Loading…
 
2019/06/12
 
 

 5月25日(土),6月8日(土)に自然科学科1年生を対象に、SSH講座「地球の歴史を化石から探る」を実施しました。講師は京都教育大学教授 田中里志 先生です。

 この講座では、巨椋池に堆積した粘土層から珪藻化石を抽出し観察することで、過去の巨椋池の古環境を探りました。最初、地学教室で先生の説明の後、プレパラートの作成をし、生物実験室に移動して顕微鏡観察をしました。本講座はクラスに在籍しているグローバルサイエンス部員が事前に京都教育大学で講習を受け、当日の講座で実習などをサポートする形式で実施しました。このように生徒が主体的に講座を進める桃山方式が本講座の大きな特徴となっています。

 
 
2019/06/03
 
 

 5月27日(月)に普通科2年文系の6,7組、5月28日(火)に普通科2年理系の1,2組、5月31日(金)に普通科2年理系の3,4,5組を対象に、普通科GS課題研究の1stステージ発表会を視聴覚室で実施しました。

 普通科GS課題研究の1stステージは全員同一テーマでミニ課題研究に取り組み、研究の進め方を学びます。本年度も昨年度と同様にペーパードロップを実施しました。ペーパードロップとは、画用紙を2mの高さからなるべくゆっくりと正確に落とす方法を研究するというものです。これは災害のときに物資を目標地点にゆっくり正確に落とすということをイメージした研究です。生徒はとてもユニークな発想で、試行錯誤しながら、結果を科学的にまとめました。

 発表会はポスターセッション形式で実施し、あちこちで発表に対する拍手がおこるなど大いに盛り上がりました。生徒達は他の班の自分達にない発想を知ることで、大いに学び、成長したことと思います。

 1stステージ終了後は、いよいよ希望のテーマで研究に取り組む2ndステージに入ります。約半年間の探究活動後、成果発表会を行う予定です。普通科GS課題研究のテーマは理数系分野だけでなく、語学,社会科学,芸術,スポーツ科学など様々な分野を対象にしています。どんな研究成果が得られるか楽しみです。

 
 
2019/05/21
 
 

5月17日(金)に自然科学科3年生による英語ポスター発表会を本校視聴覚室で実施しました。本取組はSSH事業の中核である探究活動の集大成です。2年生時に行ったGS課題研究の内容を英語ポスターにまとめ、GSサイエンス英語Ⅱの授業で発表しました。生徒達は自分たちの研究を英語で説明することに苦労していましたが、原稿に頼るのではなく自分の言葉として英語を話すのはとても楽しそうでした。本発表会には京都府立高校のALTの先生方や、大学の先生にも参加していただきました。ネイティブスピーカーや専門家の方々と英語で質疑応答を行い、生徒たちにとって大変貴重な経験となりました。

 
 
2019/05/08
 
 

 自然科学科の1年生を対象に、1泊2日(4月23~24日)のスーパー・サイエンス・キャンプを実施しました。

 入学間もないため緊張気味であった生徒達も今回の宿泊研修を通して一気に親睦を深めることができました。

 1日目の午前は「兵庫県立人と自然の博物館」を訪れ、河川環境についての講義を受けた後、館内見学を行いました。また、午後から「西はりま天文台」を訪れ、星に関する講義を受けた後、世界最大の公開望遠鏡「なゆた」を見学しました。残念ながら天候に恵まれず、星を観察することはできませんでしたが、巨大な望遠鏡を動かしながらの詳細な説明や3Dプロジェクターによる宇宙の解説など、とても思い出に残る体験となりました。2日目は「公益財団法人高輝度光科学研究センター」を訪問し、日本が世界に誇る大型放射光施設であるSPring-8とSACLAを見学しました。解説して頂いた内容はやや難しかったですが、3年生の高校理科で習う内容であり、良い先取り学習になったと思います。また、研究員の方が研究施設に勤めるまでの経歴を紹介していただき、キャリア学習の面でも大変参考になりました。

 本キャンプで自然科学(サイエンス)を俯瞰的かつ融合的に捉えるための態度や姿勢を学ぶことができ、大変意義深い取組となりました。

 
 
 

桃山高等学校メニュー