1月23日(木)のLHRで、1年生の主権者教育を実施しました。
今回の主権者教育では、学年の中から有志17名が6チームに分かれ、政策を立案し、学年全員の前で政策提言を行いました。
有志メンバーは、放課後などに時間をかけて準備してきた政策について、社会的意義や費用面からの現実性などを訴えました。映写する資料や発表の口調などもよく工夫されていました。
1位 「子育て推進党」 政策:義務教育の幼少化
2位 「コンパクトシティ推進チーム」 政策:未来型コンパクトシティ構想
3位 「ビジネスキッズファミリー」 政策:企業内保育園
京・平安文化論ラボです!
嵯峨野高校生による古典入門講座を行います!
高校生の目線で、古典の魅力をお伝えしたいと考えています。
講座の前後に、鶴屋吉信様と京・平安文化論ラボとのコラボ商品である羊羹(枕草子モチーフ「春はあけぼの」、源氏物語モチーフ「紫の想ひ」)を召し上がっていただきます。
日時:2月8日(土)、9日(日)の2日間 2部制(入れ替え制)
1部は、13:30~ 2部は、15:00~
場所:重要文化財「旧三井家下鴨別邸」様
内容:主に『源氏物語』と『枕草子』をテーマにしています。
2月8日(土)は、①古事記、②桐壺更衣、③藤壺、④紫の上、⑤枕草子
2月9日(日)は、①葵の上、②末摘花、③朧月夜、④明石の君、⑤光源氏、⑥枕草子
というラインナップです。
参加費:1,200円(税込)です。(入館料の600円は、別途必要です。)
下鴨神社の糺の森にたたずむ旧三井家下鴨別邸様の美しいお庭を見ながら、楽しい時間を過ごしてみませんか?
お申し込みは、こちらからどうぞ!
https://ja.kyoto.travel/event/single.php?event_id=11296
京・平安文化論ラボ一同、皆様のご参加をお待ちしております!
共通テストの説明会・激励会を行いました。
校長先生からはとっておきのアドバイス、進路部長や各担任の先生からは激励の言葉がありました。そして、これまで一緒に頑張ってきた友達と励まし合いながら、緊張とリラックスのバランスのとれた大変よい表情で下校しました。
嵯峨野生のみんなが、落ち着いて、いつも通りに、実力を発揮できるよう応援しています。
12月27日(金)の午前中に1・2年生の希望者18名が参加し、京都大学工学部の桂キャンパスを見学してきました。工学部長の先生や工学部の卒業生のお話を伺い、その後研究室や図書館、記念講堂の見学をさせていただきました。参加生徒一人一人にとって、進路選択に向けた貴重な機会になったと思います。
12月19日(木)7限のLHRで、2年生を対象に卒業生講話を行いました。
本校の卒業生6名が、文理別に志望校の決定や受験勉強における経験談、大学生活の様子、学部・学科の魅力などを語ってくれました。
生徒たちは、先輩からのメッセージにメモを取りながら真剣に耳を傾けており、講話終了後には積極的に質問をする姿もみられました。今後自分が何に取り組むべきか、どのような力をつけなければならないかを具体的に考えるよい機会となりました。
長かった2学期が終了します。1年後の受験生としての姿を見通しながら、主体的に学ぶ姿勢をさらに深化させることを期待しています。
12月12日(木)7限のLHRで、3年生を対象に大学入学共通テストの説明会を行いました。
各ホームルーム教室にて、スライドと担任による説明で受験上の注意事項等を確認しました。
共通テストまであと約1か月。当日に実力が出せるよう、準備をしっかりとしておきましょう。
今年度の芸術文化展の取り組みは、嵯峨野高校の教育テーマ「ほんまもんの学び」です。本日のお昼休みには、本校音楽教員(ピアノ)とプロのフルート奏者であられる松村裕絵 氏による「ほんまもんコンサートVol.1」が開催されました!
