網野学舎

 1月11日(木)の7限目に、大学入学共通テスト壮行会・直前説明会を行いました。
 後藤校長は受験生に対し、「体調管理に最後まで十分気をつけること」、「解答に際しては時間配分に気をつけること」、そして「終わったことは引きずらずすぱっと切り替えること」の3つが大切だと直前のアドバイスを送りました。そして、最後は自分のこれまでやってきたことに自信を持って試験に臨んでほしい、と激励しました。
 続いて、今西進路指導部長から受験上の注意点の最終確認がありました。
 共通テストを受験する皆さん、最後まで自分を信じて、実力を最大限に発揮してください!

 

 前身の網野高校時代から数々の輝かしい成績を収め、今年度もインターハイ個人の部で優勝、世代別の世界選手権やアジア選手権にも出場し入賞も果たしてきたレスリング部。代が替わった今、目下3月に開催される全国選抜大会を目指して毎日トレーニングを積んでいます。
 新しく部を率いるのは北島魂さん(2年1組・四日市市立内部中)です。「男女問わずみんなで切磋琢磨して練習に励んでいます。これまでの歴代キャプテンの姿を見習って、私も部員に積極的に声を掛けたりアドバイスを送るだけでなく、率先して行動で示すことを心掛けています。夏のインターハイの団体戦で表彰台に登ることを目標に、これからも限界を決めずいけるところまでいきます。」と力強く話してくれました。

 

  「行きたい」と心から思える学校に

 承認式を経て、新たな生徒会役員が任命を受けました。新生徒会長・副会長の二人にそれぞれ抱負を語ってもらいました。

【生徒会長】 中山惠太さん(2年1組・峰山中)
 一人の生徒としてだけでなく生徒会役員の一員として、生徒のため、学校のために何か貢献したい、さらにはその活動の中で自分自身がもっと成長していきたいと強く思い、生徒会長に立候補しました。
 昨年はコロナによる規制が緩和され、コロナ前に近い学校行事を開催することができた一方、他学年との直接の交流が少なかったと感じました。そういう課題を含めて生徒会執行部のメンバーとも相談しながら、これまでとは違う「変化」を起こして、生徒みんなが心から「学校に行きたい」と思ってもらえるような取組を提案し実現させたいです。
 私は執行部のメンバーはもちろん、生徒の皆さんや先生方と積極的に話したり、交流を深めていきたいと考えています。互いをよく知り良好な関係を築いていく中で、新しいアイデアが生まれたり、進むべき方向が見えてくるものだと思っています。
 生徒の皆さん、生徒会長は初めての経験であり、私自身非力ではありますが、託された任務は必ず全うします。新しい生徒会役員で学校生活をよりよいものにしていきますので、皆さんの御協力をお願いします。

【副会長】 上羽柚夕さん(2年3組・丹後中)
 私はこれまで、学校生活が今よりもっと楽しいものだったらいいなと思っていました。それを実現するためには自分自身が生徒会役員になって、私達自身が中心となって変えていくのが一番の近道だと思い、副会長に手を挙げました。
 私は年間の全校行事を、クラス単位だけでなく、学年を超えたいくつかの連合チームを組んで競い合うやり方があってもいいと思っています。例えば、連合ごとにTシャツやはちまき、旗などのカラーを統一して作成し、「縦のつながり」をこれまで以上に強く築いていくことで、上下の交流が増えて学校がもっと明るくなるのではと考えています。もちろん、網高からの良き伝統もしっかりと引き継いでいくつもりです。
 私はこれまで人を引っ張ったり、人をつなぐ役割を率先して行動してきました。それをこの生徒会活動にさらに生かしていきたいと考えています。また、生徒会執行部だけが一人歩きをするのではなく、全校生徒や先生方とコミュニケーションを活発にとって意見を出し合ってさらにいい学校を作っていきたいです。皆さんが楽しく学校生活を送ることができるように私達も頑張りますので、これからも一緒に盛り上げていきましょう。

...いつの日も学校の「主役」は生徒の皆さんです。生徒会新執行部とともに、皆さん自身の手で新しい網野学舎の1ページを綴ってください。
             

 (取材・文 安達卓能)


 

 放課後、クレーコートを縦横無尽に駆け回り、ラリーやボレー、サーブやレシーブの練習と、毎日爽やかに汗を流しているのはソフトテニス部のメンバーです。中学時代にも部長を務め、現在もメンバーが興味を持って参加してくれるようにと練習メニューを自ら考えて取り組んでいるのはキャプテンの今井喬大さん(2年3組・網野中)です。
 「メンバーは皆、今よりもっと上手くなりたいと練習に励んでいてとても良い雰囲気です。昨年11月の大会は悔しい思いをしました。まだ先ですが、次に行われる5月の大会に向けて、私自身ももっと上達できるようにひたすら練習に打ち込むつもりです。今後もペアを組む仲間とコミュニケーションをよくとって、互いの長所を磨きあう中で、部員一人一人がより成長したいと思え、最後はみんなが共に成長しあえる部活にしていきたいです。」と意気込みを話してくれました。

