宮津学舎

 12月9日にダンス発表会を行いました。1年生は創作ダンス、2年生は現代的なリズムダンスに挑戦しました。授業での練習の成果を発揮し、見ている人に感動を与える演技を堂々と披露することができました。ダンス表現を心から楽しむ姿は輝いて見えました。それぞれの表現が光る素敵な発表会でした。

 
 

 

 令和3年12月11日(土)西駅交流センター(西舞鶴駅3Fホール)において令和3年度 第2回海の京都サイエンスフェスタ(主催:京都府教育委員会・嵯峨野高校)が開催されました。SSH・SSN指定校である府立高校において、生徒が取り組んでいる研究のポスター発表を行いました。
 本校からは、2年生における「総合的な探究の時間」での探究活動代表グループと、フィールド探究部の合計7グループがポスターセッションに参加しました。

本校のポスター発表のタイトル(分野)】
 虚数解交点の謎(数学)
 ラプラス変換で非線形微分方程式は解けるのか(数学)
 丹POPO~丹後地域のタンポポの分布について~(生物)
 人、川、ハッピー~大手川大作戦~(環境)
 林内環境におけるササの成長の違い(環境)
 バナナの皮が最も滑る条件は何か?(物理)
 丹後地域の「出し風」について(地学)

 

 

 

 12月9日、1年生普通科の生徒が総合的な探究の時間にて、ポスター発表を行いました。

 夏休みから取り組みをはじめ、地域の課題を解決する方法や地域の魅力を活かす方法を数名のグループに分かれて模索しました。宮津市役所や総合地球環境学研究所、宮津わかもの会議など、外部機関とも連携しながら、グループ内で意思形成をすることができました。調査内容や考察をポスターにまとめ、発表練習を繰り返しながら、ポスター発表当日を迎えました。

 この探究活動を通して、「課題を明確にし、多角的に捉えること」や「多くの情報の中から必要な情報を見極めること」の重要性を実感し、「相手に主張が伝わりやすいポスターとはどのようなものか」について考えることができました。また、来年度の探究にむけて、「先を見通す力」や「課題を絞って徹底的に調べる力」を身につけたいという感想もありました。

 
 

 

 1・3年生の試験が昨日で終わり、2年生も修学旅行から帰ってきて、校内に日常が戻ってきました。1・2年生がそろって部活動に取り組むのは久しぶりですが、今日はあいにくの雨。12月に入って寒さも厳しくなってきましたが、校内で一生懸命に部活動に取り組んでいます。

 
 

 

 11月26日に『ふるさとみやづ学~高校生立志編~』として、宮津市より城﨑市長にお越しいただき、プレゼン・座談会を実施しました。この座談会には、丹後に深く関係する探究活動を行っている2年生の中から、3つのグループが参加して市長や市役所の方々に向けてプレゼンを行いました。

 
 生徒のプレゼンテーマ
 (1)宮津の魅力を伝えるフォトコンテストの開催

 (2)Uターン促進のための高校生によるスタディーツアーの充実
 (3)大手川における市民参加型の環境づくり

 その後は座談会形式で市長に向けて直接質問をする機会を設けていただきました。市長には「宮津の魅力」について語っていただいたり、探究活動のアドバイスをしていただいたりと、質問に1つ1つ丁寧に答えていただき、参考になった部分も多いと思います。1月の最終報告会に向けて、探究を深めるよい刺激となりました。
 

 

 11月19日(金)夕方、校内で空を見上げる生徒や教員の姿がありました。
 皆既月食に「限りなく近い」部分月食が国内でも話題になり、今回は観測条件が良いことで、多くの方が空を見上げて月食をご覧になったのではないでしょうか。
 部分月食や皆既月食は、日本でも年に2~3回ある年もあれば、数年間あいだがあく時もあります。しかし、今回の「限りなく近い」というのは、月全体の約98%が影に覆われるもので、日本全国で観測できるのは約140年振りで、次回は65年後に同様の月食が起こるようです。
 また今回は月食が注目をされていましたが、17日(水)の深夜から18日(木)の未明にかけては「しし座流星群」の極大日でもありました。今から20年前(2001年)、高校生の皆さんはまだ生れていませんが、流れ星が「雨のように流れるくらいの大出現」「流星雨」と表現されるくらい今回の月食同様に日本全国で大きな話題になりました。
 宇宙や地球などの時間で考えると何度も起こる現象ですが、人の一生からすると人生で1度あるかないかの機会です。貴重な体験・経験の一つでもあります。あまり興味が無い人もいると思いますが、この一期一会の機会が今後の自分の人生の岐路や起点となる人もいるかもしれません。
 天体現象だけでなく、日々の高校生活での出会いや機会、経験を大切にしてもらいたいです。
 

