★ 2023年2月のコーナー展示から その2 ★
「科学道100冊」とは、日本で唯一の自然科学の総合研究所である国立研究開発法人理化学研究所(理研)と、本の可能性を追求する(株)編集工学研究所が継続的に実施している、中学生・高校生を中心とした幅広い層に、書籍を通じて科学者の生き方・考え方、科学のおもしろさ・素晴らしさを届ける事業です。
昨秋発表された「科学道100冊2022」に選定された図書を展示するコーナーを設置しています。洛西高校図書館には全部は揃っていませんし、旧版で補ったものも多いですが、絵本やビジュアル中心の本、コミックなど読みやすい本もたくさんあります。「科学道100冊」の最新リーフレットや、過去のリーフレットも多数用意しており、生徒の皆さんで希望者は、自由に持って帰れます。この機会にサイエンス系の本に親しんでみましょう!
なお、「科学道100冊2022」に選定された本のうち、洛西高校図書館に所蔵している本は、図書館の蔵書検索サイトの「ブックリスト」ページから確認することができます。 https://www.lib-finder.net/rakusai_hs/booklist_list
◆2月22日は忍者の日◆
2月の館内装飾のモチーフは、バレンタインデーと猫の日にちなんで、ハートと猫です。
2月6日~24日、貸出手続き後にお楽しみ企画「猫・名言おみくじ」を用意しています。12月の「笑門来福おみくじ」と同様、「大吉」が出たら景品がもらえます。なお、期間中でもおみくじがなくなり次第終了となります。
★ 2023年2月のコーナー展示から ★
◆バレンタインデーにちなんで・・・チョコレートの本◆チョコレートのレシピ、チョコレートを主要モチーフにした小説、チョコレートに関する蘊蓄(うんちく)の本やカカオの栽培流通に関する本、恋を主題にした絵本などを集めました。
◆2月9日は「服の日」◆ 2月9日は語呂合わせで「服の日」だそうです。
ファッション関係の本を集めてみました。
1月の館内装飾のモチーフはお正月。とはいえ、3学期が始まった時点ですでに1月中旬なので、窓飾りには節分モチーフもあしらいました。
今年は初めて入り口に「絵馬」の展示をしてみました。貝合わせ風の飾りも添えると「かわいい!」と好評です。
12月20日まで冬休み特別貸出の特典として恒例の「笑門来福おみくじ」を行っています。期間中に本を貸出した生徒は1日1回おみくじがひけます。おみくじに「大吉」と書いてあったら景品を差し上げます。景品はかわいいデコクリップやサンタクリップ、クリスマスカラータッセルのしおりやストラップなどです。
また、同じく貸出した人に、しおりコンテスト応募デザインで印刷したしおりも差し上げています。こちらは2月頃まで継続する予定です。
★2022年12月のコーナー展示から その2★
◆もうすぐお正月◆
お正月の行事に関する本やお餅の本などを集めました。
お正月が舞台の小説もあります。
◆巣立つ日の前に◆
卒業をテーマにした小説や、ひとり暮らしのノウハウなどが書かれた本を集めたミニコーナーです。
もうひとがんばりのために、受験勉強にぴったりのレシピ集も添えて。
12月の館内装飾のモチーフは例年通りクリスマス!館内アプローチのガーランドや窓飾りなど、クリスマスのにぎやかで楽しい雰囲気を十分に味わってもらえると思います。
今年は大学図書館などで話題の「本ツリー」に取り組んでみました。
本をツリーに見立てて積んで、モールや松ぼっくりの飾りをつけています。
肝心の本が読めない!と言われそうですが、実は積んだ中身は、長年書庫に眠っていた赤い表紙の世界文学全集と深緑の表紙のドストエフスキー全集。普段閲覧室では目にしない本に触れて、「こんな本もあるんだ」と気づいてもらえる機会になれば良いと思っています。
★2022年12月のコーナー展示から その1★
クリスマスを楽しく過ごすための本やクリスマスに関する知識の本、クリスマスをテーマにした小説、クリスマス絵本、クリスマスパーティーに役立つようなレシピ集などを並べました。
