8月末から2学期が始まり、「夏休み特別貸出」で借りられていた本が返却されています。ひとりで10冊以上貸し出した人たちが一挙に数名返却に来るとカウンターは大わらわ。でもたくさん利用されることはとてもうれしいことでもあります。
7月後半から8月の後半の館内装飾は朝顔・花火・ヨットなど夏イメージ満開です。文化祭の週までは夏休み気分を残しておこうと思っています。
★2023年8月のコーナー展示から・・・★
全国学校図書館協議会では毎年、「夏休みの間に読書に親しみ、多くの読書をすすめるために」「夏休みの本・緑陰図書」として、校種や学年のグレードに合わせて8冊ずつリストアップしています。今年度リストアップされた本の中から高校生向けの全8冊と、中学生向けの2冊をピックアップして並べました。夏休みは終わりましたが、いつ読んでもおもしろい、興味深い本ばかりです。ぜひ読書の参考にしてください。
◆防災の日によせて・・・◆
今年は1923年9月1日に起きた関東大震災からちょうど100年。例年以上に9月1日の「防災の日」が注目されているように思います。
洛西高校図書館でも「関東大震災100年 地震の本・防災の本」「台風を知る・台風に備える」の2つのコーナーを作り、隣り合うように並べました。
★2023年7月のコーナー展示から・・・その2★
7月中旬、今年度も洛西高校の先生方がお薦めする本を集めた冊子「洛西選書」を発行し、国語の授業で全校生徒に配布しました。「洛西選書2023」掲載の本を集めたコーナーも作りました。入念にチェックして借りに来る生徒、家族が読みたがっていると言って借りに来る生徒もいます。
7月6日、図書委員9名と教職員2名でMARUZEN京都本店に選書ツアーに行きました。大きな書店で直接手に取って図書館に置く本を選びます。
自分の好きな本を見つけて喜ぶ人、図書館にふさわしい本はどういう本か悩む人、授業で習ったことを掘り下げる本を選ぶ人、ひたすら個人の趣味を追求する人・・・様々な観点からいろいろな本を選びました。
選んだ本は図書委員が頑張ってブックコート等の装備をして順次「図書委員が選びました&Requestの本」コーナーに並べています。
当日の感想から一部引用します。
〇大規模な書店に行くことで、普段あまり見ない本を探せたり、実物を手に取って興味深い本を見つけることができ、とてもいい経験になった。 〇本がたくさんあってすごいなと思いました。
〇歴史の本を見に行った時にマニアックで分厚い本が置いてあっていいなと思いました。 〇様々なジャンルと圧倒的な数の本があり読みたい本を探すのにはぴったりの場所だと思いました。おもしろかったです。
〇今回選書会に参加して感じたことは、本を選ぶのは楽しいということです。自分のために本を選ぶのではなく、学校の人のために選ぶのはとても新鮮な感覚でした。普段の自分なら行かないようなコーナーに行っていろんな本に触れ、自分の新しい興味を発見することができました。行ってよかったと思っているので、次回も参加したいです。
★2023年7月のコーナー展示から・・・その1★
星・星座についての本をビジュアルなものを中心にあつめました。七夕を舞台にした絵本や小説も並べています。
7月10日より夏休み特別貸出を実施しています。
1人99冊まで貸出できます。
ゴールドカードの人は101冊まで貸出できます。
夏休みの開館日・開館時間は以下のとおりです。
7月21日(金) 9:00~12:30
7月24日(月) 9:00~12:30
7月25日(火) 9:00~12:30
7月26日(水) 9:00~12:30
7月27日(木) 9:00~12:30
8月24日(木) 9:00~12:30
洛西高校図書館の検索サイトや洛西高校図書館公式インスタグラムにも掲載しています。
検索サイトの「開館日カレンダー」を参照していただくと日々の開館時間も確認できます。ぜひご利用ください。
昨年2学期より、本校生徒と教職員全員が京都府立図書館の「電子書籍等サービス」の利用が可能となっています。昨年度から在校・在職している生徒と教職員については昨年8月末に、今年度の入学生と転入教職員については6月下旬に個人用IDを配布しました。
1年生には先日(6月22日)のLHRの時間に、タブレット端末を使って、電子書籍にログインし書籍を閲覧する実習をしてもらいました。生徒たちは、電子書籍ならではの便利な機能(文字の拡大・縮小や目次から読みたいページへの移動)に感動していました。また、前から読みたいと思っていた本に出合えた生徒もいました。 京都府立図書館の電子書籍等サービスは、インターネットにつながっている状態であればいつでもどこからでも、個人の端末から個人IDでログインして電子書籍・オーディオブックが利用できます。
