SAGANO BLOG

ラフティングに加え、カナディアンカヌー、マウンテンバイク、乗馬、フィッシング、ネイチャーツアー、レザーワーク、ジャム&アイスづくり、の中から1つ、選択体験を行いました。楽しみにしていた生徒も多い企画です。どのコースの体験も目新しく、楽しんで取り組むことができました。

 

研修旅行2日目は、北海道の自然や産業を実際に体験するアクティビティを行いました。

 

羊蹄山を迂回するように流れる尻別川にて、全員が「ラフティング」に挑戦します。この尻別川は国内有数の清流として知られており、約7kmの流路を、6人程度のグループで下っていきます。

慣れないパドルの操作や、局所的に存在する「瀬」(流速の速い箇所という意味でラピッド=rapid(s) とよばれます)の通過に苦労する様子もみられましたが、インストラクターからの指示・アドバイスをうけ、安全に、仲間と声を掛け合いながら進むことができました。

 

新千歳空港に到着して外に出ると、すぐに「ひやっ」とする冷たい空気を感じます。北海道は、その大部分が亜寒帯の気候(特に亜寒帯湿潤気候)に分類されます。

北海道の空気を感じたのち、さっそくクラス別研修を行いました。バスに乗り込み、各クラスで移動です。

移動中の車内では、ビンゴ大会やカラオケバトルなどのレクリエーションを行うクラスもありました。

訪問先は、北海道箱根牧場、サケのふるさと千歳水族館、登別地獄谷、大倉山ジャンプ場、さっぽろ羊ヶ丘展望台など様々です。研修旅行委員を中心に、各クラスで訪問先を決定しました。どの訪問先でも、北海道ならではの自然環境や景観、産業の一端を学ぶことができたようです。


1日目は、蝦夷富士とも呼ばれる羊蹄山(ようていざん)の南東麓に位置する虻田(あぶた)郡留寿都(るすつ)村内のホテルに宿泊します。

夕食はホテル内のレストランにて、ブッフェ形式でいただきました。サーモンの刺身や小鉢の味噌ラーメンなど、北海道の食を楽しみながら、2日目の活動にむけて英気を養うことができました。 

 

2年生が北海道での研修旅行に出発しました。

神戸空港または伊丹空港から新千歳空港へ向かいます。

空港や機内での何気ない時間も、クラス・学校のみんなといると新鮮に感じます。

 

今日からの3泊4日、楽しく、学びの多い研修旅行になることを願っています。


新千歳空港に到着後は、研修旅行委員を中心に決定したクラス別研修を行います。

 

9月19日(土)令和9年度入学者選抜に関わる進学説明会を開催しました。大勢の中学3年生とその保護者の方が参加される中、令和9年度の入学者選抜の概要・個別学力検査問題の出題方針と昨年度からの変更点、選抜試験に向けた勉強方法の指針などを中心に説明しました。


今回も生徒の広報委員が、受け付け・会場内の誘導・司会 を務めてくれました。


本校の1年生が、嵯峨野高校の魅力や、中学3年生当時に自分が行っていた勉強方法や生活リズム、お薦めの参考書・問題集などを発表してくれました。


広報委員の生徒による個別相談は、嵯峨野高校生の生の声が聞けるのでいつも盛況です。学校の様子を質問したり、勉強のしかたのアドバイスを受けたりすることができます。もちろん教員による個別相談ブースもあり、大勢の方がお越しになりました。

そのほか、物理・化学・生物・地学の各実験室や図書館、染色や陶芸の実習室など施設見学もしていただきました。

本校生徒が中学3年生当時に使っていたノート、いわゆる「受験期ノート」は、受験生にとっては具体的な勉強方法を知ることができる資料として2F談話コーナーに展示しました。大変好評で、大勢の中学3年生が手に取って見ていました。


同じ内容の「進学説明会」は10月17日(土)にも開催しますので、今回来校できなかった方の御参加をお待ちしています。



 

