網野学舎

 「縦にも横にも強くつながる」楽しい学校に

 承認式を経て、新たに着任した新生徒会役員を代表して、緒方生徒会長と葉賀副会長に、新任の抱負と全校生徒へのメッセージを聞きました。

【生徒会長】
緒方厚太さん(2年3組・網野中)
 一生徒としてだけでなく、自らが積極的に学校行事や運営に携わって、全校生徒のため、学校のために貢献したいと思い生徒会長に立候補しました。今日の承認式で生徒会長を名実ともに引き継ぐことになり、この学校を引っ張っていこうと決意を新たにすることができました。コロナがまだまだ収まらない中、なかなか大きく動くことは難しい状況かもしれませんが、来年度はクラスや学年を「横断する取組」や環境を作り、みんなが「明日も学校へ行きたい」と強く思ってもらえる楽しい学校を作っていきたいです。
 生徒の皆さん、これからは私達生徒会執行部が率先して学校生活を盛り上げていきますので、ぜひご協力をお願いします。

【生徒会副会長】
葉賀康輔さん(2年2組・網野中)
 これまで学校生活を送ってきた中で、コロナ禍でやむを得ない面もありますが、他クラスや他学年との交流がもっとあってもいいのではと感じていました。そういう現状を破るためにも、私自身が中心となって取組を考えたり、運営に携わって、「縦のつながり」の強い賑やかな学校を作っていきたいと思いました。本日私達は正式に生徒会役員として承認をしていただきました。皆さんの期待に応え、リーダーらしく行動し、目の前の仕事に全力で取り組んでいこうと決意をしています。
 生徒の皆さん、楽しむところは全力で楽しみ、やるときは全力でやるという、メリハリを大切にして、活気ある学校をともに築いていきましょう。

...新執行部の舵取りのもと、「絆」という、縦にも横にも大きく広がる帆を張った「丹後緑風網野号」が、次なるステージを目指して今ここに出航しました!

 (取材・文 安達卓能)

 

ファイル名:2月行事予定(生徒用).pdf

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ファイル名:1月行事予定(生徒用).pdf

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 知りたいし知ってもらいたい「税」のこと

 「税に関する高校生の作文」で各賞に入選した1年生の4名に話を聞きました。

【京都府租税教育推進連絡協議会賞】
大野イチカさん(1年2組・網野中) 「税を知ること」
 私はこの作文を書くまで、税を身近に感じる出来事はそこまで多くありませんでした。そこで私を含め、私と同じように感じている人達にも税のことをもっと知ってほしいという思いで自分なりに調べて書きました。今回の作文を通して、将来大人になったら税をただ「受動的に支払う」のではなく、税のことをよく知った上できちんと納めていきたいです。

【峰山税務署長賞】
福尾美空さん(1年2組・網野中) 「税のある世界」
 そもそもなぜ私達は税を納めなければならないのかという疑問から「税のない世界」をイメージするところから始めました。みんなで税を納めなければ、私達の暮らしそのものが不自由になってしまうことに気づき、税の大切さを改めて知ることができました。今は消費税しか納税の実感はありませんが、これからもっと広く税のことを知っていきたいです。

【公益社団法人峰山納税協会長賞】
竹元紫凛さん(1年1組・広島市立翠町中) 「高校生になって考えたこと」
 私は税に対する小さい頃にあったイメージと、高校生になった今の向き合い方の違いを比べて書きました。税を「払わなければならない」のではなくて「自ら納めていく」という意識が大切なんだと気付きました。いまはまだそこまで税は身近なものではありませんが、将来納める税の種類も増えると思うので、今後も税のことをもっと学んでいきたいです。

【京丹後地区租税教育推進協議会長賞】
松浦侑愛さん(1年2組・網野中) 「税金の未来」
 私は「税金の未来」というタイトルで、福祉と負担の関係を視点に作文を書きました。どちらかに偏ってしまうと様々な問題が起きることを知り、バランスの取れた「中福祉・中負担」が理想であると気付きました。将来自分で働いて、住民税や所得税を自分で納めていかなければならないので、これからもっと積極的に税のことを知っていきたいと思いました。

