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京都府立京都八幡高等学校

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教育内容

 1月18日(木)、人間科学科2年生が八幡市立美濃山小学校と有都小学校に出向き、1年生の各クラスで読み聞かせをしました。この取組は、生徒3~4人でクループを作り、45分間の授業を読み聞かせを中心に展開するものです。人間科学科の専門科目「人間探究Ⅰ」で準備を進めてきました。絵本を単に読むだけではなく、こどもたちを注目させるために手遊びの練習をしたり、パネルシアターやペープサートを作ったり、絵本に関するクイズを考えたりしました。準備に時間をかけた分、授業を終えた後の達成感は格別でした。

 

 1219日(火)4~7限、人間科学科2年生が大阪国際大学との高大連携「One day campus life」に参加しました。目的は、①進学後を具体的にイメージしながら、将来に向けて大学で学ぶ目的をより明確にし、進路実現達成のための具体的な取組を決める契機とする。②3年次に実施予定の交流体験(幼稚園)の事前学習の一環とする。の2つです。

 大学のバスで移動し、昼食後、まずは幼児保育学科の模擬授業を受けました。ポップアップカードの作り方の基礎を教えてもらい、各自が想像力を膨らませてはさみの入れ方や紙の折り方を工夫しました。その後、大阪国際 大和田幼稚園(幼保連携型認定こども園)で、園児たちと楽しく交流をしました。こどもたちとの距離感、積極性、笑顔など、日頃の成果が表れた交流になりました。

《生徒感想(抜粋)》 私は将来、保育士になりたいと思っているので、今回の体験は進学したときの姿を少し想像することができ、進学が楽しみになった。園児との交流は、すぐに打ち解けることができ、短い時間だったがたくさんの園児と交流ができてよかった。大学進学への気持ちが強くなったので、今から自分にできることを探して、後悔しないようにしたい。

 

 1214日(木)3・4限、人間科学科2年生が八幡支援学校中学部の生徒のみなさんと授業交流をしました。前回(11/30)に続いて、中学部の1組は特別活動「1組のクリスマス」、1年生は生活単元学習「ザ・宇宙!」、2年生は「ハチリンピック2023」、3年生は「ドリームチャレンジ」をテーマにした授業で交流を深めました。2年生にとって、本年度最後の授業交流でしたが、いつも通り楽しい交流ができました。

《生徒感想(抜粋)》 前回よりもたくさんの生徒と交流することができた。みんなで楽しくダンスをしたり、生徒が作ったプラネタリウムを一緒に見て感動を共有したりすることができてよかった。そのあと2種類のゲームをしたが、みんなで応援したり、僅差で勝つことができたりと、たくさんの思い出を作ることができた。

 

 1130日(木)3・4限、人間科学科2年生が八幡支援学校中学部のみなさんと授業交流をしました。中学部の1組は特別活動「1組のクリスマス」、1年生は生活単元学習「ザ・宇宙!」、2年生は「ハチリンピック2023」、3年生は「ドリームチャレンジ」をテーマにした授業でしたが、前期と同じクラスに入ったことで、自然に笑顔が溢れたり、会話が弾んだりと楽しい交流となりました。次回、1214日(木)の授業交流も楽しみにしています。

《生徒感想(抜粋)》 クリスマスのパネルシアターをしたときに、笑ったり声を出したりしてくれたのが嬉しかった。クリスマスツリーの飾りに色を塗るときは、腕をしっかりと支えられるか不安だったが、最後まできれいに色を塗ってくれたので安心した。前期の時よりも楽しそうにしてくれていたので、次回はさらに楽しんでもらえるように、目線を合わせる、ゆっくりはきはき話すなど、細かいことを意識して交流したい。

 

 1012日(木)2・3限、3名の講師の先生をお招きし、読み聞かせの事前学習をしました。「絵本の世界をこどもに伝えるために」をテーマに、絵本を読んでもらうということ、読み聞かせに適した絵本の条件、読み聞かせを始める前にしておくこと、絵本の読み方などを教えてもらい、パネルシアター、ペープサート、エプロンシアターなどの実演を披露していただきました。1月に近隣の小学校で読み聞かせの授業を計画しているので、これから準備をしていきます。

 

9月29日(金)3・4限、人間科学科3年生を対象に、「シニアポーズ」の授業を実施しました。

シニアポーズとは、加齢に伴う自然な身体変化や、脳卒中などの病気の後遺症などによって生じる日常生活の不自由さを体験できる高齢疑似体験システムです。

生徒たちは、この体験を高齢者への気遣いや思いやりを意識するきっかけとしてくれたようです。


《生徒感想(抜粋)》

・腰が曲がっていると顔を上げることも難しいので、洗濯物を干すだけでも苦労した。

・介助する際には、歩くペースや話すペースを合わせることが大切だとわかった。

・祖母が、立ったり座ったりするのがしんどいと言っていた理由がわかった。

 

