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2020/12/23
 
 

 自然科学科1年生の宿泊研修として、12月14~15日にサイエンスイングリッシュキャンプをホテルルビノ京都堀川で実施しました。今年度はコロナ禍での実施であり、感染対策に十分留意して実施しました。

 本取組は探究活動の基礎を学ぶ授業「GS探究Ⅰ」の成果発表会です。生徒たちはGS探究Ⅰの授業の中で理科・数学・情報・英語を融合的に学び、探究活動に必要な基礎を身に付けました。10月から生徒は班ごとに下記の実験テーマから1つ選び、短期間のミニ課題研究を行いました。その後、研究結果について内容をまとめ、パワーポイントを用いたスライドをすべて英語で作成しました。迎えたサイエンスイングリッシュキャンプでは英会話学校のネイティブの先生方から発音やプレゼンテーション方法を指導していただきました。発表会は自然科学科全員が英語で発表し、ネイティブの先生からの鋭い質問にも英語で立派に応答しました。

 英語漬けの宿泊研修で生徒は大変だったと思いますが、英語で話すことに対して大きな自信を得ることができました。GS探究Ⅰで学んだ内容を活かして、2年生のGS探究Ⅱで行う課題研究が素晴らしい内容になることを期待しています。

 

1 Physics: Paper Drop (ペーパードロップ)

 2mの高さから紙を落とし、落下現象で相反する条件である「ゆっくり」と「正確」を両立する紙の形状を調べた。

2 Chemistry: Supercooling (過冷却)

 液体が凝固点(液体が固体に変わる温度)以下になっても液体のまま冷やされる状態の過冷却がどのような条件で起きるか調べた。

3 Biology: Death Ring (死環・酵素反応)

 樹木の葉に線香の火を押し当てるとできる茶色く変色した環状の模様(死環)の生成に個体差や植物による違いがあるのか調べた。

4 Earth Science: Rocks (岩石)

 岩石は多くの鉱物やガラス等の準鉱物からできており、その生成過程よって様々な特徴を持つ。岩石の主な特徴を様々な方法で調べた。

 
 
 

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