今朝始業前に校長室の窓から、雨の中、傘をさしてグラウンドを歩いている子が見えました。グラウンドの隅まで行きタブレットで何かの写真を撮っています。「もしや…」と思い、その後、2年生の「お話し会」を見に行きました。「やはり」・・・・。と、このくだり・・・本校ではもうよく見られる光景です。
その子は、この2学期に2年生で話題になっている「ダイオウ松」の事を調べに行っていました。毎日のように観察に行き、写真を撮り、お話し会でダイオウ松の変化や観察したことをもとにして自分の考えを話します。今日は、「松葉が1カ所だけ茶色くなってお化けの手のように下がっていました。なぜだと思いますか?」と写真を見せながらみんなに問いかけていました。たちまちみんなの話題となり「栄養が通っていないのでは?」「古くなった葉ではないか。」「もう枯れてるんじゃない。」と広がっていきました。
自分の問いをもって、毎日向かう場があること、その話題を一緒に考えてくれる仲間がいることで、学びに向かうことが自然で、学ぶことが楽しいと思えるあたたかい雰囲気ができています。