9月3日4日の2日間、とこのは祭文化の部を実施しました。

夏休み前から各クラス、クラブがコツコツと積み重ねてきた成果の発表が行われ、大いに盛り上がった文化祭となりました。


1年生は20分間のクラス演劇。

ユーモアあり、社会的メッセージもありと各クラスの個性的な表現でした。

2年生は40分間のクラス演劇。

キャストの熱演はもちろん、大道具小道具、背景、演出も工夫を凝らし、クラス全員一致団結して取り組んできたことが伝わる発表でした。

3年生は15分間のパフォーマンス。演劇あり、ダンスありの多様な内容で、さすが3年生のクオリティです。高校生活最後の文化祭にかける思いがはじけていました。

 

各クラブ、委員会、生徒会も発表や展示、ワークショップ、ゲーム等で文化祭を盛り上げました。

日々、コツコツ努力を重ねる嵯峨野生ですが、文化祭では「楽しむ」ことに全力!

10月のとこのは祭体育の部も引き続き盛り上げましょう。

 

8月26日の午後、2学期始業式をyoutube配信で実施しました。

始業式に先立ち、AETの先生の着任式を行いました。

これから本校でさまざまな場面でご活躍いただくことと思います。生徒の皆さんもぜひ積極的に交流を深めてください。

 

始業式では、校長から2つの話がありました。

 1つ目は、7月末に発生した熊本地震と8月中旬の千葉豪雨についてです。これらの災害を受け、これまでの常識では想定できなかった災害が私たちの日常にも起こり得ること、決して他人事と捉えず教訓として生かしていくことの大切さについて話しました。また、被災された方々に思いを寄せることの重要性についても触れました。

その一例として、本校吹奏楽部が8月に開催したサマーコンサートにおいて、部員の発案により会場ロビーで熊本地震で被災された方々の支援のために募金活動を実施し、10万円を超える寄付が集まったをことも紹介しました。

 2つ目は、AIの活用についてです。ある大学生を取材した新聞記事を例に挙げ、AIとの向き合い方について話がありました。

その大学生は当初、AIに頼らず自ら学習に取り組んでいましたが、次第にAIを利用する機会が増えていきました。当初は自分で努力することなく成果を得ることに違和感を覚え、無力感を感じるようになります。次第に自分の存在意義まで見失いそうになりながらも、AIを手放すことができなかったそうです。

校長は、「因小失大」という四字熟語を紹介しながら、将来への影響を十分に考えずにAIを利用することの危険性について話し、生徒たちに無知であることを自覚することによって、知ることへの敬意を持ってほしいと呼びかけました。

 続いて、教務部長から講話がありました。ご自身がこの夏に訪れたナミビア共和国での体験を通して得た感動について紹介しました。また、スマートフォンのない時代の海外旅行での経験から、失敗を恐れず挑戦することで新たな経験や知識が広がることの大切さを伝えました。

また、今回も放送部の皆さんの協力のもと配信を行いました。それぞれの分担にそってテキパキと動き、スムーズな進行をしてくれました。

 

始業式の後、夏季休業中に顕著な成績を上げた生徒の表彰と報告を行いました。結果は以下の通りです。

放送部 第73回NHK杯全国高校放送コンテストアナウンス部門 準決勝進出

軽音楽部 第1回kyoto summer contest 奨励賞 バンド名「落ちてくるナイフはつかむな」 その結果、第46回近畿高等学校総合文化祭に京都府代表で出場

華道部 第5回近畿地区学生いけばな競技会 準優秀賞

数学ラボ 第49回日本神経科学大会 第69回日本神経化学大会 第36回日本神経回路学会大会「NEURO2026」高校生ポスター発表 優秀賞

ESS部 全国国際教育研究大会 第46回高校生英語弁論大会 全国国際教育研究協議会会長賞(下記画像)

 

7月29日(水)・30日(木)に、サマーセミナーの一つとして法学フィールドワークを実施しました。


7月29日は京都弁護士会館で、弁護士の先生から刑事裁判の原則について講義を受けたのち、刑事事件を題材として模擬裁判を行いました。弁護士の先生方の指導のもと、裁判官・検察官・弁護士・被告人・証人などの役になってロールプレイをしたのち、各班でどのような判決が妥当かについて議論し、発表しました。「事実」と「評価」を分けて考えることや、多角的な視野で判断することに難しさを感じつつも、生徒たちは講義で学んだ「無罪推定の原則」や「疑わしきは被告人の利益」にといった刑事事件の原則を理解することができました。その後、班ごとに分かれて7つの弁護士事務所を訪問し、弁護士の先生方に仕事の内容や苦労、やりがいなどの話を聞きました。