 

 11月10日(水)の昼休みに、ICC(国際交流部)の生徒とALTのニューベリー先生が中学校の教科書でおなじみの「Carpenter's gift」を読んでくれました。普段の部活動の成果が発揮された流暢な英語はとても心地よく、英語を楽しむ良い機会となりました。

 

 10月27日(水) 建築科3年生匠コース 22名が、上宮津・杉山に東屋を設置しました。
 上宮津自治会の方々からの依頼で、今年3月に卒業した先輩がデザイン提案した3つのデザインの内の1つを昨年度に1棟を製作・設置し、今回は違うデザインの2棟目を製作・設置しました。
 天候も心配されましたが、秋晴れの作業日和となりました。
 今回設置した上宮津・杉山の一帯は、巨樹・巨木の杉が多いこともあり、午前・午後で現地作業をする班と杉山でエコツアーガイドをされている地元の方に案内していただく班とに分かれました。
 巨樹・巨木の杉は現在101本点在し、その中には名前がつけられているものもありました。杉だけでなく、その他の植生や大江山連峰の地形・地質など地理や歴史の解説もしていただきました。普段、山に入ることのない高校生たちは、探究心をくすぶられ、探検気分で険しい山道を歩き、知識・見識の広がる時間となりました。
 現地作業は、午前に柱・梁の軸組や屋根などの主要な構造部材の組立をし、午後は壁板やベンチなどの化粧材の取付作業となりました。中でも壁板は、各場所の最後の1枚は現地で幅を合わせて製作することもあり、幅が短くて隙間ができて何回も作り直しになって苦戦していました。
 完成後は、上宮津自治会の方から感謝状をいただきました。4月から製作し現地作業を終えた生徒たちは、東屋のベンチに座って天橋立や宮津湾の景色を眺めていました。杉山からの景色を臨みながら、地域貢献できたことの喜びと東屋が完成した達成感に浸っていました。

 

 

 

 

 
 東屋の全体写真(左)、東屋内のベンチからの臨む景色(右)

 

 10月8日(金) 建築科3年生匠コースの9名の生徒が栗田駅前にあるプランターの木枠を寄贈しました。
 昨年、プランターの木枠製作の依頼があり、デザイン案をプレゼンし、その中から「魚魚(とと)プランター」と「幸せを運ぶプランター」の2つのデザインが選ばれ、それぞれ3台ずつ計6台の木枠を4月より製作してきました。
 緊急事態宣言等で寄贈日が延期続きでしたが、寄贈式には宮津市長様をはじめ、市役所の方々や栗田駅で花木の手入れなど管理をされている「さくらの会」の方々など多くの方々に出席していただき、たくさんの感謝の言葉もいただきました。
 今回製作に携わった高校生たちは、ものづくりを通して地域に貢献できたことで、大きな達成感を得ることができました。

 
 

 

 7月31日(土)に宮津・与謝管内の小学生を対象に木工教室を行いました。
 午前は5・6年生対象の「いすの製作」、午後は1~4年生対象の「コリントゲームの製作」をしました。
 建築科の生徒は、ボランティアとして製作のサポート役で参加しました。
 高校生は、製作に必要な道具や工具を使う時の安全に配慮しながら、作業工程を進めていく中で、小学生に教えることの難しさを実感していました。
 作品が完成した小学生たちは、満足感を漂わせながら嬉しそうに笑顔で帰ってくれました。
 小学生にとっても高校生にとってもよい有意義な日となりました。
 
 

 
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