★2022年11月のコーナー展示から その2★
◆Request!~アンケートから~◆
10月に図書委員会が実施した「買ってほしい本アンケート」に寄せられたリクエストに拠って購入した本が多数入ってきています。準備のできたものから順次このコーナーに並べています。予算の都合でリクエストにこたえられなかったもの(たとえば100冊を超えるコミックシリーズとか)もありますが、結構興味深いラインナップになっていると思います。
実際に寄せられたリクエストには、すでに図書館にある本が記入されている場合も多くありました。そのお知らせもかねて、Requestされた本のうちすでに図書館にある本、発注済みの本などを掲載したポスターを渡廊下に掲示しています。
◆12月1日は「映画の日」◆
映画関連の本を集めています。名作を紹介するものや製作に関連する本、字幕翻訳者の本、監督に関する本、衣装やメイクに関する本などいろいろな本があります。
この展示以外にも、映画関連本は多数あります。また、洛西高校図書館では月刊の映画雑誌も購読しています。この機会に読む人が増えてほしいと思っています。
11月の館内装飾のテーマは紅葉。紅葉の切り紙のほか、「古典の日」イメージの切り絵も窓を彩っています。
★2022年11月のコーナー展示から その1★
◆京都本大賞・大阪ほんま本大賞・ノンフィクション本大賞◆
第10回(2022年)京都本大賞受賞作(『ジュリーの世界』 増山実著 ポプラ社刊)、と最終ノミネート作(『若旦那のひざまくら』 坂井希久子著 双葉社刊、『京都くれなゐ荘奇譚』白川紺子著 PHP研究所刊)、京都ガイド本大賞受賞作(『地球の歩き方 J03京都』学研プラス刊)のミニコーナーを作りました。加えて第10回(2022年)大阪ほんま本大賞の大賞受賞作(『ふるさと銀河線 軌道春秋』髙田郁著 双葉社刊)と特別賞受賞作(『一汁一菜でよいという提案』土井善晴著 新潮社刊)や、「Yahoo!ニュース|本屋大賞 2022年ノンフィクション本大賞」受賞作(『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』川内有緒著 集英社インターナショナル刊)も一緒に並べています。洛西高校図書館では話題作もいち早くそろえています。たくさんの人が読んでくれたらうれしいです。
◆11月1日は「犬の日」◆
犬の写真集や写真絵本などとともに犬が重要な役割を果たす小説やコミック、犬についてのノンフィクションなどを並べています。
◆11月19日は「世界トイレの日」◆
「世界トイレの日(World Toilet Day)」は国際連合が定めた国際デーの一つで、屋外排泄の根絶など世界中の衛生状況の改善をめざして2013年に定められました。 SDGsでは「2030年までに、すべての人が安全な水とトイレを利用できる状況を実現し、その持続可能な管理を確立する」とあり、トイレ問題がターゲットの一つになっています。
「世界トイレの日」の設定趣旨に合った本に加え、トイレに関する民族学的なルポ、トイレ小説なども並べました。
今年の読書週間のワークショップは種類を絞って実施しました。
ラミネートフィルムで作るオリジナルクリアファイルと、「なんちゃってハーバリウム」です。
ファイルもハーバリウムも作った人たちは出来上がりに満足して、喜んでくれました。
読書週間期間中洛西高校生なら誰でも無料でワークショップに参加できます。
例年のように図書委員の推し本ミニポスターも図書館内に掲示しています。読書の参考にどうぞ。
今年の読書週間の展示テーマは、「妖・怖・驚~不気味で楽しいホラー&あやかし~」で、図書委員がお薦めするホラー小説や「あやかし系」ファンタジーを、POPを添えて並べています。この表題を見て「なんて読むの?」と何度も聞かれました。なんとなく怖い本や「あやかし」が出てくる本を展示していますよ~ということを簡単に表現しようとした造語(図書委員会で企画中に創られたことば)なので、特別な読み方はありません。
