11月10日(金)1・2年生対象に夢チャレンジDAYを行いました。(外部業者の)模擬試験を通して、日々の授業内容の定着度について、生徒と教員の双方が把握し、今後の学習や指導の指針としたり、応用力の程度を図ったりする機会となっています。生徒は日々の授業で学んできたことを発揮しようと一生懸命問題に向き合っていました。テスト終了後、さっそく自己採点をし自分自身の課題を確認し、今後の目標を決めました。また、教員一同、生徒の実力を把握し、日々の授業に還元し、一人ひとりに合った指導に役立てていきます。
11月8日(水)、防災訓練を実施しました。地震後の停電を想定した訓練のため、開始から一定時間後は放送での指示ではなく伝令で行いました。避難の指示から約5分後にはグラウンドに整列できており、生徒、教職員ともに万一の時を想定した行動ができました。あわせて本学舎は浸水想定区域、高原原発のUPZ圏内であり、それらに関する避難行動についても確認しました。
宮津与謝消防署の方からは、「さらに質の良い訓練にするためには、生徒皆さんが安全に家に帰り、明日また元気に学校に来るという気持ちを持つことが大切」と話をしていただきました。
11月4日(土)、オープンスクールを開催しました。多くの中学生、保護者の方にご参加いただき、宮津天橋高校宮津学舎の授業や部活動などの取組をご覧いただきました。全体会では教員からの学校紹介の他に、宮津学舎が力を入れて取り組んでいる探究活動「Safari」について2年生の生徒が発表を行いました。
授業見学では、Safariでの2年生の取組の様子や、1年生の普段の授業の様子を見学していただきました。Safariでは生徒自身が中学生たちに今、自分がどのような探究をしているのかを説明しました。自分の興味のあるものに熱心に取り組んでいる姿は中学生たちにも魅力的に映ったのではないでしょうか。また、部活動見学では、短い時間ではありましたが、生徒が生き生きとした活動する様子を見ていただくことができました。
中学生の皆さんが来年の4月に宮津天橋生として入学されることを心待ちにしています。
10月27日(金)6時間目、生徒会長選挙を実施しました。
1週間の広報活動・立会演説会を経て今年度の生徒会長には白數拓人くん(HR23)が選出されました。それに伴い、白數くんと共に宮津天橋高校宮津学舎をよりよくしたいと考える生徒を募集します。11月10日(金)まで生徒会役員を募集していますので、興味のある生徒は生徒指導部まで声をかけてください。
10月21日(土)、1・2年生を対象にキャリアフォーラムを実施しました。この取組は生徒が「自身の将来像をイメージし、自身の可能性を最大限まで広げ考える機会にする」ことを目的としており、宮津高校を卒業された先輩方をはじめ、様々なフィールドで活躍されている社会人8名を講師、TEAM旦波のメンバー2名をファシリテーターとしてお招きしました。
講師の方から、自身の経験や高校時代に大切にしてきたこと、今後のキャリアの展望についてお話ししていただきました。当日はメモを取りながら、積極的に質問をする生徒の姿が多く見られ、その話を受けて印象に残ったことや自らの進路について講師の方と交流することで、自身の考えをより深めることができました。
様々な分野で働かれている講師の方々の考えや価値観に触れることで、多くの生徒が「自らが考え、伝え、行動すること」の重要性を感じられたよい機会となりました。
講師のみなさま、TEAM旦波のみなさま、誠にありがとうございました。
10月6日(金)5、6時間目に1年生対象学部・学科ガイダンスを行いました。大学・専門学校での学びや就職に関する知識を学び、生徒自身の進路意識を深める機会としています。大学や専門学校、企業から講師をお招きし、27種類の分野(文学部、教育学部、公務員、就職指導など)に分かれて説明を受けました。生徒はその中から興味・関心を持った分野を3つ選び、時間帯に分けて3回ガイダンスを受けました。ガイダンスでは、高校の学習と上級学校での学びの関連や、それが社会にどのように生かされているのかなど具体的に話をして頂きました。自分で調べるだけでは分からない上級学校での学びの姿がより身近に感じられたのではないでしょうか。
生徒の感想の中には、「自分のやりたいことを見つける第一歩になりました」、「自分が好きなことを仕事にしたいと強く思いました」などがあり自分自身の進路に向けて意欲を高めるきっかけとなりました。
講師の先生方、本日はありがとうございました。
9月29日(金)5、6時限目に3年生対象人権学習講演会を行いました。今年度も丸田光昭氏をお招きし、「同和問題の理解と人間尊重~出会いが俺を変えた~」をテーマに講演をしていただきました。丸田さんは30年前からこの人権問題について近畿をはじめとして様々な場所で講演されています。また宮津高校時代から何度も講演をしていただいています。
講演では、丸田さんの生い立ちから現在に至るまでを語っていただきました。また、後半には今尚残る人権差別や社会での誹謗中傷に対して、自分のものさしで良いか悪いかを判断できる人になってほしいという話がありました。生徒たちは、丸田さんご自身が経験された言葉一つ一つに自分だったらどうするのかといったことを考え、丸田さんの思いを受け止めながら真剣に聴いていました。
最後に、「目は人のいいことを見るために使ってほしい。口は人を励ますために使ってほしい。耳は心の叫びを聞くために使ってほしい。手と足は相手の土台になってあげる、相手を助けるために使ってほしい。心は自分の目でしっかり見たことを自分のものさしで測って自分の心を育ててほしい。」というメッセージがありとても心に響きました。
緊張を和らげるために冗談を交えながらも差別は絶対に許されないという思いを本気で私たちに語りかけてくださいました。丸田さんにはこのような機会を作っていただき感謝しています。