先生もいつもと違うプロの表情を見せます。
会場は140名を超える満員御礼。
嵯峨野生に少し早いクリスマスプレゼント。夢のようなひと時をいただきました!
また、夕方にはダンス同好会のみなさんの発表!「かわいい〜」の声が飛ぶ中、見事に踊り切りました!
その他にも芸術文化展では、伝統工芸作家・竿頭斎 氏の竹工芸作品と華道部・工芸部のコラボレーション展示などもご覧いただけます!
今年度の展示は「ほんまもんの学び」を提供する仕掛けがいっぱいです。
お土産用の嵯峨野プラ板も大好評!
12/14(土)15時まで!保護者等の皆様、ご家族でぜひご来場ください。
芸術文化展では能楽研究者・天野文雄先生のご講演の後、狂言部が狂言「舎弟」を披露しました。
部員さんに、なぜ狂言部に入ったのか尋ねると「昔から狂言が好きで、狂言部があるから嵯峨野に来た」とのこと。生徒たちのよく響く声、堂々とした立ち振る舞いに天野先生も舌を巻いておられました。
展示では地元企業「和衣庵」さんにご指導いただき、完成した浴衣が華やかに飾られています。その他、嵯峨野生の集中力を示すような家庭科の刺し子刺繍作品や、嵯峨野生が世界をどのように見つめているのか感じさせる写真部さんの展示も魅力です。
そして、今回初の取り組み、芸術文化展期間限定YouTubeです。これには生徒も興味深々。芸術文化展期間終了後は安全のため、チャンネルごと削除する予定です。もし、お気に入りの作品があれば、早めに「いいね」をよろしくお願いいたします!
芸術文化展の様子をお伝えします!
お昼の体育館ではバトン部の発表がありました。嵯峨野の妖精たちがサンタに扮してクリスマスソングでダンスを披露すると、黄色い声援で「かわいい〜」と大盛り上がりする前列女子とは対照的に、緊張したのか少し離れた所から、きちんと正座で見ている男子の姿が印象的でした。
さて、コモンホール受付横には美術部・工芸部の作品が並びます。京都府代表として近畿や全国、京都府庁展示などの選出された力作揃いです。
その横には染色選択者の作品が色彩のシャワーのように降り注ぎます、
もはや校内での認知度が鰻登りの埴輪の「美須子」がペットの「まろちゃん」を連れて今年も皆様にご挨拶。陶芸教員の作品のなんとも可愛い猫たちと、100%嵯峨野産の校有林の粘土で作ったカードスタンド(お土産です!)もお出迎えします。
芸術選択者の陶芸・染色・美術の作品に加えて、
12月14日(土)には以下の発表が予定されています。
【ダンス同好会10:00~10:30 コモンホール】【軽音楽部10:00~12:30 音楽室】
【吹奏楽部11:00~11:30 コモンホール】【演劇部13:30~13:45 コモンホール】
保護者等の皆様もぜひご来校ください!
「秋からは受験生」
第2学年部では、毎年この時期に受験生としての意識を高めるべく、「ウィンターチャレンジ」と称して綿密な学習計画のもとで密度の濃い学習を行うための取り組みを行っています。本日のLHRではウィンターチャレンジⅠとして、クラスごとに担任の先生が進路実現に向けた学習のあり方について説明し、その内容を受けて期末テストに向けた学習計画を立てる取り組みを行いました。定期テストに向けた日々の生活リズムや科目ごとの学習内容のバランスを克明に記録し続けることで、今後の受験計画の立て方に活かして欲しいと思います。期末テスト後の12月中旬には「ウィンターチャレンジⅡ」として、冬休みを含めた中長期的な学習計画について、各自の進路目標を見据えながら立案する予定です。生徒達が自立した学習者として、意識を高くもって自分自身と向き合い成長していけるよう、今後も応援していきたいと思います。
11月16日(土)第44回近畿高等学校総合文化祭に選出された美術部が開催地である福井県に行ってきました!