関連した館内装飾は、日本の妖怪ペーパークラフトです。『ドキドキ!!妖怪きりがみ』(黒須和清著 東京書店刊)という本に掲載されている型紙を利用して図書委員が作りました。閲覧机のパーティションを利用して展示しています。
左上から順に一反木綿・あまのじゃく・座敷童子・つるべ火・やまびこ。
集合写真は 海坊主・烏天狗・ 人魚 ・河童 ・小豆洗い ・ 化け傘 ・九尾の狐・大天狗・化け猫・化け狸・鬼 です。
洛西高校図書館&図書委員会は、公益社団法人・読書推進運動協議会主催の「読書週間」(10月27日~11月9日)の日程に合わせて、毎年、「読書週間」の行事を行っています。
今年度、図書委員が考えた読書週間のテーマ(キャッチフレーズ)は「さぁ、大切な1冊が見つかる図書館へ」です。普段図書館に足を運ばない人にもアピールできるように、図書館外にもポスター等を掲示しています。
階段ポスターの写真を原画とともにご紹介します。
東西の2・3棟間渡り廊下と昇降口には、図書委員会による先生方へのアンケート「先生の好きな古典、最近読んで面白かった(印象深かった)本」を集めた大判ポスターや、しおりコンテストの投票を促す大判ポスターなどを掲示しています。「先生の好きな古典、最近読んで面白かった(印象深かった)本」は、場所ごとに違う先生のものを掲示しています。また、すべてを一度に読むこともできるようにコピーしたものを、冊子体に綴じて図書館入り口内に置いています。
「紙の本」への関心は昔ほど高くなくなりましたが、「読書週間」をきっかけに読書や図書館に関心を持つ人が増えてほしいと願っています。
今年も10月の館内装飾モチーフはハロウィンです。他の月の季節飾りよりもインパクトが大きいのか、入館時に「わ~っ!ハロウィンや~!」などという声もよく聞こえてきます。
★2022年10月のコーナー展示から★
◆ハロウィンの本・・・魔女の本・妖精の本◆
ハロウィンの由来や、西洋の魔女・妖精・お化けなどについての本、ハロウィンパーティーを楽しく開催するための本、カボチャスウィーツのレシピの本などを集めました。
◆日本の鉄道150年◆
今年の10月14日は日本に鉄道が敷設されてから150周年の記念日。鉄道に関するビジュアルな本や、YA(ヤングアダルト)向きの鉄道小説などを集めました。
8月末、本校生徒と教職員全員に京都府立図書館から、今年度スタートした「電子書籍等サービス」が利用できる個人用IDを発行していただきました。個人の端末で、京都府立図書館のHPからこの個人用IDを利用して電子書籍・オーディオブックが利用できます。
9月16日には1年生のロングホームルームでタブレットの利用説明とともに、電子書籍等サービスへのログインの演習が行われました。他の学年にも今月中に個人用IDに関する説明文書を配布する予定です。すでに教職員からは、豊富なコンテンツと電子書籍ならではの利便性への喜びの声が聞かれています。本校の図書館(紙の本や文献資料)の利用と合わせて活発に利用してもらえると嬉しいです。なお、今回配布のIDを使って府立図書館の蔵書(紙の本・資料)を直接貸し出しすることはできませんが、本校在籍生徒・教職員として本校図書館経由での取り寄せは従来通り可能です。
9月の館内装飾モチーフは、お月見・赤とんぼ・初秋の花です。
★2022年9月のコーナー展示から★
◆9月20日は「空の日」、9月20~30日は「空の旬間」◆
空の写真集や航空機に関する本を集めた、壁面展開のミニコーナーです。
月に関する絵本や科学的な知識の本、写真集などを集めました。竹取物語のコミックバージョンもあります。この角度からは見えませんが、お月見に関する料理・月見団子や月餅などのレシピもあります。
今年の「十五夜」は9月10日に終わってしまいましたが、10月8日の「十三夜」をはじめ、月の美しい夜は続きます。月関連の本もぜひどうぞ。
◆敬老の日によせて・・・◆
