毎年、この時期に3小中学校の特別支援学級の児童生徒が集い、1年間の成長を確かめ合う交流を通して、小・中学校を「卒業」すること、次の学年へ「進級」することを祝う「卒業・進級を祝う会」を実施しています。
昨年度は、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、3小中学校間のオンラインという形をとって実施しましたが、今年度は、孝館中学校の和みホールに集い、以下の内容で実施しました。
1 開会
「開会」では、維孝館中学校の生徒の司会により、担当校長である田原小学校の芦
田校長が挨拶。その後、来賓代表として宇治田原町教育委員会の奥村教育長から祝辞
をいただきました。
2 はじめの集い
「はじめの集い」では、各校が自己紹介を行いました。宇治田原小学校の11名の
子どもたちも、しっかりと自己紹介をすることができました。
3 各校の発表
「宇治田原小学校」の発表は、全員で協力して練習を積み重ねてきた「和太鼓」の
演奏。1,2年生、3年生、5年生、6年生と、それぞれの学年に応じた和太鼓演奏
をつないでいき、大変素晴らしい演奏を披露することができました。
「田原小学校」の発表は、それぞれの子が頑張ってできるようになったこと(独楽
回しやあやとりなど)、一生懸命に作った作品(絵、版画など)を一人一人が紹介さ
れました。
「維孝館中学校」の発表は、なぞなぞクイズの出題。会場の雰囲気を盛り上げる大
変上手な会の進め方に、会場にいる全員が楽しむことができました。
4 休憩
5 終わりの集い
「終わりの集い」では、3校の子どもたち全員が「卒業」「進級」に向けての決意
を述べました。
宇治田原小学校の子どもたちも、全員がしっかりと決意を発表するとともに、他校
の子どもたちの決意をしっかりと聞くことができました。
その後、維孝館中学校の池尻校長から「贈る言葉」があり、最後に全員でマスクを
着用した上で、手話も交えて小さな声で♪ビリーブ♪を歌って会を終了しました。
今年度も、2ヶ月足らずになりましたが、互いの成長を確かめるとともに、「卒業」「進級」に向けた希望を持つことができる、心に残る「卒業・進級を祝う会」となりました。