 

ファイル名:アカシヤの丘⑨.pdf

※PDFを開くには下記「令和5年度 アカシヤの丘 第9号」をクリックして下さい。

 
 

ファイル名:本庄国際奨学財団.pdf

※PDFを開くには下記「公益財団法人 本庄国際奨学財団 2024...」をクリックして下さい。

 
 

 1月9日(火)に第3学期始業式を行いました。
 式辞で後藤校長は、年始に起きた災害や事故のニュースに触れ、被災地の一日も早い復興を願うと同時に、「準備や訓練の大切さ」と「人を思う想像力」の大切さについて話をしました。その上で、豊かな人間性の根本は「想像力」であり、生徒にはその力を磨いてほしいと願いました。最後に、各学年それぞれにエールを贈り、この令和6年が素晴らしい一年になることを祈念し、式辞を結びました。
 引き続き、生徒会執行部による伝達表彰・壮行会を行いました。壮行会ではレスリング部と体操部のメンバーが登壇し、代表してレスリング部キャプテンの北島魂さんが大会への決意を力強く述べました。


 

ファイル名:R5合格速報.pdf

※PDFを開くには下記「令和5年度 進路合格速報(令和5年12月...」をクリックして下さい。

 
 

 1219日(火)5・6限、国立台湾海洋大学付属基隆海事高級中等学校の1・2年生と本校企画経営科2年生がオンラインにて今年度も交流を行いました。この交流は、両校で行っている海岸漂着物調査の報告会という位置づけで行っています。海洋ゴミ問題や環境問題に関心を持ち、地域や国内だけでなく地球規模で環境問題を考える機会になってほしいという思いで昨年度に引き続き実施しました。

 2年生は、10月中旬に地元の網野北小学校の6年生と行った漂着物調査の調査結果や京丹後市内の紹介、方言や特産品クイズを英語で行いました。英語の発音に苦戦しながらも楽しく交流ができ、学びが深まったのではないでしょうか。

 

 

 12月20日(水)の午後、2年生の大学進学希望者と医療看護系学校進学希望者を対象に進学講演会を行いました。講師にベネッセコーポレーションの高谷翔平様をお招きし、「3年0学期のスタートにあたって」というテーマで、大学の入試情報や受験生の勉強と生活、志望校合格までのスケジュールなどについてオンラインで講演を頂きました。
 最後に高谷さんは生徒に対し、「第一志望校に最後までこだわって、どんどん成長をしていってください。」と仰っていました。

 

 12月20日(火)に第2学期終業式を行いました。
 式辞の中で後藤校長は、ある上場企業の創業者が創業以来大切にしてきた精神「凡事徹底」という言葉を紹介し、当たり前のことを普通にしっかりとやること、見えなくても陰でコツコツとやり続けることがが、願っていた以上の成功や想像も付かなかった発展につながることを話しました。そして生徒にも、この凡事徹底をぜひ心掛けて頑張っていってほしいと願い、式辞を結びました。
 続いて新生徒会役員の承認式が行われました。13名の新役員が登壇し、新生徒会長の中山恵太さん(2年1組・峰山中)が生徒会役員を代表して承認証を受け取りました。


 

   知識を得、さらに深めた修学旅行

 12月5日から8日にかけて、2年生が九州を縦断する修学旅行に行きました。代表して2組の実行委員の内海さんに、旅行を終えた感想を聞きました。

内海美鈴さん(2年2組・久美浜中)
 私は、高校生活の一大イベントである修学旅行を楽しいものにするために積極的に携わりたいと思い、実行委員に手を挙げました。私は「楽しみ半分」、一方ではトラブルが起きないかと「不安半分」という気持ちで当日を迎えました。
 実行委員としては、一日目の鹿児島・知覧特攻平和会館で講話をされた語り部の方に対し、生徒の代表として謝辞を述べました。普通に生活している中ではなかなか知ることができない「特攻」に関する貴重な講話を聞くことができたと同時に、戦争を体験していない私達でも、この悲惨な記憶を風化させないように行動し、伝えていくことが大切なんだと学びました。感謝の思いと決意を込めてお礼の挨拶をしました。
 すべての行程で初めての体験や新たな知識を得ることができ、また、クラスメイトとより一層交流を深めることができました。私にとっては最高の四日間となりました。
 私の夢は高校教師になることです。この修学旅行では様々な体験の中でこれまでの知識をより深めることができただけでなく、新たな知識も得ることができました。今後も様々な学びから知識を積極的に吸収し、将来の夢につなげていきたいです。

...普段の学校生活ではなかなか味わえない体験や経験ができ、生徒達にとっては大満足の修学旅行になったようです。
             

(取材・文 安達卓能)

 