会場では京都府代表として選出された美術部2名の作品が飾られています。
嵯峨野高校の美術部は、来年度の全国総合文化祭・近畿総合文化祭・京都府庁展示にも、京都府代表として選出されています。
福井県の駅前はジュラシックパーク(動いて鳴きます。)!
恐竜王国の後押しを受けて、生徒たちの活躍が益々期待される展覧会でした。
11月8日(金)、第1学年専修コースを対象に、京都大学大学院農学研究科助教の大土井 克明先生と、本校卒業生である櫟原さんにご講演をいただきました。
講演ではまず大土井先生から、自然界における資源循環の仕組みをはじめ、現在の人間社会における食糧生産の課題と、その解決策としてのメタン発酵についてお話いただきました。
続いて、現在博士後期課程で地域環境科学を専攻されている櫟原から、ご自身の研究と大学生活についてのお話をしていただきました。生徒たちは普段聞けない研究の話はもちろん、大学生活についても興味を持って聞いている様子でした。
お話の後、生徒が持ってきた物を使ってメタン発酵の実験をしました。
この実験は櫟原さんが実際に行っておられる実験で、研究室から道具や材料を持ってきてくださいました。生徒は砂糖や片栗粉などの発酵できそうなものから、消しゴムやチョークのような発酵できなさそうなものまで、様々なものを持ってきおり、現在は、探究委員が中心となって、どれが最もメタンを発生するのかを調べているところです。
今回のサイエンスレクチャーでは、メタン発酵を利用した資源循環についての知見が深まったことに加え、最前線で活躍しておられる研究者の考えを聴けたことは、生徒にとって今後の進路選択の参考になったと思います。また、卒業生のお話を聴けたことで、大学に進んだ後の姿を少し想像できるようになったのではと思います。
本日、音楽の授業にて、カップスの演奏発表会が行われました。
プラスチックコップの音を基本に手拍子や足拍子で、まるで踊っているかのように、リズムを刻んでいきます。
また、その他の芸術科目も期末テスト後に開催される、芸術文化展に向けて
作品作りの真っ最中です。
本年度は「ほんまもんの学び」をテーマに、
12月9日(月)〜14日(土)コモンホールにて芸術文化展を開催いたします。
保護者等の皆様のご招待日もございます。
後ほど、さくら連絡網にてご連絡いたしますので、
ぜひ、お子様と共に「ほんまもんの学び」をご体感ください!
11月9日(土)、「令和6年度 みやびサイエンスガーデン」を京都工芸繊維大学で開催しました。このイベントは、京都府教育委員会と、SSH指定校である洛北高校・嵯峨野高校・桃山高校が主催となり、生徒たちが日々の探究の成果をポスターセッションの形式で発表しました。本校からは35件のポスター発表を行い、他校の生徒や先生方、来賓の方々と活発な議論交流を行いました。
本校2年生は、これまでスーパーサイエンスラボⅡで取り組んできた探究の経過を報告しました。
またサイエンス部が日々の研究の成果を報告しました。
準備の段階では初めてのポスター発表を不安に感じている生徒もいましたが、当日には、特に質問されたところを丁寧に説明するなど、それぞれ工夫しながら発表を終えることができました。今後は頂いた質問やコメントをもとにさらに実験を重ね、自身の研究についてより深く、探究していってくれることを期待しています。
当日は発表生徒だけでなく1年生も見学に参加し、来年は自分たちがこの場で発表するというイメージを持つことができました。嵯峨野の探究の伝統はこうして次世代へとつながっていきます!
