2月3日(土)に自然科学科1年生のGSベーシック発表会を本校視聴覚室で実施しました。GSベーシックはGS課題研究(2年生で実施)の基礎を学ぶ探究型授業です。生徒たちはこの1年間、理科・数学・情報・英語の基礎を学び、科学的な内容のプレゼンテーションを作成して英語で発表する取組を行いました。10月から生徒は班ごとに下記の実験テーマから1つ選び、短期間の課題研究を行いました。その後、パワーポイントを用いたプレゼンテーションを作成し、発表内容をすべて英訳しました。また、英会話学校からネイティブの先生方に来ていただき、発音やプレゼンテーション方法を指導していただきました。今回の発表会では自然科学科の全員が英語で発表し、質疑応答するなど、生徒たちにとって大変貴重な経験となりました。発表内容も班ごとに様々な工夫が加わっており、とても発想豊かでした。GSベーシックで学んだ内容を活かして、2年生のGS課題研究が素晴らしい内容になることを期待しています。
1 Paper Drop ペーパードロップ
ペーパードロップは、A4用紙を2mの高さから落下させ、どのようにすればゆっくりと正確に落下するかを調べた。
2 Solutions 溶液
水溶液と純水の科学的な性質の違いを調べた。
3 Molisch's Death-Ring モーリッシュの死環
モーリッシュの死環は、樹木の葉に線香の火を押し当てるとできる茶色く変色した環状の模様を調べた。
5 Crater 月のクレーター
クレーターは、泥のボールを砂の入ったバットに高いところから落としてどのような跡が出来るかを調べた。
6 Fermi estimate フェルミ推定
フェルミ推定とは実際に調査するのが難しいようなとらえどころのない量を、いくつかの手掛かりを元に推論し、短時間で概算することを言う。例えば、オーストラリアの羊の数や、日本の公衆電話の数を推定した。