網野学舎

 10月25日(水)のロングホームルームの時間に1年生が性に関する講演を聞きました。
 ウイメンズカウンセリング京都(京都SARA)より講師にお招きし、思春期の心と体の変化やその特徴について理解しながら、心身の成長の個人差や性に関する意識の違いを認め、相互を思いやることが大切だと教えていただきました。また「デートDV」の種類や具体的事例を通して、男女交際におけるマナーや相手を尊重し思いやる心が大切であると学ぶことができました。
 皆さん、悩んだら一人で抱え込まずに、勇気を持って誰かに相談しましょう。

 

ファイル名:アカシヤの丘⑦.pdf

※PDFを開くには下記「令和5年度 アカシヤの丘 第7号」をクリックして下さい。

 
 

ファイル名:R5オープンスクール要項(中学生向け).pdf

※PDFを開くには下記「京都府立丹後緑風高等学校網野学舎オープン...」をクリックして下さい。

 
 

 10月19日(木)、かえつ有明高校(東京都江東区)の1年生が旅先で住民と触れ合い地方を知る全日空(ANA)グループの教育プログラムの一環として、網野学舎を訪問され、企画経営科の2年生と交流しました。京丹後市内の有志でつくられ食文化を伝える「きらめきの会」のメンバーの皆さんに教わりながら丹後ばらずしを共に調理して味わいました。

 

 10月19日(木)、江陽中学校2年生を対象に出前授業として「職場体験マナー講座」を実施しました。今回、講師を務めたのは、企画経営科3年生6名です。陽気な笑い声があふれる高校生と中学生のコミュニケーションが活発に行き交う講座となりました。挨拶やおじぎ、電話応対など、出前授業の内容が実際の職場体験や今後に生かすことができるよう応援しています。

 


 10月24日(火)に芸術鑑賞を開催しました。今年度は東京サロンシンフォニーオーケストラ様をお迎えし、キャラバン隊によるオーケストラ演奏を鑑賞しました。
 生徒達はキャラバン隊を囲むように座り、臨場感たっぷりのプロの生演奏を、目の前で楽しみました。途中、一部の有志の生徒が前に出て、初めて触れる本格的な楽器を奏でたり、オーケストラの指揮にも挑戦しました。またコンサートの最後は、本校吹奏楽部も加わって一緒に演奏をさせていただきました。
 生徒達は本物のオーケストラの生演奏を聴くことができ、ときには楽しく手拍子や歓声を上げたりと、日常ではなかなか味わえない貴重な時間を過ごすことができました。
 東京サロンシンフォニーオーケストラの皆さん、本当にありがとうございました。


 

 2学期中間考査最終日の10月12日(木)、試験を終えた2年生と3年生の一部クラスが八丁浜海岸へ海岸清掃ボランティアに行きました。天気が良く、美しい海が広がっていました。その綺麗な海とは対照的に、海岸には多数のゴミが散乱していました。清掃後に地域の方と話す機会があったのですが、以前はもっとゴミがあったそうです。今後も網野学舎の生徒・教員たちは地域の方とも連携しながら、積極的に清掃を行っていきます。

 

 10月18日(水)の6時間目に大体育館において、令和5年度生徒会役員選挙立会演説会を行いました。各役職に対して立候補者が自分自身の決意を、応援演説者が推薦理由をそれぞれ述べて全校生徒に投票を呼びかけました。生徒達は真剣に各候補者の演説を聞いて考えて、大切な一票を投じました。
 翌19日(木)に当選結果が発表され、来年度の新しいリーダーが選出されました。2学期終業式後の承認式を経て、正式に決定となります。

【令和5年度生徒会役員選挙・当選結果】
生徒会長   中山恵太  (2年1組・峰山中)
 副会長  上羽柚夕  (2年3組・丹後中)
 議 長  石崎 奨  (2年2組・峰山中)
 副議長  田中朱莉  (2年2組・網野中)
学芸委員長 中地洋介  (2年1組・網野中)
体育委員長 嶋田樹梨菜 (2年2組・網野中)
美化委員長 安達耶文  (2年1組・網野中)
保健委員長 濵岡瑞生  (2年1組・網野中)
放送委員長 千原萌々心 (2年1組・網野中)
 会 計  嶋谷凜太朗 (1年3組・丹後中)
 会 計  安田 楓  (1年3組・丹後中)
(なお、書記については生徒会規約により議長が後日指名をします。)