9月27日(水)3・4限、人間科学科1年生を対象に、「インスタントシニア体験(高齢者疑似体験)初級編」を実施しました。

高齢者が感じる不便さを体験することで、高齢者を介助する心構えなどを、生徒たちは学んでいたようです。


《生徒感想(抜粋)》

・視野が狭くなるので、階段を降りるときにしっかり下を見ないといけなく、少しの段差でも怖かった。

・筋力低下から手足が重く動かしにくいので、少し歩くだけでもすぐに疲れた。

・困っている高齢者の方がいたら、周りに気をつけながら負担にならないように手伝いたい。

 

 9月28日(木)3・4限、家庭看護の一環として包帯法の勉強をしました。前半は、三角巾の復習として、本結びができるかの確認と頭の包み方を学びました。後半は、巻軸帯の基本的な巻き方である環行帯と螺旋帯を学びました。伸縮する包帯と伸縮しない包帯では、巻きやすさがまったく違うことを体験しました。1026日(木)には、京都中央看護保健大学校の先生に来ていただき、様々な部位の巻き方を教えてもらう予定です。

 

9月14日(木)3・4限、人間科学科2年生を対象に、「インスタントシニア体験(高齢者疑似体験)上級編」を実施しました。1年次よりも足首おもりを重くし、ペアで順番に10個の体験をしました。「高齢者の視点から社会を観察」することで、私たちを取り巻く社会環境の問題点を発見し、そのための対策を考える機会になりました。


《生徒感想(抜粋)》

・高齢者にとって、どのようなことが不便なのかを体験し、今後どのような助けが必要なのかを考えることができた。しかし、高齢者が全員同じ不便を感じているわけではないので、その人に合った助けをしたい。

・身近にいる高齢者の気持ちを知ることができ、今まで以上に助けようという気持ちが高まった。多くの人が高齢者の日常生活における不便さを体験し、高齢者に優しい環境が今よりも増えれば素敵だと思った。

 

9月6日と13日、人間科学科1年生がアイマスク体験を行いました。

この体験は、目の不自由な方がどのようなことで困っているのか、また、目が不自由でもできることはたくさんあることを、体験をとおして理解するものです。

生徒たちは体験をとおして、想像以上にできることがたくさんあることや、手引き者(介助者)の存在の重要性を学ぶだけでなく、点字ブロックやユニバーサルデザインについて考える機会にもなりました。

 

 6月26日(月)3・4限、八幡支援学校中学部の生徒さんと人間科学科2年生の授業交流がありました。本校生徒が4つのグループに分かれ、中学部1組は特別活動「七夕のヒ・ミ・ツ」、1年生は生活単元学習「食べ物チャレンジ大会!」、2年生は「なかよし大作戦!」、3年生は「目指せ旅の達人!1」をテーマにしたそれぞれの授業に入らせていただき、一緒に活動しました。昨年度の経験を生かしながら、笑顔あふれる交流になりました。後期の授業交流も楽しみにしています。

《生徒感想(抜粋)》 交流をとおして、みんなそれぞれ得意なこと、苦手なことがあるのだと改めて感じることができた。できることは自分で、苦手なことは私たちが支援することで、できないことができるようになったときに達成感を感じることができた。お金の計算が支援学校の生徒さんにとって難しいということがわかり、適切な声かけができるようになりたいと思った。初めて中学部の生徒さんと交流をしたが、たくさん話すことができたので、次回も頑張りたい。

 

 

今年度も、人間科学科と八幡支援学校との「授業交流」(前期)を実施することができました。


昨年度まではコロナ禍中であったことから、リモートでの交流もあった「授業交流」ですが、

1年生は小学部と6月16日に、

2年生は中学部と6月26日に、

3年生は高等部と6月15日・22日に無事、対面の交流をすることができました。


生徒たちは楽しそうに、支援学校の授業を一緒に受けられる貴重な体験に取り組んでいました。

コロナ禍をとおして「当たり前が当たり前ではない」ことを実感した今だからこそ、

一つ一つの「人」との関わりやふれあいを大切にし、今後も交流を続けていきたいと思います。


2学期には、「授業交流」(後期)も予定しています。さらなるふれあいから、新たな学びを得られることを願います。

 

