1月26日(木)心と体と命の学習

1年生

3学期から、こころとからだの学習(性に関する教育)が始まっています。この学習は、誰もが命を大切にしあい、心豊かに、幸せに、人生を生きていくための大切な学習です。

各学年の発達段階や実態に応じて、工夫をしながら授業を行っていきます。

子どもたちが、「自分のこころとからだの主人公になって、自分を好きになり、自分や他の人のからだ・命も大切にして、人と幸せにつながって生きてほしい」そんな願いを込めながら、学習を進めていきます。

3年生「2年生の振り返り」「今までの自分を振り返ろう」

3年生は受精のしくみについての振り返りからスタートしました。「卵子の大きさは針の穴くらい!」「3億個の精子の中から、卵子にたどり着けるのは1個だけ」など思い返しながら、「自分たちが生まれてきたことは奇跡なんだ」と実感することができました。

また、「自分らしさ」とは何かを考えながら、心や体がどう成長したかを振り返りました。「身長が伸びた、体重が増えた」「跳び箱ができるようになった」「下級生のことを考えられるようになった」など、自分の変わってきたところをたくさん見つけられました。

1年生「からだの名前、からだのはたらき」

1年生は初めての心と体と命の学習です。まずはからだの名前から始まります。自分のからだを触りながら、「あたま!」「かた!」とひとつひとつ確認しながら、「すね」や「ふくらはぎ」など初めて聞いた名前も覚えることができました。「次は頭のことが知りたい」「からだの中のことが知りたい」とたくさんの知りたい!という思いが伝わってきました。

からだのはたらきについては、「目はものを見る」「口は食べる、話す」「心臓はどっちにあるの?」などを考えながら、人型を使ってからだの名前とはたらきをつなぎ合わせて確認できました。

6年生「〇〇らしさって何だろう?」「好きって何だろう?」

6年生は安全・自信・自由をテーマに性の多様性についての学習をしています。男らしさ、女らしさでは、「恐竜とクマのぬいぐるみは男か女かどっち?」など例をあげながら考えました。「〇〇は男、〇〇は女」と考えていくうちに、「どっちを好きになっても良い」「どっちもあると思う」と「男らしさ、女らしさ」にとらわれずに自分が感じた意見を聞くことができました。

「好き」についての学習では、ダイヤモンドランキングを使い、自分の中で大事だと思うものを順位付けして見比べました。人によっては1位が同じだったり、まったく正反対だったり。人それぞれ感じ方が違うことや、成長するうちに大事に思うものが変わったりすることを学びました。

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