 高校生と企業の交流会に、1年「総合的な探究の時間」産業ゼミの生徒と、希望生徒が参加しました。産業のPRタイムがあり、地域の魅力や体験談、業界ごとの特徴や魅力をお話しいただきました。その後に、29社もの事業者のブースの中から興味のある事業所のブースに行き、実際に働いている方から、仕事内容や、特色、魅力などの紹介をしていただきました。生徒にとってとても有意義な時間を過ごすことができました。3学期からの「総合的な探究の時間」では、今回お話を聞き学んだことを活かし、探究活動をさらに深め、充実したものになるように取り組んでいきます。

 

 企画経営科では、特別養護老人ホーム 第二丹後園様から御依頼いただき、Adobe Photoshopを用いて就職展示会イベント用ブースの制作を進めています。御依頼の期待に沿えるようなすてきなのぼりや、テーブルクロス、チェアーカバーのデザインを行っています。

 

 ボランティア部は月1回のペースで資源回収の分別作業を地元の福祉施設の方々と一緒に行っています。また、地域のイベントなどに参加し、その準備から当日のスタッフなど、様々な形で地域貢献に携わっています。
 部長の田村希妃さん(2年2組・網野中)は、「活動では地域や行政、運営の方など大人の方々との交流が多く、作業や運営を円滑に進めるために、こちらから積極的にコミュニケーションを取るように努めています。また資源回収では、雨の中でも雨具を着て、『地域のために』との思いでみんなひたむきに活動をしてくれています。『ありがとう』と感謝の言葉をいただくと嬉しいですし、やりがいを感じます。これからも部員みんなで協力しあって地域貢献の活動を続けていきたいです。」とおだやかに話してくれました。


 

 12月12日(火)、企画経営科の2年生に向けて、京丹後市地域おこし協力隊 仲江勇馬様より「社会人講師授業」を実施していただきました。 

 仲江様は、網野町島津地区に大判焼きの店「あっつ焼き」を立ち上げたり、登録者数55万人を誇るYouTubeチャンネル「ゆう スイーツ研究家」を運営されています。

 授業を受けた2年生が語った夢は「小学校の先生になりたい」「困っている人を助けたい」「経営者になりたい」「調理師になりたい」「お金持ちになりたい」など多彩でしたが、「先生になりたい」ならばどんな先生になりたいのか具体的に明確にすることができればできるほど、「今しなければならないこと」がはっきりし、それに向かって努力することができるなど自身の経験をふまえたアドバイスをいただきました。

 

 放課後の美術室。来年2月の美書展を目指して油絵やアクリル画、デッサンと、部員それぞれが自分の作品に向かって黙々と絵筆を動かしています。そんな美術部にあって、この秋から部長になったのは山内朱音さん(2年2組・網野中)です。
 「賑やかで頼もしかった3年生が抜けてしまって寂しいですが、部長になった今、みんながこれまで以上に制作に集中できるように、規律ある雰囲気を大切にしたいです。同時に、たまには筆を休めてコミュニケーションを取って、みんなが『描いていて楽しい』と思える部活動にしていきたいです。」と、柔らかな物腰で答えてくれました。

 

 本校が7月に企画運営した恐丹後お化け屋敷の売上金額の一部(¥48,000)を京丹後市に寄付しました。恐丹後お化け屋敷では、京丹後市の課題の一つである海岸漂着ごみを取り上げ、内装に活用し、来場したお客様に現状を知ってもらう活動として取り組みました。海岸漂着ごみ対策に役立ててもらいたいと生徒から直接市長様へ寄付をしました。

 

 サッカー部は今冬の全日本選手権京都府予選で目標だったベスト16に入り、今年度大きく飛躍を遂げました。3年生が引退した今、時間を惜しんで遅くまでグラウンドでボールを元気に追いかけているのは部長の中地洋介さんと吉岡大希さん(どちらも2年1組・網野中)です。
 「目標にしていた府ベスト16は嬉しかったですが、それよりも悔しさの方が大きかったです。3年生が抜けてしまって寂しいですが、だからこそ残った私達が頑張るしかないと決意しています。」
 「今後はしばらく他校と合同チームを組むことになると思いますが、来年は今年以上の成績を出せるように、楽しく練習に励んでいきます。」
と、二人は明るく前を向いて走り出しました。

 

 今回紹介するのは野球部です。
 ウォーミングアップからキャッチボール、ノック、バッティング練習...。いつも大きな掛け声をグラウンドに響かせながら一生懸命白球を追いかけている野球部。週末は合同チームを組む他校と合流して一緒に練習することもあります。
 チームでは外野の一角を守り、打線では中軸を担っているキャプテンの秋尾海音さん(2年1組・網野中)は、「プレーも技術もチームのレベルとしてはまだまだ未熟ですが、みんなが練習に全力で取り組めるように積極的に声を掛けています。これまで部をしっかりとまとめてこられた先輩方の姿を見習って、私も自分自身のプレーでみんなを引っ張っていく、そんなキャプテンになりたいです。」と秘めた闘志を燃やしていました。

 
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