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【国語科より】「高校生伝統文化事業(古典)」の一環として和歌について学びました 2025/12/17
「高校生伝統文化事業」の一環として、3年生「文章表現」の講座で、冷泉流歌道門人でいらっしゃる雑賀優子(さいが ゆうこ)氏を講師としてお招きし、和歌について学びました。
古来、日本の芸能は、「形から入って、型に終わる。」と言われているように、和歌においても、まずは「形」から学びました。
初日の授業では、和歌を「月」という「題詠」で創作しました。今回の「創作」では、各人が完全に独自の表現をするのではなく、過去に使用された語句(形)を一部分使い、和歌を詠みました。
2日目は部屋の入り方や歩き方などを、しっかりと「形」を意識しながら学び、初日に詠んだ和歌を毛筆で書く練習を行いました。
3日目は和歌を毛筆で短冊に清書しました。今年度は宮司様のご厚意のもと、水度神社で授業を行わせていただきました。「披講」(節をつけで読む)も行い、和歌を音で味わうこともできました。
「形」にこだわり続けたからこそ800年以上も続いている冷泉流歌道について、伝統文化事業を通じて学ぶことができました。
生徒達が作成した短冊は、校長室前に展示しておりますので、学校にお越しの際は、是非御覧ください。
生徒の感想文
「教室で和歌を自分で考える段階から始まり、自分で作った和歌を実際に昔から行われている作法で書くという体験をさせていただきました。最後の清書の授業は、歴史のある水度神社で受けることができました。普段の生活では経験できない日本の伝統を体験できて良かったです。」
【水度神社にて記念写真】