 6月27日(火)6・7限、人間科学科2年生を対象に、「交流体験(保育所)事前学習」を実施しました。昨年に引き続き、保育士・幼稚園教諭の資格・免許を持つ人間科学科1期生(H23年度卒)のお二人を講師として招き、手遊び、絵本の読み聞かせ、子どもと関わるときに注意すべきことなど、たくさんのことを教えていただきました。7月7日(金)からの交流体験で今日学んだことを生かし、子どもたちの心を掴んでくれることを期待しています。

 

 6月1日(木)3・4限、包帯の一種である三角巾の勉強をしました。三角巾は、傷の大きさに応じて使用でき、広範囲の傷や関節を包帯したり、手や腕を吊したりするのに適しており、応急手当の基本知識の1つです。基本の結び方である「本結び」をマスターした後、肩、膝、腕、手に包帯する方法を学び、最後は、自分で考えて片目を包帯してみました。

 

5月26日(金)人間科学科2・3年生が、昨年度の人間科学科での実践取組を振り返る発表を行いました。

今回の発表は、昨年度末に行った一年間の実践取組を振り返る発表の中でも特に優秀だったグループの発表を、新一年生を含む下級生にも伝えるもので、発表者は原稿も見ずに見事に発表していました。

今年度も各学年様々な取組を行う予定ですが、発表を聴く生徒たちもそれらに向けて、モチベーションを高めてくれたのではないでしょうか。

 

 5月18日(木)3・4限、血圧測定会を実施しました。先週、京都中央看護保健大学校の先生から教えていただいたことを踏まえて、級友を相手に測定をする側とされる側をそれぞれ6回ずつと電子血圧計による測定をしました。回数を重ねる度に測定時間が短くなるなど、繰り返し練習することの大切さを学ぶことができました。

《生徒感想(抜粋)》 今回は何回も測定することができたので、どうすれば早く測れるか、どうすれば相手の痛さを軽減できるかを考えながら測定することができた。排気弁を少しだけ緩めるのが難しかったが、準備段階で排気弁をきつく締めずに片手で緩められるかを確認するだけで、素早く測定できることを学んだ。回数を重ねる度に上手くできるようになれてよかった。

 

 5月12日(金)3・4限、水銀フリー血圧計の測定方法を学びました。今年度は、講師として(専)京都中央看護保健大学校の副学校長(看護学科学科長兼務)である阿形奈津子先生に来ていただき、血圧について分かりやすく教えていただきました。生徒全員がコロトコフ音を聴診することができ、「正しい知識と正しい技術の習得の重要性を知り、対人援助職に就くための態度を養う」という目標を達成しました。※机上のペットボトルは、教材です。

《生徒感想(抜粋)》 血圧の測定をしたとき、コロトコフ音がまったく聞こえず、測定方法か聴診器を当てる場所が間違っているのだと思い何回もやり直したが、それでも聞こえず不安だった。しかし、阿形先生にマンシェットの巻き方が原因であると教えていただき、コロトコフ音を聴診することができ安心した。間近で専門家の測定を見ることができたので、次回の測定会に生かしたい。

 

5月12日(金)人間科学科3年生が、視覚に障害のある方の感覚を疑似体験するアイマスク体験を、前回の車いす体験同様、校外で行いました。

人は視覚から多くの情報を得て生きていますが、その視覚で得られる情報を、視覚に障害のある方は別の方法で得ています。しかし、それでも感じ取りにくい情報があることなどを、生徒たちは自ら体験的に学び、1年生時の校内でのアイマスク体験での学びをより深いものにしてくれました。


参照 校外車いす体験(人間科学科3年生)

 

南キャンパス人間科学科の1年生と3年生が車いす体験を行いました。

4月26日に1年生が、車いすの基本的な扱い方など注意点を学んだあと、校内で実際に車いすを扱った体験を行いました。生徒たちは「乗り手」と「押し手」の信頼関係の重要性など、体験を通して得られた気づきがたくさんあったようです。

また、28日には3年生が、1年生の時に習った基本を活かして、校外での実地体験を行いました。校外での体験は、これまでの学習で信頼関係が築けている3年生だからこそできる体験です。

今年度も「心を磨く人間科学」をモットーに、人間科学科ならではの特色ある取組をたくさん行っていきますので、よろしくお願いします。

 

4月19・20・21日に南キャンパス人間科学科の生徒が、スクールパートナーである八幡支援学校の生徒の皆さんと対面式を行いました。

19日には人間科学科1年と小学部、20日には2年と中学部、21日には3年と高等部が、本校体育館でそれぞれの代表生徒の挨拶の後、一緒にダンスを踊って交流しました。

生徒たちは今後の交流への期待を膨らませながら、楽しそうに交流をしていました。