網野学舎
活動場所は放送室。普段は発声練習をし、大会前には台本の読み合わせや立ち稽古をして、来たる舞台に向けてこつこつと備えています。また警察や地元自治会などから依頼を頂いて、防犯寸劇などのボランティア活動にも積極的に参加をして地域貢献の活動にも取り組んでいます。
部長の倉野怜音さん(2年2組・網野中)は、「3年生が抜けてからは部員は少なくなってしまいましたが、それでも先輩後輩関係なくみんなで一緒に遊びに行ったりして、とても仲良く楽しく活動をしています。4月には新しくメンバーを増やして、さらに楽しく活動をしていきたいです。」と、笑顔で話してくれました。
2月8日(木)企画経営科2年生を対象に、久美浜観光園の山岡怜亜様をお招きし、「社会人講師授業」を実施しました。農業のイメージや京丹後市の農業の現状などをお話しいただき、第1次産業の現状を知ることができました。またSNSやショート動画など若者向けに発信し、就農者を増やす取組などを行っておられ、発信することの重要さを学びました。そして何より行動することの大切さを学び取ることができました。お忙しい中、ありがとうございました。
2月4日(日)に京都工芸繊維大学で行われました「令和5年度京都フロンティア校 研究成果発表会」に、久美浜学舎の生徒と共に参加しました。網野学舎はプレゼン発表を行い、企画経営科1年生が本校のこの1年間の取組についての研究成果発表を行いました。久美浜学舎はポスターセッションを実施しました。企画経営科1年生が本校のこの1年間の取組についての研究成果の発表を行いました。
京都府の高校26校が参加した研究成果発表会でしたが、堂々とした、素晴らしい発表になり、来年度に向けて、良いステップアップできる機会になりました。
2月3日(土)「京丹後発!ICT×地方創生甲子園2023」に、本校企画経営科3年生3名が出場しました。京丹後市が主催して、全国の高校生を対象にICTを活用した地方の魅力発信や課題解決のビジネスアイデアを募集し、決勝大会がオンラインにて開催されました。決勝では全国から9校が選出され、どの学校もICTを活用したユニークなビジネスアイデアを発表していました。本校企画経営科では、「課題研究」で商品開発に取り組んだ商品開発班が、今年度様々な販売学習で感じた課題をICTを活用し解決しようとするアイデアを発表しました。残念ながらグランプリ受賞とはなりませんでしたが、審査員の方々から多くのアドバイスをいただき、また参加校の発表を聴いて多くの刺激を受けることができました。今後の取組に活かしていこうと思います。
2月5日(月)5~7限目、一般社団法人Sustainable Game様(3名)をお招きし、企画経営科2年生が学校周辺を歩き回り、課題を発見する1DAYプログラムを当初行う予定でしたが、雨天のため校内でのワークショップになりました。一般社団法人Sustainable Game様とは、「未成年が社会からの信用をもとに、社会問題解決に向けて、自由に共創できる環境を構築する。」ことをミッションに全国の中高生によって運営されている一般社団法人です。
今回の課題発見DAYでは、3グループに分かれ、他のグループが作った資料を発表することで、プレゼン資料の作り方や「課題」を特定することの大切さについて学びました。また課題となっている背景を知ることや、質問の手法が課題を発見するコツであることなどを学びました。今日のワークショップで学んだことを3年生の課題研究や進路学習で活かしてほしいです。
1月31日(水)、1・2年生の希望者を対象に職業別ガイダンスを行いました。医療・看護・福祉・保育・栄養に関する大学や短大、専門学校から講師の方をお招きし、それぞれの専門分野に関する職業や必要な資格、その仕事に就くためにどんな道に進み、何を学ばなければならないのかなどを直接伺いました。参加した生徒達は自分の興味のある分野について詳しく知る機会となり、大きな刺激を受けている様子でした。
例えばこんな「サクセス・ストーリー」
第1回全国商業高校 Web アプリコンテストにおいて見事グランプリ(最優秀賞)に輝いた企画経営科3年3組の代表3名に喜びの声を聞きました。
【グランプリ】
「恐丹後お化けマップ」 恐丹後お化けマップ制作チーム
中垣俊介さん(3年3組・網野中)