 

   「再挑戦」で掴んだ「初の日本一」

 10月14日・15日に、静岡県にて開催された「全日本女子オープン」U17の部において、全国の舞台で自身初の優勝を手にしたレスリング部の竹元さんにインタビューをしました。

フォーデイズ杯 令和5年度第16回全日本女子オープン U17の部 61kg級
【優勝】 竹元紫凛さん(2年1組・広島市立翠町中)
 私はもともとラグビーや陸上など運動がとても好きです。レスリングは小学2年生から始め、中学3年の全国中学選抜大会と今年のインターハイで準優勝をしたのがこれまでの最高成績でした。
 これまでレスリングの合宿で網野に何度も来ていた私は、「自分が強くなるにはここしかない」と思い、丹後緑風高校に入学しました。
 この夏のインターハイは準優勝でした。強いと有名な選手を相手に決勝で互角に戦うことができて自信が付いた反面、僅か1点差で負けてしまいとても悔しかったです。
 だからこそ今大会は、決勝で同じ相手に絶対再挑戦したいと心を燃やして臨み、どこまでも「挑戦者」だという気持ちを忘れずに戦いきりました。激闘の末、同点でしたがラストポイントを奪った私が、今度は僅かの差で優勝を勝ち取ることができました。私にとっては生まれて初めての「日本一」だったのでとても嬉しかったです。
 大学生とも当たる来年4月のクイーンズカップ、そして最高学年で迎える8月のインターハイを見据えて、この冬は今以上に力も技術もスピードも鍛えていきたいです。

...インターハイでの借りを、今大会で見事に返してみせた竹元さん。初の日本一という栄光にも驕ることなく、どこまでも「挑戦者」としての気概でさらなる前進を!
            

 (取材・文 安達卓能)


 

 10月17日(火)、企画経営科第2学年では、校外実習「八丁浜海岸漂着物調査」をしました。授業の一環で地域研究を行っており、網野北小学校6年生と共に国際海岸クリーンアップ(ICCキャンペーン)に参加し、八丁浜海岸にどのような海ゴミや漂着物があるのかを調べました。ペットボトルや発泡スチロールなど様々な海ゴミが見つかり、八丁浜の現状を知ることができました。また、網野北小学校6年生と意見交流し、充実した調査になりました。

 

   「書」や「絵」や「所作」で「心」を表現

 9月30日・10月1日に網野体育センターで開催された丹後文化祭典に出品をした文化系部活動の代表の3名に話を聞きました。

書道部 中江恋歌さん(1年2組・丹後中)
 私は中国の書家・張瑞図の書を2×8のサイズに臨書しました。はじめての古典の草書作品だったので、書の特徴をしっかり真似て書くことを意識しました。特に、字の大小や墨の濃淡、流れや勢いをつけるところに苦労をしましたが、練習を重ねていくうちに表現の幅を広げることができました。当日はたくさんの方々に私達の作品を見ていただきました。批評会では先生方から良かったところや今後改善を加えた方がいい点、例えば一番目立つ中央の箇所は鋭く書くなど「見せ場」をつくるとさらに良いと助言をいただきました。次に控える京都総合文化祭典ではさらに改善を加えてもう一度同じ書で出品を目指します。

茶道部 松田百花さん(2年1組・峰山中)
 茶道部は呈茶でおもてなしをしました。今回私は水屋と半東というお点前をサポートする役割に回りました。水屋としてはお茶を点てるときに立つ泡をいかに美味しく見せるかに心を砕き、半東としては台詞を予め覚えてお客様にお茶やお菓子、生け花などの説明をしました。私以外の立礼(りゅうれい)の点前に当たった部員は作法を何度も練習して覚えてこの日を迎えました。当日は本当に多くの方にお茶とお菓子を召し上がっていただきました。来てくれた友達が「美味しかったよ」と声を掛けてくれて本当に嬉しかったです。これからも、来ていただいた方にくつろぎと憩いの時間を過ごしていただける呈茶を目指します。