...今はまだ実感が薄くても、将来より身近になるであろう「税」のことを調べ、真剣に考える良い機会になったようです。

(取材・文 安達卓能)


 

 12月16日(金)、本校応接室において、令和4年度「税に関する高校生の作文」入選者の表彰式が行われました。入賞した本校4名の生徒は、峰山税務署長様ならびに峰山納税協会専務様から、賞状と副賞の記念品をそれぞれ受け取りました。拍手の中、4名は緊張しながらも嬉しそうな表情で賞状を受け取っていました。受賞した皆さん、本当におめでとう!

<受賞者>
京都府租税教育推進連絡協議会賞    大野イチカさん(1年2組・網野中)
峰山税務署長賞            福尾美空さん (1年2組・網野中)
京丹後地区租税教育推進協議会長賞   松浦侑愛さん (1年2組・網野中)
公益社団法人峰山納税協会長賞     竹元紫凛さん (1年1組・広島市立翠町中)

 

もう一度行きたい、修学旅行

 11月29日から12月2日までの4日間、2年生が四国、そして大阪方面を巡る修学旅行に行きました。そこで、無事に任務を終えた修学旅行実行委員の代表に話を聞きました。

委員長 中川楓空さん(2年2組・網野中)
 修学旅行は高校生にとっての一大イベントだったので、最高に楽しいものにしたいと思い、実行委員、そして委員長になろうと手を挙げました。修学旅行は楽しい反面、うかれてしまうと事故や事件につながりかねないので、実行委員としてみんなに予め注意を促しながら、無事故でいい思い出が残る修学旅行にしたいと最後まで願いました。旅行では特に「オペラ座の怪人」が感動しました。プロの劇団による生の演技や歌声、その迫力に終始圧倒されました。仲間と楽しく手打ち体験をした讃岐うどんの味も忘れられない思い出になりました。解団式での最後の挨拶ではみんなの満足な笑顔が見られ、大成功で終えることができたと実感し、実行委員長として本当に嬉しかったです。


副委員長 西村侑真さん(2年2組・峰山中)
 修学旅行はみんなが一番楽しみにしていた行事でした。私はこれまでクラスや学年で大きな役割や仕事を担った経験がなかったので、ぜひ挑戦してみたいと思いました。旅行では、グループで自由行動をした大阪梅田の自由散策やテーマパークも良かったですし、みんなでへとへとになりながら最上部までの1368段を登り詰めた金刀比羅宮参りも、大きな思い出になりました。今回リーダーの苦労や大変さを経験したと同時に、リーダーとしての心構えを学ぶことができました。そして何より、クラスのみんなが「もう一度行きたい」と心から喜んでくれたことが、私にとって一番嬉しかったです。

...学校の中だけでは味わえない様々な体験ができ、仲間との思い出をさらに紡ぐことができた、2年生にとっては濃密な、あっという間の4日間でした。

(取材・文 安達卓能)



 

ファイル名:進路速報.pdf

※PDFを開くには下記「令和4年度 進路合格速報(令和4年12月...」をクリックして下さい。

 
 

 12月19日(月)、網野高校時代から40年以上に渡り本学舎で軽食の販売をお世話になった山下乳業様の営業が最終日となりました。長年の感謝の気持ちを込めて、生徒会メンバーが中心となり色紙を贈りました。川崎生徒会長が「暑い日も寒い日も毎日、私たちのために購買を開けていただきありがとうございました。」とお礼の言葉を伝えると、大きな拍手に包まれました。山下乳業様、本当にありがとうございました。

 

