嵯峨野高校図書館では、「絵本を届ける運動」(公益社団法人シャンティ国際ボランティア会主催)に参加しています。この運動は、日本の絵本に現地語の翻訳シールを貼り、アジアの国々に送る活動です。
7月に図書館にてJRC(青少年赤十字)部とのワークショップを実施しました。司書や2年生による説明を受け、支援先のひとつであるミャンマーの図書室や子どもたちの様子がわかる映像を見た後、1年生は翻訳絵本の作成に取り組みました。
今回作成したのは、平和や職業についての絵本や、知識の絵本でした。
まず最初に絵本を読み、お互いにその内容を紹介しました。
2年生は、シャンティ国際ボランティア会やJRC部の活動を紹介するポスター作成を行いました。絵本とともに館内で展示しています。嵯峨野高生の作った絵本が、たくさんの子どもたちに読んでもらえますように。
※写真の絵本
『きょうせんそうがはじまると』(藤代勇人/作 塚本やすし/絵、ニコモ、2023年)
『おおきくなったら、なんになる?』(刀根里衣/著、NHK出版、2022年)
『バナナのはなし』(伊沢尚子/文 及川賢治/絵、福音館書店、2013年)
もうすぐ七夕。図書館には、天の川が流れています。
七夕飾りと共に、短冊が飾られています。みなさんの願いが叶いますように。
天の川のほとりにて、2年生アカデミックラボでの様子です。
探究テーマのアイデアを検討したり、また、上階のロフトでは、卒業生による発表と探究活動へのアドバイス等がおこなわれました。
今年度も図書委員会の活動がはじまっています。
1・2年図書委員は班に分かれての活動のほか、昼の図書当番をおこないます。
1学期後半の図書当番を担当するみなさんで、自己紹介と交流を兼ねて、恒例の「たこ文庫」を体験しました。「たこ文庫」とは、兵庫県のあかし市民図書館(明石市立図書館)さんの取り組みで、8冊の本に自分のことを紹介してもらいます。(参考:あかし市民図書館 たこ文庫)
今回は、「図書委員のたこ文庫」として、各自が選んだお題カードに合わせて本を紹介し、コメントを書きました。
子どもの頃に読んだ本について話すなかで、うろ覚えだった本のタイトルが判明し、図書館の絵本を一緒に読んだ日もありました。改めて読み返すと印象も変わりますね。
(写真の本は『おおきな木』シェル・シルヴァスタイン/作・絵 ほんだきんいちろう/訳、篠崎書林)
紹介された本とコメントは、館内で展示しています。
また、3年図書委員は、図書館に入れる本の選書に取り組んでいます。
どんな本が入るのか、楽しみに待っていてください。
6月13日から15日にかけて、校内初となるCTF大会「SaganoCTF」を開催しました。
CTF(Capture The Flag)とは、サイバーセキュリティに関する知識やスキルを競う大会です。
今回は暗号解読やフォレンジックのジャンルに加え、「情報I」に関する問題も出題しました。
問題は部員全員で作成し、大会のシステム構築や運営は3年生が担当しました。3年生にとっては引退前の最後の節目となる活動となりました。
全学年から多数の生徒が参加し、楽しみながらセキュリティリテラシーを高める良い機会になったのではないかと思います。
最後になりましたが、開催にあたりご協力いただいた先生方、放送部の皆さんに感謝申し上げます。
6月13日 2年生 講演会
本校と高大連携協定を結んでいる京都府立大学の学長である塚本先生にご講演いただきました。
塚本先生はダチョウの研究の第一人者であり、ダチョウの生態やダチョウの卵を使った抗体の研究など、これまでの研究についてお話していただきました。大変興味深い話が多く生徒たちも興味津々でした。