美術部 中山優輝さん(3年2組・峰山中)
 美術部は油絵とアクリル画映像作品を出展しました。今回の私の油絵作品のコンセプトは「中途半端」でした。気持ちを受験に切り替えていかなければならない憂鬱感や、部活動引退を前にした悲しみで何もかもなかなか手に付かない心の「負」の部分を表現しました。他校の生徒の作品などと比べて、私はもう少し細かいところも丁寧に描かなければいけなかったなと最後に反省しました。しかし、先生方の講評を真剣にメモを取って聞いている後輩達の頼もしい姿を見て、私は彼女たちに安心して部を任せられると心から感じました。

...「書」や「絵」や「所作」を通して自分の「心」を表現するのが芸術です。文化系部活動の皆さん、技術と心をますます磨いて、これからも素晴らしい作品を生み出していってください。
            

  (取材・文 安達卓能)


 

「挑戦」に「得手不得手」は関係ない

 9月30日(土)に龍谷大学深草キャンパスにて開催された「2023年度全国高等学校ビブリオバトル京都府大会」に出場した2年生の二人に話を聞きました。

【準優勝】 
大垣柚斗さん(2年3組・弥栄中)
~背筋 著 「近畿地方のある場所について」
 紹介したのは、「友人が行方不明になったので、情報をお持ちの方は連絡ください。」という出だしで始まるホラーミステリーでした。ホラー好きな私でさえもこの作品は最高に怖かったですし、怖いもの見たさで皆さんにも興味を持ってもらえると思い選びました。
 校内でのビブリオバトルは昨年に続き二年連続で優勝をすることができました。もっと自分の力を試したいと思い、私は京都府大会にエントリーをしました。
 大会ではグループ予選を勝ち抜いたものの、決勝戦は想像以上にレベルが高く、まるで演劇を観ているのかと思うほど圧倒されました。最後の番だった私は少し焦りが出てしまい、結果は準優勝でした。嬉しかったですし自信が付いたと思う反面、優勝を逃してやはり悔しかったです。この経験を、今後の企画経営科の様々なプレゼンテーションに生かしていきたいです。

田茂井伶奈さん(2年1組・網野中)
~佐野徹夜 著 「君は月夜に光り輝く」
 紹介したのは切ない恋愛小説でした。素敵な表紙と内容の良さに惹かれ、みんなにもぜひ読んでもらいたいと思って選びました。
 私は人前で話すことは得意な方ではありません。ですからクラス予選や学年の決勝戦に向けては、予め書いた原稿を何度も練習をして発表に臨みました。決勝の後、先生から発表を褒めていただき、京都府大会への挑戦を勧められました。一度はためらいましたが、「こんなチャンスはなかなかないしチャレンジしてみては。」、と母に背中を押され、私は勇気を出して出場を決めました。
 残念ながら大会では緊張のあまり力を十分に出せず悔しさが残りました。それでも、多くの大人の方の前で自分なりに一生懸命発表をしたという経験は初めてでしたし、挑戦をしたことに悔いはありません。またこういう機会があれば、今度は自信を持って発表できるように頑張りたいです。

...「得手不得手」や「出来不出来」は関係ありません。自己を磨こうと果敢に「挑戦」しようとする人こそが、すでに人生における「勝者」なのではないでしょうか。
              

(取材・文 安達卓能)

 

  9月30日(土)天女の里にてサウナテント祭が開催され、企画経営科3年生が販売実習を行いました。今回販売した商品は、3年生の「課題研究」という授業で実際に生徒が商品開発を行った「塩アイスキャンデー」と「パウンドケーキ」です。

 当日は、天候にも恵まれ、たくさんのサウナ―の方々や地域の方々にお越しいただき、完売することができました。

 塩アイスキャンデーを購入していただいた方から「サウナ後は塩分が欲しくなるし、美味しかったです。」と言っていただき、パウンドケーキでは、「ブルーベリーが網野で採れると初めて知りました。」と言っていただきました。

 

 