 12月20日(火)、第2学期終業式を行いました。式辞の中で岡田校長は、過日開催されたサッカーワールドカップで世界を湧かせた「ゴールラインの1ミリの奇跡」を取り上げ、大活躍した日本代表選手について紹介しました。その選手の歩みや生き方・考え方について話し、明確な目標、高い探究心、飽くなき向上心を持って、時には誰かに力を借りながら、自ら考え、工夫し行動することで自分の夢を掴むことができたのではないかと語りかけました。そして全校生徒に、とりわけ現在最終進路に向かって頑張っている3年生に対し、彼の「1ミリの奇跡」のように最後の最後まであきらめずに頑張ってほしいとエールを贈り、式辞を結びました。
 続いて新生徒会役員の承認式が行われました。13名の新役員が登壇し、新生徒会長の緒方厚太さん(2年3組・網野中)が生徒会役員を代表して承認証を受け取りました。


 

 今回は1年普通科a講座の「論理表現Ⅰ」の授業を紹介します。この論理表現は、英語の文法をしっかりと学んだ上で、それを発表などの形で表現することで英語のスピーキング能力を身につけていく科目です。
 本時は「比較」の単元で学んだ「最上級」の表現を用いて、作成したプレゼンテーション資料をもとにグループで英語で発表しました。テーマは「世界で一番......なことをします。」でした。各グループが、未だかつて誰もなしえたことがない架空のイベントや作品を手掛けるという設定でプレゼンテーションをしました。
 生徒達は学んだ文法を駆使しながら、オリジナリティ溢れるアイデアを頑張ってプレゼンしていました。

 

 12月7日(水)のホームルームの時間に、1年生が「差別の構造」というテーマで人権学習を行いました。人は気付かないうちに否定的な思いこみや決めつけなどの「ステレオタイプ」に陥り、それがやがて偏見や差別につながっていく流れを学びました。1年生の皆さん、これからも差別を見抜き、解決していこうとする意識を強く持っていきましょう。

 

 卓球部は現在部員5名で活動。ラリーやサーブなどの基礎練習やゲームを通して、みんなで切磋琢磨しながら技術を磨いています。
 昨年度からチームのキャプテンとして部を引っ張っている片岡玄さん(2年1組・峰山中)は、「これまであった大会を通して、1年生を含めた部員全員が自分自身の目標をもう一度立て直し、個人個人が練習に意欲的に取り組むようになったと感じ、とても嬉しいく思っています。部長としては、みんながもっと意見が出し合える『風通し』の良い雰囲気や環境を作ることに努めています。今後は個人戦も団体戦でも、部員それぞれが掲げる目標が達成できるように、部長として最大限サポートをしていきます。」と、熱い思いを打ち明けてくれました。

 

 12月13日(火)、企画経営科2年生10名がNPO法人まちづくりサポートセンターの中江様より「ジオガイド」について学びました。丹後町にある立岩・大成古墳群のガイドを実際にしていただいた後、丹後庁舎にて講義をいただきました。中江様には生徒からの質問にも丁寧にお答えいただき、参加した生徒達にとっては本当に有意義な時間となりました。今回頂いたアドバイスを活かして、次年度の課題研究のテーマである、「若い世代の方々にも丹後に来てもらえる仕掛けづくり」につなげていきたいと考えています。

 

 12月14日(水)の5・6時間目、2年生を対象に人権講演会を行いました。木津川市役所加茂支所より丸田光昭氏を講師にお招きし、「私の生い立ち-差別のない社会をつくるために-」というテーマで同和問題に関する講演をしていただきました。丸田氏の実体験を交えた内容に、生徒は真剣な表情で聞き入っていました。差別のない社会をつくるためにどう生きるべきかを真剣に考える良い機会になったのではないでしょうか。

 

 今回はESSの紹介です。ESSとはEnglish Speaking Societyのことで、ネイティブ・スピーカーであるAETのローラ先生を中心に、部員達は英語でコミュニケーションを取りながら様々なゲームをしています。また、季節のイベントでは、以前はコスチュームを着たり、クッキングをしたりしてみんなで楽しく英会話を学んだこともありました。
 コロナ禍でできなかったハロウィンパーティーを久しぶりに開催することができた部長の河井天真さん(2年3組・網野中)は、「普段は静かな環境であるLL教室で、私達10名の部員とローラさん、そして顧問の先生といつも楽しく英語に触れています。今後はクリスマスパーティーも開催する予定です。部長として、これからもみんなが気軽に英語を楽しめるアットホームな雰囲気を作っていきたいです。」と話してくれました。