私はプログラミングとアプリ紹介動画の撮影を担当しました。プログラミングでは1文字ずつ確認しながらバグの原因を探すところが大変でした。また、どうすれば使いやすいアプリにできるかというところにこだわりました。私は卒業後、プログラミングを本格的に学びます。先生方が私の将来の夢を後押ししてくれ、私にプログラミングをする機会を多く与えてくださり、こうして成長することができました。本当に感謝しています。
入江 蓮さん(3年3組・網野中)
私は撮影した動画を加工したり、音声や文字を動画に載せるなどの編集を担当しました。見やすくなるようにみんなで連携しながら作業を進めていきました。グランプリを頂いたと聞いてとてもびっくりしました。高校入学前は人前で話すことがとても苦手でしたが、企画経営科では全国高等学校生徒商業研究発表大会など人前で話す機会を多く頂き、大きく成長をすることができました。建築の道に進学しますが、ここで得た経験を誇りに、さらに頑張っていきます。
河井天真さん(3年3組・網野中)
私はイラストをデザインしたり、紹介動画に出演してアプリの説明をしました。高校最後で、丹後緑風高校が初代グランプリという栄誉に輝き本当に良かったです。私は中学までは勉強が苦手でしたが、高校に入って簿記などの専門科目に出会い、自分の得意を見つけることができました。将来は税理士を目指してさらに勉強を頑張っていきます。迷惑ばかりかけてきましたが、ここまで成長することができたのも先生方のおかげです。本当にありがとうございました。
...入学前は勉強が苦手だった生徒達が、この3年で成長をし、最後は日本一を掴んだというサクセス・ストーリー。企画経営科にはこんな物語がまだまだたくさんあります。
(取材・文 安達卓能)
3年1・2組の選択国語表現Ⅰ、及び3組の国語表現の最後の授業で、卒業課題である「生活体験発表」を行いました。生徒達はこれまで歩んできた人生をそれぞれ振り返りながら、様々な経験を通して感じた自身の成長や挫折、心の葛藤、そして将来への決意や感謝の気持ちなど、溢れる思いを自ら文章にまとめて堂々と発表しました。時には自分の弱い部分や触れられたくない部分にも真正面から向き合って、正直な思いを赤裸々に発表していました。それぞれの発表に対し、参観者からは惜しみない拍手が送られていました。
毎週水曜日に情報処理室に集まり、パソコンに向かって作業をしている経営実習部。イベントがあれば、皆で商品を企画・開発し、ポップ作りから販売実習まですべてを手掛けています。さらには、様々な場所で研究発表をしたり、中学生に対してマナー講座に出向いたりと、忙しい中にも充実感を持って毎回の活動に励んでいます。
タイピング作業のかたわら、10名を超える部員一人一人に温かく目を配っている部長の安田和奏さん(3年3組・丹後中)は、「ここではみんな集中して活動に取り組んでくれています。今はみんなで、2月に開催される美書展に向けて、これまでの活動を紹介するプレゼンテーションの練習に取り組んでいます。私はもうすぐ卒業しますが、部員にはこれからも活発に活動して部を発展させていってほしいです。」と、優しくエールを贈っていました。
ESSの活動は基本「オール・イングリッシュ」で行われています。ALTの先生を囲んでカードゲームやボードゲームを楽しんだり、部員が持ち寄った洋楽を実際に聴いて歌詞の言葉を言い当てるゲームをしたりと、とても賑やかです。また四季のイベントでは、調理室でお菓子を作ったり、海外の生徒とネットを通じてプレゼント交換するイベントを行うなど、普段の授業ではなかなか味わえない体験も盛りだくさんです。
ESSでは部長を務めながら、華道部も兼務している田中菜々美さん(1年2組・網野中)は、「活動は毎回とても楽しいです。会話も質問も答えるのもすべて英語なので、いつも心地よい緊張感を持ちながら部員と協力してチャレンジしています。私には将来海外に住みたいという夢があり、そこで働くのはもちろん、日本の文化も伝えることができればいいなという思いでESSも華道部もどちらも大切にしています。今後はもっと部員さんを集めて、たくさんの人と英語を楽しんで学べる部活動にしていきたいです。」と、生き生きと話してくれました。
芸術棟にある書道教室。自身の作品と向き合う部員達が、半紙に向かって真剣勝負を挑んでいます。集中した活動終了後は部員みんなで共有するあたたかいブレイクタイムの時です。教室窓から春夏秋冬に移り行く景色を眺めたり、笑顔で談笑したりと、素に戻るこのひとときも、部員にとっては大切な時間です。