<生徒の感想紹介>
・身近な動物などもしっかり調べてみると無限の可能性を秘めていたりするから探究はおもしろいと感じた。
・先生は様々な研究を成功させて実用化されていましたが、人が一生にこれほどの成果をあげられるものかと驚きました。最初に先生がおっしゃっていたように、研究は成功もあれば失敗も多いからです。私たちも探究において失敗を恐れず興味関心に従って積極的に行動を起こしていきたいと思いました。
・ダチョウがさまざまな分野で役に立っていて興味深かった。自分も先生のように夢中になれることを見つけてらぼなどで研究していきたい。
・何か夢中になることの大切さ。その夢中になることが、一生関わり続けるものになるというのはとても良いことで自分の幅を広げていくものだということがわかった。
・僕も獣医学にすごく興味があったけれど、こんなにも世界に貢献していてすごいと感じて、自分も将来同じような研究をしてみたいと思った。
最近のスーパーサイエンスラボの様子をお伝えします。
1年生はミニ探究に取り組んでいます。
今回の活動は「木の高さを測ろう」です。
距離と角度から木の高さを測定します。
先月数学で学習した「三角比」を使って計算しますが、担当しているのは地学の教員です。
探究では教科横断の学びが必要です。
1年生のスーパーサイエンスラボは、学校設定科目「理数理科」や「理数数学」と連携しながら進んでいきます。
続いて2年生。
各ラボに分かれ、研究テーマとグループが決まり、予備実験を始める生徒たちもいます。
1年生とは違い、2年生は実験方法もすべて自分たちで考えます。
失敗も多々ありますが、試行錯誤する中で発見があり、探究が深まっていきます。
そして3年生。
成果をまとめ、論文やスライドを作成しています。
学会で発表したグループは、いただいた助言を共有し、さらなる改善について議論していました。
こうして3学年の活動を比べてみると、ラボ活動を通して生徒たちが成長している様子がよくわかります。
本校が大切にしている「ほんまもん」の学びの一場面でした。
嵯峨野高校図書館は、読書や憩いの場でもあるとともに、学びを支える場所でもあります。
2年生探究(アカデミックラボ)では、各ラボ活動のテーマ探しや事前調査がおこなわれています。関心のある言葉から広げて可視化したマップの作成・交流や、発表資料の作成などで図書館が利用されています。
みなさんの「探究の種」が見つかるよう、図書館もサポートしていきます。
1年生探究(ロジカルサイエンス)の時間では、今後の活動の準備として、司書による「文献検索」のレクチャーをおこないました。嵯峨野高校図書館の資料検索のほか、「調べものリンク集」を使って公共図書館や新聞記事データベース等の検索を体験しました。
授業以外でも、図書館は生徒のみなさんの自主的な活動も応援しています。
ただいま「科学オリンピック」関連資料展示ををおこなっています。
挑戦の一歩を踏み出すときには、ぜひ図書館を訪れてみてください。
嵯峨野高校図書館の春の様子を紹介します。
<図書館企画>
新年度は、「こどもの読書週間」関連企画から始まりました。
LibraryConcert~軽音楽部・吹奏楽部~
LibraryKYOGEN~狂言部春公演「舟船」~
茶道部「お茶点て体験会」 図書館上階ロフトにて
茶道部員さんに教えてもらいながら、自分でお茶を点てました。
<館内展示>
「愛鳥週間」(5/10~5/16)
「ORIGAMI MUSEUM」
図書館には、校内オリガミマスターたちによる作品コーナーがあります。先輩たちに続く新メンバー募集中です!
