京都フロンティア校研究成果発表会プレゼンテーション発表および研究収録発表

 

・令和元年度

 梅津まちづくり委員会・立命館大学乾ゼミとの共同による『こどもたちの生き物・環境調査』指導 

 「第23回青少年科学の祭典」における「琴弾浜の微小貝ブース」の運営

 京都府立植物園植物作品展 「京都府生物教育会長賞」受賞

 「京都フロンティア校研究成果発表会」におけるプレゼンテーション発表

 
 

 生物部の創部以来、20年以上続けてきた「有栖川における地域連携・生物環境調査」が、環境省より優良事例として「環境教育・ESD実践動画100選」に認定されました。12月9日(土)東京の国際オリンピック記念青少年総合センターにおいて行われた認定書授与式にて、認定書をいただきました。

 コラボで開催されている「ESD推進ネットワーク国際フォーラム2023」にも参加し、全国のトップレベルの取り組みのすごさを実感し、今後の活動に生かせる多くのアイデアやコンテンツ、実践事例を学んで帰りました。

 生物部の取り組みは、まだまだ小さな取り組みに過ぎませんが、今後も、調査研究・情報発信・地域連携を軸に活動を広げていけるよう努力していきます。

 なお、認定された動画は、環境省の公式ページやYouTubeにもアップされておりますのでご覧ください。https://youtu.be/mFtfZDh91A0?si=5rQxMtINo28oDhT2

 

 

 
 
 
 
生物部ポスター発表

 生物部は、11月12日(日)、神戸国際会議場にて開催された「瀬戸内海環境保全特別措置法制定50周年記念式典」の高校生によるポスターセッションに参加しました。「地域連携と次世代につなぐ豊かな自然環境~カッパ流域ネットワークから山里海の連環を目指して~」というテーマで、フラッシュ発表およびポスター発表を行い「奨励賞」をいただきました。全20校の参加があり、他校のレベルの高さに圧倒されながらも、ポスター前に集まった多くの方々に自分たちの取り組みを丁寧に説明していました。サンテレビにより収録されたフラッシュ発表の様子はYouTubeにアップ

https://www.youtube.com/watch?v=NN-RoXHBLKk

 されておりますのでご覧ください。生物部は今後も、調査研究・情報発信・地域連携を軸に活動を展開していきます。

 
 
 
 
『科学の祭典』出展

 生物部では、1111日(土)・12日(日)に、京都市青少年科学センターで4年ぶりに入場制限なく開催された『青少年のための科学の祭典』で、「さがしてみよう微小貝~小さな小さな貝の世界~」を出展しました。

 小さな子どもたちの対応に最初戸惑っていた生徒たちも、微小貝探しの楽しさをわかりやすく丁寧に説明してくれました。ブースが常に満員になるほどの大盛況のなか、2日間で約330人以上の親子に体験していただきました。

 
 
 
 
成果報告会発表
 
 

 生物部は、令和5年8月24日(木)、大阪にあるドーンセンターで、令和4年度 琵琶湖・淀川こども水質保全活動助成における成果報告会に参加しました。

 この数年、生物部の活動の中心となっている有栖川の水質・環境調査の内容を「有栖川のカッパ流域ネットワークで育む地域活性と豊かな自然環境」と題して発表しました。

 他にも様々な団体が参加する中、緊張しながらも1年生部員4名が堂々と発表・質疑応答を行ってくれました。

 自分たちの活動を多くの人に発信すると共に、他の団体が行っている取り組みを知る良い機会となりました。

 
 

 生物部では、令和5年8月21日(月)に、学校横を流れる有栖川において、嵯峨中学校の生徒会の方々の協力を得て、昨年度から2回目となる合同調査を行いました。

 川幅や深さ、流速、パックテスト等を行った後、指標水生生物を採取し同定した結果、今回の調査では昨年同様、水質階級Ⅱ(ややきれいな水)となりました。

 今後も、同じ有栖川に位置する地域や学校とのネットワーク広げ、有栖川での問題や課題に向き合い、解決に向けて活動を継続的に行っていきたいと考えます。

 嵯峨中学校の皆さん、ご協力ありがとうございました。

 
 
 
 

 生物部では、令和5年7月29日(土)に構口親水公園において、梅津まちづくり委員会との『有栖川の川開き・生き物調査』を行いました。

 2006年より続くこの取り組みですが、今年は4年ぶりの開催となり、地域の小学生や幼児、保護者、桂川クラブ、立命館大乾ゼミOBなど、総勢58名が参加するイベントとなりました。

 最初に生物部部員がカッパに扮し、子どもたちに川の魅力とその恐さを伝えたあと、川掃除合戦と称した清掃活動を行いました。そして、メインプログラムである生き物採集を行いました。参加した子どもたちは初めてみる水生生物に興奮しながら、川と生き物に親しんでいました。

 今後も、生物部では「カッパ流域ネットワーク」を基盤に、有栖川の流域にある学校や地域住民の方々と協力しながら 有栖川の水質調査を継続し、さまざまな取り組みを外部に発信していきたいと考えています。

 
 
 
 
蛍観察会

 生物部では69日(金)に、写真部と合同でホタル観察会を行いました。

 今年は例年より蛍が飛び交う時期が早かったようで、昨年より数は減っていましたが、とても幻想的で綺麗でした。

 
 
 
 

生物部では、4年ぶりに開催が決定した梅津まちづくり委員会との「有栖川川開きと水質生き物調査」に先立ち、

5月13日(土)に構口親水公園で事前の水質・生き物調査を行いました。

23年生の先輩から1年生に調査方法が1つずつ丁寧に説明されました。

慣れない手つきで積極的に調査方法を学び、

水生生物の同定を行った1年生は、

本番である6月3日(土)に向けて準備を進めていきます。

今年度は1年生がたくさん入部してくれたこともあり、

今後、生物部にとって頼もしい存在になりそうです。

 
 
 
 
琴引浜 微小貝採取

 3月29日(水)に生物部では、毎年出展する「青少年のための科学の祭典」で使用する『微小貝』を、卒業生の協力を得て、琴引浜で採取しました。

 鳴き砂で有名な琴引浜は美しい砂浜ではあるものの、微小貝採取ポイントまでの数百メートルを歩く間に、ペットボトルやビニール製のロープや発泡スチロールなど、海外から流れ着いたものを含め、多くのゴミを回収しました。

 管理事務所の方が定期的に清掃されているにも関わらず、このような状況が琴引浜でも起こっているという事実は、海洋プラスチック問題の深刻さを肌で感じる貴重な機会となりました。

 
 
 
 

 生物部では、1月13日(金)に京都市役所で行われた『第20回 京都環境賞 表彰式』において、特別賞である「生物多様性保全賞」を受賞しました。

 この京都環境賞は、京都市が市民や事業者の環境に関する関心を高め、様々な実践活動の更なる推進を図ることを目的として平成15年度に創設し、地球温暖化の防止、生物多様性の保全や循環型社会の推進等の環境保全に貢献する活動を実践する個人や団体を表彰しています。

 生物部が20年以上に渡り、有栖川で小学校や中学校、大学や地域の方々と共に行ってきた生物環境調査や、単独で行ってきた調査研究がこの度認められ、「生物多様性保全賞」を受賞しました。

 今後も、生物部では「カッパ流域ネットワーク」を基盤に、有栖川の流域にある学校や地域住民の方々と協力しながら調査活動を継続していきたいと思います。