そんな4人の女子部員を束ねるのは部長の中江恋歌さん(1年2組・丹後中)です。「部員はみんな同級生なので、『やるときはやる』というメリハリを大切にしながら、とても楽しく活動しています。今は美書展に向けてそれぞれがこの一年の集大成となる作品を、という思いで作品に向かっています。今後は男子部員も増やしていき、夏の文化祭ではこれまで以上にしなやかで力強い書道パフォーマンスをお見せしたいです。」と、明るく答えてくれました。
1月19日(金) 京丹後警察署長が来校され「サイバーかるた」制作に対して感謝状を贈呈して頂きました。
「サイバーかるた」は情報モラルの単元とリンクさせて、商業デザインの授業の一環として取り組んでいたものです。この「サイバーかるた」は京丹後市内の各小中学校や公共施設に配布されました。
第1回全国商業高校 Web アプリコンテストが開催されました。このコンテストは、「商業科目」を設置する全国の高等学校を対象にして、高校生が社会や身の回りの課題解決につながる Web アプリケーションを制作し発表を行うコンテストです。
本校企画経営科3年3組もコンテストに出場し、全国大会を制覇し「グランプリ」を受賞することができました。
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・賞名:グランプリ
・作品名:恐丹後お化けマップ
・チーム名:恐丹後お化けマップ制作チーム
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◆全国商業高校Webアプリコンテスト実行委員長からのコメント
本作品はWebAR技術を活用しつつ、地図と連携したUIデザインを備え、アイディアとして学校が行っている観光向けの施策である「恐丹後お化け屋敷」のアプリ化という点に着目し、プレゼンも課題設定と解決のストーリーが分かりやすくまとまっておりました。評価ポイントの全てがバランス良く備わっている作品としてグランプリを贈ります。
【結果発表】
https://showebcon.com/result2023
2年生は「総合的な探究の時間」に課題研究に取り組んでいます。個別にテーマを設定し、仮説を立てることからはじめましたが、なかなか良いテーマが見つからず苦労する生徒もいました。現在は論文を検索したり、図書館の本を調べたり、アンケートやインタビューを実施したりとそれぞれに工夫しながら探究活動を進めています。
1年生の総合的な探究の時間では、海岸に漂着したプラスチックごみからアートをつくるために、11月22日にビーチクリーンに行ってきました。その後、海ゴミアートの作制に向けて、ゴミの洗浄に取り組んでいます。大量のプラスチックごみについた砂を落とすために、水洗い→洗浄→乾燥をしながら、さまざまな海ゴミについて学んでいます。
1月11日(木)の7限目に、大学入学共通テスト壮行会・直前説明会を行いました。
後藤校長は受験生に対し、「体調管理に最後まで十分気をつけること」、「解答に際しては時間配分に気をつけること」、そして「終わったことは引きずらずすぱっと切り替えること」の3つが大切だと直前のアドバイスを送りました。そして、最後は自分のこれまでやってきたことに自信を持って試験に臨んでほしい、と激励しました。
続いて、今西進路指導部長から受験上の注意点の最終確認がありました。
共通テストを受験する皆さん、最後まで自分を信じて、実力を最大限に発揮してください!
前身の網野高校時代から数々の輝かしい成績を収め、今年度もインターハイ個人の部で優勝、世代別の世界選手権やアジア選手権にも出場し入賞も果たしてきたレスリング部。代が替わった今、目下3月に開催される全国選抜大会を目指して毎日トレーニングを積んでいます。
新しく部を率いるのは北島魂さん(2年1組・四日市市立内部中)です。「男女問わずみんなで切磋琢磨して練習に励んでいます。これまでの歴代キャプテンの姿を見習って、私も部員に積極的に声を掛けたりアドバイスを送るだけでなく、率先して行動で示すことを心掛けています。夏のインターハイの団体戦で表彰台に登ることを目標に、これからも限界を決めずいけるところまでいきます。」と力強く話してくれました。