宮津学舎

 11月10日(水)の昼休みに、ICC(国際交流部)の生徒とALTのニューベリー先生が中学校の教科書でおなじみの「Carpenter's gift」を読んでくれました。普段の部活動の成果が発揮された流暢な英語はとても心地よく、英語を楽しむ良い機会となりました。

 

 10月27日(水) 建築科3年生匠コース 22名が、上宮津・杉山に東屋を設置しました。
 上宮津自治会の方々からの依頼で、今年3月に卒業した先輩がデザイン提案した3つのデザインの内の1つを昨年度に1棟を製作・設置し、今回は違うデザインの2棟目を製作・設置しました。
 天候も心配されましたが、秋晴れの作業日和となりました。
 今回設置した上宮津・杉山の一帯は、巨樹・巨木の杉が多いこともあり、午前・午後で現地作業をする班と杉山でエコツアーガイドをされている地元の方に案内していただく班とに分かれました。
 巨樹・巨木の杉は現在101本点在し、その中には名前がつけられているものもありました。杉だけでなく、その他の植生や大江山連峰の地形・地質など地理や歴史の解説もしていただきました。普段、山に入ることのない高校生たちは、探究心をくすぶられ、探検気分で険しい山道を歩き、知識・見識の広がる時間となりました。
 現地作業は、午前に柱・梁の軸組や屋根などの主要な構造部材の組立をし、午後は壁板やベンチなどの化粧材の取付作業となりました。中でも壁板は、各場所の最後の1枚は現地で幅を合わせて製作することもあり、幅が短くて隙間ができて何回も作り直しになって苦戦していました。
 完成後は、上宮津自治会の方から感謝状をいただきました。4月から製作し現地作業を終えた生徒たちは、東屋のベンチに座って天橋立や宮津湾の景色を眺めていました。杉山からの景色を臨みながら、地域貢献できたことの喜びと東屋が完成した達成感に浸っていました。

 

 

 

 

 
 東屋の全体写真(左)、東屋内のベンチからの臨む景色(右)

 

 10月8日(金) 建築科3年生匠コースの9名の生徒が栗田駅前にあるプランターの木枠を寄贈しました。
 昨年、プランターの木枠製作の依頼があり、デザイン案をプレゼンし、その中から「魚魚(とと)プランター」と「幸せを運ぶプランター」の2つのデザインが選ばれ、それぞれ3台ずつ計6台の木枠を4月より製作してきました。
 緊急事態宣言等で寄贈日が延期続きでしたが、寄贈式には宮津市長様をはじめ、市役所の方々や栗田駅で花木の手入れなど管理をされている「さくらの会」の方々など多くの方々に出席していただき、たくさんの感謝の言葉もいただきました。
 今回製作に携わった高校生たちは、ものづくりを通して地域に貢献できたことで、大きな達成感を得ることができました。

 
 

 

 7月31日(土)に宮津・与謝管内の小学生を対象に木工教室を行いました。
 午前は5・6年生対象の「いすの製作」、午後は1~4年生対象の「コリントゲームの製作」をしました。
 建築科の生徒は、ボランティアとして製作のサポート役で参加しました。
 高校生は、製作に必要な道具や工具を使う時の安全に配慮しながら、作業工程を進めていく中で、小学生に教えることの難しさを実感していました。
 作品が完成した小学生たちは、満足感を漂わせながら嬉しそうに笑顔で帰ってくれました。
 小学生にとっても高校生にとってもよい有意義な日となりました。
 
 

 

 7月27日(火) 建築科1年生が「まちあるき」を行いました。
 天橋作事組の方々にお世話になり、旧三上家住宅を中心に宮津のまちなかの街並みや建築様式などを解説していただきながら見学しました。
 5つの班ごとに散策して気になる建物などは写真撮影をして、最後に発表会をしました。
 1年生にとっては、現場見学に続いて2回目の校外学習となり、新しく建設されている現場見学とは違い、歴史ある建物や街並みに触れる機会となりました。
 まだまだこれから建築について深く学んでいく生徒たちにとって、建築に対する興味関心を持つ良い取組となりました。

  

 

 11月1日(月)に宮津高校のOBである与謝野町長 山添藤真 氏をお迎えし、対話授業を実施しました。今年は14名の生徒が参加し、活発な意見交流ができました。
 第一部では「与謝野共創物語」として、町長の仕事やまちづくりに関して話していただきました。第二部はディスカッションを行い、生徒からの「丹後ちりめんの後継者不足問題」や「丹後地域にどのような建築物が必要か」などの質問に対し、1つ1つ丁寧に答えていただきました。参加した生徒たちにとって非常に有意義な時間となりました。

 

 

 10月28日(木)に体育祭を実施しました。心地よい青空の中、赤・青・黄の3ブロックに分かれて、さまざまな競技を行いました。競技のようすを紹介します。

           開会式                     ほぼ全員女子50m走
 

           玉入れて                       綱引き
 

          台風の目                     クラス対抗大縄跳び1年生
 

       クラス対抗大縄跳び2年生                生徒会パフォーマンス
 

        ほぼ全員男子70m走                      
15人PK 
 

 
        クラス対抗大縄跳び3年生                
5人でしやがれ!
 

          男女混合リレー                
ハイパーブロック対抗リレー女
 

       ハイパーブロック対抗リレー男                   
閉会式
 

 

 今月の前半は日中30℃を超える日もあり、教室ではクーラーを入れるなど暑い日がありました。
 10月18日(月)からは完全衣替えとなり、冬服を着て登校するようになりました。それに合わせるかのように、気温も急激に下がって寒い日が続きました。
 10月前半は制服の移行期間でもあり、夏服の生徒が多くいましたが、完全衣替えで全校生徒は冬服となりました。
 宮津高校の生徒は白色から黒色へ、宮津天橋高校の生徒は水色から紺色へと制服が替わり、校内が一気に模様替えをしたかのように、ガラリと雰囲気が変わりました。
 宮津高校全日制の生徒にとっては最後の夏服となりました。
 季節も夏から秋を通り過ぎて一気に冬へと移り変わったように寒くなりました。生徒のみなさんは体調を崩さないよう自己管理をしっかりして、元気に登校してください。

 

 
10月22日に生徒会長選挙を行いました。今年は3名が生徒会長に立候補し、決選投票を経て過半数の票を獲得したHR23の佐野颯栄さんが選ばれました。
 11月5日まで生徒会役員を募集しています。よりよい学校を目指して活動したい人は、ぜひ参加してください。

 
 

 2年普通科の生徒が1年間かけて行っている探究活動も後半にさしかかりました。先日実施した中間報告会でもらった意見やアドバイスを活かしながら、さらなる実験を行ったり、外部機関に連絡をとったりと、積極的に活動を続けています。

 
 

 
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