7月30日は京都地方裁判所で、裁判所の方から裁判の仕組みや裁判員制度の説明を受けたのち、法廷の見学を行いました。その後、実際の裁判を傍聴し、法廷内の厳粛な雰囲気を肌で感じることができました。生徒たちは2日間の学びを通して、司法に関わる仕事の意義と面白さを体感することができ、将来の展望を描くうえで「ほんまもん」に触れる貴重な機会になりました。

 

 7月29日(水)は、京都大学の人間・環境学研究科を19名の生徒が訪問しました。この日は、京都大学の松原誠二郎教授のコーディネートにより、様々な所属・分野で研究に取り組んでおられる先生方4名に御講義いただき、普段聴くことのできない広汎な学問領域に視野を広げることができました。

 竹邊日和先生は、学術情報メディアセンターに所属されており、研究者の実験に関する情報管理について研究されています。御講義では本校HPで公開されている「ラボ活動ハンドブック」を引用しながら研究プロセスについて説明され、紙のノートの大切さを伝えつつ、時代はデジタルノートに移行している変化について解説されました。

 佐山葉先生は、大学院情報学研究科の博士後期課程に在籍しておられます。本校の卒業生でもあり、本校のラボやフィールド調査活動においてTAとしてもお世話になっています。佐山先生は福島における放射性Csに着目し、ミミズによる土壌攪乱ならびに深層土壌への移動について研究されている内容について御講義くださいました。

 坂野慧悟先生は、大学院農学研究科の博士後期課程 に在籍しておられます。アリを専門に研究されており、マレーシア・サラワク州(ボルネオ島)の森林を研究フィールドとされており、貧栄養な熱帯林で生きる植物の戦略について御講義いただきました。

 藤田健一先生は、人間・環境学研究科の教授で、環境調和型物質変換反応の開発に取り組んでおられます。この日は『「水素エネルギー」って何?―水素を使いこなすための研究―』というタイトルで御講義くださり、高校生へのメッセージもいただきました。

 御講義後は、藤田先生の研究室を見学させていただき、実際の研究の最前線を実感することができました。非常に有意義な一日となりました!

 

 8月5日・6日に、表題の研究発表会が神戸国際展示場で開催されました。全国のSSH指定校および経験校 239 校の代表が一堂に会して、各校1件ずつのポスター発表が行われ、活発な質疑応答など交流を行いました。5日はポスター発表校から代表校12校が選ばれました。6日は代表校の口頭発表が行われ、審査を経て表彰が行われました。

 本校からは今年度はスーパーサイエンスラボで生物分野のテーマ「上方からの光刺激がオカダンゴムシ(Armadillidium vulgare)の交替性転向反応に与える影響」について取り組んだ1名が代表として研究成果を発表しました(共同研究者1名は部活動と重なり参加できませんでした)。惜しくも表彰は逃しましたが、多数の高校生や先生方とディスカッションや交流ができた貴重な経験となりました。

 また、本校1・2年生の希望者(両日併せて14名 延べ16名)が見学団として参加しました。全国から集まった多数の高校生と交流し、レベルの高い研究に大いに刺激を受けた2日間となりました。

 

 7月31日(金)、京都大学大学院農学研究科の土壌学分野研究室を訪問しました。こちらの研究室では、持続的な土地管理法の確立/多様な生態系における土壌の特徴と物質動態の解明/人間と土壌・自然・農業の関わり を主なテーマとして研究しておられます。

 まず、渡邉哲弘先生から窒素がどのように循環していくかについて御講義いただきました。植物には窒素化合物が不可欠です。空気中の窒素は窒素原子が共有結合で強固に結びついており、そのままでは不活性ですが、マメ科植物の根粒菌などの細菌によるアンモニア合成(生物学的窒素固定)や、稲妻の放電による窒素酸化物合成などを経て土壌に取り込まれ、植物に吸収されていく過程を学びました。

