9月14日中国四川省から中国高校生訪日団28名がやってきました。
5〜6限目は1・2年生の各クラスで日本の授業を体験し、7限目は1・2年4クラスに入り、文化交流を行いました。南陽生は中国語での自己紹介を教えてもらったり、英語で中国の高校生に学校生活について質問したり、折り紙やあやとりを一緒に楽しんだりしました。
放課後は南陽生の有志が交流会を企画・運営し、中国の高校生をもてなしました。マジック部と吹奏楽部のパフォーマンスの後、みんなで抹茶をたて、華道、浴衣の着付け、けん玉、うちわ作りなどの日本文化を各ブースに分かれて体験しました。最後は時間を延長するほど盛り上り、国を越えた交流の大切さを実感する1日でした。
本日10月1日(木)、「ケータイ連絡網」の案内を配布しました。
PTAでは従来から行事などについて、印刷物、ホームページ等でお伝えしています。これに加え「連絡メール」の運用により、PTA会員の皆様にPTA及び学校の情報をお届けしています。このケータイ連絡網は会員の皆様の携帯電話やコンピュータに、PTA及び学校からの情報を一斉に送信するものです。例年3月に御案内しておりますが、より多くの会員の皆様に登録いただきますよう、年度途中再度の御案内を申し上げています。
ぜひ、登録いただきまうようお願いします。
(本校PTA会員のみを対象とした連絡網ですので、配布プリントのPDF掲載は行っておりません。案内を紛失された場合は、企画研究部まで御連絡ください。)
8月5~7日の三日間で生命科学実習が京都府農林水産技術センター(生物資源研究センター)で行われました。今回,実習を担当してくださったのは京都府立大学大学院生命環境科学研究科(細胞工学研究室)の武田征士先生です。
実習の内容は,モデル植物シロイヌナズナを用いて遺伝子解析技術を学びながら花器官の発生を遺伝子・細胞・器官レベルで理解するというものでした。実習に参加した1年生たちは,高校では体験できない実験(DNA抽出,PCR,電気泳動,電子顕微鏡操作など)に熱心に取り組み,バイオ系の基礎的技術を習得できたことにとてもやりがいを感じているようでした。ピペットマンやエッペンチューブなどの生徒たちに聞きなれない実験器具の操作にも随分と慣れたようです。
これらの他にも,大学附属農場を見学した際には,旬のブドウを実際に収穫する体験をしたり,センター所長による京都の伝統野菜(京野菜)についての講義を受講したりしました。いずれも興味の尽きない内容ばかりで充実した実習となりました。
ブドウ畑で味わう採れたてのブドウは,とても甘くてビックリしました。
高校の生物の教科書には「花器官のABCモデル」というものが紹介されていますが,今回は実際にシロイヌナズナを使って表現型と遺伝子型の整合性を詳細に調べることができました。自分自身のからだを動かしながら実験で詳しく探究すると随分と理解が深まるような気がしました。
また,ユーモアセンスに長けた武田征士先生の講義と解説には絶えず笑いを誘うものがあり,研究を楽しむ姿勢だけでなく,研究者としての強い情熱や使命感が伝わってきました。引率した本校の教職員もそのお人柄に魅力を感じて学校に戻りましたが,最先端の研究内容だけでなく,科学者としての在り方や生き方に触れることができることもサイエンスプログラムのおもしろさだと感じています。
今後は実験データをまとめる作業に入り,9月下旬にポスター発表ができるように準備を進めていきたいと思います。
平成27年7月29日(水)~31日(金)、南陽高校サイエンスリサーチ科1年生20名が京都大学フィールド科学教育研究センター舞鶴水産実験所を訪れ、2泊3日の臨海実習に取り組みました。
初日は、京都大学舞鶴水産実験所の船に乗り、海水の塩分濃度や水温などを測定すると同時に、採取ネットで生物収集を行い、海浜生物の生きている姿を直接見たり手に触れて確認しました。
2日目は、測定したデータの解析や、採集した生物の同定作業を行いました。また、魚の内臓を取り出し、胃の中の内容物から何を食べているのかということも調べました。その後、海洋環境と生物の多様性および個体数との関係について考察したことをまとめ、最終日に班ごとに発表しました。南陽高校の卒業生が京都大学舞鶴水産実験所におられ、先輩が大学でどのような研究を行っているのかなど、直接お話を聞く事が出来ました。
【生徒の感想】
・図鑑とか教科書だけではわからないようなことを、船の上とか実験室で体験できて、よい経験になりました。多くの生物を調べていく作業は大変だったけど、とても楽しかったし、この分野をもっと知って、できれば関わっていけたらいいなと思いました。
・1つのことを研究し、考察などでいろいろな可能性を考えることは、こんなにも楽しいことなんだと知ることができてうれしかったです。
・海洋の研究というものを初めてやることに対して、難しいかな、自分にもできるかな、とドキドキと不安がありました。行ってみると、すべてが初めての経験ばかりで、見るもの聞くものすべてが楽しかったです。とても忙しくて大変だったけれど、充実した2泊3日でした。
7月11日(土曜日)に、サイエンスリサーチ科の生徒を対象にした夏のサイエンスプログラムの事前学習が行われました。
今年度は7つの教育プログラムが企画されました。どのプログラムを受講してもとてもおもしろそうです。
①英語実習 「日本と外国との文化比較」
②社会実習 「軍都深草&水上都市淀ツアー ~古地図を片手に京都を歩こう~」
③超伝導実習 「超伝導物質の電気抵抗測定と磁化率測定」
④植物園実習 「植物の適応と進化を探る」
⑤舞鶴実習 「海洋生物の多様性とそれを探る科学的方法」
⑥生命科学実習「花のかたちと遺伝子解析」
⑦地域政策実習「Meet the World project~高校生によるまちづくり~」
それぞれのテーマを見てみると、大学や官公庁などの研究機関と連携しフィールドでデータを集めてくるのが特徴です。夏休み明けはデータの分析に追われそうですが、普段の授業では味わうことのできない貴重な経験になりそうです。
さて、このうち生命科学実習を選択した6名の受講生は一体どんなことを体験したのでしょうか。
当日の様子をそっと覗いてみると、ヒマワリ、アジサイ、バラ、トルコキキョウ、カーネーションなどの身近な花を用いて「花の解剖実習」を体験していました。一つ一つどの花を取って見てもその構造の違いに驚かされます。
事前学習 そして最後に、京都府立大学大学院(生命環境科学研究科)の武田征士先生に来校していただき、「花のかたちと遺伝子」というタイトルの講演が1時間半ほど行われました。知的興奮の続く講義内容に受講者は熱心に耳を傾け、質疑応答も積極的に行われました。
事前学習 さて、これからいよいよ夏のサイエンスプログラムが始まります。ワクワクドキドキのサイエンスを楽しんでいきたいと思います。
7月17日(金)に相楽中部消防組合消防本部から救急救命士にお越し頂き救急処置研修会を実施しました。夏季休業中に活動する部局の代表者と保健委員の救護係、保護者代表の計40名が参加しました。講習会では怪我をした際の応急手当や熱中症対策を学び、実際に三角巾を使っての応急処置法も学びました。
救急処置研修会参加者の感想
改めて熱中症や怪我をした時の対応を確認することができました。突き指をしたり、目にボールが当たった時なども、さらなる悪化を防ぐためにも病院に行く必要があるということでした。また、三角巾を使った実習においては、いざという時に実践できるように学ぶことができました。講師の消防本部の方に御礼申し上げます。