<図書館授業>
1年生を対象にオリエンテーションをおこないました。
司書による利用案内の後、新書を使った「おためし読書」に取り組みました。新書の様々な箇所をワークシートを使ってチェックし、内容をおおまかに確認します。その後、ペアで選んだ新書について紹介し合いました。今後、課題や調査の資料探しに役立てていきましょう。
開会式の挨拶では、代表生徒から「楽しむぞー!」と掛け声。まだ少し緊張もありますが、学年の生徒からも「おー!」と声が上がります。
各クラスごとにキャンプサイトに分かれた後は、薪や新聞紙を使って、各班工夫しながら火おこしをしました。
無事に火が付いた後は、焼き肉やカレー、焼きそばと様々な調理が始まりました。事前にメニューを相談し、一緒に買い出しに行ったり、持ち物を班内で役割分担したりと、準備から楽しみにしてきた活動です。
最初はどこか緊張していましたが、調理が進み、無事にできあがったころにはすっかり打ち解けて笑顔があふれていました。
1年間一緒に過ごすクラスメイトとの、親睦が深まった1日でした。
校内の桜が新入生を迎えるように咲き誇るなか第77回入学式が挙行されました。
期待に胸をふくらませ、でも僅かに不安と緊張を漂わせた顔の初々しい1年生が満開の桜の下、校門をくぐりました。
吹奏楽部の演奏に迎えられ、新入生が入場してきました。
校長式辞では、
1,建学の精神が3つの校是に表されている
"和敬( わけい ):和をもって互いに敬う"
"自彊(じきょう):自ら努めて励む"
"飛翔(ひしょう):新たな世界に飛び立つ"
嵯峨野高校ではこの3つの校是に基づいて教育活動を行っている。この校是とともにス クールポリシーで示している「『ほんまもん』の学びに出会い、一人一人が活躍できる学校」を大切にしてほしい。
2,回り道は悪くない
時間をかけないと良い結果が得られないことはたくさんある。また、習得に時間がかかる人もいるが、そのような人が根気強く研究を重ね、物事を極めるまで突き詰めていくこともある。結果を急ぎすぎないことと、結果が出なくてもすぐに諦めたりなげやりになったりしないことが大切である。
3,無駄に思える学びもおろそかにしない
無駄に思えることが思わぬところで役に立つ、一見無意味に思われていたことが将来何かに結びつくこともある。世の中は理系か文系かに二分できるような単純な世界ではないので、様々な知識を貪欲に学んでほしい。それが人生を豊かにし、将来自分にとっての財産になる。
という話のあと、保護者の皆様に対して「3年後自立した大人として巣立っていけるようご家庭と学校が連携してお子様の成長を支えていきたい」という言葉がありました。
来賓代表としてPTA会長の 各務 宇春 様よりお祝いの言葉をいただきました。
新入生徒の代表が、「宣誓」および「決意表明」を行いました。2名とも、大変しっかりとした口調ではっきりと話し、頼もしく感じました。
クラス担任が紹介され、学年部長の野口 敬子教諭が「充実した3年間を過ごしましょう」と新入生に呼びかけました。1年生も心持ち緊張した笑顔で頷いていました。
快晴で満開の桜が咲く今日、令和7年度の1学期始業式を挙行しました。新2,3年生は新クラス発表もあり、緊張と期待を胸に新学年のスタートを切りました。
校長式辞では、新年度のスタートを切る生徒たちに2つお話しがありました。
1つ目は、年度の始めは環境が変わり、しんどさを感じる人が多くなるので、悩みや困りごとがあれば早めに周囲の人に相談して欲しいということでした。
環境が変わることは、視点を変えると人生の節目であり、新しい出会いや挑戦の大きなチャンスだと捉えてほしいと話されました。
