1月23日(土)に自然科学科2年生がGS課題研究の授業で取り組んだ成果を発表する「令和2年度自然科学科SSH課題研究発表会」を京都府総合教育センター講堂棟で実施しました。
今年度は新型コロナウイルスの感染が拡大している状況を鑑み、会場への入場は自然科学科生徒および本校教職員のみで実施しました。
GS課題研究は桃山高校のスーパーサイエンスハイスクール事業において中核となる探究型授業です。生徒は自分達で研究テーマを設定し、先生方と共に1年かけて探究活動を行いました。
昨年度はこのSSH課題研究発表会で奨励賞を受賞した研究が、SSHの全国大会であるSSH生徒研究発表会で素晴らしい発表を行いました。今年度も本発表会から大きく飛躍する研究が現れることを期待しています。
今回の発表会では、生徒は19班に分かれてパワーポイントによる口頭発表を行いました。いずれの発表も生徒達の一生懸命さが伝わる素晴らしい発表でした。発表会には自然科学科の1年生も参加し、活発な質疑応答を行いました。先輩達の発表を目の当たりにすることで、来年度のGS課題研究に向けた気持ちが大いに高まったと思います。今後、生徒達は課題研究の内容を全員が研究論文にまとめます。高校生時代に熱心に取り組んだ研究論文は一生の宝物になるでしょう。
今年度の発表タイトルと奨励賞は下記の通りです。
1 3次虹をつくる
2 根粒菌による窒素固定の働きを可視化する実験の改良
3 安全なシャボン玉【奨励賞】
4 虚数解の視覚化
5 Let's 発電 ~2050脱炭素社会に向けて~
6 フィボナッチ数列の余りの周期性における考察【奨励賞】
7 透明標本を作る
8 オジギソウで観天望気
9 ペットボトルの固有振動数を求める式を作る【奨励賞】
10 筋肉と力
11 炎の安定性
12 表面加工による臭い吸着
13 麺の伸びやすさの条件~でんぷんとタンパク質が及ぼす体積変化と水の増加量~"【奨励賞】
14 生花の利用
15 繊維の編み方と強度の関係【奨励賞】
16 よく飛ぶ紙飛行機の共通点【奨励賞】
17 宇治茶の日焼け止めとしての転用【奨励賞】
18 形状から見るドローンの安定性
19 コオロギの音の識別