 その後、理学研究科植物園と、農学部の畑それぞれで土を採取し、水抽出して濾過後、濾液中のアンモニウムイオンと硝酸イオンの含有量の違いをパックテスト®により評価し、森の土はアンモニウムイオンが多く、畑の土は硝酸イオンが多いことを確認しました。さほど離れていない2カ所の土壌を比較しても、窒素の存在状態が大きく異なることを実感することができました。なお、実験のTAとして、本校のOGもご指導くださいました。

 実習終了後に研究室を見学させていただきました。我々が生活している身近な土を研究するためには、高度な科学的原理に基づく様々な装置が必要であり、いずれも高価で、研究には資金も大切であることを感じることができました。

 全体実習終了後、「ジャパンフィールドリサーチ(JFR)」で土壌調査研究に取り組んでいる5名は、研究室に移動して渡邉先生に加えて真常仁志先生とディスカッションし、取り組もうとしている研究テーマに関する貴重なアドバイスをいただくことができました。大変有意義な半日間となりました。

 

 7月30日(木)大阪大学吹田キャンパスを生徒36名が訪問し、午前中は核物理に関する御講義を聴講し、午後は核物理研究センターで御講義を聴講後、加速器実験施設を見学しました。

 午前は大阪大学大学院理学研究科の川畑貴裕教授から御講義をいただきました。理学研究科は豊中キャンパスにあるのですが、川畑先生は吹田キャンパスまで来て下さり、感染症総合教育研究拠点(略称 CiDER)で御講義下さいました。

 御講義タイトルは「原子核と元素合成の秘密~フェムトワールドの探検」。宇宙の始まりとともに水素やヘリウムなどの軽い元素から重い元素が合成されていく過程で、金やプラチナなどの重い元素が如何にして生成したのかは未だ謎を秘めており、川畑先生はご自身の研究成果も交えながら、現在考えられている仮説について、壮大な御講義をしてくださいました。また、勉強とは、知識を得るだけでなく、得た知識を元に自分で考え判断するために重要であることもお伝えくださいました。終了後は、質疑応答の時間では足りず、移動前のわずかな時間も使って質問をしている生徒の姿が見られました。

 学生食堂で昼食後は、核物理研究センターを訪問しました。加速器は原子核などの荷電粒子を加速させて原子核の核変換や発生する放射線について研究する施設で、ここには光速の70%まで陽子を加速することができるリングサイクロトロン、その入射器としても使われているAVFサイクロトロン、さらに世界でもトップクラスの運動量分解能を誇るグランドライデン・スペクトログラフを有しています。

 まず、松田洋平先生から「サイクロトロン加速器に潜むアインシュタインとピカチュウ」というタイトルで御講義をいただきました。ピカチュウなみの高電圧で荷電粒子を加速する基本原理、アインシュタインの特殊相対性原理により粒子が光の速さに近づくにつれて加速しにくくなること、その課題を解決するための特別な技術は高校と大学で物理学を学ぶことにより理解できるようになることを御講義いただきました。核物理研究センターの加速器が宇宙の始まりや原子核研究に重要な実験設備であることはもちろん、ガンの治療など医療分野への応用にも取り組んでいることも御講義いただきました。

 その後、2グループに分かれて加速器施設の見学を行いました。松田先生と、午前にお世話になった川畑先生が案内してくださいました。加速器は1つの部屋に収まるようなものではなく、粒子を加速・誘導したり分析したりする設備が広大な敷地の部屋にわたって設置されており、巨大なリングサイクロトロンをはじめ、そのスケールに圧倒されました。

 物理学の最先端に触れた有意義な一日となりました!

 

7月29日に読売テレビ本社を訪れ、「芸術と社会の関わりを知るフィールドワーク(FW)」を実施しました。

芸術系大学を卒業後、テレビ局の美術部で活躍されている社員の方から、芸術を学んで身に付けた力が社会でどのように生かされているのかについて、実例を交えながら具体的にお話しいただきました。

その後の社内見学では、スタジオセットや美術倉庫などを見学させていただきました。

生徒の感想には、「社員の皆さんがいきいきと仕事をされている姿が印象的だった」「テレビ番組は、自分が想像していた以上に多くの人が関わり、それぞれの思いをもって制作されていることが分かった」といったものがありました。