2つ目は、生徒に「大人の定義とはなにか。どんな大人を目指そうと思うか」という質問を投げかけられました。自分自身が思う「かっこいい大人」をイメージし、具体的な人物が浮かんだ人は、なぜその人がかっこいいのか分析すると、「この人のこの部分なら自分にもできるかも」と雲の上の存在が少し近い存在に感じるかもしれない、新年度のこの機会に自分が将来目指す大人について考えてみる機会にしてほしいと話されました。
原田生徒指導部長からは、「時を守り 場を清め 礼を正す」ことを心に刻み、よりよい集団になるために1人1人が心掛けてほしいとお話しされました。
また、具体的な注意事項として、「交通安全」「マナー向上」「悩み困りごとを一人で抱えない」ことを伝えられました。
最後に、3年生に向けて、部活動が3年間の集大成となるので、望んだ成果が得られるように1日1日の積み重ねを大切にしてほしいとエールを送られました。
式後は、伝達表彰が行われ、第19回科学地理オリンピック日本選手権で金メダル(全国上位15位)を獲得した生徒の表彰が行われ、また軽音楽部が賞を受賞したことが紹介されました。
皆さんの新しい1年が充実したものになるよう、教職員も全力でサポートします。頑張りましょう。
2月16日に令和6年度高校生理科研究発表が京都市青少年科学センターで行われ、本校スーパーサイエンスラボ生物ラボから2チームが発表しました。6校12本の研究発表が行われ、生徒同士や他校の先生と白熱した議論となりました。
発表タイトルは以下のとおりです。
「トマトのポリフェノールの最大許容値」
「切断の長さと生育条件の違いによるプラナリアの再生条件」
●参加しての感想
他校の生徒や先生方の新しい意見をもらうことができ、有意義な場でした。自分の研究を深められることに加え、嵯峨野高校のラボとは少し違った他校の研究を見られる貴重な機会になったと思います。
私たちにとって、外部の研究発表会としては初めての参加となりました。少し緊張もありましたが、京都府の高校生が中心に集まる発表会であったため、終始和やかな雰囲気で落ち着いて発表することができました。発表が終わった後は、活発に質問や意見が飛び交い、各々の研究をさらに高めていける機会を多く得ることができました。他の学校の教員の方から、実験に関する助言を頂いたので、その助言も参考にしていきたいです。研究が自分たちの思うようにいかず、自信がなくなってしまうこともあるかもしれませんが、発表をしたり、質疑応答をしたりする中で新たな気づきを得ることもできるので、発表会に積極的に参加するのをお勧めします。
本日は3月19日修了式。校長先生、生徒指導部長・進路指導部長から式辞・講話がありました。
【校長式辞の内容】
今日は令和6年度の締めくくりの日。
一年を振り返って反省だけではなく、自分の努力や成長を認める機会にもしてほしいです。
さて、今年度の嵯峨野高校を表す言葉となると、なんと言っても「ほんまもんの学び」です。またかと思う人もいると思うが、言葉は言い続けることで現実になるので、徹底的にこの言葉を大切にしたい。
「ほんまもんの学び」の中で、活躍できた人たちはもちろん素晴らしいが、外に出て自分たちの活動の足りない部分を痛感したり、力不足を感じたりした人もあると思う。しかし、外に出ることは、自分たちの活動を客観的に見つめる絶好の機会であり、さらに広い世界を知ることは視野や発想を広げるうえでも重要です。多少の挫折は自分に変化をもたらす貴重な機会でもあるのです。その意味で、校内の活動にとどまらず外へと出ようと挑戦してくれる人が増えたことは、頼もしく感じています。
また、物事に真剣に取り組めば取り組むほど、自分の考えを主張するばかりで結局前に進めなかった経験や、今思えば相手が譲ってくれていただけだったという経験はないでしょうか。部活動や学校行事にも自主的かつ必死で取り組むことで、こうした経験を積むのもほんまもんの学びであると考えています。