紀伊國屋書店提供の「KinoDen」には、調査研究や生涯学習に役立つ学術書、専門書、事典・辞書類や京都関係資料を中心として3,000以上の幅広いジャンルのコンテンツが揃っています。他にも、英語多読の学習に役立つ「EBSCO eBooks」やオーディオブックが利用できます。
本校の図書館(紙の本や文献資料)の利用と合わせて活発に利用してもらえればうれしいです。なお、本校図書館を通じて配布している「電子書籍等サービス」用のIDを使って府立図書館の蔵書(紙の本・資料)を直接貸し出しすることはできません。在籍生徒・教職員は本校図書館経由で府立図書館の蔵書を取り寄せることができます。
★2023年6月のコーナー展示から・・・その3★
父について、もしくは父として書いたエッセイ、父親に関する評論、父をモチーフにした絵本や小説を集めました。
◆「夏至の物語」「季節の和菓子を楽しもう」◆
夏至に関するミニコーナーです。夏至が舞台になっている小説・戯曲を集めました。その横に和菓子の本も置きました。というのは、夏至から夏越の祓までの期間に食べると夏バテしないといわれている和菓子「水無月」を、手作りできたら楽しいだろうなと思って書架をさがすと、レシピが載っている本があったからです。水ようかんや錦玉など夏らしい和菓子のレシピも載っています。眺めるだけでも楽しいです。
★2023年6月のコーナー展示から・・・その2★
雨に関する気象学の本や写真集、梅雨や雨をモチーフにした絵本や小説を集めました。
「ジューンブライド」からの連想で。
2023年6月の洛西高校図書館の館内展示モチーフは梅雨と紫陽花です。雨の日にも図書館はカラフルで明るい存在でいたいと思っています。
★2023年6月のコーナー展示から・・・その1★
6月8日、全校生徒対象に演劇団体鑑賞が行われました。演目は青年劇場の「きみはいくさに征ったけれど」です。登場人物である竹内浩三の著書(劇中で朗読された詩も掲載されています)のほか、出身地三重県の関連書(伊勢うどんも紹介されています)、竹内浩三が好んだといわれる宮沢賢治の著書なども添えました。演目のポスターやパンフレット、キャスト全員のサイン色紙も展示しています。
9月に行われる文化祭に役立つ本を集めたコーナーを作りました。演劇の練習や照明・道具・メイク・衣装など演劇づくりに役立つ本など、多様な本があります。ぜひ参考にしてください。戯曲類や過去の上演台本等は定位置のままです。
「洛西初夏の本まつり」では「読書BINGO」も行っています。6月7日から7月7日までに貸出して期限通り返却した本の、分類番号の一番左の数字(NDC類目)を利用して、カードにスタンプを押していきます。
BINGOが成立したら景品があります。景品は雑誌の付録や出版社の販促グッズなどです。5列以上揃うと景品のほか「ゴールドカード」(いつでもほかの人より2冊多く貸出ができる貸出カード)を申請することができます。
BINGOの表のハートマークはフリーになっていて、どんな分類番号でもスタンプが押せるほか、ワークショップ参加や、図書館に置いてあるボードゲームを楽しんでもスタンプが押せます。
囲碁・将棋・チェス・ダイヤモンドゲーム・リバーシなどの古典的なボードゲームのほか、「みんなで本をもちよって」「ボブジテン」などのコミュニケーション系カードゲーム、「ZENタイル」「じっくりミレー」「キャラほめソロ」、テーブルトークRPGに使えるダイスなどを用意しています。
「洛西初夏の本まつり」期間中、しおりづくり等のワークショップも行ってます。
今回のメニューは水引しおり・マグネットしおり・超簡単千代紙ブックカバーの3種です。誰でも簡単に作れます。可愛いですよ。水引しおりの作り方(結び方)説明図にはweb上の画像も利用させていただいています。
6月7日から21日まで図書館&図書委員会行事「洛西初夏の本まつり」です。
期間中は、貸出冊数制限を緩和(通常3冊までのところ5冊まで貸出可。ゴールドカードを持っている人は7冊まで貸出可)、しおりづくりワークショップ実施、読書BINGO実施など多彩な企画で利用者の皆さんをお待ちしています。
また図書委員ほぼ全員と、今年の教育実習生の「推し本」ミニポスターを2・3棟間東西渡廊下と昇降口の3カ所に掲示、図書館内には「推し本」POPを展示しています。「推し本」はすべて本校図書館にある本ばかりですので、ぜひ読書の参考にしてください。ミニポスターには図書ラベルの分類番号(請求記号)も掲載しているので、それを覚えておいて来館していただけると本を探すときに役立ちます。