老いをテーマにした小説やコミック、お年寄りが活躍する小説などを集めました。
名作文学(主に短編小説)に人気イラストレーターがオールカラーで挿絵をつけ、画集と文学の両面から楽しめると評判の、立東舎刊「乙女の本棚」シリーズ。洛西高校図書館ではいつもは分類番号&著者記号の順番に配架していますが、今回一か所に集めて面展示してみました。ついでにビーズ刺繍で表現された『銀河鉄道の夜』(リトルモア刊)も並べました。読書の秋、普段は読まれることの少ない近代文学に親しむきっかけになるといいな、と思っています。
◆9月20日~26日は動物愛護週間◆
かわいい動物の写真集や、動物愛護・動物保護の観点から書かれた本を並べました。
3年ぶりに開催された文化祭。図書委員会は図書館内でワークショップに取り組みました。
千代紙柄マグネットしおり・お守り型マグネットしおり・タッセルしおり・水引しおり・ワイヤーしおり・ラミネートしおり・スケルトンラミネートしおりなど、易しいもの、ちょっと時間がかかるものなど多種多彩なコースを用意しました。図書委員会リーダー会議のメンバーが、クラスや部活の予定を繰り合わせながら図書館に来て参加者にレクチャーしました。
思ったよりも多数の参加があり、また、何種類ものしおりづくりに取り組みたい生徒もいて、3日間とも予定時間を延長しての開催となりました。しおり以外に先着11名迄で用意した「なんちゃってハーバリウム」も好評でした。「なんちゃってハーバリウム」のワークショップは、読書週間でも実施予定です。読書週間のワークショップも、洛西高校生なら誰でも参加できます。ほかにラミネートクリアファイル・ハロウィン柄超簡単しおりなどの制作を予定しています。「なんちゃってハーバリウム」とは、本来「ハーバリウム」として作られているものに似せて身近な材料で作るハーバリウムもどきです。見た目は十分可愛いです。
7月後半から8月の館内装飾モチーフは花火・向日葵・ヨット等盛夏のイメージです。
来館者に季節の移ろいを楽しんでもらいたくて、ほぼ毎月、季節感のある窓飾りやガーランドで館内を装飾しています。毎年7月後半と8月は開館時間が少ないため、同じモチーフにしています。
★2022年7月のコーナー展示から・・・その2★
◆緑陰図書2022◆全国学校図書館協議会が毎年「夏休みの間に読書に親しみ、多くの読書をすすめるために」児童・生徒のグレードに合わせて選んでいる本のリストから、高校生向けの8冊と中学生向けのうちから2冊を並べました。7月末の紹介になりましたが、いつ読んでもおもしろい、興味深い本ばかりですので、「夏休み」のみならず秋以降にも楽しんでほしいです。貸出中の本があるので写真には10冊揃っていません。
◆選書ツアーに行ってきました!&Request!◆7月8日に図書委員有志が丸善京都本店へ選書ツアー(図書選定会)に行ったことはすでにお知らせしましたが、そこで購入した本と、1学期後半のリクエスト本などを集めたコーナーです。選書ツアーで購入した本は、この記事の一番上に配した写真のように、夏休みに入ってからも図書委員たちがこつこつブックコートフィルムをかけるなど、早く書架に並べることができるように協力してくれました。自らフィルムをかけた本を、その手でカウンターに持って行って貸出手続きをする図書委員もいて、その嬉しそうな笑顔がすてきです。写真の展示架にある本が少なそうに見えるのは、すでに貸し出された本も多いためです。
◆星の本◆
星空の写真集や星の伝説など、ビジュアルの美しい本を中心に集めました。
今年も洛西高校の教職員のお薦めの本を紹介する小冊子「洛西選書」を発行しました。
生徒の皆さんには国語の授業時間に1人1冊ずつ配布されています。
洛西選書に掲載の本はほとんど図書館に揃っています。
掲載されている本で図書館にある本は
図書館の蔵書検索サイト https://www.lib-finder.net/rakusai_hs/ の「ブックリスト」欄から確認できます。
また、図書館内にも「洛西選書」コーナーを設置しています。