卒業生から多くの支援があったのも今年の大きな特徴です。「嵯峨野高校サポートチーム」に90名近い卒業生が登録をしてくれており、講話やラボ活動など、後輩のために様々な支援をしてくれました。身近な先輩から経験談を聞いたり助言を受けたりすること、あるいは先輩が活躍している姿を見ることは、自分の人生を考えるうえで大きな参考となったはずです。自分の希望する進路を切り開くための行動は極めて重要です。受験勉強も、その重要性を認識し、主体的に取り組むことやより深く理解しようとすることで、「ほんまもんの学び」となります。先日3年生が卒業しましたが、文化祭や体育祭が終わったあとにも、自習室で多くの人が勉強をしていました。大雪の日に朝から自習室に来ている先輩もいました。入試前日まで良い緊張感のもと努力する姿がありました。自分の意志で最後まで力を尽くそうとする姿はまさに「ほんまもんの学び」であったと言えます。それを目指そうとする人が周囲にたくさんいるのも嵯峨野の良さです。それぞれ学年が一つ上がります。意識を高め、後輩から目標とされる、憧れられる存在に育ってほしい。嵯峨野高校の伝統の力をさらに強いものにしていってほしい。
みなさんもこの機会に、この一年間で「ほんまもんの学び」に出会えたか、出会おうとしたか、それによって自分にどんな変化や成長がもたらされたかを振り返るとともに、それに基づいて次年度の学びへの意識を高めてほしいと思います。
春休みはほんまもんに触れる絶好の機会です。宇宙飛行を経験すると、世界観に大きな変化がもたらされることが多いと言われています。映像ではなく自分の目で実物を見たからこその変化であると思います。ぜひほんまもんと触れる機会を作ってください。
最後に、年度の変わり目はクラス替えなどもあり大きく環境が変わります。しんどさを感じる人があるかもしれないが、一人で抱え込んで我慢せずに、担任、顧問、相談しやすい先生など遠慮なく学校を頼ってほしいと思います。
今年度1年の努力をたたえるとともに、新しい年度が今年以上に充実した1年となることを願って式辞とします。
修了式後、表彰式では、コンピュータ部 第5回 全国高等学校AIアスリート選手権大会 「シンギュラリティバトルクエスト2024 Xクエスト決勝大会 全国1位など、多くの生徒たちの活躍が見られました。
嵯峨野独自のプログラム、フロリダ研修の報告発表では、生徒によってホームステイや留学の魅力が紹介されました。
生徒達の表情には今年一年の充実感が現れていました。
修了式も終わり、皆さんが去った教室はとても静かで少し寂しいです。
でもあと数日で、また新しい生徒がここに座ります。
今日の午後からは新1年生に向けた入学説明会。
かけがえのない、いとおしい時間がまた動き始めます。
保護者の皆さま、お楽しみに、しばしお待ちください。
※昨年3月末の写真。
京・平安文化論ラボです!
今年度、最後の取組、鍵善良房様とのコラボ商品の和菓子が完成しました!
『源氏物語』の最後の十帖は、宇治が舞台となっています。
浮舟という女性が、薫と匂宮(におうのみや)という二人の男性に挟まれ、三角関係となって恋物語が進んでいきます。
詳しい内容は、和菓子に説明書をお付けしておりますので、ぜひお読みいただきたく思います。
浮舟と薫をイメージした「流水花」(写真左)
浮舟と匂宮をイメージした「漂揺」(写真右)
デザインにこだわり、それを形にしていただきました。
4日間限定です!ぜひお召し上がりください!
日時:3月1日(土)、2日(日)、29日(土)、30日(日)
場所:重要文化財 旧三井家下鴨別邸様
費用:1,000円(税込)です。(入館料の600円は、別途必要です。)
事前申し込みは不要です。
旧三井家下鴨別邸様のHPはこちらから!