しおりづくりワークショップについての詳細は次の記事で。
6月7日、3年生の選択科目「子どもの発達と保育」の授業時間に、司書が読み聞かせの講習を行いました。
図書館
では、2時間連続のメニューで授業を行いました。座学講習1時間、見学と実習1時間です。この日のために京都府立図書館から大型絵本・紙芝居・仕掛け絵本等をセットで借り受けて展示しておきました。生徒たちは展示とともに、本校の絵本架もじっくり見て楽しみつつ学んでいました。最後の数分はみんなの前で実演する時間とし、2グループの生徒が紙芝居を演じました。次週からの授業でも順次実演
に取り組むそうです。
府立図書館から借り受た大型絵本・紙芝居・仕掛け絵本は、今月末まで館内で展示します。本校図書館の利用者は誰でも見ることができます。
5月の図書館館内装飾モチーフは端午の節句・カーネーション・鳥です。
入口アプローチのガーランド、窓飾りのほか、写真はありませんが、カウンター前にも鯉のぼりが泳いでいます。
★2023年5月のコーナー展示から・・・その1★
昨春も「ウクライナを知る本」という標題で展示をしました。戦争は今も続いています。1年余の間に関連書もたくさん出版されました。歴史の本、現状がわかる本、日本の若者の考えを取材した本、事態収拾に向かう道筋を考察した本などがあります。その中から3冊ご紹介します。(書影は「版元ドットコム」のものを利用させていただいています。)
『ズラータ、16歳の日記;ウクライナから来た少女』
ズラータ・イバシュコワ著 世界文化社 2022年発行
祖母の家で偶然見つけた日本語独習テキスト。それをきっかけに日本語や日本の小説・マンガ・アニメが大好きになったズラータさんは、日本でマンガ家になることを夢見ていたが・・・ 戦禍のウクライナから単身で避難してきたズラータさんのことは日本のTV番組等でも何度も報道されていましたので、ご存じの方も多いかと思います。ズラータさんの2022年2月から7月までの日記です。
『ウクライナ戦争をどう終わらせるか;「和平調停」の限界と可能性』 東大作著 岩波書店(岩波新書) 2023年発行
和平調停や平和構築の分野で国際的に活躍してきた著者が、ウクライナ戦争の終結へ想定される道筋と課題、日本が国際社会で果たすべき役割などを論じています。『 10代が考えるウクライナ戦争』 岩波ジュニア新書編集部編
岩波書店(岩波ジュニア新書) 2023年発行
座談会やインタビュー形式で、高校生たちのウクライナ戦争への考えを聞き取り、記録した本。巻末に文学者とジャーナリストによる解説、関連のブックリストが掲載されています。
洛西高校図書館の蔵書検索サイトを少しだけリニューアルしました。より多くの生徒・保護者の皆さんにご利用いただければ嬉しいです。
https://www.lib-finder.net/rakusai_hs/
二次元コードも再掲します。
また、Instagramでの情報提供も始めました。
https://www.instagram.com/rakusai_hs_lib
随時更新中です。ぜひご覧ください。
★2023年4月のコーナー展示から・・・その2★
◆「公式Instagram開設しました!」
蔵書検索サイトとInstagramのミニポスターとともに、スマホ・SNS・ネット等との付き合い方の本や関連ノンフィクションなどを紹介しています。
◆「今、話題の本!」
本屋大賞2023受賞作・ノミネート作をはじめ、昨年度下半期の様々な受賞作を並べています。ところで、本屋大賞は今年20周年を迎えたことを記念して「本屋大賞コンプリートキャンペーン」が行われています。本校にも各回の大賞受賞作が揃っています。スタンプラリーに参加してみませんか?
◆「遊びにいこっ! 遠足に 行楽に」
近隣のガイドブックやアウトドア料理の本などを集めました。
◆「お弁当を楽しもう」
お弁当やおにぎり、サンドイッチなどに関する本を集めました。
レシピや文化的考察、関連エッセイなどのほか、お弁当をモチーフにした小説もあります。
◆「5月3日は憲法記念日」
人気作家による絵本もあります。
4月、世間では葉桜が中心になりましたが、窓飾りやガーランドに桜モチーフをあしらって、洛西高校図書館はまだ花ざかりです。
昨年度の図書委員が描いてくれた利用促進ポスターやお薦め図書ミニポスターを掲示板や階段に掲出しています。
★2023年4月のコーナー展示から・・・その1★
◆「図書委員の推し本・・・2023年春に」
2022年度1・2年生図書委員の「推し本」をPOPやミニポスターとともに展示しています。