「大学で美術を学んだ先には、どのような進路があるのだろう」という疑問を抱く人は少なくありません。しかし、美術を学ぶことで培われる力は、社会のさまざまな場面で生かすことができます。また、それは自分の人生を豊かにする力にもつながります。今回のFWを通して、芸術を学ぶことが将来の可能性を広げることにつながるということを、生徒たちは実感できたのではないかと思います。

 

 7月29日(水)の午後は、学食で昼食後、大阪大学大学院工学研究科の物理学系専攻 応用物理学講座を訪問し、御講義聴講や研究室見学・実習指導をしていただきました。こちらの研究室では、自然界に存在しないナノ物質の創製と、それらナノ物質で発現する新奇物理現象の解明、さらにナノ物質を用いたデバイス創出への応用研究を展開しておられます。

 坂本一之先生からは、量子力学が見せる不思議な世界について、「シュレディンガーの猫」など有名なエピソードを交えて簡単に御説明いただき、量子力学の特徴が顕在化するナノの世界、特に表面原子の割合が高い原子層物質が見せる特異な物理的性質について研究されていることを御講義いただきました。

 ひきつづき寺川先生からは、本日の実習内容について御講義・御説明をいただきました。ちなみに寺川先生は本校の卒業生です。

 実習・見学内容は、「光の回折実験」、「シリコンウェハーの劈開(へきかい)実験」、「光電子分光・電子回折実験」でした。光の回折は光の波動性を示す現象で、微細構造を解析するための基礎となる実験です。シリコンウェハーは、原子層物質を作製する基板となりますが、「劈開面」が直線となる事を確認することで、シリコンが結晶構造を持つことを体感できます。「電子回折」装置は、電子の波動性を利用して結晶構造を、「光電子分光」装置は、物質に光を照射して飛び出す光電子のエネルギーと放出角度を同時に測定し、原子層物質の電子状態を調べる装置です。

 午前中の応用化学系と併せて、「材料科学」の面白さを知ることができた、貴重な一日となりました!


 

 

 7月29日(水)に、大阪大学吹田キャンパスを20名の生徒が訪問し、工学研究科の研究室で御講義・見学・実習をさせていただきました。午前の部は応用化学分野で研究をされている二人の先生とTAの学生の方々にご指導いただきました。

 星本陽一先生は高反応性分子の精密設計と反応性制御に基づく革新的な水素活用技術の開発研究に取り組んでおられます。今回の御講義では、研究内容の他、アンモニア合成が世界に与えた影響を例に「化学がなぜ重要なのか?」について、また、人々がチョコレートに魅了される理由を分子構造と作用から考察することで、化学の奥深さと「分子レベルで物質を組み立てる唯一の技術者」であることのやりがいについて御講義くださいました。

 仲本正彦先生は高分子システムズケミストリーに関する研究に取り組んでおられます。タイトルは「高分子化学で生命をコントロールする!」。例として、がん細胞によるアミノ酸取り込みと細胞内酵素活性を利用し、細胞内で蛍光性高分子を合成することでがん細胞をイメージングする研究について説明いただき、ライフサイエンスへ応用する意義と面白さを御講義いただきました。

 御講義後は、実際に実験室を見学させていただくとともに、液体窒素による凍結、グローブボックスを用いた実験操作、液性変化と紫外線照射による蛍光実験なども体験させていただきました。なお、グローブボックスを指導してくださったのは、本校を卒業した先輩の大学院生です!

 非常に有意義な一日でした。生徒は学食で食事後、引き続き応用物理系の研究室を訪問しました(PartⅡへ続く)。

 

8月3日(月)にサマーセミナー「企業訪問フィールドスタディ」を実施しました。

1・2年生の希望者がそれぞれ、株式会社マイナビ、株式会社京都新聞社、合同会社LOHAS KYOTOを訪問しました。

s-IMG_2839.jpg

どのような仕事をされているのか、社会課題にどう向き合っておられるのか、ということを学ぶことができました。

探究したい課題や自分自身のキャリアについて考える機会となりました。

 