 

 2年1組の数学Ⅱの授業の紹介です。本時は「図形と方程式・不等式とその領域」の最後の内容である「線形計画法」について学びました。複数の1次不等式をもとに、それらを同時に満たす領域を図示し、関係式の最大値・最小値を調べる問題に取り組みました。不等式やグラフの性質など、様々な知識が絡んだ複雑な内容でしたが、生徒達は一生懸命考えて理解しようと取り組んでいました。


 

 今回は3年生普通科の「国語表現Ⅰ」です。この科目は、様々な課題について自ら研究し発表するなどの「言語活動」に重点をおき、生徒の主体性や表現力を育むものです。この2学期は、生徒自身が「これは!」と思う一曲の歌詞を取り上げ、その表現について研究して発表するという課題研究「NO MUSIC,NO LIFE」に取り組みました。生徒達は作成したプレゼンテーション資料をもとに、調べたり考察したことを自分の言葉で堂々と発表していました。

 

 不撓不屈の心で前人未踏の新たな歴史を

 宮津天橋高校と丹後緑風高校の野球部連合チームが、2023年春の第95回記念選抜高等学校野球大会の21世紀枠で府推薦校に選ばれ、11月14日に表彰を受けました。そこで、本校野球部で主将を務める井藤さんに喜びの声と今後への抱負を聞きました。

井藤己純さん(2年3組・大宮中)
 連合チームを組むとはじめて聞いたときには不安や戸惑いもありました。しかし、連合だから力が劣ると言われたくない、どうせやるなら本気でやろうと覚悟を決めて臨みました。秋季大会では守備から流れを作り、攻撃ではパワーがなくても単打で後ろにつなぐ意識をみんなで持って強豪校に必死に食らいついていきました。連合という互いに難しい状況の中、ベスト8に食い込めたことは本当に誇りに思います。この度、21世紀枠の京都府推薦校に選んでいただきました。丹後緑風の主将として身が引き締まる思いでいっぱいです。これまで支えてくださった方々に恩返しができるよう、勉強も部活動も今まで以上に頑張って、部員全員で模範となる姿や行動を示して参ります。

...連合チームの皆さん。たとえ環境や状況が困難であったとしても、「不撓不屈」の心をますます燃やして、「前人未踏」の新たな歴史を、力を合わせて創っていってください!

(取材・文 安達卓能)

 

 11月23日(水・祝)、企画経営科3年生が四つ葉ハウスで「エコキャンドルのワークショップ」を開催しました。授業「課題研究」でSDGsと地域における福祉施設の可能性について研究するグループ(3年高尾 望心・高尾 望月)が企画したもので、あみの福祉会の皆様には会場の提供をはじめ、ワークショップのスタッフもお世話になりました。また、材料の廃油は、エコネット丹後の協力を得ました。当日は小雨の中、事前予約の小学生から当日申し込んでいただいた社会人まで予想以上の来場があり、大盛況でした。体験していただいた皆様、ありがとうございました。

 

 11月18日(金)の2時間目に大体育館において、3年生がAMIKO体操発表会を行いました。この「AMIKO体操」は、元は網高体操として昭和58年創作以来39年もの間、体育授業の準備運動として代々引き継がれてきました。同時に、学年の進行にあわせて、リーダーの下、協調性、主体性、正確性、創造性、指導性を育成し、現在は最終的にクラス全員で、クラス独自のAMIKO体操を作り上げることが卒業課題にもなっています。
 発表会では2年1・3組のデモンストレーションに続き、3年生が各クラスごとにアレンジを加えた独自のAMIKO体操をそれぞれ行い、3年間の「集大成」となる演技を元気いっぱいに披露していました。

 
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