 10月4日(水)、2年生を対象に進路別ガイダンスを実施しました。
 大学や専門学校を始めとする29の上級学校の講師の方々にお越しいただき、各専門分野別の学校や仕事の内容、必要な資格や学習内容、その職業へのアプローチ方法などを直接教えていただきました。
 また、就職を希望する生徒には、就職対策の講話や面接・マナー講座が開催され、その道のプロの先生からノウハウや対策法を教授していただきました。
 生徒は自分の興味・関心が深い分野を選択し受講することで、各学問・職業分野の専門的知見に富んだ先生方から高校時代に学んでおくべきこと、卒業後の進路について説明をいただき、それぞれが今後の進路について見つめ直し、考える貴重なひとときとなりました。


 

 9月30日(土)、高校生がお薦めの本を紹介し、聴衆が読みたくなった本に投票する「全国高等学校ビブリオバトル」京都府大会が、伏見区の龍谷大学深草キャンパスで開かれました。府内9校の13人が出場し、丹後緑風高校網野学舎からは校内大会を勝ち抜いた2年1組 田茂井伶奈さん【網野中】と2年3組 大垣柚斗さん【弥栄中】が参加しました。『近畿地方のある場所について』を紹介した大垣さんが見事、準優勝に輝きました。

 

   体育祭は「最強で最高の思い出」

 9月27日に開催された体育祭を大成功に導いた体育委員長の亀井さんに、無事に終えた感想を話してもらいました。

亀井萌さん(3年3組・大宮中)
 私は高校最後の体育祭を体育委員長として全校を盛り上げて、「最強で最高の思い出を作りたい」という気持ちで臨みました。昨年度は競技以外はマスクを着用しなければなりませんでしたが、今年度はみんなの楽しんでいる表情や笑顔を見ることができて嬉しかったです。 私は生徒会執行部、体育委員、そして学校祭実行委員として事前準備から当日の運営まで携わりました。特に、開会式での体育委員長としての元気な挨拶や、壇上でのAMIKO体操のデモンストレーションでは、校長先生から「かっこよかったよ」と褒めていただきました。先生方のサポートや、この体育祭を成功させたいと同じ思いで臨んでくれたみんなの協力のおかげで大成功で終えることができました。この体育祭では主体的に行動することや臨機応変に対応することができたと思います。これからも自分の行動を通して人に信頼感や安心感を抱いてもらえる立派な社会人になっていきたいです。

...「成功させたい」という生徒達の熱い思いが天に届き、途中降り出しかけた雨もいつの間にやら止んで、最後は爽やかな秋晴れに変わっていました。文化祭からはじまり1ヶ月にわたった学校祭は、こうして生徒達に「最強で最高の思い出」を残して閉幕しました。
             

 (取材・文 安達卓能)

 

ファイル名:⑥アカシヤの丘⑥.pdf

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丹後教育局主催のプラスワンスタディに参加し、小学生の学習支援活動を行った生徒に参加証が送られました。

生徒は充実感にあふれた表情で参加証を受け取っていました。

 

 9月27日(水)、令和5年度体育祭を開催しました。心配された雨もほとんど影響なく、まさに爽やかなスポーツ日和の中で実施することができました。準備や運営に当たってくれた部活動部員や生徒会役員・体育委員の皆さん、そしてお忙しい中 給水業務や大きな応援を送っていただいたPTAの方々、そして何よりそれぞれの種目に一生懸命頑張って取り組んだ全校生徒皆さんのおかげで、体育祭を大成功で終えることが出来ました!

 【総合優勝】  3年1組
【学年別1位】 1年2組・2年1組・3年1組


 

 本日は学芸委員会の活動を紹介します。
 学芸委員会は主に生徒の図書館の利用を促すために、図書館内のポップのの作成や文化祭におけるイベントの実施など、様々な活動を行っています。本日は11月の読書週間に向けて、教職員のおすすめ本の紹介原稿の回収に各委員が回りました。
 委員長の足達愛茄さん(3年2組・網野中)は、「このおすすめ本や読書週間の取組を通して、普段はあまり読まない様々なジャンルの本に出会って、この機会に読んでほしいなと思っています。皆さん、これからもたくさん本に触れて、周りの人に紹介したくなるようなお気に入りの一冊をぜひ見つけてください。」と笑顔で話してくれました。

 
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