https://ja.kyoto.travel/event/single.php?event_id=11556
2月13日(木)、韓国の全南科学高等学校から生徒14名と教員11名が来校し、本校生徒と交流しました。全南科学高は、韓国において科学に特化した教育を行う高校で、卒業生の多数が韓国科学技術院(KAIST)等の名門大学に進学するトップ高の1つです。
1限は、2年専修コースの生徒と探究成果の発表を通じた交流を行いました。嵯峨野高、全南高からそれぞれ2件ずつ、英語によるプレゼンテーションと活発な質疑応答が交わされました。
2限は、1年8組の生徒とともに、プラネタリウムを用いた授業を体験しました。
3限は、2年専修コースのスーパーサイエンスラボⅡ(SSLⅡ)を自由に見学し、研究に関する質疑応答や議論による交流を行いました。
4限は1年1組のグローバルインタラクション(GI)の授業において、日本の伝統的な遊びを体験するなど、ともに楽しみました。
昼休みには、本校校長による Welcome Ceremony 後、2年生の国際交流委員とランチを食べながら歓談しました。
午前中だけの短い時間でしたが、大変楽しんでもらい、教員の方にも「感動した!("Impressive !")」とのコメントをいただくことができました。今後も交流が続くことを楽しみにしております。
2月13日(木)7限のLHRで、2年生を対象に進路ガイダンスⅢを行いました。
各教科担当が来年度4月開講の平常補習の説明を行いました。
また、進路指導部長・第二学年部長からは次年度に向けた心構えについてメッセージが送られました。
生徒は、最終学年、そして受験生になる自分自身の姿を想像しながら、真剣に耳を傾けていました。
まずは学年末テストに向けて準備を進めるとともに、1年後の自分の姿を見通しながら、広い視野で学習に取り組むことを期待しています。
2月8日(土)に京都市役所前のQuestionで開催された関西探究文化祭に、本校2年生のソーシャルビジネスラボ19名・スポーツと環境ラボ4名の生徒が参加しました。積雪のみられる悪天候にもかかわらず、多くの来場者でにぎわいました。
他校の生徒や企業の方との交流ができる機会は貴重であり、先週の探究成果発表会とは異なる角度からのアドバイスをいただけたことは、生徒にとって良い刺激となりました。
主催していただいた一般社団法人e-donutsさまをはじめ、多くの関係者の皆さま、ありがとうございました。
シンギュラリティバトルクエスト2024の決勝戦が1月18日・19日に開催され、嵯峨野高校コンピュータ部の1年生からなるチーム「文系人狼」がXクエストで全国1位を、チーム「Mr.4K」がサイバークエストで全国4位をそれぞれ獲得しました。
シンギュラリティバトルクエストとは、高校生がAI/ICTのスキルを競う大会で、文部科学省などが後援しています。従来の5競技(AIクエスト、サイバークエスト、データクエスト、ロボクエスト、Xクエスト)に加え、今年はXクエスト02などの競技が追加されました。
今回のXクエスト決勝戦の課題は、七並べAIの作成でした。囲碁のように相手の状態が全て見えるゲームでは、既にアルファ碁のようなAIがプロ棋士に匹敵する性能を発揮していますが、相手の状態について不完全な情報しか得られない七並べのようなゲームでは、まだまだAIを研究する余地があります。
Xクエストの試合では、各チームの作成したAIが6000回対戦を繰り返し勝率を競いました。嵯峨野高校のチームは、接戦を制して見事全国1位を獲得しました。
サイバークエストは、情報セキュリティに関するクイズ形式の問題を、セキュリティの知識やソフトを駆使して、隠された言葉(Flag)を見つけるCTF形式の競技です。嵯峨野高校のチームはリベンジャーズ枠から出場し、2日にわたる戦いの結果見事全国4位を獲得しました。
応援ありがとうございました!
一年間お世話になった地元企業「和衣庵」様のお二人に、着付けを教えていただきながら、デザイン工芸部の部長が自分で作った浴衣を試着しました。「和衣庵」様には、教員の力だけでは及ばない、生徒の好奇心を温かく支えていただき、心より感謝いたします。
冷たい雨の夕方、すがる思いで部長が御社を訪れたのは昨年の2月。それから、灼熱の夏も、切羽詰まった秋も、何度もご指導いただきました。おかげさまで和服に関して何の知識もなかった高校生が、こんなにも素敵な浴衣を作り上げることができました。
「応援」は「挑戦」のあるところに生まれると言います。地域の皆様、様々なことに好奇心を持って挑戦する嵯峨野高校の生徒を、これからもどうぞよろしくお願いいたします。後を引き継ぐ後輩と記念撮影。部長はもうすぐ引退です。
和衣庵様からいただいた「応援」は、浴衣の制作だけでなく、高校時代に何かを成し遂げた経験となって、部長の未来を支えてくれると思います。本当にありがとうございました。