10月31日木曜日7時間目、LHRの時間に2年生対象の進路ガイダンスⅡを行いました。
3つの分野で実施し、分科会によっては大学から講師の先生をお招きしました。
各会場とも、熱心に講義を聞き、これまでの自分自身の学習を振り返ったり、これから目指す未来について真剣に考えたりする2年生の姿がありました。
本格的に受験生となるこの時期、一日一日を大切に、じっくりと歩んでいきましょう。
結果ももちろん大事だけれど、その過程にこそ「ほんまもんの学び」はあるのかもしれません。
なぜなら、最初の写真はまだ優勝が決まっていない午前中に撮ったもの。
3年生がこんな顔で体育祭を楽しんでいるなんて...。素敵だなぁ。
他の組もこの通り。
数学者として難問を解決し、名を世に響かせた京都大学理学博士の岡潔氏は、その著書『春宵十話』の中で「情緒が頭をつくる」と説いています。
みなさんを見ていると、そんな言葉をふと思い出すのです。
競技だけでなく、裏方の仕事も競技さながらに一生懸命。
何事も自ら考えて動くことで、学びに変えてしまう力があるのです。
(※ここで注目。右写真の左下の先生は単に「派手な人」ではないのです。きっと全ての色を身に付けることで、全部の生徒を応援しています。その愛情に感服。)
何事も、自ら楽しむ3年生のその姿に、後輩たちも学んでいます。
最後に、写真に撮られていることも気付かず、
鍛えられた見事な腕で、せっせと乱れたラインをなおす生徒の姿をお送りします。
...嵯峨野高校の良さを全て表している。
高校時代を夢中で駆け抜けている生徒のみなさん。
気付いていないかもしれないけど、今を精一杯楽しんでいるあなた達の姿はとても眩しく、素敵です。
2度と戻らない日々を、せめてカメラの中に留めておきたいと思うけれど、
日々、成長する姿を実感するばかり。
保護者等のみなさまも同じ気持ちでしょうか。
たくましい姿を見ていると、
いつか自分の足で、自分の道を歩み出す日は、そう遠くないのだと感じます。
どうかそれまで、嵯峨野高校の地を蹴って、大空へ羽ばたく力を養ってください。
《体育祭3へ続く》
10月21日、京都大学大学院農学研究科の丸岡毅さんに御来校いただき、本校の専修コース2年生に表題のタイトルで御講義いただきました。丸岡さんは、本校の2014年度卒業生で、現在は博士後期課程で化学生態学を専攻しています。
丸岡さんは、「蛾のフンからお茶をつくる」というユニークな研究が注目されており、その成果の1つとして商品化された「虫秘茶」は、一流の料理人にも高く評価されています。メディアからも注目され、NHKの人気番組にも出演されました。
今回は、さまざまな葉を餌とした蛾の糞のサンプルの意外な良い香りに驚かされたあと、蛾が葉を消化する過程で起こることや、虫の種類によって生じる違いなど詳細な分析結果について御講義いただきました。また、分析に用いた機器とその測定原理についても詳細に説明いただき、現在の学びが将来の研究につながっていることを実感できました。
御講義後は、研究内容の他、なぜ博士課程に進まれたのか等、様々な質疑応答が行われ、これからの進路を考えるにあたって大変有意義な時間となりました。
先週、嵯峨野高校の体育祭が挙行されました!
体育委員長の凛々しい選手宣誓が印象的でした。
プログラムの表紙も体育委員長(元美術部部長)が書いています。
学校生活も勉強も部活も最後の最後まで楽しんでやろうという意気込み、さすが嵯峨野生!あっぱれです!!
その決意を受け止める、各組の団長さん、気合い入ってます!
生徒の思いが届いたかのような秋晴れの空。
...しかし、忘れてはいけない。
嵯峨野生の素晴らしさは、表舞台だけではないのです。
前日の夕方、雨のグランドを手入れしてくれた運動部のみなさん、
朝早くから、グランド整備をしてくれた陸上部のみなさん、
きっと、この快晴は、あなたたちが呼んだのだと思います。
ありがとう!!!
《体育祭2へ続く》