7月29~30日にサマーセミナー「東京・つくばサイエンスツアー」を実施しました。

このセミナーは、国立科学博物館・東京大学先端科学技術研究センター・地質標本館・JAXA筑波宇宙センター・国土地理院 地図と測量の科学館を見学するもので、2年生理系生徒10名が参加しました。


s-IMG_6107.jpg

東京大学先端科学技術研究センターでは、光量子イメージング分野の白崎准教授と車助教より研究内容について御講義いただき、研究室の中も見せていただきました。


s-IMG_6114.jpg

宿泊先のホテルでは卒業生2名から、それぞれの研究内容についてお話をうかがいました。

東京理科大学創域理工学部電気電子情報工学科の大矢根助教からは「電気自動車のワイヤレス給電」について、東京大学工学系研究科技術経営戦略学専攻博士後期課程2年の坂本さんからは「自然言語での質問に対するロボットの応答」について紹介いただき、いずれも今後の社会を変革するであろう研究内容で、大変興味深いものでした。

s-IMG_6128.jpg

2日間の研修を終えた生徒たちは「より一層科学技術に関する研究への関心が高まった。」「科学に対する感動ももっと多くの人に伝えたいと思った。」「人類の科学技術の歴史を学び、そこに様々な分野の多くの人々が関わってきたことにあらためて感動した。」など、サイエンスに対するさらなる興味の高まりや将来に向けての学びのモチベーションの向上を口にしていました。

 

7月28日(火)にサマーセミナー「大阪大学 産業科学研究所 フィールドワーク」を実施しました。

このセミナーは大阪大学 産業科学研究所 複合知能メディア研究部門 中島研究室を訪問するフィールドワークで、1・2年生の希望者38名が参加しました。

s-IMG_6095.jpg

中島教授からはAIの仕組みについて御講義いただき、人とAIの違いやこれから先の社会について考える機会になりました。

本校卒業生で博士後期課程3年の河内さんには質問に丁寧に答えていただき、AIのことだけでなく、大学生活についても教えていただきました。

参加生徒の感想をいくつか紹介します。

「AIの画像識別の技術やこれからのAIの進歩について学ぶことができた。AIは私たちが知らない裏側で膨大なデータセットやDNNによって画像の特徴を識別し、見分けるという作業を一度にやっているということがわかった。また、ただ与えられた情報を識別するだけに限らず、統計確率的に考えてコンテクストから文脈上の言葉の意味を判断するなど、ある意味人間に近いことをAIは行っていることがわかった。」

「人間が作ったはずの仕組みであるのに何が起こっているのかわからない、ブラックボックス状態なのは驚いた。様々なものが人間以外のもので代替される中、人間だからできることを考える必要があると思う。」

「情報系の学部学科に行きたいという気持ちが強くなり、興味のある研究をしている大学を中心に進路を考えるようにしたいと思いました。」

 

7月28日(火)・7月29日(水)に、計57名を対象として、松下幸之助理念経営実践ゲームというボードゲームを用いたワークショップを実施しました。初対面の生徒同士でグループを組み、ボードゲームを楽しみながら松下幸之助の経営哲学を体感し、将来の仕事に向き合う心構えを学びました。なかなか難易度が高いゲームですが、ゲームのゴール条件を達成し、拍手が沸き起こるチームもあれば、達成したチームを見て悔しがるチームもありました。また、機会があれば再挑戦してもらいたいと思います。

 

7月27日(月)、1・2年生を対象に卒業生講話を実施しました。

本校を卒業した17名の大学生・大学院生が、大学での学びや自身の高校生活3年間について話してくれました。 

IMG_1719.JPG IMG_1699.JPG

IMG_1703.JPG IMG_1722.JPG

特に1年生の文理選択・科目選択で悩んでいる生徒にとって、今回の講話が自分の進路を考えるための参考になったことと思います。 

 IMG_1716.JPG IMG_1727.JPG

 IMG_1736.JPG IMG_1688.JPG

生徒からは次のような声が聞かれました。 

「大学生活を具体的にイメージすることができ、進路について考える良いきっかけになりました。」 

「実際の学生生活や学びについて知ることができ、今後の進路選択の参考になりました。」 

「お話を聞いて大学への興味が深まり、これからの学習へのモチベーションが高まりました。」 

 IMG_1695.JPG IMG_1733.JPG

 

後輩のために熱く語ってくださった卒業生の皆さん、ありがとうございました。 

IMG_1738.JPG IMG_1749.JPG

 IMG_1746.JPG IMG_1753.JPG

 
 
Copyright (C) 京都府立嵯峨野高等学校 All Rights Reserved.