宮津学舎

 今月の前半は日中30℃を超える日もあり、教室ではクーラーを入れるなど暑い日がありました。
 10月18日(月)からは完全衣替えとなり、冬服を着て登校するようになりました。それに合わせるかのように、気温も急激に下がって寒い日が続きました。
 10月前半は制服の移行期間でもあり、夏服の生徒が多くいましたが、完全衣替えで全校生徒は冬服となりました。
 宮津高校の生徒は白色から黒色へ、宮津天橋高校の生徒は水色から紺色へと制服が替わり、校内が一気に模様替えをしたかのように、ガラリと雰囲気が変わりました。
 宮津高校全日制の生徒にとっては最後の夏服となりました。
 季節も夏から秋を通り過ぎて一気に冬へと移り変わったように寒くなりました。生徒のみなさんは体調を崩さないよう自己管理をしっかりして、元気に登校してください。

 

 
10月22日に生徒会長選挙を行いました。今年は3名が生徒会長に立候補し、決選投票を経て過半数の票を獲得したHR23の佐野颯栄さんが選ばれました。
 11月5日まで生徒会役員を募集しています。よりよい学校を目指して活動したい人は、ぜひ参加してください。

 
 

 2年普通科の生徒が1年間かけて行っている探究活動も後半にさしかかりました。先日実施した中間報告会でもらった意見やアドバイスを活かしながら、さらなる実験を行ったり、外部機関に連絡をとったりと、積極的に活動を続けています。

 
 

 

 2年生普通科の生徒たちは「総合的な探究の時間」を活用し、半年間、探究活動を進めてきました。今回の中間報告会は、その成果を同級生や外部講師の方々の前で発表し、意見交換を行うことで、今後の活動を充実させることが目的です。
 発表後の質疑応答の時間には鋭い質問を受け、答えに困るグループも多かったようです。それでも自分たちにはない考え方やアイデアを受け取り、今後探究活動を発展させるよい刺激となったのではないでしょうか。

 
 

 

本校東門入口に植えられているフジバカマに、今年もアサギマダラがやってきました。

アサギマダラは、フジバカマ、ヒヨドリバナ、アザミなどのキク科植物の花によく集まり、白いタオルの一方をつかんでぐるぐる回すと寄ってくることが知られています。
標高の高い山に生息していますが、秋には南西諸島や台湾まで長距離の渡りをするため、日本各地でマーキング調査がおこなわれています。

2016年に舞鶴市の城北中学校からいただいたフジバカマも、今では大きな群生となり、毎年アサギマダラを呼んできてくれます。
城北中学校のフジバカマにもアサギマダラはやってきていますか。

 

 

 10月5日には10匹以上見ることができました。

 
 本日のLHRの時間を活用し、1・2年生のクラスで読書HRを行いました。宮津学舎で忙しく充実した生活を送っている生徒たちですが、ゆっくりと本を読む時間として年に数回読書HRを設けています。
 普段、本に接しない人も興味のある本を読んでみるきっかけになったのではないでしょうか。ぜひ、読んでおもしろかった本を友達に紹介し、読書の輪を広げてください。

 
 

 これから就職試験を迎える生徒たちに向けて、就職激励会を行いました。添削指導や面接練習、さらには3年間の宮津高校での学びを胸に、自信をもって試験に臨んできてください。

 
 2学期の始業式を行いました。
 始業式では校長先生より、新型コロナウイルスの感染拡大の影響による分散登校や半日授業などの対応が伝えられました。全校生徒が一緒になって登校し、学習に、部活動に、行事に取り組める例年のような新学期のスタートは迎えられませんでした。それでも、進路指導部長講話であったように、読書をするなど身近にあるものをしっかり見て活用しながら、物事をより広く、より深く理解できる人間をめざし、2学期を元気に過ごしていきましょう。

 
 

 夏休み期間も後半になり、学校祭に向けた取り組みが本格的にスタートしました。
 午前中は講習や自習など学習に取り組み、午後から各クラスごとの発表に向けた準備を進めています。

 
 
 

 

 7月29日(木)、建築科3年生匠コースの内、木製ベンチ製作を選択した13名が大宮北保育所へ木製ベンチを寄贈しました。この取組は国際ソロプチミスト宮津より製作依頼を受け、2年生からベンチのデザインを考え、選ばれた提案のベンチを3年生から製作し始めました。
 製作した木製ベンチは、「さめベンチ」と「名前のないベンチ」の2種類です。
 「さめベンチ」は、胴体・下あご・背びれ・尾びれの4つのベンチで1セットなり、胴体だけ少し高く、他の3つは胴体部分と重なるように低くなっています。
 「名前の無いベンチ」は、座面が6角形で、その内3辺に脚となる側板があり、内側に中板が取り付けられておもちゃなどが置けるようになっています。6角形を活かして、子どもたちが色々な組合せて配置できるように考えて座る知育ベンチとなっています。
 1つ1つのベンチを高校生が子どもたちのために思いを込めて製作したこともあり、園児たちや保育所の先生方に大変喜んでいただきました。コロナ禍でもあるため、感染対策を行って上で寄贈式を行い、短時間でしたが高校生と園児で交流を深めました。
 高校生にとっても、ベンチの完成と寄贈先の子どもたちの喜ぶ笑顔によって、製作した達成感と喜びを感じていました。

 

 
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